インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者   作:カオスサイン

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EPⅥⅩⅠ「文化祭!そして襲撃と…PARTⅣ」

Side春季

「次期候補、お前も早く学園に戻るんだ。

いざという時の為に我々も準備をしておこう」

「…ああ…」

ヤタさんからもたらされた情報はとんでもない前代未聞の代物だった。

早急にこの事をイチカ兄さんや千冬姉さん、音六に伝えなければ…だが兄さんや音六にはともかく本当にこの事を千冬姉さんに伝えて良いのか?

きっと知ってしまえば既に絶縁しているといえども彼女には…嫌それだけじゃない…下手をすれば残りの文化祭を皆が謳歌する所ではなくなってしまう!

それ程迄にも重大な案件なのだ。

「!?今のは…まさか!?…」

どっと押し寄せる何かに俺は震える。

学園の方で何か良からぬ事が起きている気がし急いで店を出た。

 

その頃、Sideイチカ

「…」

「どうしたんですかイチカさん?」

多少のトラブルがあったもののリトルガーデンとIS学園の初の会談が終わり俺は一人考え事をしていた。

それをカレンに心配される。

「ああ、嫌な予感が拭えないんだ…」

「…何が起きても私がイチカさん達を全力でサポートしますから!」

「ありがとうなカレン!」

「はい!」

だがこの時は予想以上にとんでもない事態が起きようとは思ってもみなかった。

それは学園祭最終日に起きた。

「キャノンボールファウストか…」

「イチカ君は参加しなくて良いのかい?」

「あれはISの競技ですからね。

ムッ!?…」

「どうしたんだい?まさか!?…」

「ええ…」

シャーロット博士と会話していると突然俺のヴァリアントの本能が危機を告げてきたのだ。

博士に一般生徒の避難誘導を任せ俺は外に出た。

そこで見たものは…オイオイオイ嘘だろ!?…

「なんなんだ此奴等は!?…」

大方亡国企業の構成員であろうが…いかんせん侵入してきた人数があまりにも多過ぎる!…

それにこの感じは!…約半数がよりにもよって人工ヴァリアントになってやがる!?

という事はあの元教皇が本格的に動き出した事になる。

「あははは!凄い力だわ!今迄ISに縋っていたのが馬鹿みたい!」

「これで世界を相手取れるわ!」

「ほらそこー!」

「男風情に味方する者なんて纏めて始末してやる!」

「うわあああー!?逃げろー!」

「奴等ッ!…」

テロリスト共は手当たり次第に鬱憤を晴らすかの様に破壊行動をしていた。

不味いぞ…いくら慢心している女尊男卑といえど流石にこの数を捌き切るのは困難を極める。 

「覚悟しろ汚らわしい男性操縦者!」

「!残影黑刺斬!」

「なんですって!?…」

「私達の力が!?…」

「だけどまだISが残って…」

「無駄だ!残影斬!」

「キャア!?」

俺が扱う武装もハンドレッドだという事を知らない奴等が突っ込んでくる。

そして上手く誘導出来た数人を残影黑刺斬で刺し斬る。

百武装が砕け散るが、奴等は即座にISを展開。

だが俺にそれは無意味だ。

残影斬で斬り伏せる。

「チイッ!?…」

「剣崎君!」

「山田先生!下がって下さい!

此奴等は先日お話したハンドレッドを所持しています!」

「ええ!?ど、どうすれば良いんですか?!」

「セラフィーノ、鈴、それとクレア会長達に救援要請をして下さい!

後は他の場所の確認と負傷者の救護を!

それまで俺がなんとか被害を抑えますので!」

「は、はい!お願いしますね!」

ようやく山田教諭率いる学園の救援部隊が駆け付けてくるがヴァリアブルコアの無いISでははっきりいって足手纏いだ。

それを聞いた山田教諭達は急行していく。

「間に合ってくれよ!…」

俺は闇切・改弐式とディヴァインブラスターを構え突撃していった。

 

 

 

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