インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者 作:カオスサイン
Side春季
ようやくお出ましって訳か、ノクターン級絶対天敵と大型サベージ!
「うおおおおー!」
「あ!?…」
「なっ!?…ぶべえ!?…」
恐らく禄でもない気持ちで飛び出してきたあの馬夏が零落百夜で絶対天敵に斬りかかっていく…がいとも簡単に返り討ちに遭い気絶した。
ISでも対抗出来る筈である絶対天敵にさえ負けるとかホントに天才(笑)だな。
「そこを退け!」
「おい馬鹿!?…待て!」
あの馬夏にしてこの駄姉ありか。
だがいくらこの世界の駄姉が実力(笑)があってもサベージには対抗出来ない。
「ふっ!…」
そうこう言っている内に駄姉が斬り裂いていく。
だが絶対天敵は沈黙してもサベージはそれだけで倒される程甘い相手などではないのだ。
「グアアー!」
「何っ!?…確実に急所を斬った筈だぞ!?…ぐはっ!?…」
驚愕する駄姉はサベージの反撃を喰らい壁に吹き飛ばされて無様に気絶した。
「仕方無い!
とっとと駆逐する!はああああー!」
俺は面倒過ぎる馬鹿姉弟達の行為に呆れ果てながらもエナジーを解放しサベージを一気に殲滅させた。
ン?事後処理?…もうこの世界にはこれ以上居られないと思った上、恐らく金輪際この世界には奴等は足を踏み入れないであろう。
そう思ったのはこの世界に奴等以上の何かを感じ取ったからだ。
処理は施しておいたし…だから説明した所で最早無意味の代物というものだ。
まあ、音六の対話のおかげでこれからIS人格コア達が頑張って世界を正常化…させてくれると良いな…。
「…良いのかな?…」
「ISコア達の願いが届かないならそれ迄。
まあ多少は変われる筈だよ。
だから気にしなくても良いさ…」
「そう?…」
音六としてもまだ納得いかない所みたいだがこれ以上は俺達が介入すべき件ではない。
俺は皆を呼び戻し転移ゲートを潜り抜けこの世界を後にした。
Side月夜
「消えた!?…」
俺と千春が救援に駆け付けた頃にはもう正体不明の化け物の姿も夏季斑の姿もどこにも見当たらなかった。
「真逆な…」
正体不明の化け物は恐らく奴等と同類…この出会いはこの世界に何をもたらしたのか?
どれだけ考えても全くといっていい程答えが出せる事はなかった。
Sideゼロ
「まさかISコアとの対話が可能だったとはな…織斑春季達がもたらしたものは予想以上の物だ!
もしも俺の予想している通りであれば女尊男卑主義者を叩くのがより確実な物となるかもしれぬな!」
ゼロはそう一人思案し呟くのだった。
この世界が変わっていくかは神のみぞ知る…。
予定より短め、これにて終わりです。
理想郷さんありがとうございます。
次は御褒美タイム!?