ドラえもんのいないドラえもん  ~超劇場版大戦 地球は何回危機に遭う~   作:ルルイ

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 ごめんなさい。
 鉄人兵団のお話ですが、壮大なストーリーを想像し過ぎて書くのにあまりに時間が掛かるので、予告編だけで話を飛ばしてしまいました。
 中編予定だったので劇場版のお話をさっさと全部終わらせたかったんです。
 同時投稿で鉄人兵団の話が終わった後の話を次話に投降してますのでどうぞ。

 鉄人兵団のお話の本編を投稿出来るかは未確定です。
 自信がありませんが、いつか書きたいと思っています。

 予告編と書きましたが、大体はストーリー設定の初期構想です


予告編 (仮題)超・鉄人兵団 メカトピア大戦

 

 

 

 

 

●第一章 起

 

 

 

 

 

 地球を遠く離れたロボットだけの星メカトピアで議会が開かれた。

 

 

 

「では人間奴隷化計画の法案は、賛成多数で可決といたします」

 

 

 

 議会で可決された法案で唯一反対していた議員が語る。

 

 

 

「人間を奴隷にするのでは戦前と変わらない。 歴史を繰り返そうとしているのだぞ!」

 

 

 

 功績を上げるために先行部隊に志願する者。

 

 

 

「俺はもっと上にいくんだ」

 

 

 

 地球に潜入するも捕らえられた先で教えられる、地球の歴史に驚愕する少女の姿をした工作員。

 

 

 

「嘘、これが人間達の歴史だなんて。 メカトピアのロボットの歴史と似すぎている…」

 

 

 

 宇宙空間に仕掛けた罠によりおびき寄せた鉄人兵団を迎え撃つ、ひみつ道具を駆使して作られたロボット軍団。

 

 

 

「これは前哨戦だ。 勝って当然の演習だと思って確実に殲滅しろ」

 

 

 

 地球侵攻の司令官は地球を守るロボットの軍団の猛攻に狼狽える。

 

 

 

「撃て撃て撃てぇ! 奴らをワシの船に近づけさせるなぁ!」

 

 

 

 地球に派遣された鉄人兵団が全滅したことが、本星に伝わり狼狽える議会。

 

 

 

「すぐにメカトピア全域に厳戒態勢を指示しろ! 地球人が攻めてくるぞ!」

 

 

 

 新たなメカトピアの戦乱の狼煙に嘆く、かつて聖女と呼ばれた女性ロボット。

 

 

 

「また争いが始まろうとしている。 我々はやはり神の理想を体現することは出来ないのでしょうか…」

 

 

 

 

 

●第二章 承

 

 

 

 

 

 地球の歴史と文化を知ったリルルは、人間も心を持つロボットと変わらないのだと諭される。

 

 

 

「奴隷として虐げるのはロボットでも人間でも間違っている。 アシミー様の言ってることは正しかった」

 

 

 

 送り込んだコピーの一人を非戦派と接触させるためメカトピアに送り込むと同時に、地球に侵攻させない為に戦線をメカトピア星宙域に作る。

 

 

 

「非戦派と接触する時間を稼ぐために戦線を維持しないといけない。 戦力では負ける事はないだろうが長期戦になるぞ」

 

 

 

 メカトピア星宙域で勃発したメカトピア軍との戦いは苛烈を極めるが、性能面で優っている地球(ハジメ)軍がメカトピア軍のロボットを数多く撃破していた。

 

 

 

「数で持ちこたえているが性能差で膠着状態だ。 何かしら決定打が無ければ状況を打破出来ん」

 

 

 

 大量のメカトピア兵を動員する事で一見膠着状態に見えるが、地球軍が積極的に戦線を押し込もうとしない事で戦線が維持されていた。

 

 

 

「新型の宇宙対応巨重換装戦闘兵を投入せよ!」

 

 

 

 投入されたジュドと同サイズの戦闘兵に一時的に優位に持ち込むもそれはハジメ達の戦略で、押されたように見えた所に地球軍も大型ロボットを投入することで戦況を撒き戻す。

 

 

 

 

 

●第三章 転

 

 

 

 

 大型ロボットが投入されるも膠着状態は維持され、議員の一人が新型兵器と称して謎の円盤が戦線に送られる。

 

 

 

「奴らの部下がうまく戦場を混乱させてくれるといいのだが…」

 

 

 

 指揮官クラスのハジメの部下のロボットが反乱を起こし、母艦の一隻が内部から破壊される。

 

 

 

『マイスター! ゼータが暴走し二番艦が中破しました!』

 

「なんだって?」

 

 

 

 すぐさま対処に回るがそのために戦線を後退せざるを得ず、一時的な敗退を甘受することになる。

 

 

 

「暴走の原因がこいつらとは…。 対処出来ない訳ではないが油断は出来そうにないな」

 

 

 

 予想外の敵にハジメが驚いているころ、メカトピア地上では決起した反乱軍に議会が制圧されていた。

 

 

 

「メカトピアは再び、いや宇宙は王の君臨によって支配されるのだ、このオーロウ王の手によってだ」

 

 

 

 議会が制圧されると同時期に、潜入していたハジメは非戦派の導きでかつての戦争の英雄と聖女に出会う。

 

 

 

「私は皆が平等に幸せになれる世界を望みました。 終わったと思っていましたが今一度立ち上がらなければならないようです」

 

 

 

 聖女が反乱軍に呼びかけるも君主制の復活を宣言し、聖地を拠点として現れた無数の隷属ロボットが民主派のメカトピア人を攻撃する。

 

 

 

『オーロウオウバンザイ、オーロウオウバンザイ』

 

 

 

 

 

●第四章 結

 

 

 

 

 

 オーロウ王率いる君主派が台頭する事と聖女の呼びかけによって、地球軍との宇宙での戦いは休戦となり、メカトピア軍は反乱を抑えにかかるが隷属ロボットと寄生機械によって数の差をなくして押される。

 

 

 

「奴ら、禁忌を冒してやがる。 サーキットエラーだ!」

 

 

 

 メカトピア軍の劣勢に聖女とリルルの呼びかけで地球軍が戦線に参加する。

 

 

 

「敵はメカトピアの原初の法すら守らない無法者だ。 遠慮はいらない、全軍投入だ!」

 

 

 

 メカトピア軍との戦闘では加減で温存していた戦力を一斉投入し、正規軍反乱軍両方の度肝を抜く。

 

 

 

「私をここまで手古摺らせるとはな。 だが貴様らの抵抗は真の絶望を目にすることになる」

 

 

 

 聖地にて過去の戦時から建設され続けていた超大型巨大ロボットがオーロウ王の手によって起動する。

 

 圧倒的質量と火力によってハジメの優れたロボット達も撃墜していく。

 

 それでもメカトピア人達は平和の為に戦おうとしたとき、ハジメが新たなひみつ道具をとりだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――超・鉄人兵団 メカトピア大戦―――

 

         ―――公開未定!―――

 

 

 




 そんなわけで鉄人兵団の事件は構想だけで、本編は公開未定です、すいません。
 上記のストーリーをしっかり書こうと思ったら文庫本並の文章量になると思ったんで、時間が掛かり過ぎると予告編だけに断念しました。

 書いたとおり原作のように歴史の改ざんによる解決は最後の手段にして、小宇宙戦争の時から作ってきた戦力で鉄人兵団の襲来を撃退して、舞台を敵惑星メカトピアに移して盛大な宇宙間戦争で決着を付けようという設定です。
 メカトピアの独自設定も出してきて内乱やらなんやら起こして、いろいろややこしい事態になる予定ですので、短編ではとても書ききれないかと。
 他にも公開していない設定や複線などがありますが、それは本編が掛けた場合に。
 今は構想だけで本編は全く書けてないですが…


 参考資料としてはメカトピアはかつて格差社会があったとか、メカトピアのロボットの標準が人よりちょっと大きいサイズなのにジュドだけデカいのはなんでなのとか、そういったところも引き合いに出して設定を考えています。
 それが生かされるのはだいぶ先かと思いますので、後は読んでくれた人の想像にお任せします。



 ちなみに最後にハジメが取り出したひみつ道具は、大半の人が予想できるひみつ道具の予定です。

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