「赤いスカーフを巻いた男の人…だと?」
「ならば急がなければ!ナンバーズが取られてしまう!」
『それはないから大丈夫。この先行われるデュエルはタッグデュエル。もう1人デュエリストが到着するまでは、彼もデュエルができないからね。さあ、お喋りはここまでだ。奥の部屋に進んでよ。』
ランク1のエクシーズモンスターが描かれた壁の真下が真上にスライドし、次のステージへの入口が開かれた。
「ここが2ステージ目か。」
「同じような部屋だな。」
『このデュエルは3ステージで完結する。さあ、Ⅲ!君にはデュエルを続けてもらおう!』
「僕は構いませんよ!何回でも勝利してみせます!」
『威勢がいいね。じゃあ、ステージ2の始まりだ!』
Ⅲ
・LP2500
・手札なし
・(モンスター)《先史遺産コロッサル・ヘッド》(ATK800)
・(魔法・罠)なし
相手
・LP3000
・手札なし
・(モンスター)《妖精騎士イングナル》(ATK2200)(ORU1)/《
・(魔法・罠)1枚
《妖精騎士イングナル》
エクシーズモンスター
ランク6/地属性/植物族/攻撃力2200/守備力3000
レベル6モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールド上のカードを全て持ち主の手札に戻す。この効果の発動に対して相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》
エクシーズモンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻撃力2600/守備力0
エクシーズモンスター
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのエクシーズ召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
➀:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
➁:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
《ソードブレイカー》
エクシーズモンスター
ランク6/地属性/戦士族/攻撃力2700/守備力1000
レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、種族を1つ宣言して発動できる。このカードが、宣言した種族のモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。
「今度は僕のフィールドに《先史遺産コロッサル・ヘッド》と、相手フィールドに3体のモンスターエクシーズ。行きます!」
デュエル!!
Ⅲ :LP2500
相手:LP3000
「《エクシーズ・トレジャー》を発動!フィールドのモンスターエクシーズ3体分、カードを3枚ドローする!」
「よし!いけっ!Ⅲ!」
(今現在、オーバーレイユニットを持っているのは、《妖精騎士イングナル》と《ソードブレイカー》。《ソードブレイカー》はオーバーレイユニットを1つ使い、宣言した種族のモンスターとバトルを行う時、ダメージ計算を行わずに破壊できる。あのモンスターを残しておくと厄介だ。《妖精騎士イングナル》の効果も、フィールドのカード全てをデッキに戻す効果で、かなり厄介。だけど、その効果を使うには、オーバーレイユニットが2つ必要。なら、今は手をつけなくても良い…)
カードを3枚ドローしたⅢであったが、手札をずっと睨んでいる。相手のフィールドのエクシーズモンスターの数だけドローできるとは言え、1枚1枚で相手のエクシーズモンスターを倒せるとは限らない。
「いきます!僕は手札から、《先史遺産カブレラの投石機》を攻撃表示で召喚!」(2)
《先史遺産カブレラの投石機》:攻撃力0
「さらに、《先史遺産モアイ》を特殊召喚!このカードは自分フィールドにオーパーツモンスターがいる場合、手札から特殊召喚することができる!(1)」
《先史遺産モアイ》:守備力1800
「カブレラの投石機の効果発動!自分フィールドのオーパーツモンスター1体をリリースして、相手フィールドのモンスターの攻撃力を0にする!」
カブレラの投石機は自らの手を使って何とモアイをソードブレイカーに投げつけた。
ソードブレイカーは咄嗟のことで避けることができず、モアイの下敷きになっている。
《ソードブレイカー》:攻撃力2700→攻撃力0
『随分と大胆な戦術だね。だけど、攻撃力800のコロッサル・ヘッドの攻撃じゃ、ダメージはほとんど受けないね。』
「それは、これを見落としていますよ!僕は、レベル4の《先史遺産コロッサル・ヘッド》と、《先史遺産カブレラの投石機》でオーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイユニットを構築!エクシーズ召喚!!」
現れろ、《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》!!
ミニチュアの古代都市がバリアのようなものに囲まれている、そんなモンスターがⅢの目の前に浮遊し始めた。
《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》
エクシーズモンスター
ランク4/光属性/機械族/攻撃力2000/守備力2500
「先史遺産」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名の付いたモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。この効果は相手ターンでも発動できる。また、自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。相手フィールド上の、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター1体を選択して破壊する。
『ナンバーズ!?』
「そうです!僕たちだって、何もせずに手をこまねいていた訳じゃありませんよ!フォーク=ヒュークの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、モンスター1体の攻撃力を0にする!ヴァンパイア・シェリダンの攻撃力を0に!」
《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》攻撃力2600→攻撃力0
古代都市の建物の一つから閃光が放たれ、それをまともに受けたシェリダンは気分を悪くしたかのようにその場に蹲った。
「いいぞⅢ!これで相手の場には攻撃力0のモンスターが2体!」
「さらに僕の手札は1枚残っています!《先史遺産クリスタル・スカル》の効果発動!手札からこのカードを捨てて、デッキからオーパーツモンスター1体を手札に加える!僕はデッキから《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》を手札に加えます!さらに、このアステカ・マスク・ゴーレムは、自分が通常魔法を発動したターンなら、特殊召喚することができる!!(0)」
《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》:攻撃力1500
「よし!《ソードブレイカー》とヴァンパイア・シェリダンは攻撃力0!!それに対して、Ⅲの場には攻撃力2000と1500のモンスターが1体ずつ!2体の攻撃が通れば3500ダメージ!元のライフが3000である相手は、倒せる!」
Vがわざわざそこまで説明をする。
「いきます!まずはアステカ・マスク・ゴーレムで、ヴァンパイア・シェリダンを攻撃!」
『僕は罠カード、《バトル・ディスチャージ》を発動!』
「なっ!!トラップ!?」
《バトル・ディスチャージ》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に1000ライフポイントを払って発動することができる。その攻撃を無効にする。その後、自分フィールド上に存在するエクシーズモンスターをリリースすることによって、バトルフェイズを終了させることができる。この効果を発動した場合、次のスタンバイフェイズに、自分フィールド上に存在するエクシーズモンスター1体を選択し、このカードをそのモンスターの下に重ねて、エクシーズ素材とすることができる。
『ライフを1000払い、自分のエクシーズモンスターをリリースし、攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!』
相手:LP3000→LP2000
リリースしたモンスター:《ソードブレイカー》
「だったら僕は、フォーク=ヒュークの効果を使います!自分のオーパーツモンスター1体をリリースして、相手フィールドの攻撃力が異なっているモンスター1体を破壊します!僕が破壊するのは、ヴァンパイア・シェリダン!!」
《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》が飛び上がり、光の玉となって、ヴァンパイア・シェリダンへとぶつかる。ヴァンパイア・シェリダンもまた光となり、消滅した。
(ダメージは与えられなかったけど、モンスターエクシーズは2体倒した。あと1体いる《妖精騎士イングナル》は、効果が使えない。オーバーレイユニットが1つ足りないんだ。フォーク=ヒュークの効果は相手ターンでも使うことができる。イングナルが攻撃を仕掛けた時に発動すれば、返り討ちも狙える!)
「僕はターンエンドです!(0)」
<Ⅲ:伏せなし 相手:伏せなし>
『じゃあこちらのターンだね。デュエリストが立っていないから違和感があるねえ。まあいいか。ドロー!(1)』
そういうと、奥の部屋への入口の目の前に、大きな石板が落ちてきた。相手の手札ということだろう。
『このスタンバイフェイズに、《バトル・ディスチャージ》の効果発動!このカードをオーバーレイユニットとして、僕のフィールドの《妖精騎士イングナル》に重ねる!これで、イングナルのオーバーレイユニットは2つだ!』
「何だって!?そんな効果が!」
『これで準備は整ったね。《妖精騎士イングナル》の効果発動!オーバーレイユニットを2つ使い、相手フィールドのカード全てをデッキに戻す!』
イングナルが手に持っている剣を振り回すと、Ⅲは咄嗟にフォーク=ヒュークに手を伸ばしたが、効果を発動することはできなかった。
「フォーク=ヒュークの効果が使えない!?」
『残念だけど、イングナルのモンスター効果に対して、相手は魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない!』
「そんな!」
『これで君のフィールドは丸裸だ!イングナルで、ダイレクトアタック!!』
エンシェント・エンレイジ!!
「うわっ!」
Ⅲ:LP2500→LP300
「Ⅲ!!」
「大丈夫か!?」
「まだです!まだ僕のライフは残っています!」
『けど君の手札は0枚。これで何ができるというのかな?ターンエンドだよ。(1)』
<Ⅲ:伏せなし 相手:伏せなし>
「僕のターン!(1)僕は魔法カード、《先史遺産の記録》を発動!」
『オーパーツ・レコード…?』
「このカードはライフポイントを半分払って、このデュエル中に特殊召喚したオーパーツモンスター1体を自分のエクストラデッキから攻撃表示で特殊召喚できる!」
「何だと!?」
Ⅲ:LP300→LP150
「再び現れろ!《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》!!」
『だけど、どうするのかな?オーバーレイユニットはない!』
「それはご心配なく!《先史遺産の記録》は、発動後オーバーレイユニットとなって、復活させたモンスターの下に重ねられる!」
フォーク=ヒュークの周囲を、再び黄色のオーラをまとった玉のようなものが纏い始める。
『何!?またオーバーレイユニットが!』
「いきますよ!フォーク=ヒュークの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、モンスター1体の攻撃力を0にします!」
《妖精騎士イングナル》:攻撃力2200→攻撃力0
『くっ!』
「バトル!フォーク=ヒュークで、イングナルを攻撃!!」
古代都市のミニチュアのようなものの灯台から、光が放たれ、イングナルの体を貫いた。その後間もなくして、相手のライフポイントが0になった。
相手:LP2000→LP0
「おおお!!」
「やったな、Ⅲ!」
少年のような微笑みを見せながら、彼は振り返った。
『すごいね。こうも簡単に2ステージまでクリアするなんて。じゃあいよいよ最後のステージだ!!奥に進んでよ。』
「よし!最後のステージも、勝たせてもらいます!」
最終ステージも、今までと同じような風景だった。だが、それはデュエルモードがオンになるとすぐに恐ろしいものへと変わった。
『さあ、これが、最終ステージのキャストたちだ!』
Ⅲ
・LP1
・手札0枚
・(モンスター)なし
・(魔法・罠)なし
相手
・LP4000
・手札0枚
・(モンスター)5体のエクシーズモンスター
・(魔法・罠)なし
『聳え立て!《魔海城アイガイオン》!!』
《魔海城アイガイオン》(エクシーズ素材:0)(小説版)
エクシーズモンスター
ランク8/水属性/機械族/攻撃力0/守備力3000
レベル8モンスター×2
「魔海城アイガイオン」の➀➁の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
➀:相手のエクストラデッキから裏側表示のモンスターをランダムに1体除外する。
このカードの攻撃力は除外したモンスターの攻撃力と同じになる。
➁:このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、除外されている相手の融合・シンクロ・エクシーズモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをエクストラデッキに戻し、そのモンスターと同じ種類(融合・シンクロ・エクシーズ)の相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
『最強の攻撃力を持つ《超量機神王グレート・マグナス》!!』
《超量機神王グレート・マグナス》(エクシーズ素材:0)
エクシーズモンスター
ランク12/光属性/機械族/攻撃力3600/守備力3200
レベル12モンスター×3
➀:このカードのエクシーズ素材の種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。フィールドのカード1枚を選んでデッキに戻す。
●4種類以上:このカードは「超量」カード以外のカードの効果を受けない。
●6種類以上:相手はカードの効果でデッキからカードを手札に加える事ができない。
➁:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分の墓地から「超量機獣」エクシーズモンスター3種類を1体ずつ選んで特殊召喚する。
『伝説を超えろ!《デーモンの超越》!!』
《デーモンの超越》(エクシーズ素材:1)
エクシーズモンスター
ランク6/闇属性/悪魔族/攻撃力2500/守備力1200
レベル6モンスター×2
➀:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「デーモンの召喚」として扱う。
➁:自分フィールドの「デーモンの召喚」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
➂:エクシーズ召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「デーモンの召喚」1体を選んで特殊召喚する。
『終焉をもたらせ!《終焉の守護者アドレウス》!!』
《終焉の守護者アドレウス》(エクシーズ素材:1)
エクシーズモンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻撃力2600/守備力1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。
『そして最後に…《No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ》!!』
《No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ》(小説版)(エクシーズ素材:2)
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/水属性/植物族/攻撃力3200/守備力2800
レベル8モンスター×3
このカードは「No.」と名の付いたモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。
●相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して発動できる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、選択されたカードは発動できない。
●フィールド上の植物族モンスター1体を選択して裏側守備表示にする。
●フィールド上のモンスター1体を選択し、その攻撃力を300ポイントアップする。
「ナンバーズまで!?」
『さあ始めよう!最後のデュエルを!!』
デュエル!!
「いきます!僕のターン!(1)僕は、《エクシーズ・トレジャー》を発動!フィールドにいるモンスターエクシーズは5体!よって僕は、5枚のカードをドローします!」
「いけっ!Ⅲ!!」
「遊馬並みのシャイニングドローを見せつけるんだ!」
Ⅲはパッと手を内側に向け、彼の引いたカード5枚を見つめた。
「よし!これなら!《先史遺産ゴールデン・シャトル》を召喚します!」
《先史遺産ゴールデン・シャトル》:攻撃力1300
「ゴールデン・シャトルの効果発動!1ターンに1度、このカードのレベルを1つアップさせることができます!よって、ゴールデン・シャトルのレベルが、5にアップ!」
《先史遺産ゴールデン・シャトル》:☆4→☆5
「さらに、《先史遺産モアイ》を特殊召喚!このカードは自分フィールドにオーパーツモンスターがいれば、特殊召喚できる!!」
《先史遺産モアイ》:☆5/守備力1800
『2体のレベル5のモンスター。それは困るな。僕は、《魔海城アイガイオン》の効果発動!』
巨大要塞のモンスター、アイガイオンの心臓部らしきところから赤いレーザーが放たれ、Ⅲのデュエルディスクのエクストラデッキを捉えた。
「こ…これは!?」
『このカードは、1ターンに1度、相手のエクストラデッキからランダムにカード1枚を除外して、攻撃力を得ることができる!これで…エクシーズ召喚を封じさせてもらうよ!』
アイガイオンの放ったレーザーの先には、先ほどⅢが使用したナンバーズの超機関フォーク=ヒュークの姿があった。
『フォーク=ヒューク…!!そのモンスターはランク4!!』
「そうですね!ランク4のモンスターエクシーズが除外されても、どうってことないですよ!」
『くっ。』
《魔海城アイガイオン》:攻撃力0→攻撃力2000
「僕はレベル5の2体のモンスターで、オーバーレイ!!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
現れろ、《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》!!
《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》
エクシーズモンスター
ランク5/光属性/機械族/攻撃力2400/守備力1500
?
『ナ…ナンバーズ!?』
「マシュ=マックの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールドの、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターを選択し、そのモンスターの元々の攻撃力と、変化している攻撃力の差分のダメージを相手に与え、その数値分だけこのカードの攻撃力がアップします!」
インフィニティ・キャノン!!
壁面から出た砲塔からすぐに無数の射撃が浴びせられ、アイガイオンおよびその奥のスペースに弾丸が降り注いだ。奥のスペースというのは、もちろんデュエリストが立っているべきところである。
『うわああっ!』
相手:LP4000→LP2000
「まだです!インフィニティ・キャノンによって与えたダメージが、マシュ=マックの攻撃力に加わります!」
《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》:攻撃力2400→攻撃力4400
『攻撃力4400!?』
(この状況、どのモンスターに攻撃しても、彼のライフを0にすることはできない。だったら、次のターンになった時に、どのモンスターを残して置いたらまずそうかを考えるしかない。
アイガイオンは守備表示で、攻撃力は2000。僕のエクストラデッキを破壊できるけど、フィールドを破壊しないのなら、問題はない。
グレート・マグナスは攻撃力3600だけど、オーバーレイユニットがないから、効果も使えないはず。
デーモンの超越は、《デーモンの召喚》として扱い、《デーモンの召喚》が破壊される場合、代わりにオーバーレイユニットを1つ使うことができる。身代わり効果というだけなら、これも放っておいても大丈夫なはず。
雪月花美神クイーン・オブ・ナイツの効果はわからないから怖いけど…
《終焉の守護者アドレウス》。あのモンスターは、オーバーレイユニットを1つ使えばフィールドのカード1枚を破壊できる。次のターンで、僕のカードを確実に破壊しに来る!なら…)
「バトル!マシュ=マックで、《終焉の守護者アドレウス》を攻撃!ヴリルの火!」
マシュ=マックから放たれ、洞窟の天井に当たった光線が跳ね返るようにしてアドレウスに向かう。いつの間にか光線は炎へと変わっており、アドレウスは成す術もなく焼き尽くされてしまった。
『なにっ!!ぐっ!』
相手:LP2000→LP100
「おおっ!!」
「いいぞⅢ!もう奴のライフはわずか100だぜ!」
「僕はここで負ける訳にはいきません!勝たせてもらいますよ!カードを2枚伏せて、ターンエンドです!!(1)」
(次回に続く)
<今日の最強カード>
《エクシーズ・トレジャー》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスターの数だけ、自分のデッキからカードをドローする。
<次回の最強カード>
《RUM-アージェント・カオス・フォース》
通常魔法
?