ヒカリのキセキ   作:シェルター15

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VS沢渡

場面は移って、数日後。

今俺たちはLDS内の一室にいる。

赤馬零児が手配した家は、結構居心地が良かった。

 

ランサーズは全員ここに集合との、赤馬殿のお達しだ。

それはいい。周りの奴らになんかけが人が多いのも、それはいい。

だが問題がある。

 

知り合いが一人もいない!

 

だって周りは不審者と精神障害、二重人格に忍者、ナルシストに漢、可愛い女の子だぞ⁉︎

 

しかもみんな2、3人ぐらいのグループになってるし。

唯一1人のクロサキさんは、ベクター並みの目してるし。

誰に話かけろっていうんだよ‼︎

 

ランサーズ……入るんじゃなかったかも………

 

ちなみにデュエルはしていない。

ユーヤくんと赤馬零児のデュエルを見て、全員あのレベルならばまぁいいだろうと思ったのだ。

 

それに、ユーヤくんと俺は一回デュエルしてる。

瞬殺したとはいえ、ゴンゲンザカくんともやってるし。

 

ゴンゲンザカくん。俺は今ひとりぼっちだ。

一緒にデュエルした仲間として、少しは俺を気にかけてくれてもいいんじゃないかな?

 

どう見ても、俺寂しそうな顔してるよね?

無視かよ。

いやね?言葉を発したわけではないよ?だけどね?そういうオーラを出してるのに、全く気にかけないってのはどうなのよ。

漢ゴンゲンザカの株が下がるぞ。

 

「揃ったか」

 

この声は。しゃっちょぉぉぉ。やっと俺を知っている人が来た。なんてひどい目にあわせてくれるんですか。ひどいじゃないですか。

 

「ランサーズメンバー8人。全員揃っております。隊長殿」

 

俺が入っている。良かった。

 

「8人ではない」

 

「おおっと、これは失礼。隊長含めて9人」

 

「10人だ。零羅も連れて行く」

 

あれが赤羽零児の弟か。零羅という名前らしい。社長曰く、彼の腕は社長に匹敵するそうだ

 

「われわれはこれからシンクロ次元へ行く。シンクロ次元で仲間を募り、われわれスタンダードと絆を結び、ともにアカデミアに対抗する同盟関係を結ぶためだ」

 

「同盟だと…⁉︎そんなぬるいことをしている暇はない‼︎貴様みたいなヘタレと手を組んだのが間違いだった……俺は一人で融合次元に乗り込み、瑠璃を救い出す!」

 

クロサキさん、やっぱり切れたよ。ルリという妹がアカデミアにとらわれていて、それを救い出そうとしているというのを聞いた。

しかも、めっちゃ短気だということも分かった。

 

けど、セレナちゃんに止められた。ナイス説得。

ユズという娘が、シンクロ次元にいることも分かった。

ユーヤくんが言ってたユズって、その子のことか。

 

「ふん。不本意だがいいだろう。だがもうひとつ、気になることがある。こいつは誰だ!こないだもお前の横にいたな。何者だ?」

 

指差されたのは、俺だ。

クロサキさん…まさか貴方が救いの手を差し伸べてくれる神だったとは…!不審者とか言ってごめんなさい。

ゴンゲンザカくんとは、大違いだ。

 

「彼もランサーズメンバーだ。名は笠原 聖。私が直接スカウトした。実力は保証する」

 

「なんだと……⁉︎他の奴らは、仮にもオベリスクフォースを倒している。戦力として数えてやらなくもない。

だがこいつは、何もやっていない。そんな何処の馬の骨とも分からないようなやつと、一緒に戦えるか‼︎」

 

散々な言われようだな………

 

「オベリスクフォースならば、彼も倒している」

 

え?俺倒したっけ?

まずそもそも、オベリスクフォースって何?

 

「なんだと…⁉︎」

 

「そんなに彼の実力が信じられないのならば、実際にデュエルしてみればいい」

 

「おもしれぇ。この沢渡様が、お前の実力を直々に見てやろうじゃねぇか!俺とデュエルだ!」

 

ナルシストくんは、サワタリくんというらしい。ていうか今、クロサキさんと戦う流れじゃなかった?

それと、なんでデュエルする流れになってるんですかね?

 

「いいだろう。そいつに勝ったなら、おまえのランサーズ加入を認めてやろう」

 

クロサキさん何様ですかあなた…

え?なに?やっぱデュエルする流れ?

勝てば文句はないらしい。

 

仕方がない。遊星やジャック、クロウに会うためだ。やってやるか。もう色紙は買ってあるんだ。後には引けない。

 

それにこいつらの力ももっと知っておきたいしな

 

俺はデュエルディスクを構えた。

その瞬間、クロサキさんの顔色が変わった。

 

「貴様……⁉︎」

 

ん?俺何かした?

 

「なぜ貴様がそのディスクを持っている⁉︎そのディスクは融合次元……アカデミアの物だぞ⁉︎

貴様……アカデミアか⁉︎答えろ‼︎」

 

「「「「「「なん……だと……⁉︎」」」」」」

 

そうだった…しまった……!

そういえばこれ、アカデミアのやつとか言ってたな……

どうしよう………

 

「おい、赤馬零児!貴様が直接スカウトしたと言っていたな‼︎これはどういうことだ⁉︎」

 

「……まったく……先日渡したスタンダードのディスクを使うように言ったものを……」

 

「わりい」

 

すっかり忘れていた

 

「なんだと……⁉︎」

 

「…理由は不明だが、私が彼と出会ったとき、彼はその融合次元のディスクを使っていた」

 

「ならば奴はアカデミアだろう⁉︎」

 

クロサキさん……胃痛が心配だ……

 

「セレナ、アカデミアにいたとき、彼の姿を見たことはあるか?」

 

「いや…私は基本的に軟禁されていたからな。あまり外に出たことはないんだ…

だが少なくとも、私は見たことはないな……」

 

「(う〜ん…僕も見たことないねぇ……)」

 

「だそうだ。先ほども言ったが、彼はオベリスクフォースを倒している。大丈夫だ。彼は敵ではない」

 

おやおや〜?決めつけちゃっていいのかな〜〜?

正直俺はこの世界のことは、全くと言っていいほど知らない。今は興味本意で動いているが、いつ裏切るとも分からんのに…

 

「ちっ、まぁいいだろう。俺はお前たちも仲間だとは思っていない。アカデミアを滅ぼすまでは、邪魔する奴ら全員が敵だ!」

 

悲しいな……クロサキさん………

 

「とにかく、いくぜ?アクションフィールド、オン!」

 

『フィールド魔法、クロスオーバー』

 

「「デュエル‼︎」」

 

「俺様が先攻だ。俺のターン!

俺はスケール1の魔界劇団デビルヒールと、スケール8の魔界劇団ファンキーコメディアンで、ペンデュラムスケールをセッティング!

ペンデュラム召喚!現れろ、魔界劇団サッシールーキー、魔界劇団ビッグスター!

俺様は一枚伏せてターンエンドだ!さぁ、さっさとかかってきやがれ!」

 

 

 

《魔界劇団まかいげきだん-サッシー・ルーキー/Abyss Actor - Sassy Rookie》 †

ペンデュラム・効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守1000

【Pスケール:青2/赤2】

(1):自分フィールドの「魔界劇団」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、

代わりにこのカードを破壊できる。

【モンスター効果】

(1):このカードは1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。

(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。

デッキから「魔界劇団-サッシー・ルーキー」以外の

レベル4以下の「魔界劇団」モンスター1体を特殊召喚する。

(3):このカードがPゾーンで破壊された場合、

相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを破壊する。

 

 

 

《魔界劇団まかいげきだん-ビッグ・スター/Abyss Actor - Superstar》 †

ペンデュラム・効果モンスター

星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800

【Pスケール:青3/赤3】

(1):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、

自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

【モンスター効果】

(1):このカードの召喚・特殊召喚成功時に相手は魔法・罠カードの効果を発動できない。

(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

この効果でセットしたカードはエンドフェイズに墓地へ送られる。

 

 

「いくぜ、俺のターン、ドロー!俺はフォトンスラッシャーを特殊召喚!このカードは自分のモンスターがいないとき特殊召喚できる。さらに自分の場にフォトンモンスターがいる事で、フォトンバニッシャーを特殊召喚できる!フォトンバニッシャーの召喚時効果で、デッキから銀河眼の光子竜を手札に加える」

 

 

 

《フォトン・スラッシャー/Photon Thrasher》 †

特殊召喚・効果モンスター

星4/光属性/戦士族/攻2100/守 0

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。

(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、

このカードは攻撃できない。

 

 

《フォトン・バニッシャー》 †

特殊召喚・効果モンスター

星4/光属性/戦士族/攻2000/守 0

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドに「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。

自分は「フォトン・バニッシャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。

デッキから「銀河眼の光子竜」1体を手札に加える。

(2):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。

(3):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。

●このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。

 

 

 

「ほう…召喚権もペンデュラム召喚も使わずに2体のモンスターを並べたか」

 

「俺はレベル4のフォトンスラッシャー、バニッシャーでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、輝光竜フォトンブラストドラゴン!」

 

 

 

《輝光竜きこうりゅうフォトン・ブラスト・ドラゴン》 †

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/ドラゴン族/攻1800/守2500

レベル4モンスター×2

(1):このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。

手札から「フォトン」モンスター1体を特殊召喚する。

(2):X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、

自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスターは相手の効果の対象にならず、

相手の効果では破壊されない。

(3):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、

自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、

「銀河眼の光子竜」1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

 

 

 

「エクシーズ召喚だと!?」

 

「貴様…アカデミアのくせにエクシーズ召喚を使うとは…!」

 

いちいち絡まれていたらたまったもんじゃない

 

「フォトンブラストドラゴンが召喚に成功した時、手札のフォトンモンスターを特殊召喚できる。俺はさっき手札に加えた銀河眼の光子竜特殊召喚!」

 

 

 

 

 

 

 

《銀河騎士ギャラクシー・ナイト/Galaxy Knight》 †

効果モンスター

星8/光属性/戦士族/攻2800/守2600

自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、

このカードはリリースなしで召喚できる。

この方法で召喚に成功した時、

このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、

自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。

 

 

 

 

〈また別のナンバーズ………今度はナンバーズ9か…

0から107までの間があるのは間違いないだろう。

今の所私が見たナンバーズは、MNo.0と今のNo.9、それとNo.107と、それの進化系であろう、CNo.107。

これまでのナンバーズは、その体の一部に己の数字を刻んでいる。このモンスターとて、例外ではなかった。

ナンバーズとは一体………?〉

 

「アカデミアの人間がエクシーズ召喚だと……⁉︎」

 

 

 

「うそぉん⁉︎」

 

「ぎゃぁぁぁぁ」

沢渡 LP 4000→1200→0

 

やった。勝った。これで遊星に会える。

 

「構わないな、黒咲」

 

「ああ」

 

社長さんあざっす。クロサキさんも。

 

「笠原聖、君にこれを渡しておこう」

 

「これは…ペンデュラムカード…?」

 

「そうだ。必ず君の役に立つ。

君のデッキに合うように作った」

 

「別に使わないですよ、俺」

 

「まぁ、持っておけ」

 

「まぁいっか…使うことはないと思うけど…

もっといて損はないだろ…」

 

「…では改めて、我々10人がランサーズだ。これよりシンクロ次元へ向けて旅立つ。目的は戦力を募ることと同盟を結ぶこと。

向こうへ着いたら、各自戦力を集めるために行動してくれ。

では、各自配布したカードをディスクにセットしてくれ。これにはシンクロ次元の座標データが組み込んである。

私の合図で発動せよ」

 

〈柚子………絶対に助けてやる。みんなの未来に笑顔を届けるんだ〉

 

〈瑠璃…待っていろ、すぐに行く〉

 

〈向こうに着いたら、まずは柊柚子を見つけるか。そのままセレナもアカデミアに連れて行こう〉

 

〈この沢渡様の名前を、シンクロ次元にも轟かせてやるぜ!〉

 

様々な思惑が混じり合う中で、一同、シンクロ次元へ………




集いし蟹が、新たな満足を作り出す。光差す道となれ!
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