ヒカリのキセキ   作:シェルター15

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VSオベリスクフォース

勝った。

どうやらやばいをオーラ出してたやつは、ユーヤというらしい。ゲタばきの男がそう呼んでいた。なんかそんな名前だったな。

ユーヤはさっきまでのヤバイオーラは消えて、熟睡している。

 

「お前は何者なのだ?遊矢に勝ったことから、相当な使い手とわかる。だがこの男権現坂、親友を倒した男をみすみす見逃すような男ではない!俺とデュエルだ!」

 

ゴンゲンザカというらしいゲタ履きのこの男は、俺にデュエルを挑んできた。結論から言おう。勝った。

 

銀河眼の光子竜を2枚のホログラム・プロジェクションで写して、超銀河眼の光子竜をギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンにランクアップさせて、No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンにランクアップさせて、効果無効、破壊からの連続攻撃をした。なんかごめんなさい。経過ターンわずか2ターンだった。なんかごめんなさい。手札が超良かったんだよ。気持ち良かったけど。

 

吹っ飛んだ時に頭打ったみたいだったけど、大丈夫かな?

 

とりあえずあの場から離れたかったのと、いろいろ見て回りたかったので、そこらを散歩している。

だけど、この世界は世紀末かなにかなのか?

 

氷河期があると思ったら、密林。更には火山がめっちゃ爆発してるところまであった。

因みに最初に俺がいたところは、古代の遺跡みたいなのがたくさんあった。

途中でいろんなやつを見た。

 

どう見ても不審者なロングコートの怪しい男。攻撃するときの目がガチだった。ベクターに勝てんじゃね?あれ。

 

外国かぶれ?(っていうんだっけ?)なチャラいオレンジ髪の奴も見た。エンターテイナーがどうとか言ってた。こいつは、ユーヤそっくりなやつと一緒にいるのを見た。そん時のこいつは、全くエンターテイナーじゃなかったぞ。

 

ユーヤとそいつはマジで瓜二つだったけど、服が違った。あの紫の桜みたいな眉毛はなんなんだろうか。桜餅の葉っぱでもくっついちゃったのか?

 

素良君♡やっぱ可愛かった。なんか雰囲気違ったけど。でもそんな素良くんもいい♡

 

忍者?もいた。あれ?今って何時代?現代だよね?周りがいろいろ世紀末ってるけど。

 

あとは、可愛い女の子二人も見つけた。氷河の陰で着替えてた。

見たかっ…ゲフンゲフン、なんでもない。その二人もそっくりで、服を着替えるとどっちがどっちだかわからなくなった。やっぱ識別のために常に見とけば良かっ…なんでもないです。済まぬ。

 

いろいろ歩き回って、今火山エリアにいる。周りを見渡すと、なんか変な連中に囲まれていた。

 

全員が紋章の入った中世時代の騎士を思わせる服装に、オベリスクの巨神兵を模したような厳つい仮面を被っている。

1、2、3…全部で3人か。

 

そういえばこいつら、さっき見たな。ユーヤとそっくりな紫眉の仲間みたいな感じだった。

 

とにかく、やろうってんならやってやろうじゃねぇか。

俺はデュエルディスクを展開した。

呼びづらいから、A、B、Cとでも順番に呼ぶか。

 

A「そのディスクは………?」

 

「なんだよ?」

 

A「いや、なんでも無い。行くぞ!」

 

「「「「デュエル‼︎」」」」

 

B「俺のターン!

俺は手札から魔法カード、融合を発動!これにより、手札の古代の機械猟犬2枚を融合!

古の魂受け継がれし機械仕掛けの猟犬たちよ!群れなして交じり合い、新たな姿とともに生まれ変わらん!

融合召喚!現れろ、レベル5!古代の機械双頭猟犬‼︎」

 

 

 

融合・効果モンスター

星5/地属性/機械族/攻 1400/守 1000

「古代の機械猟犬」+「古代の機械猟犬」

①:このカードが攻撃する場合のダメージステップ終了時まで、相手は魔法・罠カードを発動できない。

②:1ターンに1度、相手フィールドにモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。

そのモンスターにギア・アシッドカウンターを1つ置く(最大1つまで)。

この効果は相手ターンでも発動できる。

③:ギア・アシッドカウンターが置かれているモンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。

そのモンスターを破壊する。

 

 

 

 

現れたのは、古代の機械猟犬2枚を融合したモンスター。なんかそのままだな。うん。

次は俺のターンだ。早くしないと、ターンが回ってこない。

けっこうルール適当なんだよな、アニメのバトルロイヤルって。

 

「俺のターン、俺はフォトン・スラッシャーを特殊召喚。

このカードは通常召喚できず、自分フィールドにモンスターがいないとき、手札から特殊召喚できる。

さらに俺はチューナーモンスター、フォトン・リゾネーターを通常召喚」

 

A「チューナーだと……⁉︎」

 

「俺はフォトン・スラッシャーに、フォトン・リゾネーターをチューニング。

闇を翔けし光よ。その眼に宿る銀河煌めかせ、今永劫回帰より蘇れ!

シンクロ召喚!降臨せよ、MNo.0!銀河眼の逸光竜

(モーメントナンバーズゼロ ギャラクシーアイズ・スプラディオン・ドラゴン)‼︎」

 

A「シンクロ召喚…⁉︎」

 

C「なんだ⁉︎こいつは…⁉︎」

 

B「…だ、だが、古代の機械双頭猟犬は1ターンに1度、相手フィールドにモンスターが召喚・特殊召喚されたとき、 そのモンスターにギア・アシッドカウンターを1つ置くことができる!

お前のモンスターもこれで終わりだ‼︎」

 

「それはどうかな?」

 

A、B、C「「「なに?」」」

 

「このモンスターが存在する限り、各ターンのエンドフェイズ毎にこのモンスター以外のこのモンスターの攻撃力以下の攻撃力のモンスターは全て破壊され、破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを受ける。こいつの攻撃力は3000だ。よって3000以下のモンスターは破壊される。

そしてこのモンスターは、対象を取るフィールドから離れる効果を受けない。ただし、このモンスターは召喚したターン、攻撃できない。

俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

A「俺のターン、ドロー。破壊されるんじゃ…仕方ない。俺はカードを3枚伏せてターンエンド。」

 

こいつらが使っているのは、古代の機械だ。

攻撃力3000を上回る攻撃力を持つカードは、混沌巨人くらいだろう。だがフィールドに出せない以上、意味はない。

 

てか古代の機械に、効果無効ってあったっけ?

攻撃力を下げる効果も。

なかったらひょっとしてこのデュエル、ドローだけで終わるんじゃ………

 

C「俺のターン。俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ……」

 

B「俺のターンだ‼︎ドロー!………くそっ、俺もカードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」

 

なんか地味に7枚伏せられたな。

スプラディオン・ドラゴンはかなりのモンスターの召喚を制限するけど、魔法、罠破壊はできない。

耐性があるだけましだと思っておこう。

 

「俺のターン。ドロー。」

 

来ました。反則カード。

 

「俺はRUMー七皇の剣を引いた。

このカードは自分のドローフェイズ時に通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、

そのターンのメインフェイズ1の開始時に発動することができる。

「CNo.」以外のオーバーハンドレッドナンバーズ1体を、

自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚する!」

 

 

 

《RUMランクアップマジック-七皇の剣ザ・セブンス・ワン/Rank-Up-Magic - The Seventh One》 †

通常魔法

自分のドローフェイズ時に通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、

そのターンのメインフェイズ1の開始時に発動できる。

「CNo.」以外の「No.101」~「No.107」の

いずれかをカード名に含むモンスター1体を、

自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、

そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターを

その特殊召喚したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

「RUM-七皇の剣」の効果はデュエル中に1度しか適用できない。

 

 

 

A「ナンバーズ?なんだそれは?」

 

「俺はエクストラデッキから、No.107 銀河眼の時空竜を特殊召喚」

 

このモンスターの攻撃力は3000だ。

ギリギリ引っかからない。

正直助かった。下手したらデッキをドローするだけの、シュールなデュエルになってしまうとこだった。

それは悲しすぎる。

 

「さらに、そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターを

その特殊召喚したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚することが出来る。」

 

B「カオスナンバーズだと⁉︎」

 

「俺はランク8の銀河眼の時空竜でオーバーレイ!

1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!

カオスエクシーズチェンジ‼︎

逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より蘇れ。永遠を超える竜の星!顕現せよ、CNo.107 超銀河眼の時空龍‼︎」

 

 

 

《CNo.カオスナンバーズ107 超銀河眼の時空龍ネオ・ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン/Number C107: Neo Galaxy-Eyes Tachyon Dragon》 †

エクシーズ・効果モンスター

ランク9/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3000

レベル9モンスター×3

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する

全てのカードの効果はターン終了時まで無効になり、

このターン、相手はフィールド上のカードの効果を発動できない。

また、このカードが「No.107 銀河眼の時空竜」を

エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。

●自分フィールド上のモンスター2体をリリースして発動できる。

このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。

 

 

 

 

ミザエルの魂のカードが、俺のフィールドに現れた。ドラゴン使いとして、このカードはミザエルの誇りだ。大切に使わせてもらうよ。

 

C「なんなんだ………こいつは………お前はいったい…………⁉︎」

 

「俺は手札から魔法カード、オーバーレイリジェネレートを発動。このカードは発動後、オーバーレイユニットとなる。

そして俺はネオタキオンの効果発動。

1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使うことで、発動することが出来る。このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果はターン終了時まで無効になり、このターン、相手はフィールド上のカードの効果を発動できない」

 

これで、万が一罠を仕掛けていたとしても大丈夫だ。フォトン・ケロベロスが欲しい。

 

「俺はここで手札から魔法カード、銀河遠征を発動。

このカードは、自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたレベル5以上のモンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたレベル5以上のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。

ただし、銀河遠征は1ターンに1枚しか発動できない。

俺はこの効果で、デッキから銀河眼の光子竜を守備表示で特殊召喚する」

 

ギャラクシーアイズの攻撃力も3000だ。ギリギリセーフ。

それにこれで、ネオタキオンの効果も使える。

 

「さらにこのモンスターが No.107 銀河眼の時空竜をエクシーズ素材としているとき、自分フィールド上のモンスター2体をリリースすることで、このターンこのモンスターは1度のバトルフェイズ中に3回まで攻撃することが出来る。

俺はスプラディオン・ドラゴンと、銀河眼の光子竜をリリース」

 

アトミック・ドラゴンの効果は、さっきネオタキオンが無効にしてくれた。ナイスすぎるぞ、タキオンたちよ。

フォトンケロベロスじゃあ出来なかった。さっきのなし。

 

B「こ……これで、4500の………3回攻撃ぃぃぃぃぃぃぃ!!??」

 

A「しかも、俺たちの伏せカードも、奴の効果で使えない………」

 

C「バカな………」

 

「これで終わりだ。」

 

A、B、C「「「ひぃ」」」

 

「行け、ネオタキオン!奴らにダイレクトアタック!アルティメット・タキオン・スパイラル‼︎」

 

「「「ぐっ……ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」

 

オベリスクフォース

4000→0

4000→0

4000→0

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

LDS内の、召喚反応を検知する部屋。今、私はここにいる。

このバトルロイヤル開催中、強力な融合反応に加えて、シンクロとエクシーズの反応も出たのだ。

 

ただの反応ならばいい。だが、明らかに違うのだ。

エクシーズ次元の黒崎隼、シンクロ次元の謎のデュエリスト。彼らの反応もかなりのものだ。

しかし今検知されているエネルギーは、別次元としか言いようがない。

 

その反応が出た場所にカメラを向ける。そこでは一人の男がオベリスクフォースを相手にデュエルをしていた。

謎のドラゴンを従えて。

 

そして、カオスナンバーズと呼ばれた、金色のドラゴンが新たに召喚された。召喚反応は相変わらず圧倒的だ。しかもさらに強くなっている。召喚方法はエクシーズ召喚だ。

 

「ナンバーズ………ナンバーズとは一体……」

 

あのナンバーズというモンスター。

おそらくあれが、桁外れの召喚エネルギーを出しているモンスターだ。

特に、あのカオスナンバーズと、モーメントナンバーズと呼ばれるモンスター…あれらはナンバーズの中でも別格だ。

 

カオスナンバーズとモーメントナンバーズ…これらがナンバーズが進化したものだとしたら、なぜ2種類あるのだ?

エクシーズはカオスナンバーズで、シンクロはモーメントナンバーズなのだろうか?ならば融合も?

 

それにナンバーズには及ばないものの、銀河眼の光子竜……

アドバンス召喚なのに、融合やシンクロ、エクシーズに負けないほどのエネルギーを出している。

 

ギャラクシーアイズ。

それがあのモンスターたちのカテゴリだ。

このカテゴリは、私のDDDデッキよりも強大な力を秘めている。そう思わざるをえない。

 

それと気になるのは、ナンバーズの番号だ。

あの金色のドラゴンの番号は107。

だが、あのシンクロで出されたナンバーズは、0だ。

 

もし107番を見ていなければ、おそらく0から100だと断定していただろう。だが3桁が存在している以上、それは間違いだ。判断する材料が圧倒的に足りない。

 

0から1000という可能性だって十分にある。

 

そして最大の謎は、彼が所持しているディスクは、融合次元のものだということだ。

だが、彼は融合を使っていない。

 

使っていないだけというふうにも考えられるが、オベリスクフォースを倒していることから、アカデミアとは関係がないと思える。

 

とにかく彼は、今の所我々に敵対するようには思えない。

それにナンバーズと呼ばれるカードを複数枚持っていることから、なにか情報を持っている可能性も高い。

 

接触してみるか?

 

オベリスクフォースに手も足も出させなかった実力は、是非ともランサーズに欲しい。融合次元のディスクは気になるが、接触する価値はある。

 

アカデミアとの戦いもひと段落つきそうだ。月影、沢渡シンゴ、セレナ、権現坂昇、黒咲隼が、最後のオベリスクフォースを撃退したのだ。

あと残っているのは榊遊矢と戦っている紫雲院素良だが、これももうすぐバトルロイヤルが終わることで、決着がつくだろう。

 

このバトルロイヤルが終わったら、この大会はデュエル戦士選抜試験であったことを明かしに、皆のところへ行く。

だが、それにもまだ時間がある。

………

やってみて損は無いな。

 

私は、彼に接触することを決めた。

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