転生特典
これは最近ラノベやアニメなどでよく見聞きするお馴染みの言葉。新たな世界に転生する際に神様から頂くもの(特典)で、無限の剣製や大嘘憑きなどのチート能力や無限の魔力や無敵の肉体などのチートスッペクをいただくこと。そしてそれらを使い第2の人生をチーレムをして満喫してもらおうという意図でくれるもの。まさに一発逆転の宝くじのようなもの。
大切だからもう一度言おう、チートであると、宝くじであると。だから、だから━━━━
「君の転生特典は『ネタキャラ転生』だー!!」
よし!
☆☆☆☆
目が覚めた少年は宇宙空間にいた。何言ってんだ?と思うが実際にその通りだった。辺り一面はどこまでも深い黒色で点々とした星が無限に広がっており、それはどこからどう見てもここが宇宙としか言いようがなかった。
少年は突然の事態にパニックに陥っていたが、その壮大で美しく幻想的な世界の前ではさまざまな疑問も頭から一瞬で消し飛び、その世界に見いっていた。
しかしその干渉に浸る時間も長続きしなかった。何故なら彼の前に新たに神を名のる一人の老人が現れたからだ。
老人の外見は170cm程で見た目の割には背が高く、銀色の長髪を垂れさせたしわのある顔立ちで、真っ白な民族衣装の様なものを着た人物であった。
老人は自身が神である事と、少年が死亡した事を告げた。最初は信じていなかった少年も老人の話しを聞く内に落ち着き始め、話の内容や周りの状況から話を信じることを決め耳を傾けていた。
自身の死を受け入れた少年に対して老人は1つの提案を持ちかける。
その提案とは少年に新たな世界に特典を貰い転生してみないかと言うものであった。
少年は悩んだ末新たな世界に生きる決断をする。そこに新たな光を感じたからだ。
少年が進む未来は救いか絶望か。
少年の孤独な戦いが幕を上げる。
「どこに何話しかけてンだ?爺さん。やっぱり頭でもイッテたか?」
「お主失礼じゃの?これは誰にでも今までの流れが分かりやすいようにナレーションしたのじゃよ」
「いやいや、何『当然分かるだろ?』みたいに首傾げながら言ってんの。急に振り返って話し始める意味不明な行動を理解しろと?」
それどんな無理ゲー?やっぱボケてんのか?
「お主もネタが好きじゃの、言葉に出せばよいのに先程から心の中だけで呟き追って。ボケるって、わし永遠を生きる神じゃよ?そんなのとっくに過ぎてるわい!」
「過ぎてるのかよ!てか心を読むの禁止。ダメ!絶対!プライバシーの侵害」
「残念でした。プライバシーの侵害は人間以外の神や死人には適応されません。残念じゃの笑」
ムカつく!このクソ爺!てめぇ神は神でも貧乏神や暗黒神とかだろ?
「お!当たりじゃよ。わし性格上その二つの資質も備えておる。よくわかったな」
「持ってるのかよ!じゃあさっきの失礼とか言ってた言葉は━━━━━━━━」
「わしにとっては褒め言葉じゃよ!」
「もうやだこいつ!!」
「どこにでも居そうな自称『以外に見た目悪くないんじゃね?』とか考えてるが実際平々凡々な顔立ちの少年田中太郎君。そろそろ落ち着いたか?」
「心読むなよ!平々凡々で悪かったな!誰が男子の例題で一番使われている名前なんだよ!!決して悪いわけではありません」
「記憶がないお主にわしが考えてやった有り難い名前じゃろ?名付け親であるわしに感謝してほしいわい」
「じゃあもっとちゃんと考えろよ!」
「わしだって忙しいのじゃよ。世界を見守るわしが1つの世界の一人の人間に割く時間なんて微々たるものじゃからしょうがないじゃろ?」
「そうか。爺さん神様だったな。悪かったよそりゃあ忙しいよ━━━」
「お、限定ガチャ来たこれ!☆5当たるまでリセマラせねば!」
「ぜってぇー暇だろが!!!!」
「それでお主の行く世界じゃが━━」
「話かえやがった!」
「いちいちツッコミが激しいのぉ。ちゃんと落ち着いて話し合う事をしらんのか?」
「てめぇに言われなくねぇよ!」
「お主の特典である『ネタキャラ転生』とは、その名の通りの特典で━━」
「おい!なんでその話になった」
「うるさいのぉ。続きをきかんのか?」
「俺が悪いのか!・・・・どうぞ続きをお願いします」
「ちゃんと聞くのじゃぞ。お主が特典ボックスから引いた『ネタキャラ転生』とは、その世界のネタキャラに転生してもらうというもので」
特典ボックス?さっき引かされた変なボックスの事か・・・・・・!!あれで特典決まったのか!クソー他はどんなんが入ってたのかな?
「そうじゃのお、幻想殺しや王の財宝、悪魔の実なんかも入っておったぞ」
「・・・・何・・・・だと・・・・!!俺はなんてハズレを引いてしまったんだ」
「お主の転生先じゃがONE PIECEの世界じゃ!」
「チャンスは、もう一度チャンスはないのか!さらっと重要な事伝えるなよ!ONE PIECEの世界のネタキャラとかぜってぇー死亡フラグだろそれ!」
「チャンスはないのぉ。人生なんて一度きりの欠けがえのないもの、じゃからこそ一度決まったものは変えることができないのじゃ」
「爺さん、俺今2度目の人生が始まろうとしてんだけど・・・・・・・・・・・・」
「さぁ田中太郎よ、2度目の世界で死亡フラグ満載の人生をしっかりと生きて残って見せよ!!」 ポチッ
「おい!てめぇ今死亡フラ━━」 ガコンッ
神様がボタンを押したことにより、最後まで言い切る前に急に現れた落とし穴の中に太郎は落ち行った。その太郎の呆然とした表情をとてもいい笑顔で見ながら神様は右手を振っていた。
「このクソ爺いいいいいぃぃぃぃぃ━!!」
☆☆☆☆
暗い、ここどこだ?
太郎が気がついた時にはどこか別の真っ黒な空間に居た。
周りが何にも見えない。いや俺の瞼が開いてないから見えないんだ。開かない、何で?
太郎の意識はハッキリとし始めたが、力を入れても瞼が開くことはなく閉ざされたまま。
以外に狭いし、周り全部水!?本当にどこだここ?あの爺さんもっとましな所に転生させろよ・・・・転生?もしかしてここ母体の━━━━痛い、痛い、ちょっ引っ張んなよ!
肉体が引っぱられる痛みを感じながら、外側に引っ張りだされた。
痛いよ!眩しい・・・外に、産まれたのか。ええと、たしか赤ちゃんって泣かなきゃいけないんだっけ。
「オンギャア!オンギャア!」
「おめでとうございますロズワード聖様、マリア宮様。元気な男の子でございます」
「おお!この子が私たちの子供か!わしに似てたくましい顔をしておる」
「その通りねあなた。この子は立派になるわ。何たって私たちの子供ですもの」
この人達が俺の父さんに母さん・・・すごい愛情を感じる・・・・・何か眠たくなって・・・・・・
「あらあらこの子寝てしまったわ」
「疲れたのだろう。お休み*****」
3日後
やぁ、3日前に転生した田中太郎君だよ。あっ!違った今は違う名前だった。では改めて、田中太郎改めチャルロス。
え?誰か分からない?じゃあここでチャルロスの名台詞を一つ。
『5億ベリーィ~~~~~~!!!5億で買うえ~~!!』
と人魚のケイミーを買おうとしてルフィにぶっ飛ばされた天竜人で丸々太った体に鼻水垂らしのチャルロス聖さ
俺は天竜人。絶対的な権力を持ち海軍大将すら動かせる特権階級。しかし権力無くせば住人にタコ殴りされる世界中の嫌われもので殆ど全員が極端な思想を持つ頭の残念な人々。
俺は
あのクソ爺ィぜってぇーぶん殴ってやる
このマリアはオリキャラです。あとの二つと同時進行で更新にばらつきがあります。
感想・評価・誤字の指摘お願いします。