デート・ア・ワン・デイ   作:上原 桜

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だいぶ期間が開きました、4月から何かと学校忙しいよぉ
ボーリングの話なのにいまだにボーリングまで至っていないのは許してくださいw
よしのんムズい…。



五河フェイリヤ2

そして日は明け時刻は午前10時、見事なまでに見目麗しい少女たちが例のボーリング場に勢ぞろいしていた。中には現役アイドルの誘宵美九の姿もあり、否応なく人目に付いていた。

「きゃー!みなさん、だーりんもお久しぶりです~」

 そう言って美九が士道の左腕に抱きついた。

「ぬぁ⁉」

 息を飲む精霊たちの中、折紙は、

「士道、私も」

 士道の右腕に抱きついた……その慎ましやかな胸を押しつける形で、

「あひゃ!ちょ、折紙」

「何をしているか!鳶一折紙!」

 十香が折紙を士道から引き剥がしながら言った。

「……何」

折紙が不服そうに言った。

「何ではないだろう!貴様!なぜ今士道に抱きつく必要があったのだ!」

「首肯、耶倶矢がとても悔しそうに下唇を噛んでいます」

「んな⁉噛んでなんかないし!悔しがってもないし!」

折紙が士道のみぞおち辺りを指先でくねくねしている。 

「……五河君は嫌?」

 折紙がうるうるした目で士道を見つめてくる、この容姿、この表情の女の子に見つめられて嫌と言えるわけがない。もし言える鬼畜男子がこの日本にいるのなら是非とも自分の元まで来てほしい。責任を持って鉄拳制裁で更生させよう。

「嫌ではないけど……その、な?人目がさ」

その言葉を聞くと折紙は少しばかりの逡巡を見せた後すぐさま士道の腕を取って、もとい捕って裏道へと歩き出した。

「ちょ、折紙⁉折紙さん⁉俺をどこに連れて行くつもりですか⁉」

「問題ない、士道から言質は取れた、人目がなければ問題ない、むしろガンガン来て欲しいと」

「言ってないぞそんなこと!誇張しすぎと言うより全く違う言葉になってる!ちょ待って!ホントに待ってください!」

ぽかーんとしていた精霊たちがようやく我に返ることで士道は事なきを得たのだった。

 

 

「ねぇねぇ少年、今日ってもしかして貸切だったりしちゃう感じ?」

 ふと思いついたように二亜が尋ねてきた。しかし実際のところは士道自身も知らなかった。そんな内心を察してか琴里が代わりに二亜の質問に答えた。

「もちろんそうに決まってるでしょ、十香だけでも大変なのに今日は精霊たち全員が勢ぞろいなのよ?ボーリング場だけじゃなく周辺一帯まで住民はゼロよ」

「あはは、確かに問題が起こらないってことの方が想像しにくいもんね~」

 あっけらかんと答えた二亜に琴里は眉根を寄せながらトレードマークとも言えるチュッパチャップスを口の中でぴこぴこ動かしながらため息をついた。

「簡単に言ってくれるわね、こちとら昨日から夜通しで対策を練ってたのよ?おかげで目がしょぼしょぼするわ」

「はは、本当にお疲れ琴里」

 いつもそうだ、琴里たちラタトスクのバックアップがなければ士道はここにいる精霊たちを誰1人として救えてなかっただろう。だから本当に琴里には頭が上がらない。よくできた……大事な頼れる妹だ。それでも琴里はまだ中学2年生で14歳だ、兄心としてはもっと頼って欲しいし頼られたい。なかなかに難しい話なのかもしれないが。

「ふん、ねぎらいはまだいいわ士道、本当に大変なのはこれからよ」

「確かにそうだが一番大事だと思うのは楽しむことだと思うぞ。ほらみんなを見てみろよすごく楽しみそうだ」

 みな表情に違いはあれど士道が声をかけるのを今か今かと待ちわびているようだ。

「そうね、堅苦しく行くのはやめにしましょうか……たまにわね」

「今日は琴里も目いっぱい楽しむんだぞ、おーい!みんな、そろそろ入ろうか!」

 その士道の言葉を皮切りに精霊たちは我先にと施設内に入っていくのであった……これからある人物によって本当はただただ単純に楽しむだけのはずだったボーリングがデスゲームに変わるとも知らずに……。

 

 

 




どうだったでしょうか?
今回もまだボーリングまで至ってませんが、次回からはやってるシーンを書ける…かな?まだ分かりません。
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