デート・ア・ワン・デイ   作:上原 桜

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書き溜めが増えてきたのでガンガン投稿していきます。
評価がなくても僕は気にしない、そわそわしない、途中で投げ出さないの(KST)の精神です。(何言ってんだろ)
はたして前回から続くボーリング前の茶番を今回は抜け出すことができているのか!
……とりあえず読んでくださいまし。



五河フェイリヤ3

中に入るといつもはたくさんの学生や社会人、家族連れでにぎわっているはずのボーリング場はここにいる精霊たちのためとは言えどこかもの寂しく感じるところがあった。

「おお!ここがぼーりんぐ場か!何だかこう……ぐわぁ~っとテンションが上がってくるなシドー!」

 十香が両手を上げたり下げたりして身振り手振りで感動を表現している。同様に他の精霊たちも落ち着きがなくそわそわしており、それは士道も同じ気持ちだった。

「それじゃあみんな受付は済ませてあるからボールとシューズを選ぶわよ」

 琴里の的確な指示の甲斐があって精霊たちはみな各自のシューズとボールを選び終え準備万端といった様子だ。

「そうだ少年、これだけの人数がいるんだし1レーンってのは無理でしょ。チームはどうやって分けんの?」

「確かにそうだな、琴里、どうしようか」

「そうね、ここは無難にくじとかで……」

 と、琴里の言葉をさえぎるは形で折紙がある提案を持ち掛けた。

「勝ったチームは負けたチームに何でも命令できる、よってチームはくじなどではなく慎重に決めるべき」

「……ッ!」

「そっそんなルール作るのか?さすがにリスクがでかくてみんなこわいんじゃ……」

 士道が頬に汗を垂らす中、約二名の目の色が明らかに変わっていた。

「へぇ……うふふ何でも……本当に何でもいいんですかぁ?だーりん」

「なかなか面白そうな提案だねオリリン、少年ここは一つ組みたい人とチームを組むってのはどうかな?」

 美九はうつむき肩を震わせて、二亜はニタニタしている。正直かなり怖い。

「いや、普通に楽しむだけでいい気が……」

「やるべき」

「でもやったことないやつもいるわけだし……」

「やるべき」

「えっと……」

「やるべき」

 冷汗が出てくる、これはあまりにもリスクが高すぎる。元人間だった美九や二亜は経験があるようだし、折紙に至っては運動神経抜群、尚且つ以前はずっと人間だったわけだ。一度もボーリングをやったことがないわけがない。琴里のある程度はできるだろう。耶倶矢と夕弦は以前にやったことがあると言っていた。これは十香と四糸乃があまりにも不利だ。決して士道自身が自信がないわけではない……うんそんなことは絶対にない。あれ?だれか一人忘れている気が……。まぁ気のせいだろう。

「それよりも七罪はどうしたのよ、二亜」

 ……すまない七罪、今回の出番はなしのようだ。

「あーそれがなっつんネームで燃え尽きて動けない状態だったんだよね~、だから私のベットでぐっすりのはずだよ」

「今なんとおっしゃいましたか七罪さん⁉これは後で突撃しなければなりませんね!」

「やめてやれ……」

 士道はため息をつくのであった。後日聞いた話によると七罪はこの時身の危険を察知し、二亜宅から脱走していたとかなんとか。

「くっくっく、そろそろ狂乱のパーティを始めようではないか士道、さすがに待ちわびたぞ」

「同意。前置きが長すぎる気がします」

「そうだな、前置きってのは何のことかわかんないけど、えっとチームは……じゃあ好きに決めようか……」

 決して折紙からの視線が怖かったからとかいう理由ではないはずだ、そうだ自分はみんなが楽しめればそれでいいのだ、決して怖かっ(ry)。チーム分けは実に迅速に行われた。チームの振り分けはこんな感じだ。

チーム士道が十香、四糸乃、そして士道。

対するはここでは便宜上チーム折紙とでもしておこうか、琴里、耶倶矢、夕弦、美九、二亜そして折紙であった。

「それじゃ始めよっか少年~」

「ちょっと待てぇぇぇ!いくらなんでもこれは不公平だろ!まず人数からして違うじゃないか!」

 しかし敵チームはすでに始めようとしている。みんなの目がらんらんと輝いて、怪しい光を放っている。

「?何も問題ない」

「そうですよ~だーりん、勝てばいい話じゃないですか」

「かか、ルールに則って決められたチームではないか、誰も文句はなかろうて」

「首肯。誰もズルはしていません」

「少年も認めたルールだしね~もう変更はできないんじゃない?」

 確かにその通りだ、形(ほぼ脅迫)はどうあれ士道は首を縦に振ってしまったのだ。今更変更は認められないだろう、それに今変更を頼んだとしたらその条件に何を要求されるか分かったもんじゃない、恐ろしすぎて絶対に無理だ。

「ぐっ……反論できねぇ、人数的にこっちのチームは点数が二倍されるんだよな?……は?……ちょ!何だよみんなそのきょとんとした顔は!それは無理だろ!」

「シドー!問題ないぞ、るーるは昨日のうちに四糸乃に教えてもらったからな!」

「が、がんばりましょう士道さん……」

「さーて何をお願い……いや命令できるか楽しみね、おにーちゃん?」

「……これもういかにダメージを少なくできるか考えた方がいいかもしれないな……」

こうして精霊たちのボーリング大会(出来レース)が幕を開けたのだった。

 

 




……すみません、結局今回も入れませんでしたねw
確実に次回からは入れますので、というよりも入りますのでよろしくお願いします。
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