秘密結社 鷹の爪 vs 天体戦士 サンレッド ―まさかの遊戯王大戦―   作:ミクニップ

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どうも、作者のミクニップです。

遂に始まりました第1話。今回はフロシャイムがメインのお話。

作品はよく知ってはいる方ではありますが、全開同様色々と初めてで、恐らく全開との相違やキャラ崩壊等が存在する可能性があります。

もしそれでもOKな人は、どうぞ楽しんで行ってください。

それでは、秘密結社 鷹の爪 vs 天体戦士 サンレッド ―まさかの遊戯王大戦―第1話。始まります。


#01 恐怖!フロシャイム悪魔の野望

昨日、神奈川県川崎市溝ノ口…

 

 

 

そこは、一見すると何の変哲もない平和な住宅街の一角。だが、そんな平和な場所で、秘密裏にある計画が実行されようとしていた…!

 

 

「混乱の時代の新たなる秩序…。我等フロシャイムの悲願、それは世界征服!」

 

 

 フフフ…、この小説を見ている諸君。私は悪の秘密結社フロシャイム、川崎支部の幹部を務めているヴァンプ将軍だ。今から諸君らに、我等フロシャイムの恐るべき計画について話してあげよう。

 

 

「聞け、我がフロシャイムが誇る精鋭達よ。…実は先程、本部に居る大首領キングフロシャイム様から直接に、我らにある指令が下された!」

 

 

『ッ!?』

 

 

 大首領の指令…。世界征服を目指す我々にとって、それは神のお告げに等しい程の衝撃的な事なのだ。そして、神のお告げが絶対であるように、我等フロシャイムにとって大首領の言葉は絶対なのである。

 

 

「それでヴァンプ様。…キングフロシャイム様は何と…!?」

「よくぞ聞いてくれたメダリオよ。…近年、世界ではあるカードゲームが流行しているのは知っているな?本部では、そのカードゲームの高い戦略性、そしてモンスターに着目したのだ。そしてついさっき、月例会議である作戦が決行される事となったのだ」

「ある作戦…?」

 

 

 だが、この作戦を実現させる為には、我等の今の技術力では至難の業…。そこで私は、計画の実現の為にある組織との連携を提案したのだ。

 

 

「そうだ。その作戦とは、カードに描かれたモンスターを実体化させ、我等の戦力として迎え入れるというもの…。そこで我等フロシャイムは、ある組織と連携し、この計画を実現させる事を決行したのだ…。

 

 

 

 

その名も、[デュエルディスク計画]だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#01 恐怖!フロシャイム悪魔の野望!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうも皆さん。私、フロシャイム川崎支部で幹部をやっていますヴァンプです。え?前振りと雰囲気が違うって?ごめんなさい。私之でも悪の秘密結社の幹部だから、仕事の時は雰囲気作りの為にああなっちゃうの。混乱させてごめんなさいね。

 

 

「ヴァンプ様~!居間の掃除、終わりました~!」

「台所と廊下も、準備OKです」

「ありがとうね~1号君2号君。じゃあ今度は、お風呂場も頼めるかな?」

 

 

『キーッ!』

 

 

 あ、紹介しますね?この二人は1号君と2号君。二人ともフロシャイムの誇る優秀な戦闘員で、若いけどとってもいい子達なの。今日は大事なお客様が来るから、今は買い物で居ないカーメンマン君達に変わって、掃除の手伝いをしてくれているの。

 

 

「所でヴァンプ様。昨日デュエルディスク計画の全貌について色々聞きましたけど。何で本部はカードゲームを世界征服の為に使おうと計画したんですか?」

「実を言うとキングフロシャイム様。今度お孫さんの誕生日にプレゼントがしたくって、それでお孫さんがデュエルモンスターズをやっているって聞いたから、昨日の月例会議での話し合いで、アニメで出ていた[デュエルディスク]って言う機械を作ってプレゼントしようって話になったの」

 

 

 キングフロシャイム様、お孫さんの影響で一緒にデュエルモンスターズのアニメ見てるらしいから、会議の時に一回見せてもらったけど、本当にすごかったなぁ。あのデュエルディスクっていう機械。私カードゲームとかよく知らないんだけど、モンスターの絵が描いてあるカードを置いたら、目の前にモンスターが出て来るんだもん。私ビックリしちゃった。

 

 

「しかも会議で検討した結果。デュエルディスクの実用性や将来性も考慮され、近々世界征服に新たに導入される事になったから驚きだよねぇ~」

「つまり、カードゲームによる世界征服は偶然の産物なんですか?」

「そうなの。そして今度、私達の支部に試作品が届くみたいだから、起動実験も兼ねたテストをやってもらいたいらしいの」

「マジっすか!?うわぁ~楽しみだなぁ~♪」

 

 

 そういえば1号君。カーメンマン君達とデュエルモンスターズをやってたんだっけ?彼等にとって、デュエルディスクは特別なものみたいだったから、この話をした時は凄く喜んでたなぁ。

 

 

「そういえば1号君。確か今日来る秘密結社の鷹の爪団さん。確か知り合いの子が居るんだって?」

「ハイ!吉田って奴なんですけど、昔バイトしていた頃のよしみ何です」

 

 

 実はこの計画、1号君のお陰で実行に移れたようなものだからね。最初の頃は計画があがっていたのは良いんだけど、今のフロシャイムの科学力でもデュエルディスクの実現は難しくって、結構難航してたんだよね。そんな時に1号君が知り合いの吉田君っていう子が所属している組織に、レオナルド博士が居るって話してくれた時は本当に助かったよ。

 

 

「確かレオナルド博士と言えば、秘密結社の中では知る人ぞ知る天才科学者でしたよね?」

「そうなの。私も小耳に挟んだ程度なんだけど、何でも不法投棄されていた粗大ゴミを使って巨大ロボットを量産したり、紙コップだけでスマートフォンとか作る事が出来るんだって。本部にある怪人製造マシーンも、博士が100円ショップのものだけで作ってくれたものだとか」

「もはやソレ、錬金術の領域じゃないですか…?」

「何処のハ〇レンだよそれ…」

 

 

 本当に凄いよねぇ~。私もさっき電話越しに話した程度なんだけど。何でも私達が送った、今度廃品回収にでも出そうと思っていた粗大ゴミだけで試作品を作っちゃうんだもん。聞いた時私凄く驚いちゃったよ。

 

 

「それ程凄い頭脳をお持ちの人なんだから。きっと凄く威厳のある人何だろうなぁ~」

「早く会いたいですねぇ~」

 

 

 時刻を確認してみると、そろそろ買い出しに出かけたカーメンマン君達が帰ってくる頃だ。今日はスーパーでお肉の特売やってるから、献立はロールキャベツでも作ろうかと思ってるの。…鷹の爪団さん達のお口に合うかどうか分からないけど、よーし張り切っちゃうよー!

 

 

 

 

 

…とか言って張り切っていた時期が、私にもありました。

 

 

「えっと…。どうしてレッドさんまで…?」

「何だよ?俺が来て悪いのかよ?」

「い、いえ!決してそんな事じゃあないんですけど…」

 

 

 …何て言えば良いんだろう。ついさっき、丁度お風呂掃除が終わった頃にカーメンマン君達が帰ってきた。そこまでは良かったの。…けどカーメンマン君達、帰宅途中に暇だったからカードショップに寄ろうとした矢先に運悪く機嫌の悪いレッドさんと鉢合わせしちゃったらしく、あろうことかレッドさんがカーメンマン君達に付いて来ちゃって。そして今じゃあ、テーブル越しに不機嫌そうに煙草吹かしながら座っているレッドさんを前にして皆で正座している状態です。

 あ、レッドさんって言うのは私達の宿敵の正義のヒーローで、本当は[天体戦士 サンレッド]って言うの。普段はこんな風にイライラしてる事が多いんだけど、本当は根は優しい人で…

 

 

「おいヴァンプ!テメェ何ぐちぐち喋ってんだゴラァ!!」

「す、すみません!…所でレッドさん。今日はどういった御用件で?」

 

 

 …といっても、何時も用も無いのに来てる事が多いレッドさんだからなぁ~…。私達が頼み事をするか、恋人のかよ子さんと喧嘩して気まずくなって家出したか、はたまたご飯集りに来たとかしか用が無いからねぇ~…。

 

 

「ん?…あぁ、実は今日。俺が所属してるヒーロー協会から通達が来たんだよ」

「ヒーロー協会?」

 

 

 確か、レッドさんが所属してる所の名前だったような…。前に週刊フロシャイム便り夏の特別号で特集やってた位でしか知識が無いけど…。

 

 

「此処最近、ロクに地域に馴染めずに地元住民とトラブル起こすヒーローが増加してる話、聞いた事あるよなお前等も?」

「あ~。確かそんな話、前にヘンゲル将軍から聞きましたね。確か、人間関係の希薄化で周囲の被害を試みないヒーローが増加してるとか…」

「ああ。…それをヒーロー協会が危惧したらしくってな?ヒーローと地域住民の交流を深める為に、最近流行になってる[デュエルモンスターズ]を使った交流方法が考えられたみたいでよぉ…」

 

 

 成程。確かデュエルモンスターズは二人でやるゲームらしいからね。自然と交流も深くなるかも。

 

 

「そんでよ。今日はかよ子は仕事で出かけてるし、俺も其れに乗っかって面白半分で昔使ってたデッキ引っ張り出して、今日カードショップとか行ってみたんだよ」

「あ、レッドさんもやってたんですね?デュエルモンスターズ」

「ああ。これでも昔は[HERO使いのレッド]とか一部で呼ばれた位強かったんだぜ俺?…そんでもって、意気揚々とデュエルしたのはいいんだけどさぁ。…その時あの餓鬼共、俺のデッキの事[古い]だの[時代遅れ]だの言いやがって…!ああクソッ、思い出しただけでも腹が立つ!!!」

 

 

 あー…。私カードゲームやった事無いからよく分からないけど、確かに自分の作ったモノの悪口を言われたら、誰だって不機嫌になるよね。

 

 

「それで散々罵倒された事に腹を立てて、そのまま帰ろうとした矢先にカーメンマン君達と?」

「ああそうだよ!勝ったのに全くいい気分にならなかったよッたく…。オイエジプト」

「は、ハイぃ!?」

「お前。カードショップに寄ろうとしたって事は、少なからずデュエルモンスターズやってたっつー事だよな?」

「え、あ、ハイ。今でもたまにウサやメダリオと一緒にやってる位ですけど…。今もデッキ持ってますし」

「へぇ~?ほぉ~?」

 

 

 あ、レッドさんが何か考えながらカーメンマン君見てる。…こういう場合、レッドさんって悪巧みみたいなの考えてるからなぁ…

 

 

「…うっし。オイエジプト、今から俺とデュエルしろ」

「え、レッドさんと!?」

「何だか急に誰かデュエルで叩きのめしたい気分になっちまったしなぁ~。丁度良くお前デッキ持ってるし。…それともお前、俺とデュエルする事に何か不満でもあンのか?」

「い、イエイエ!そんな事微塵も考えてませんって!」

 

 

 あーやっぱり。レッドさんって根は良い人なんだけど、たまにこうして八つ当たりしたりするのがタマに傷なんだよねぇ~。…でもまぁ、決闘の時みたいに半殺しにされないだけましかな?

 

 

「まぁまぁカーメンマン君。別に何時もみたいに半殺しにされる訳じゃ無いんだし。そのデュエルって奴、受けてあげてもいいんじゃないかな?」

「えっ!?…ヴァ、ヴァンプ様が言うなら」

「おーっし決まりだな!ちょっと待ってな、今デッキ出すからよぉ」

 

 

 そう言ってレッドさんは、まるで子供みたいにポケットからケースを取り出し、其処から恐らくデッキと思う、少し年季の入ったカードの束を取り出す。

 

 

「がんばれよ~カーメン!」

「いけいけ~!レッドを倒しちゃえ~!」

「お前等他人事だと思って…!…ハァ、仕方ねぇ。丁度デッキも改良して試運転しようと思ってたし。やるだけやるか…」

 

 

 他人事みたいに(まぁ他人事だけど)応援始めるメダリオ君とウサコッツに呆れながらも、気を取り直してレッドさんと対峙するようにテーブルに座るカーメンマン君。…折角だし、参考程度に私もデュエルって言うの見てみようかな?

 

 

「最初に言っとくけどよぉ。俺は手加減する気は一切ねぇから、死ぬ気でかかってきな?」

「(こうなったら覚悟を決めるっきゃねぇ…!)お、お手柔らかにお願いしますよ?」

 

 

 

『デュエル!』

 

 

 

 

 

― 【後攻】サンレッド[???] vs 【先攻】カーメンマン[???]

 

 

 

 

 

「先攻はお前に譲ってやるよ」

「あ、はい。…それじゃあ俺のターン、ドロー!…じゃあ俺は、とりあえずモンスターを裏守備表示でセット。その後、手札からカードを2枚セットしてターンエンド」

 

 

 

カーメンマン T3

LP:8000

場:セット×1

魔・罠:セット×2

 

 

 

「んじゃ、俺のターン。ドロー!…俺は手札から[E・HERO ザ・ヒートを召喚]」

 

 

 

E・HERO(エレメンタルヒーロー) ザ・ヒート

☆4/炎/炎/攻1600/守1200

効果

このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する

「E・HERO」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。

 

 

 

「ザ・ヒートの効果発動。此奴の攻撃力は、フィールドに存在する[E・HERO]の数駆ける200ポイントアップする。此奴自身も[E・HERO]な訳だから、此奴の攻撃力は1800になる」

 

 

ザ・ヒート 攻1600 →1800

 

 

「そんじゃバトルだ!ザ・ヒートでセットモンスターに攻撃!」

 

 

 

ザ・ヒート 攻1800 vs ???

 

 

 

「セットモンスターは[墓守の偵察者]!浦守備表示のこのカードが反転したからリバース効果発動!デッキから攻撃力1500以下の[墓守]1体を特殊召喚する!俺はデッキから、[墓守の召喚師]を守備表示で特殊召喚!」

 

 

 

墓守の偵察者

☆4/闇/魔法使い/攻1200/守2000

効果

リバース:自分のデッキから攻撃力1500以下の「墓守の」と名のついた

モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 

墓守の召喚師

☆3/闇/魔法使い/攻1200/守1500

このカードが自分フィールド上から墓地へ送られた時、

自分のデッキから守備力1500以下の

「墓守の」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

 

 

 

ザ・ヒート 攻1800 vs 偵察者 守2000

 

 

 

「偵察者の守備力は2000。攻撃力1800のザ・ヒートじゃあ破壊できずにこっちがダメージを受ける。…ッたく、初っ端からメンドくせーモンスター出しやがって…」LP:8000 →7800

「偶々ッスよ偶々」

「…まぁいい。そんじゃあ俺も、フィールドにカードを2枚セット。このままターンエンドだ」

 

 

 

サンレッド T3

LP:7800

場:ザ・ヒート(攻)

魔・罠:セット×2

 

 

 

「ねぇメダリオ君。さっきからレッドさんやカーメンマン君が、[E・HERO]とか[墓守]とか言ってたけど何かな?」

「あー、それはですねヴァンプ様。デュエルモンスターズに出てくるモンスターのカテゴリの一つなんッスよ。デュエルモンスターズには、レッドやカーメンマンが出した[HERO]や[墓守]と言った具合に、カード名の頭に同じ名前が載ったカードや、専用のサポートカード等が存在するんですよ」

「つまり、今レッドさんが出したE・HERO ザ・ヒートって言うのは、[HERO]っていう種類のモンスターって事?」

「そうそう。そしてカテゴリの存在するモンスターには其々得意な戦法があって、デュエリストは自分の得意戦術や好みに合わせて、その戦術を得意分野にしているカテゴリで組んだデッキを使用するんですよ」

「へぇ~?」

 

 

「俺のターン、ドロー!…俺は、[墓守の暗殺者(アサシン)]を攻撃表示で召喚!」

 

 

 

墓守の暗殺者(アサシン)

☆4/闇/魔法使い/攻1500/守1500

効果

「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールド上に存在しなければ発動できない。

このカードの攻撃宣言時、相手表側表示モンスターの表示形式を変更する事ができる。

 

 

 

「さらに俺は、手札から装備魔法[ワンダー・ワンド]を発動!このカードは魔法使い族モンスターにのみ装備出来、装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせる!俺は墓守の暗殺者にワンダー・ワンドを装備!」

 

 

 

ワンダー・ワンド 装備魔法

魔法使い族モンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。

また、自分フィールド上のこのカードを装備したモンスターと

このカードを墓地へ送る事で、デッキからカードを2枚ドローする。

 

 

 

暗殺者 攻1500 →2000

 

 

 

「そしてバトル!墓守の暗殺者でザ・ヒートを攻撃![アサシンワンド]!」

 

 

 

墓守の暗殺者 攻2000 vs ザ・ヒート 攻1800

 

 

 

「うぉっ!?…意外とやるじゃねぇか。だが、この瞬間罠カード[ヒーロー・シグナル]発動!このカードは、俺のモンスターが戦闘で破壊された時に発動出来、俺の手札かデッキからレベル4以下の[E・HERO]1体を特殊召喚出来る!俺はデッキから[E・HERO エアーマン]を攻撃表示で特殊召喚するぜ!さらに、エアーマンの効果発動!此奴は召喚、特殊召喚に成功した時に、二つある効果の内どっちかを選んで使用できる!俺はその内のデッキからHEROをサーチする効果を使って[E・HERO エッジマン]を手札に持って来るぜ?」LP:7800 →7600

 

 

 

ヒーロー・シグナル 通常罠

自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され

墓地へ送られた時に発動する事ができる。

自分の手札またはデッキから「E・HERO」という名のついた

レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 

E・HERO エアーマン (制限)

☆4/風/戦士/攻1800/守 300

効果

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

以下の効果から1つを選択して発動できる。

●このカード以外の自分フィールド上の

「HERO」と名のついたモンスターの数まで、

フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊できる。

●デッキから「HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

 

 

 

「ぬぐぐ…!守備表示の偵察者と攻撃力1200の召喚師じゃエアーマンを倒せないしな。…じゃあ俺は、ワンダー・ワンドのもう一つの効果を発動!装備モンスターと一緒にこのカードをリリースして、俺はカードを2枚ドロー!…俺はカードを1枚セットしてこのままターンエンドで」

 

 

 

カーメンマン T3

LP:8000

場:墓守の偵察者(防)、墓守の召喚師(守)

魔・罠:セット×3

 

 

 

「どーやら良いカードは引けなかったみてぇだな。俺のターン、ドロー!…そんじゃあ、いっちょここ等で[HERO]の神髄でも見せてやるか。…俺は手札から、魔法カード[融合]を発動!」

 

 

 

融合 通常魔法

手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた

融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を

エクストラデッキから特殊召喚する。

 

 

 

「俺は手札に存在する[E・HERO ワイルドマン]と[E・HERO エッジマン]を融合!野生と鋼交わるHERO、此処に推参。来い、[E・HERO ワイルドジャギーマン]!」

 

 

 

E・HERO ワイルドジャギーマン

星8/地/戦士/攻2600/守2300

「E・HERO ワイルドマン」+「E・HERO エッジマン」

融合・効果

このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。

相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃をする事ができる。

 

 

 

「あ、左のデッキから何か紫色のカードが出てきたよ!1号君、何かなあのモンスター?」

「アレが[融合モンスター]ですよヴァンプ様。さっきレッドさんが使った[融合]ってカードの効果で、フィールドか手札にある素材となるモンスターを墓地に送る事で、エクストラデッキから特殊召喚出来るんです。この場合、レッドさんはカーメンマンさんのターンに手札に加えた[エッジマン]と、恐らく元からあった[ワイルドマン]を融合素材として墓地に送り、[ワイルドジャギーマン]を融合召喚した訳ですね」

「なるほどねぇ~」

 

 

「このままバトルだ!ワイルドジャギーマンで偵察者を攻撃![インフィニティ・エッジ・スライサー]!」

 

 

 

ワイルドジャギーマン 攻2600 vs 墓守の偵察者 守2000

 

 

 

「ッ!」

「さらに、ワイルドジャギーマンは相手の全てのモンスターに攻撃出来る![インフィニティ・エッジ・スライサー]二連打ァ!!」

 

 

 

ワイルドジャギーマン 攻2600 vs 墓守の召喚師 守1500

 

 

 

「このまま破壊させるか!俺は伏せていた速攻魔法、[ディメンション・マジック]を発動!このカードはフィールド上に魔法使い族モンスターが存在する時、魔法使い族モンスター1体をリリースして、手札から同族モンスター1体を特殊召喚出来る!俺は墓守の召喚師をリリースして、手札から2体目の[墓守の召喚師]を守備表示で特殊召喚!」

「対象を失ったから、ワイルドジャギーマンの攻撃は不発。一応特殊召喚した墓守の召喚師に攻撃は出来るが…」

「さらに、ディメンション・マジックは手札からモンスターを特殊召喚した後、フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊できる!俺はワイルドジャギーマンを選択して破壊する!」

 

 

 

ディメンション・マジック 速攻魔法

自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合、

自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。

選択した自分のモンスターをリリースし、

手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。

その後、フィールド上のモンスター1体を選んで破壊できる。

 

 

 

「チっ、折角の融合召喚を無駄にできっかよ!俺は速攻魔法[融合解除]を発動!フィールドのワイルドジャギーマンをエクストラデッキに戻し、墓地からワイルドマンとエッジマンを特殊召喚!」

「だったらそれにチェーンして、リリースした墓守の召喚師の効果!このモンスターがフィールドから墓地に送られた時、デッキから守備力1500以下の墓守1体を手札に加える!俺はデッキから守備力1200の[墓守の長]を選択!」

「だったら、次はエアーマンで2体目の召喚師を攻撃!」

 

 

 

融合解除 速攻魔法

フィールド上に表側表示で存在する

融合モンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。

さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターの融合召喚に使用した

融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、

その一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

 

 

E・HERO ワイルドマン

☆4/地/戦士/攻1500/守1600

効果

このカードは罠の効果を受けない。

 

 

 

E・HERO エッジマン 

☆7/地/戦士/攻2600/守1800

効果

このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、

その守備力を攻撃力が越えていれば、

その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 

 

 

エアーマン 攻1800 vs 墓守の召喚師 守備1500

 

 

 

「もう一回召喚師の効果発動!今度はデッキから守備力1500の[墓守の司令官]をサーチ!」

「さらに、エッジマンとワイルドマンでテメーにダイレクトアタックだ![ダブル・ヒーロー・エッジ]!」

 

 

 

エッジマン,ワイルドマン 攻 2600+1500 vs カーメンマン LP:8000

 

 

 

「ぐおっ!?」 LP:8000 → 3900

「さらに俺は、カードを1枚セットしてターンエンド!!」

 

 

 

サンレッド T0

LP:7600

場:エッジマン(攻),エアーマン(攻),ワイルドマン(攻)

魔,罠:セット×1

 

 

 

「さぁて、これで形勢逆転だなエジプトぉ?」

「まだ勝利確定には早いッスよレッドさん!ドロー!…!」

 

 

 

「お、カーメンマンの顔付が変わったな」

「という事は…。手札に[墓守の司令官]もあるから、あのカードを引いたのかな?」

「?」

 

 

 

「クククッ…!知ってるかサンレッドぉ?嘗て古代エジプトには、生きたままの人間を棺に納め、そのまま生き埋めにしてミイラにするという処刑法が存在するのを?」

「お、何だ何だ?良いカードでも引いたってか?」

「そう余裕でいられるのも今の内だ!俺は手札の墓守の司令官の効果を発動!このカードを手札から捨てる事で、俺はデッキから[王家の眠る谷‐ネクロバレー‐]を手札に持ってくる!さぁ、行くぞサンレッド!今こそファラオの呪いを受けるがいい!俺はフィールド魔法、[王家の眠る谷‐ネクロバレー‐]を発動!このカードがフィールドに存在する間、フィールドの墓守の攻守は500ポイントアップし、互いに墓地のカードへのカードの効果は無効化され、除外できなくなる!」

 

 

 

王家の眠る谷‐ネクロバレー‐ フィールド魔法

フィールド上の「墓守の」と名のついたモンスターの

攻撃力・守備力は500ポイントアップする。

また、墓地のカードに効果が及ぶ

魔法・罠・効果モンスターの効果は無効化され、

お互いに墓地のカードをゲームから除外できない。

 

 

 

「さらに俺は、罠カード[降霊の儀式]を発動!このカードはネクロバレーの効果は受けず、俺の墓地から[墓守]1体を特殊召喚出来る!俺は墓地から[墓守の暗殺者]を攻撃表示で特殊召喚!」

 

 

 

降霊の儀式 通常罠

指定した自分の墓地の「墓守の」という名のついた

モンスターカード1枚を特殊召喚する。

このカードの発動は「王家の眠る谷-ネクロバレー」によっては制限されない。

 

 

 

墓守の暗殺者 攻1500 →2000

 

 

 

「そして俺は、墓守の暗殺者をリリースし、手札から[墓守の長]をアドバンス召喚!そして墓守の長の効果を発動!このモンスターがフィールドに存在する限り、オレはネクロバレーの効果を受けず、さらにこのモンスターがアドバンス召喚に成功した時、墓地から[墓守]1体を特殊召喚可能!来い、墓守の暗殺者!」

 

 

 

墓守の長

☆5/闇/魔法使い/攻1900/守1200

このカードは自分のフィールド上に1枚しか存在できない。

このカードがフィールド上に存在する限り、

自分の墓地は「王家の眠る谷-ネクロバレー」の効果を受けない。

このカードが生け贄召喚に成功した場合、自分の墓地に存在する

「墓守の」という名のついたモンスターカード1枚を

フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

 

 

墓守の長 攻1900 →2400

 

墓守の暗殺者 攻1500 →2000

 

 

 

「さらに俺は、手札から魔法カード[二重召喚(デュアルサモン)]を発動!このカードが発動した時、俺はもう1度モンスターを通常召喚できる!俺は手札から[墓守の長槍兵]を召喚!」

 

 

 

墓守の長槍兵

☆4/闇/魔法使い/攻1500/守1000

効果

守備表示モンスターを攻撃した時、このカードの攻撃力が

守備表示モンスターの守備力を越えていれば、

その数値だけ相手ライフポイントに戦闘ダメージを与える。

 

 

 

二重召喚 通常魔法

このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。

 

 

 

墓守の長槍兵 攻1500 →2000

 

 

 

「このままバトルだ!墓守の暗殺者でエッジマンを攻撃!そして攻撃宣言時に墓守の暗殺者の効果発動!フィールド上にネクロバレーが存在する時、このカードの攻撃宣言時に相手表側表示モンスターの表示形式を変更する事ができる![アサシン・ブレード]!」

 

 

 

墓守の暗殺者 攻2000 vs エッジマン 守1800

 

 

 

「さらに、墓守の長でワイルドマンを攻撃![王家の怒り]!そして攻撃宣言時に、俺は罠カード[マジシャンズ・サークル]を発動!魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に、互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する!俺は2体目の墓守の長槍兵を特殊召喚!」

「俺のデッキには魔法使い族はいねーな」

 

 

 

墓守の長槍兵2 攻1500 →2000

 

 

 

墓守の長 攻2400 vs ワイルドマン 攻1500

 

 

 

「うぉっ!?」LP:7600 → 6700

「さらに、墓守の長槍兵でエアーマンを攻撃![長槍速撃突]!」

 

 

 

墓守の長槍兵 攻2000  vs エアーマン 攻1800

 

 

 

「ぐっ!」LP:6700 → 6500

「そして2体目の墓守の長槍兵でサンレッド、貴様にダイレクトアタックだ!呪ったろかコラぁ!?」

 

 

 

墓守の長 攻2000 vs サンレッドLP:6500

 

 

 

「ぐぁっ!?…へッ、少しは出来るじゃねぇか」LP:4500

「その強がりが何時まで続くかなサンレッドぉ!?…俺は、このままターンエンドだ!」

 

 

 

カーメンマン T1

LP:3900

場:墓守の長(攻),墓守の暗殺者(攻),墓守の長槍兵×2(攻)

魔・罠:無し

 

 

 

「俺のターン、ドロー!…チっ。俺は、カードを1枚セットしてターン終了」

 

 

 

サンレッド T0

LP:4100

場:無し

魔,罠:セット×2

 

 

 

「どうやら運も尽きたようだなサンレッド!ドロー!…バトルだ!墓守の長と墓守の暗殺者で一斉攻撃!死ねぇ!サンレッドぉ!!」

「へッ!俺は諦めが悪いんだよ!罠カード[ダメージ・ダイエット]発動!このターン自分が受ける全てのダメージは半分にする!」

 

 

 

ダメージ・ダイエット 通常罠

このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。

また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、

そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。

 

 

 

墓守の長,墓守の暗殺者 攻(2400+2000)÷2 vs サンレッドLP:4500

 

 

 

「ガフッ!?」LP:4500 →2300

「まだだ!2体目の墓守の長と墓守の長槍兵でダイレクトアタック!今度こそ死ね、サンレッドぉ!」

「何度も食らうか!俺は2枚目の罠カード[ガード・ブロック]発動!相手モンスター1体の攻撃を無効にして1枚ドローする!俺は長槍兵の攻撃をブロックするぜ!」

 

 

 

ガード・ブロック 通常罠

相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。

その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、

自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

 

 

墓守の長 攻2400÷2 vs サンレッドLP:2300

 

 

 

「ぐぁぁぁぁっ!?」LP:2300 →900

「はぁーっ!はっはっはっ!どうだサンレッド!之が俺の力だ!積年の恨み、今こそ晴らさせてもらうぞ!俺はこのままターンエンドだ!」

 

 

 

カーメンマン T2

LP:3900

場:墓守の長(攻),墓守の暗殺者(攻),墓守の長槍兵(攻)

魔・罠:無し

 

 

 

「…おいエジプトぉ。お前、鉄壁っつー言葉知ってっか?」

「?」

「残りライフが1000切った時に、ほぼ必ず逆転フラグが立つらしいんだよなぁ…。つまり、必勝モードって訳だ。…そして俺は正義のヒーロー。ヒーローはピンチの時に逆転出来るって法則があるンだしよぉ?」

「はっはっはっ!サンレッドよ、ならば貴様はこの状況を打破できるというのか!?出来るモノならやってみろ!」

「へッ、お望みとあらば見せてやるよ!ヒーローの底力ってやつをなぁ!ドロー!…来たぜ、ヒーロー補正!俺は手札から、魔法カード[命削りの宝札]を発動!このカードが発動したターン、俺は手札が5枚になるようにカードを引く!」

「な、此処に来てドローソースだと…!?」

 

 

 

命削りの宝札 通常魔法

(アニメ効果)

手札が5枚になるようにドローする。

5ターン目の自分のスタンバイフェイズに、手札を全て捨てる。

 

 

 

「さらに、俺は2枚目の融合を発動!手札に存在する[E・HERO フェザーマン]と[E・HERO バーストレディ]を融合!…此奴が俺の切り札の一つ、[E・HERO フレイム・ウィングマン]!」

 

 

 

E・HERO フレイム・ウィングマン

☆6/風/戦士/攻2100/守1200

「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」

融合・効果

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、

破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

 

 

「だ、だが。フレイム・ウィングマンの攻撃力は2100!倒せるとしても墓守の長以外しか…」

「慌てるなよ。ヒーローには戦いに相応しい舞台ってモンがあるだろうが。…俺はフィールド魔法、[摩天楼 -スカイスクレイパー-]を発動!」

「ゲェーッ!?そ、そのカードは!?」

「このカードがフィールドに存在する限り、「E・HERO」と名のつくモンスターが攻撃する時、攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップ出来る!さらに此奴もネクロバレーと同じフィールド魔法。よって、先に張られていたネクロバレーは破壊されるぜ!」

「お、俺のネクロバレーが…!?」

 

 

 

摩天楼-スカイスクレイパー- フィールド魔法

「E・HERO」と名のつくモンスターが攻撃する時、

攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、

攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。

 

 

 

墓守の長 攻2400 →1900

 

墓守の暗殺者 攻2000 →1500

 

墓守の長槍兵×2 攻2000 →1500

 

 

 

「さらに俺は、手札から[ミラクル・フュージョン]を発動!自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を融合召喚する!俺は墓地のワイルドマン、エッジマンを除外融合![E・HERO ワイルドジャギーマン]を再度融合召喚!…さぁて覚悟しろよミイラ野郎。今から焼却処分してやっから覚悟しろよ?」

「あ、あわわわわ…!」

 

 

 

ミラクル・フュージョン 通常魔法

自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって

決められたモンスターをゲームから除外し、「E・HERO」という

名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。

(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

 

 

 

「バトル!ワイルドジャギーマンで墓守の長槍兵に攻撃![インフィニティ・エッジ・スライサー]!」

 

 

 

ワイルドジャギーマン 攻2600 vs 墓守の召喚師 攻1500

 

 

 

「ぎゃぁぁッ!?」LP:3900 →2800

「もう一発!今度は暗殺者に攻撃![インフィニティ・エッジ・スライサー]二連打ァ!!」

 

 

ワイルドジャギーマン 攻2600 vs 墓守の暗殺者 攻1500

 

 

 

「あべばっ!?」LP:2800 →1700

「そしてラストォ!フレイム・ウィングマンで墓守の長を攻撃![スカイスクレイパー・シュート]!」

 

 

 

フレイム・ウィングマン 攻2100 vs 墓守の長 攻1900

 

 

 

「あべしっ!?」LP:1700 →1500

「さらにフレイム・ウィングマンの効果発動!このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える![フレイム・シュート]!」

「ギャァァァァァっ!?」LP:1500 →0

 

 

 

‐ WINNER サンレッド

 

 

 

「…ま、負けた…ガクッ」

「へッ!どうだ見たかよ?太陽の戦士の力をよぉ?」

 

 

 …いや、カードゲームやってただけですよねレッドさん?どこら辺が太陽の戦士の力何です?アレですか?さっきのドローがですか?

 

 

「それにしても、デュエルモンスターズって凄いよねぇ~。私、最後まで目が離せなかったもん」

「お、何だよヴァンプ。目の付け所が良いじゃねぇか?…うっし、そんじゃあ特別に俺がデュエルについて色々教えてやっからよ!」

「あ、ありがとうございますねレッドさん」

 

 

 どうやらレッドさん、さっきのデュエルで機嫌が良くなったみたい。…良かったぁ~、今日はお客様が来るから、ずっと不機嫌のままだったら大変だったよ~。

 

 

「それにしても。さっきのレッドさんのHEROデッキ、強かったですよね~」

「最近の人も、多くは無いけどHERO使う人だって居るのに…。一体誰でしょうねぇ~」

「確か、ニット帽被った関西弁喋る奴と、変な眼鏡かけたウザい奴の二人組だったような…。デカイ口叩いてた割には大した事無かったからあんま覚えてねぇわ」

 

 

 レッドさんがそう言うんだったら、本当に大した事無かったんだろうなその二人組。さっきのデュエルでもそうだけど、レッドさん本当に強いから。

 

 

「…そーいやぁヴァンプ。確かお前、今日客が来るんだったよな?」

「えっ!?どうしてそれを?」

「此処に来る途中、ウサ達から聞き出したんだよ。…何でもお前等、他の悪の秘密結社と手ぇ組んで何かしようとしてるんだってなぁ?」

 

 

 …あぁ、覚悟はしてたけどやっぱり聞かれてたよ。レッドさんの後ろでウサコッツ達も謝ってるし。

 

 

「正義のヒーローとすりゃあ、悪の組織が結託する何てこと見過ごす訳にはいかねェよなぁ?…っつー訳で、俺も同席させてもらうからな?」

 

 

 …うん。予想はしてたけど、その台詞は笑いながら言う台詞じゃ無いですよねレッドさん。私達が言えた義理じゃ無いですけど、悪の秘密結社の極秘会議(かんげいかい)に同席しようとする正義のヒーローって聞いた事無いよ?…とりあえずレッドさんの分も作りますけど。こんな事もあろうかと余分に買いに行かせて正解だったよ。

 

 

 

‐ピンポーン

 

 

 

「あ、来たみたいですよヴァンプ様」

「はーい。今開けますからちょっと待ってて下さいね~?」

 

 

 …まぁいっか。レッドさんが来ちゃったし、晩御飯の支度も遅れるだろうけど、とりあえず今は鷹の爪団さん達を精一杯お出迎えしなくちゃね!一体どんな人達なんだろうな~?仲良くなれるといいけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐………ヶテ…………タス・・・・・・ヶテ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐to be continued...




どうも、ミクニップです。

第1話はいかがでしたか?何分、アニメや漫画で久しぶりにサンレッドを読み返しまくったのですけど、多分何か可笑しな点もあるかもしれません。

サンレッドは一応特撮モノでありながら、日常風景に当り前のように溶け込んでいるヒーローやら怪人やら。善も悪も無いゆるーい日常や混沌とか、自分大好きです。

さて次回は、

[#02 風と水]

です。
前回も指摘した通り、多分投稿期間が長くなると思いますが、申し訳ありませんがご理解いただける事を願います。それでは、また次回…

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