向かい合うものの間。二つのものの関係、と言う意味です。
深雪さんが暴漢に襲われた翌日から一高は休校になった。
校長の独断なんだけど、思い出したように表に登場する校長の判断基準が、僕にはわからない。
休校期間は一週間。
その間にグ・ジーを捕縛できれば理想的だ。
グ・ジー捜索において僕は基本、自宅待機なので、この一週間は休校明けの期末テストに向けて自習の日々になる、はずだった。
その翌日、あれだけ行き詰っていたグ・ジー捜索が急展開した。
四葉家が平塚に潜伏していたグ・ジーを発見したって達也くんから連絡があった。
平塚は、達也くんたちが襲撃した潜伏場所の北鎌倉と座間からは数キロの距離。
捜索が進展しなかったのは、まさかグ・ジーが狭い範囲を移動して潜伏しているとは思っておらず、見当違いの影を追いかけていたからだそうだ。
人の思い込みを利用するのも一種の呪術であり、遁甲術だから、まさにグ・ジーの思うつぼだったわけだ。
今夜、捕縛作戦が行われる。今回の作戦はこれまでの四葉家だけではなく、七草家と十文字家、将輝くんも加わっての初めての連携作戦になる。四葉家が他家と上手に連携が取れるのか、達也くんと将輝くん、十文字先輩の相性の問題もあるから不安だ。
さらに達也くんの要請で、真由美さんと七草家のコネを使って、警察も捕縛作戦に参加するって説明された。
警察が作戦に加わる?これまでさんざん十師族だけで好きに動いていたのに、このタイミングで警察と連携なんて絶対にうまくいかない気がする。十師族に逮捕権はないなんて、いまさらなのに。
ともかく、僕も達也くんに同行する。
16時ころ達也くんの家に到着した。
達也くんの家には黒羽の双子がいた。双子は達也くんが留守にしている間、深雪さんを護るために司波家を訪れているそうだ。
昨日の件もあるし、真夜お母様のご判断は正しい。
達也くんと行動を共にする僕を、文弥くんがうらやましそうに見つめていた。
「久、お兄様をお願い」
出発間際、達也くんのバイクの後部座席に座った僕に深雪さんが言った。
達也くんは傷を瞬時に治せる『異能』を持っている分、自身の安全がやや疎かだ。昨日の一高前でもそうだった。たとえすぐ治るにしても愛する男性が少しでも傷つくのはいやだろう。
それにしても、深雪さんの顔が赤い。首筋に匂うような色気がある。
昨夜、何かあったのだろうか。
愛する男女の一夜を詮索するのは無粋だろう。僕の意味ありげな視線に、達也くんはいつもの無表情で返事をした。
忍れど色に出りけりか。その横顔は、羞恥を含んでいた。
グ・ジーが潜伏しているのは平塚の市街地で、周公瑾さんもそうだったように、潜伏するなら人の多い街が最適だ。敵に気がつかれずに確保できれば理想だけど、これまでの経験から魔法戦となることは確実だった。
午後6時、僕と達也くん、将輝くんは平塚の西にある新港で、十文字家の戦闘魔法師とともに待機していた。
襲撃のタイミングは、七草智一さんと十文字先輩から無線で指示される。僕たちは包囲網の一部になり、グ・ジー逃走時には機動力で追跡にあたる部隊だ。
ところが不意打ちは、急襲直前にグ・ジーが逃走を始めたことでいきなり破綻した。
グ・ジーには協力者がいて、当人の乗る電動カー以外にも数台、護衛と思しき車と戦闘員が同行している。
どこから情報が洩れているのだろう。
市内で、いきなり爆発音があがった。暗いから被害は不明だ。ただ、あの音は榴弾の爆発音で、市街戦が始まったことを意味している。
敵は過剰な武装をしている。
達也くんと将輝くんが、はっと爆発のした方角を睨む。
すぐに十文字先輩から無線が届いた。
「司波、一条!標的が車で逃走を開始した。予測通り、新港に向かっている。逃走協力者はグレネード等で武装している。くれぐれも注意してくれ」
今のところは、想定内だ。十文字先輩の声は落ち着いていた。
「久も、無理をするなよ」
「はい」
十文字先輩は僕には細かい配慮をしてくれる。僕も素直に返事をする。
僕たちは息をひそめて、新港で敵を待ち伏せしていた。薄紙を透かしたような薄明りの中、僕たちは市街地の空に目を向けていた。
市街地から距離があるのにものすごい爆発音が響いてきた。
なんでも、敵が用意したバリケードの大型車に警察車両が突っ込んだんだって。十文字先輩は一番後ろの車に乗っていて無事だった。
人々が寝入る時間にはまだ早い。多くの市民が恐怖に、先日のテロや横浜事変を思い出しただろう。
達也くんは静かに立っている。
将輝くんはじりじりとしている。
「司波、グ・ジーの位置はわかるか」
将輝くんは、やる気で満ちていた。
「こちらに向かっている」
十文字先輩の予想通り、敵は待ち伏せの罠に向かって来る。
将輝くんはヘルメットをかぶっているから表情は暗くて不明だ。ただ、達也くんがグ・ジーの位置を迷いなく指摘することが不思議で仕方がないみたい。
僕は達也くんが『視て』いるのかと思ったけど、それならこれまでも追跡が出来たはずなので、昨日、グ・ジー追跡に有用な『魔法』の開発に成功したのかな、と考えていた。
ただ、予測は外れるものだ。
「グ・ジーが西へ進路を変えた!久、一条、追うぞ!」
達也くんが鋭く声を発して、僕は達也くんの後部座席に、将輝くんは自分の愛車に飛び乗った。
バイクを急発進させて、幹線道路に向かう。
法定速度を無視した達也くんのバイクの斜め後ろを、将輝くんが遅れじと続く。赤いレースレプリカのロードスポーツバイクが、月明かりに影を連れて走っている。
バイクの後ろには二台のセダンが続いている。セダンには十文字家の魔法師が乗っていた。
前方に、一台の電動カーが走っていた。達也くんの視線はその車に向けられている。バイクを加速して、前方の車に迫る。あの車に首謀者が乗っているようだ。
将輝くんが、達也くんに並ぼうとバイクを再加速させた時、
「久、飛べっ!」
達也くんがいきなり中腰になってバイクから飛び降りた。達也くんの突然の動きに僕は反応した。
街の光景が一変した。
月光がうねって、僕の小さな身体は、それまでバイクで走っていた速度のまま、宙に投げ出された。
将輝くんが急ブレーキをかけて、バイクを転倒させることなく止める。
無人になった達也くんのバイクが、真ん中から真っ二つに裂けて、アスファルトを火花を散らしながら滑って行く。
達也くんがよろめきもしないで着地した。
僕も地面に叩きつけられる直前、『念力』で身体を受け止めて、体操選手さながらの着地をする。
達也くんからは10メートルほど距離があいている。
僕と達也くんの間、天地のあわいに黒い幽鬼のような人物が立っている。片手に細い棒、日本刀のような刀をもっていた。
その人物が、達也くんのバイクを『魔法』の斬撃で破壊したのだ。
将輝くんの身体から闘気があふれた。やる気まんまんだ。
追いついて来たセダンも急停止して、乗っていた魔法師たちが外に出ようとした。
振り向くと、グ・ジーを乗せた車は法定速度を守りながら、減速することなく悠々と走り去っている。
あの非常識な攻撃をしてきた襲撃者はその車のサンルーフから飛び出して来ていた。
確実に、足止めの要員だ。
「ここは俺たちに任せろ、貴方がたも追跡を続行してください」
達也くんが、今にも戦闘に突入しそうな将輝くんに水をかける。目的はグ・ジーで、順序を間違えてはいけない。
「頼んだぞ」
達也くんが襲撃者を牽制している。
将輝くんと魔法師を乗せたセダン二台が追跡を再開して、遠ざかっていく。
その場に、達也くんと僕、襲撃者が残った。
凍えるような月の光が街を照らしている。僕の位置からは襲撃者の背中しか見えない。
達也くんが驚きの声を上げた。
「千葉寿和警部かっ!?」
千葉寿和警部?エリカさんと修次さんのお兄さん?
僕は、彼を数度見たことがある程度で、性格や人となりはわからない。
「百家、千葉家長男ともあろうものが、何故テロリストの味方をする!?」
達也くんの問いに、エリカさんのお兄さんは白刃で答えた。
月光に、白刃が光る。きら、きらっと闇の中に光る。
凛と、月が鳴っている。
相手が相手だけに、達也くんの動きが鈍い。珍しく戸惑いやためらいがある。寿和警部の攻撃は鋭い。それなのに、闘志や殺気が全くない。
「操られている」
10メートル離れた場所にいる僕は、それが『僵尸術』だとすぐにわかった。
一高での少年少女の死体を利用したテロと同じで、エリカさんのお兄さんはすでに死んでいる。
達也くんは『僵尸術』の死体に直接遭遇したことがないから、判断が付きかねているのか。
あれはもう千葉寿和さんではない。魂や幽体、サイオン、霊体、『意識』を失った、ただの入れ物だ。
あれは一高の少年少女と違い、危険な死体だ。生前の戦闘力を僕は知らないけど、少なくとも千葉家の次期当主だ。達也くんがかろうじて躱し、反撃のいとまを与えていない。
僕は寿和さんに特別な思い入れはない。すでに死んでいるなら、容赦の必要もない。
とは言え、達也くんを『魔法』に巻き込んだら、僕が深雪さんに殺されてしまう。威力を抑えめにしないと。
あれだけ激しく動いていても、この距離で『魔法』を外したりはしない。敵に近づく必要もない。
僕の右手薬指にはめられた完全思考型CADのデバイスが銀光を放った。
ばりばりと、地上で雷鳴が轟いた。
空気を引き裂いて『稲妻』が、死体の頭部に落雷した。
『稲妻』は発動と同時に、命中する。その速度は、達也くんでも対処できず『魔法』の過程ではなく結果なので、達也くんの『術式解体』でも防げない。
動く死体の頭部半分が陥没した。短い黒髪が焦げる。脳の半分は損傷したはずで、衝撃で首が曲がった。
生者なら即死の攻撃だ。
それなのに、エリカさんのお兄さんの死体は、よろめいただけで、地に倒れたりはしなかった。
折れ曲がった首のまま、達也くんを攻撃し続けている。
達也くんも目を見開いていた。
死体が、それまでにない攻撃速度で達也くんに斬りかかった。
達也くんが『術式解体』で死体のサイオンを吹き飛ばす。
一瞬、死体の動きが止まったものの、驚くほどの速度で再び死体にサイオンが満ちた。
それは昨日の暴漢と同じか、それ以上の起動式と魔法力だった。
達也くんが、大きく飛び退いた。腰からナックルガードつきのナイフを二振り抜いて、両手に構える。
死体と達也くんの距離があいた。
頭蓋を割られても『僵尸術』は破れなかった。敵の『術』は、脳ではなく全身に満ちた何かの力で身体を操っているようだ。身体の一部だけになっても、極端な話、肉片だけになっても、あの死体は活動を停止しない可能性がある。
このような敵、人間を制圧するのに最も効果的な『魔法』は、先日クラスメイトになった将輝くんの『爆裂』だ。
ただ、僕は『爆裂』の魔法式を知らない。だから選んだ『魔法』は『蒸発』。
電子レンジと同じ原理の水分を加熱する振動系魔法で、魔法師の卵が授業で学習する初歩的な『魔法』だ。
『魔法』は人体には影響しにくい。人間は誰しも強固な防壁、無意識な『意識』の膜で、自身を覆っている。普通、『魔法』で人間の温度を上昇させることは難しい。
でも、あれはすでにただの死体だ。ガスコンロでお湯を沸かすよりも簡単に沸騰させられる。
僕の魔法力は水分で構成されている細胞を一瞬で沸点に到達させ、水蒸気爆発が、人体を赤い霧にかえる。
寒風に、一片の細胞も残さず。あとは、衣服が残されるだけ。
「久、よせっ!」
『蒸発』に気がついた達也くんの静止を、僕は無視した。
すでに『魔法』は発動している。
ところが、
「え!?」
「なにっ!?」
死体の体内に展開した魔法式が消滅した。僕の事象干渉力を物ともしないで、自身の体内に影響を与える『蒸発』を無力化したっ!?
死体は目の前の達也くんを攻撃し続けている。
達也くんもナイフで敵の斬撃を受け止めながら驚愕していた。
「やめろ久!千葉警部の動きを止めるだけでいい!」
達也くんは後ろに飛び退って死体との距離を開けた。
「千葉警部はまだ死んではいない!」
この期に及んでも、達也くんにためらいが感じられた。
僕の目には、どうみても死体なんだけれど、達也くんには違うものが『視えて』いるのだろうか。
頭をつぶした時点で、もう助からないし、昨日みたいに不測の事態が起きる可能性もある。
とは言え、僕は達也くんに従うように真夜お母様に指示されているから、死体を『念力』で拘束した。
動きを止められた死体がもがく。
達也くんが正面に立って、死体を『視て』いた。達也くんの怒りの波動が高まっている。何を『視て』いるのだろうか。
達也くんは24時間以内なら、死体を生き返らせることができるそうだ。正確には24時間以内のバックアップを呼び出して、現在のエイドスに上書きする『異能』だ。
エリカさんのお兄さんが死んだのがいつなのか、24時間以内なのだろうか。
達也くんは何を考えているのかな。
唐突に、死体が銀色の光を放った。それは月光とは違う、非物理の光。
死体を拘束する僕の『念力』が消滅した。
「えっ!?」
僕と達也くんが同時に唸った。
「これは、『術式解体』!?」
死体が『術式解体』を使った。
あれは十三束くんと同じ接触型『術式解体』?僕は、単純にそう考えていた。
さっきの『蒸発』の魔法式を消したのも、千葉寿和さんが『術式解体』を使えるからだと、そう思っていた。
「いや、違う!!」
達也くんは、より複雑な、僕では理解できない深い考察をしているようだ。
『念力』を無効化された僕は、驚きつつも、殺意に全身が熱くなった。僕の黒曜石色の瞳が薄紫色にかわる。
もう容赦しない。後で達也くんに怒られようと、あの死体を粉みじんに消し飛ばそう。
達也くんは、死体が、エリカさんのお兄さんなので、ためらっている。僕にはそう見える。
達也くんは、僕よりも仲間想いで、優しい。エリカさんの心情を慮っているのかもしれない。
僕はエリカさんや修次さんに嫌われようと憎まれようと気にしない。消す。
そう決意した時、
「久君、危ない!」
第三者の叫び声が僕に危機を報せた。
発射音のないグレネードの榴弾が僕に向かって飛んできている。
視界の隅で声の人物が、街路樹に隠れたグレネードランチャーを放った男を拘束していた。
ただ、あの人の『術』では放たれた榴弾までは止められない。
「くっ!」
このままだと直撃する。
僕は達也くんに背を向ける。僕の『念力』は発動の時間がいらない程早いけれど、対象を視認しなくてはいけない弱点もある。
榴弾を『念力』の空間に閉じ込めて、圧縮する。透明な四角い箱の中で、榴弾が爆発。爆発音も爆炎もそのまま『別の空間』に弾き飛ばした。
その時、死体の千葉警部が疾った。より苛烈に達也くんに斬りかかる。
死体の攻撃はやや直線的で、洗練さがない。敵の『僵尸術』では剣術の大家、千葉家嫡男のすべての技量を発揮させることは難しいのかもしれない。
達也くんも、最初の動揺から立ち直って、敵の攻撃をすでに見切っていた。
「千葉寿和!意識はあるか!?言葉は理解できるか!?千葉寿和!これは、お前の名前だ、自分が何者か、それを示す名だ!」
斬撃を短いステップでかわしながら、達也くんはしぶとく問いかけていた。
その問いに死体は返事をしない。
これは達也くんの研究者としてのしぶとさ、こだわりなのだろうか。
死体に何を問いかけても無駄なのに。
それに、達也くんは優先順位を間違えている。達也くんの目的はテロリストの首魁グ・ジーの確保、もしくは殺害であって、千葉寿和警部だった死体の処理ではない。
この躊躇が貴重な時間の浪費につながる可能性は高い。
達也くんのナイフが太刀を寸断した。
わずかな風が、達也くんの前髪を揺らした。
半分になった太刀が、達也くんの脇腹を割いた。鮮血が散る。
達也くんの顔が苦痛に歪む。
くっ…深雪さんに『お願い』されていたのに、達也くんに傷を負わせてしまった。
消す!
さっきの榴弾のように、『別の空間』に消滅させてやる!
「待つんだ、久君」
九重八雲さんが、僕の肩に手を置いていた。
僕に危機を報せた人物は、このような場でも飄々として掴みどころがない。
はっと、僕の呼吸が微妙にずれる。この絶妙なタイミングは古式魔法の得意技だ。
僕は視線だけ振り向いた。どうしてここに、と言う疑問は、これまでの経験から浮かんでこない。知りたがりの八雲さんはどこにだって顔を出す。
「すでに僕の弟子たちが人払いの結界で囲んでいるから、ここは達也君に任せなさい」
僕たちがいるのは、普通の幹線道路の真ん中だ。戦闘が始まってまだ数分、運よく車は来なかったけど、普通に市民の目のある場所だ。
「あまり不用意に街中で『力』を使うものじゃないよ」
「それは僕に言っているのですか?」
八雲さんは、さあ、とだけ答えた。この忍びは、人を惑わし、はぐらかす。
結界の影響で、あたりが静かになった。
白刃が空気を斬る音、靴がアスファルトにこすれる音がやけにはっきりと聞こえる。
達也くんと千葉寿和であった死体の戦いは、僕の理解よりも深い部分が多い戦いだった。
心の洞察は出来ないけど、達也くんの怒りが、少しずつ膨らんでいる。何かの領域に思い至った表情をしていた。
冷たい夜気の中、生と死のあわいはどこにあるのか。
生者は一人だ。
最後に、達也くんの『異能』が、死体の胸を打ち抜いた。
千葉警部だった入れ物の胸に、大きな穴が開いた。血は飛ばなかった。死体に満ちていたサイオンが闇に溶けて消えて行った。
千葉警部の死体の膝が崩れ、アスファルトの地面にどうと倒れた。右手に太刀の束が握られたまま、死体はまったく動かなくなった。
達也くんが無表情に、死体を見下ろしている。
僕がすぐそばにいることなんて念頭から消え去っているようだった。
冴え冴えとした月の影が落ちている。
その瞳の悲しみの色は、夜の闇よりも濃かった。
千葉寿和は、原作では良い所がない残念なキャラです。
達也は戦闘中、生と死の境目について考えていました。
そのせいで戦闘が長引き、結局グ・ジーを捕縛することを失敗します。
残念ながら久はサイキックで、エスパーではないので、達也の考えはわかりません。
エリカの兄と言うことで、攻撃をためらっているようにしか見えませんでした。
千葉寿和にとどめをさしたのは達也ですが、致死の攻撃を久も二回行っています。
特に『稲妻』は達也の攻撃よりも外傷は隠せずひどく見えます。
それでも、エリカの八つ当たり的な感情は、達也に向かいますが、
エリカの性格を作ったのは千葉寿和なので、仕方がありませんね。