「エース!!見てろよ!!武装色、硬化!!」
ルフィがそう言うと、ルフィの腕がみるみる黒くなっていった。
だが、エースは鼻で笑った。
「攻撃して来いよ。ルフィ。」
その言葉を聞いたとたん、ルフィはエースに攻撃をする。
エースはルフィの攻撃に臆することなく、あろうことか目を閉じた。
そして、余裕で攻撃をかわす。
ルフィは、驚いたが、さらに攻撃をする。
「ギア2。ゴムゴムの~~~ジェットガトリング~~~!!」
だが、ルフィの最速の攻撃をもってしても、エースに攻撃が当たることはなかった。
「まだまだだな!ルフィ!」
エースはルフィと同じように腕に覇気をまとい、ルフィに攻撃した。
「いっっっっっっっっって~~~~~~!!!
命中だ。
その時、急に横から声が聞こえた。
レイリーではない者で、2人にとってとても大切な人だ。
「ハハハッ、ルフィも強くなったけど、まだエースのほうが上だな!」
「サボ!!」
「当然だな。まだまだルフィには負けねぇよ!」
「にしても、この短期間でここまで覇気ができるようになるなんてな・・・さすが俺の兄弟だな!」
サボの言葉を聞き、照れる2人。
その姿を見て、サボは幸せを感じていた。
生きててよかった、記憶が戻ってよかった、この二人に出会い兄弟になれてよかった、そんな気持ちが、サボの中で渦巻く。
たとえ世界から最強最悪の三兄弟と言われようとも、この世界の危険因子だとしても、サボたちにとっては誰を犠牲にしても、守りたい存在。
サボは心の中で、1つの誓いをたてた。
(この先、2人が危険に陥れば立場を無視してでも必ず助け出す!命をかけて!!)
そんなとき、レイリーが三人の前に現れた。
「おお!最強最悪の三兄弟がそろってるじゃないか!ハハハ」
レイリーは三人がそろっていることに、とても満足そうな顔をしていた。
どうやらレイリーはサボにも修行を見てほしいと思っていたようだ。
それを承諾したうえで、サボはエースにつき、教えることになった。
とはいっても、エースはほとんど覇気を習得している。
なので、手合わせすることになった。
「よし!じゃあやるか!」
「おう!!」
「「武装色、硬化!!!」
二人同時に覇気を腕にまとい、手合わせが始まった。
だが、レベルが高いため島には振動が起こる。
そのころ、ルフィはこの振動を感じ、燃えていた。
「エースもサボもすげぇな!俺も負けられねぇ!よろしくたのむ!レイリー!!」
「ああ、任せたまえ。」
(サボ君とエース君が一緒にいてくれてよかった、競い合ったほうがルフィ君に気合が入る)
「さあ、始めよう!!」
ルフィたちが修行を初め、あれから2年たった。
エースは半年前には覇気の修行をすべて終え、白ひげのもとに戻っているし、サボは革命軍の任務が、レイリーもルフィが覇気を習得し終わった時にシャボンディ諸島へ帰っていた。
今この島にいるのはルフィと野獣たちだけだ。
ルフィは今ではこの島のボスになっていた。
それだけ、覇気が強くなった証拠だ。
あと少しで、ハンコックたちが迎えに来る。
ルフィは、麦わら帽子の前に立っていた。
「この2年間、いろんなことがあったな・・・。エースやサボと少しの間だけど、一緒に過ごせて楽しかった・・・。・・・・よし!海賊麦わらのルフィ!!再開だ!!」
この2年間の間で、麦わらの一味の名を知らぬ者はいなくなった。
特に船長であるルフィは、父親が革命軍ドラゴンであること、兄弟が白ひげ海賊団2番隊隊長エースと、今となっては革命軍NO,2であるサボであることで大きな話題を呼んだ。
これからも、麦わらのルフィを中心に様々な事件が起きるだろう。
ルフィたちの物語は・・・・まだまだ・・・・まだまだ・・・・続く・・・!!
いきなり2年後に飛んじゃいました!すみません!
ですが、2年後の麦わらの一味の復活!
楽しみにしていてください!
次の物語は、きっとみなさんが笑えるものになる・・・かもです!!
期待せずに待っててくれるとうれしいです!
では、またお会いしましょう!