「俺がそれをさせると思ってんのか!・・・・グッ・・!」
白ひげ、そしてルフィたち全員が助けようとするものの、白ひげは重症、
ほかのものは動けても、脅威がたくさんいることにより、先に進めない。
エースの両サイドに死刑執行人がたつ。剣を構え・・・エースの首に向かって・・・振り下ろされる!!
「やぁめぇろーーーーーーーー!!!!」
ルフィの言葉により、海兵や白ひげ海賊団の一部、死刑執行人などの力の弱いものは次々と倒れて行った。だが、ルフィは特に気にすることもなく、エースのもとに駆けていく。
「麦わらボーイ!今のは・・・・?」
「おいおい、まじか!」
「う~ん。驚いたね~~。」
「・・・・・。」
「・・・小僧!」
みんなが驚いているのも無理はない。
これは、選ばれたものにしか使えない・・・"覇王色の覇気"
それをルフィは、エースが危機にさらされたことによって、無意識に出したのだ。
そして、それのおかげでエースの処刑は先延ばしになった。
「くそ!麦わらめ!やはり素質を持っていたか!
おい!代わりの者を急いで連れてこい!!」
センゴクの命令で代わりの者が来るまでが、エースを救うタイムリミット・・・。
ルフィはさらにスピードを上げ、かけていくが、パシフィスタによって阻まれる。
パシフィスタはルフィを視界にとらえ攻撃しようとしたが、ルフィのもとに攻撃が来ることはなかった。
「誰じゃ!わらわの愛しのルフィに、こんなロボットを仕向けたのは!!」
「ハンコック!!」
ハンコックの攻撃によって、パシフィスタは襲ってこなくなった。
しかし、ハンコックはルフィに名前を呼ばれたことにより、妄想に入っていた・・・
目的を忘れて。(汗
「ルフィに名前を呼ばれたしまった❤これが世にゆう、"結婚"❤」
「いや、結婚はしねぇけどな!とりあえずありがとう!」
「ハッ!しまった!待つんじゃ!ルフィ!これを。」
「??これは?」
ハンコックの手にしていたもの、それはエースをつなぐ手錠のカギだった。
ルフィの役に立つため、ひそかに手に入れていたのだ。
ルフィはうれしくてうれしくって、つい抱き着いてしまった。
それにより、ハンコックは使い物にならなくなった・・・。(汗
「ありがとう!ハンコック!こんなの、俺、俺
とにかくありがとう!!!」
「いいのじゃ、いいのじゃぞ、ルフィ❤
それよりも早く兄上をお助けするのじゃ。」
「うん!本当にありがとう!」
エースのカギを手に入れたとき、イワンコフの頭からイナズマが出てきて
エースへの道を作ってくれた。
これでエースを助けられる!ルフィは急いで道を駆け上がる!
そんなとき、ルフィが一番戦いにくい相手・・・ガープがついに戦いに参戦した!
「ここを通りたくば、わしを倒していけ!麦わらのルフィ!
今からお前を・・・敵とみなす!!!」
続く
イワンコフの頭の中はいったいどうなっているんだろう。