逃げる?違います。明日への前進です。   作:レッドツリー

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遂に、シュウの奴が…技名を出したぞー!
❗️←これがマークです(ノ)´∀`(ヾ)


決着

ザンクとシュウが出会った理由。それはシュウの行動の昼頃にまで遡る事になる。

 

 

 

お昼時

今日は朝から危険種狩りに来ていた。首斬りザンクとか言う危険人物がいる為なるべく早めに引き上げようと考えてるからだ。

 

「さーて、少し小休憩してから帰るかな」

 

朝から狩りに集中してた為結構な戦果を得たが、少し早起きし過ぎたかな?

 

「丁度良い木陰と芝生もある。しかも風が気持ちいい」

 

俺は危険種の素材が入った鞄を枕にして横になった。

 

 

………………8時間後

 

 

やっべ!寝過ぎた!しかも夜だから寒いし。良くこの温度の中で寝れたな俺。

 

もう、門は閉まってるだろうから抜け道探して入るかな。

 

そう思いながら抜け道を探す為に帰路に着く。そして意外とあっさり見つかり進入。

 

「いやー、サッサと帰ろ。首斬りザンクとか言うキチガイが居るし。後はこの角曲がって広場に出れば近道だ」

 

この行動によりシュウはザンクとチェルシーに会う事になる。

 

 

 

 

 

さて、まずどうするか。サブマシンガンで牽制射撃。そしてマグナムで仕留め

 

「ほぉ。実に堅実な戦い方だな。確かにお前が持っているマグナムとやらか?それを喰らえばひとたまりも無いのは事実だね」

 

なっ!心が読まれた?……あの額に付いてるやつか?

 

「ピンポーン。その通り。帝具スペクテッド、五視の能力が1つ”洞視”。表情を見る事によって相手の思考が分かるのさ。観察力が鋭いの究極系だな」

 

成る程な。もしかしたら……あの能力も有るのかな?

 

「ザンク、お前に1つ聞きたい。………透視能力もあるのか?」

 

これだけは絶対に聞いておかねばならない。

 

「正解だ。透視能力もある。お前さんが持ってる武器はサブマシンガン、マグナム、ククリナイフ、そして、丸い玉が4つ、更に弾倉は3つだ。正解の褒美に干し首やろうか?」

 

「…………干し首持ってるの?」

 

気になってつい聞いてしまった。

 

「勿論!何と言ってもオレのコレクションだからねぇ!で、欲しいか?」

 

「いや、いらね」

 

即答しました。

 

「何だ。折角上げようと思っていたのに……悲しいねぇ!」

 

ザンクが一気に接近してくる。速い!サブマシンガンで牽制射撃をする。

 

ダダダダダダダダダッ

 

 

 

 

 

 

ニヤリッ

 

ザンクの口元が歪んだのが見えた。

 

ギャギャギャギャギャギャギャキン!

 

「な!」

 

全部捌きやがった!ザンクが間合いに入る!

 

「終わりだ!」

 

くっ!トリプルブースト!

 

ザンクの攻撃が遅くなる。しかし、それでも速い!体を反らす。ザンクのナイフが通り過ぎる。しかし、下段から更に追撃が来る。体を捻り右に跳ぶ!そこから射撃開始する。

 

ダダダダダダダダダッ ドオォン!

 

「ふっ!無駄だ!」

 

ギャギャギャギャギャギャギャン! キン キン キン

 

9mmは捌きマグナムは避けるか。至近距離からならイケると思ったがダメだな。しかし、ザンクとスペクテッドと相性が良いのだろう。じゃなきゃ弾を捌く何ぞ出来るかよ。

 

「その通り!オレと帝具スペクテッドの相性は抜群でね。お陰様で身体強化もされてるのさ」

 

ザンクが自慢気に語りだす。ちっ!厄介な。しかし、チェルシーさんも今どうなってる?

 

「あぁ、あの御嬢さんなら君を見て安心して気が抜けて意識が無いよ。残念だったねぇ。遠くに逃げる様に指示が出せなくて」

 

確かにそうだなぁ。だがなぁザンク、これだけは言っておくぜ。

 

「ザンク。俺は、お前の帝具スペクテッドについてそこまで驚きは無い。いや、想定の範囲内より少し出てる程度だ」

 

「何?そんな余裕があるのかな?」

 

「あるさ。スペクテッドの能力。俺は良く知っている。そう、過去に何度も妄想した。何度も何度も……妄想した。………そう女子更衣室の壁を透視したり、銭湯の女子風呂を透視したり、街で見かける綺麗なネーチャンの服を透視したり!はたまたカップルがホテルに入った後の営みを透視したりと!何度も妄想したわ!」(°Д°)クワッ!!

 

◝('ω'ω'ω')◜デデーン

 

「な………なんだと……て、全部覗きじゃねぇか!ふざけるな!」

 

「ふざけて無いわ!だったら洞視で確認してみろや!」

 

そう言われてザンクは洞視を展開する。

 

「くっ!貴様、本気だったのか!こんな…こんな…アホみたいな展開があってたまるか!」

 

アホとは何だアホとは。失礼な。

 

「つまりだ。その帝具スペクテッドは俺に相応しいと言っても過言では無い!さあ!戦おうか!そして、最後まで立ってる者がスペクテッドに相応しい!俄然やる気が出てきたぜ!」

 

心も頭も熱くなってテンションが高くなった時、今1番聞きたく無い声が聞こえた。

 

「………シュウくん……そんな事考えてたの?」

 

 

 

 

 

 

世界が止まった。

 

 

 

 

 

「えっと……ほら……あ、相手のリズムを崩す為に言った…ウソダヨ」

 

声が裏声気味だが気にしちゃダメだ。

 

「………そう。取り敢えず、頑張ってね。私まだ動けそうに無いから。ゴメンね」

 

チェルシーさんの態度がちょっと冷たい気がするが、気にしちゃダメだ!(若干涙目)

 

「もう良い。これ程戦いの中で馬鹿にされたのは初めてだ。最後まで立ってる奴がスペクテッドに相応しい?なら、最後まで立って見せろ!」

 

 

ズズズッ カッ!

 

 

「な……なん……え?君は…あの時の………」

 

 

 

sideチェルシー

シュウくんの様子がおかしい?

 

「シュウくん!シュウくん!どうしたの!シュウくん!!」

 

「”幻視”その者にとって1番大切な者が目の前に浮かび上がる。御嬢さんが此処まで来る時に見た者も”幻視”によるものだ。愉快愉快」

 

あの時のシュウくんはそういう事。

 

「シュウくん!目を覚まして!今見てるのは幻よ!」

 

「無駄無駄。1人にしか効かぬが催眠効果は絶大。そして、どんな者であろうと

 

 

ジャキン コツ コツ

 

最愛の者に手をかける事など不可能

 

 

コツ コツ コツ タッタッタッタッダ!

 

 

愛しき者の幻影を見ながら死ね!シュウ!」

 

 

「シュウくん!逃げて!!」

 

 

シュウくんが死ぬ。嫌!思わず目を閉じてしまう。

 

 

しかし、

 

 

ドオォン! ギイイイイィィン!

 

 

確かにシュウくんの銃の音が聞こえた。

 

sideシュウ

 

ドオォン! ギイイイイィィン!

 

 

 

 

「な、な、何故だ!1番愛する者が視えた筈だ!なのに何故!」

 

 

 

「…………あの子はもう、此処には居ない。今頃、他の男とチョメチョメしてるに違いない!(血涙)畜生!あのジジィが俺の書類をシュレッダー何ぞに掛けなければ今頃!畜生!もう許さねぇ!ザンク!お前は……俺の……逆鱗に思いっきり触れやがった!」

 

しかも、何気に相手の顔が朧げだったし!最愛と言うより、寧ろ女々しい自分を再確認しただけじゃねぇか!

 

「ザンク、お前今マグナムを至近距離で受け止めたな。この勝負俺の勝ちだ」

 

「な、何だと!たかが幻視を破ったぐらいで調子に!」

 

「武器にヒビ入ってるぞ。そして、腕は痺れてないか?なら、後は分かるな?」

 

(しまった!武器が!折れる!)

 

ガチャン ガチン シャキンジャキン

 

「悪いが接近戦で、全力で殺らせて頂く。手加減なしだ。覚悟!」

 

ダッ!

 

「ぬうあああ!死んでたまるかあああ!!」

 

ファイブブースト!

 

ガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

 

(先に殺す!未来の動きが読める俺が有利!!

 

ガガガキンギャギャギャギャリン!!!!

 

グッ!…即座に殺しきれん!寧ろ捌くで手一杯だと!バカな!バカな!一体何だその速さは!こんなことが!)

 

ギャギャギャバキンッ!!!!

 

 

 

「なっ!」

 

「終わりだ」

 

ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ!!!!

 

 

五斬烈風❗️

 

 

 

「ガハッ!」 ドサッ

 

 

 

「ザンク、お前はもう寝とけ。……まぁお前との会話は嫌いじゃ無かったから、死ぬまで見ててやるよ」

 

「グハッ……ハァ、ハァ、ゆ、愉快……愉快。最期を……看取って…貰える……とはな。

 

 

 

 

 

ありがとよ……シュウ」

 

それきり、ザンクは動かなくなった。

 

「あぁ、どういたしまして。」ドサッ

 

あー、頭痛い。かなり集中したからなぁ。ちょっとシンドイや。

 

「……!…………!」

 

誰かの声が聞こえる。誰だっけ?とても大切な人の声だと思うんだけどな。

 

そこまで思って、俺の意識はプツリと切れた。

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