吸血鬼姉妹の兄となりましたが、ディオ様なのは色々と間違ってると思います。 作:すうぱぁれたす
side???
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」
もうどれくらい走ったのだろうか。かれこれこの
いたかー!
いや、みあたらねぇ。くそ、あのガキは一体全体どこ行ったんだ!
いいか、早く見つけて殺せよ、魔女のガキだからな。逃がしたら俺らが殺されちまうぞ!
相手にとっては、私に逃げられては困るだろう。だが、私だってわざわざ捕まって、自らの命を失いたくはない。
「見つけたぞ!」
「ッ!?」
やばい、見つかった!早く遠くに…「行かせねぇぜ?お嬢ちゃん。よくもまぁ、こんなにてこっらせてくれたねぇ?」
くそっ!私はこんなとこで死ねないのに!
「なあ、お前ら。こいつさぁ、ぶっ殺す前にさ、ちょっとだけつままねぇか?」
「はぁ?何言ってんだ?」
「確かにこいつは魔女だけどよ、なかなかにいい体をしてるじゃねぇか。ちょっとくらいつまんでもバレねぇって!」
「まぁ、顔も悪くねぇしな…」
あぁ、私はこんな奴らに弄ばれて、ゴミのように捨てられて死ぬのかな。家も、友達も、家族も奪われて。
ろくでもない、つまらない人生だった。どうせ死ぬなら、自らの手で…
そう思い、舌を噛み切ろうとした、まさにその時だった。
彼女の声が聞こえたのは。
「あら、随分と楽しそうなことをしてるじゃない?私も混ぜてくれないかしら?」
私にはその時、彼女の背中にあった蝙蝠のような羽が、天使の羽のように思えた。
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sideディオ
どうも皆さん。ディオです。
今日は、何をしているかというと…
「お兄様!次はどうするの?」
「次は、卵を混ぜてくれないかな?」
「わかった!」
フランと料理をしています!
フランが料理の本を読んで、作ってみたくなったそうです。
なので、簡単なオムレツを作っています。
おかげさまで、とってもかわいいフランのエプロンが拝めてます。眼福ですはい。
本当は、レミリアも来て欲しかったのですが、何やら散歩に出かけるとのこと。邪魔をしてはいけないので、妄想でカバーしてます。
…レミリアのエプロン姿、見たかったなぁ(´・ω・)
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「できたぁ!」
「よく出来てるじゃないか。じゃあ、食べようか。…ん?」
お!私のレーダーにレミリアが反応した!帰ってきたかな?
ちなみに、この妹レーダーは半径200メートル以内なら正確に、500メートル以内なら大雑把にわかります。これくらい、兄なら出来て当然ですよね!
「ただいま!」
「おかえり、レミリア…!?」
緊急事態発生。
俺の妹が、血まみれの女の子と一緒にやってきました。
…なぁにこれ?
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side???
あの後にこの子、いえ、レミリア・スカーレットは、家に招待してくれるようだ。あの男たちは…よく風が通りそうな穴が、胸に空けられた、とだけ言っておくわね。
「さあ、パチュリー!ここが私の家よ!みんな優しいから、ゆっくりしていきなさい!」
…なんだかとんでもなく大きな屋敷があるんだけど。しかも、やけに真っ赤で、目に痛い。
「さぁ、入って入って!今、お兄様たちがオムレツを作っていると思うわ!」
「ちょ、ちょっと、わかったから押さないで!すごく転びそうだから!」
すごくテンションが高いわね。それよりも、今お兄様って言ったわね。他にもいるのね。てっきり、同じようにみんな外に出ると思っていたのだけど。
「ただいま!」
「おかえり、レミリア」
ッ!?いつの間に!?
全く気づかないうちに、私の眼の前には男が立っていた。
身長はとても大きい。髪は金髪で、服は黄色が中心の、見たことがない格好をしている。そして、なんというか、こう、オーラ?のようなものが凄まじく感じる。レミリアがあの時に見せたくらいのものを、上回っている感じがする。何者?…父親かしら?
「レミリア、その子はどうしたんだい?怪我をしているじゃないか。」
「この子はパチュリーよ。散歩していたら、襲われていたの。あとそれと、これは大丈夫よ、お兄様。返り血だから。心配ないわ。」
うそっ!?これで兄なの!?なら、お父さんはきっともっとすごいのかしら。
「違うよ、レミリア。その子の服にかかったのは他の人の血ということはわかる。でも、裸足だから足を切っているだろう?擦り傷も多いじゃないか。森の中でも走っていたのかい?」
す、すごい観察眼ね。ほとんど合ってるじゃない。
「あら、そうだったの?ごめんなさい、パチェリー。じゃあ、怪我の手当てをしてから、ご飯を食べましょ?」
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ふぅ、美味しかった。あのお兄さんが作ったらしいけど、ふわふわだった。最初は血が入ってるんじゃないかと思ったけど、どうやら手当てをしている時に作ってくれたらしく、血は入っていないらしい。
それと、レミリアの妹にもあったわ。フランドールという子だったけど、レミリアに似た、可愛い子ね。
…なんでお兄さんとはあんなに違うのかしら。共通点が金髪しかないのだけど。
「それじゃあパチュリー、どうしてあなたはあんなことになっていたの?」
…やっぱり聞かれるわよね。黙っておくのも、ここまでもてなされたんだから失礼よね。
「魔女だからよ。」
「魔女?あなたが?魔力は確かに多いけど、霊力もあるじゃない。」
「まぁ、そうなるわね。本当は魔法が使えるだけの、魔法使いよ。」
「じゃあ、なんで…「魔女狩りだな?」お兄様?魔女狩りってなに?」
「魔女狩りというのは、魔女または妖術などの被疑者に対する訴追、裁判、刑罰などのことを言うんだ。もともと、妖術を使ったと疑われる者を裁いたり制裁を加えることは古代から行われていた。しかし、15世紀には、悪魔と結託してキリスト教社会の破壊を企む背教者という新種の「魔女」の概念が生まれるとともに、最初の大規模な魔女裁判が興った。そして、16世紀後半から17世紀にかけて魔女裁判の最盛期が到来したんだ。」
「あら、よく知ってるのね?」
「少し前にね、興味があって勉強したんだ。」
「へぇ。まぁ、今お兄さんが言った通りね。要するに、『魔法使えるから処刑しよう』ってことよ。私は逃げてきたんだけど、おかげさまで、何もかも失ったわ。」
「ふーん」
ちょ、ふーんってなによ!ふーんって!あなたが聞いたんじゃない!なにその素っ気なさ!
「じゃあ、私たちと家族になりましょうよ!」
「…はい?」
「だーかーらー、家族になりましょうって言ったの!」
…この子はいきなり何を言い出すんだろうか。
「家族もなにも、私たち赤の他n「友達でしょ?」…え?」
「私、仲良くしたい子しか家には呼ばないの。この意味がわかる?」
この子は、会った時からすでに友達のつもりでいたの?
「…プッ。フフフ、アハハハハッ!お腹痛いわ!」
「ちょっと、笑わないでよ!恥ずかしかったのに!」
「ごめんなさい、おかしくって、つい…フフッ。そうね。もうすでに
「れ、レミィ?」
「あら、友達だから、あだ名をつけてあげただけよ?お気に召さなかったかしら?」
「ううん、そんなことないわ!いいわねそうゆうの!そうね、ならパチュリーは…パチェ!これからよろしくね!パチェ!」
「ふふ、よろしくね。レミィ、フラン、あと…」
「ディオだ。」
「ディオさん。本当にいいのかしら?迷惑にならない?」
「大丈夫だ。こんなところにくるようなヤツは、マヌケか、死にたがりしかこない。あとは、私と仲のいいやつくらいだな。それに、一人くらい増えても、親は逆に大喜びすると思うぞ?」
「…それってどういうこと?」
「フフ、帰ってこればわかるさ。頑張りたまえ。」
「…?」
「そんなことよりパチェ!家を一緒に回りましょう?案内したいところがいっぱいあるの!」
「お姉さま!フランも、一緒に行く!」
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《帰ってくるまでの時間を消し飛ばす!キング・クリムゾン!》
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sideディオ
「ただいま〜」「ただいま」
「おかえりなさい。お父様、お母様。」
「いや〜集会めんどくさいわ〜もうさ、やめてもいいと思わんか?なぁ、ディオ?」
「あらあら、余計なことをぬかすと、
「集会ってさ、すごい大事だよね!」
いつも通りだな。さて、伝えてやるか。
「レミリアが、大事な話があると二人を呼んでましたよ?」
「なにっ!?つ、ついにレミリアにも男が!?大変だカルナ!ついに娘がよm「あなた?」はいすいませんでした。わかりましたので、どうかその手にしまっている太陽光は出さないでください。」
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sideパチュリー
さて、レミィのお父さんたちが帰ってきたみたいね。…一体どんな人なのかしら。
コンコン ガチャ
「レミリア、お話とは何かな?」
え?お父さんは小さくはないけど、大きくもないわね?175くらいかしら?髪の色は、レミィと同じ黒だけど…まさか、お母さんが大きいのかしら?
「ふふふ、楽しみね♪」
えっ!?若っ!というより、ちいさっ!すごくレミィたちに近いけど、というか同年代にしか見えないんだけど!
…なんでディオさんだけはあんなに違うのかしら?
「あのね、お父様。お友達を住まわせてあげてもいい?」
「なっ、お友達ィ!?」
やっぱり、驚かれてるじゃない。住まわせてもいいなんて、すぐには言えないわよ。
「ついに…ついにレミリアにもお友達が!!!なかなかできないから心配したが、ついに、ついに!」
「ふふ、よかったですね?あなた。」
驚くところそっち!?
「あなたの名前は?」
「パチュリー・ノーレッジです」
「あらあら、いい名前ね」
えっ、スルー?
「あの、本当にいいんですか?」
「グズ、もちろんだとも。きっと何かあったんだろう?そんな子を見放すなんてことは、一人の親として許せんよ。」
…優しい人なのね。深く聞かないってことも、そこに入っているのかしら。
「これからよろしくお願いします。」
「もちろん!新しい家族として、歓迎しよう!」
「はい。改めて、よろしくね、レミィ」
「よろしくね!パチェ!」
さっき私は、つまらない人生とか思っていたけど、そんなことなかった。だって、こんなに素晴らしい出会いがあるんだもの。
ディオが、暴走しない…だと?
そして、ついに登場パッチェさん。
さらに、知らぬ間に4000字オーバー。びっくりした。