少女は何を見る   作:晏佳@12

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はい。本編の台詞をなぞるの正直疲れました。

これからはなんちゃって原作沿いなので、ご容赦ください。




編入(7)『体育祭』

ずっとそのままでいるのも疲れるので、心操のところに戻る。

 

「おかえり。爆豪は閉じ込めたんだ」

「面倒だったからね。さて、残り時間もあと僅か。あとは」

 

その時。一瞬にして周りが炎で囲まれる。

 

後ろを振り返ると、半分がいた。

 

「どうする?逃げる?」

「馬鹿言え。やるなら徹底的に叩き潰す」

 

騎馬は一直線でこちらにやってくる。

 

「回避」

 

見る限り、あいつの騎馬の個性は物体を作るのと電気。それに足関係か?あいつ自身は熱と氷。

【抹消】はさっきの爆破野郎みたいな大雑把な使い方は出来ない。かといってこの組み合わせじゃ騎馬どうしの戦いでは負ける。なら。

 

私はさっきみたいに彼らの周りの地面を【拒絶】して孤立させる。けれど先程のを見ていたのだろう。すぐに氷で道を作られた。

 

「時間をかければ負けるね」

「うん。でもあの氷にだって制限はある。どうやら炎は使ってこないみたいだし、なら騎馬の方をどうにかすればやり用はいくらでもある。とりあえず、ぶつかって。思いきり」

「はぁ?」

「向こうと密着すればいい。そうすれば迂闊に凍らせることはできない。出来ても、近づければいい。」

「はぁ………わかった」

 

心操はため息をつくが、やってくれるようで後ろの二人に指示を出していた。

 

「いくよ」

 

掛け声と共に走りだす。

突然向かってきた私たちに驚いたのか一瞬反応が遅れていた。

そして騎馬と騎馬がぶつかり合う。

 

「っ!飯田、行けるか!」

「無理だ!」

「チッ!巻き込まれんなよ」

 

半分はこの距離でもコントロールできるのか、私たちだけ凍らそうとする。それと同時に私のハチマキに手を伸ばすが。

 

伸ばしてきた手を逆につかんで思いきりこちらに引き寄せる。

 

「な……っ!」

 

驚いて体勢を崩すが、それでも氷を使ってくる。

 

「個性に頼りすぎ」

 

その直前で、私は個性を使い彼の個性を消した。

 

氷が出ずに一歩出遅れる相手。

私は彼のハチマキを奪い、そのままあらぬ方向に放り投げた。

 

 

 

直後。

試合終了の合図が響く。

 

 

________________________

 

前代未聞の結果に先生方は慌てていた。

 

「もう行っていいかな」

「駄目でしょ」

 

早く父さんのところに行きたくてウズウズしていたら心操に宥められる。

残りの二人は最後の激突で意識が戻ったらしく、どういうことなのかと呆然としていた。

 

『えーと、異例のことだが、決勝リーグに四人だけってのはちょっと寂しいからもう一回やるぜぇ!!!勿論勝ち残った組は勝ち抜け!他は残りの三組を取り合ってもらうぜ!YEAH!!』

 

「だってさ」

「まぁ妥当じゃないか?」

 

プレゼントマイクが最後の方でいつもの調子を取り戻したのか煩い。

父さんはすぐとなりで聞いてるけど耳つぶれないのかな?

 

「あの!」

 

すると騎馬だった二人のうちの一人が手をあげた。

 

「俺は棄権してもいいですか!」

「え!?なんでなんで!?」

「俺、騎馬戦の間ずっと意識がなくって。最後のほうしか覚えてないんだ。皆が真剣に戦っているなか、そんな俺が本選に進むのは納得いかない!」

「そんなこと気にしなくてもいいのに!」

「そうだよ!折角のチャンスなんだよ!?」

「いいんだ。これは俺のプライドの問題だから」

 

 

なんやかんやあって、騎馬の二人は棄権することになった。

 

まあそんなことはどうでもいいから早く父さんのところに行こう。

本選まで時間はあるし、またやり直すならさらに時間は増える。

プレゼントマイクが邪魔だけどそこは妥協して、一緒に過ごそう。

 

 

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