この世界   作:シャト6

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第1話

『何でお前は、あいつと違ってこんな事も出来ないんだ!!』

 

『我が一族の恥さらしだ!!』

 

『お止め下さい!!ーー様は一生懸命なさっています!!』

 

『うるさい!!出ていけ!!貴様もクビだ!!!』

 

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「!?」

 

目が覚めると、知っている部屋だった。

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ。またあの夢か」

 

「大丈夫ですか?」

 

横から声を掛けられる。

 

「・・・大丈夫だ。少し夢見が悪かっただけだ。心配かけたな・・・リーラ」

 

リーラと呼ばれる女性。

 

拓哉(リーラ達だけが俺についてきてくれたんだよな)

 

リーラ「いえ・・・私共は、いつでも拓哉様の味方でございます。どんな事がありましても」

 

そう言いながら、二人はキスをする。そしてリーラは先に出ていく。拓哉もベッドから出て服に着替えリビングに向かった。

 

「おはようございます」

 

拓哉「おはよう森さん」

 

俺はキッチンにいる森さんに挨拶する。

 

森「本日の朝食です」

 

目の前には、これぞ日本人の朝食という和食が用意された。ご飯に味噌汁、焼き鮭、卵焼き、納豆である。

 

拓哉「それじゃあ、この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます」

 

食材に感謝を込めて食べる。いつもの事ながら、美味しい朝食であった。食べ終わると、森さんがお茶を出してくれる。

 

森園生「どうぞ拓哉さん」

 

拓哉「ありがとう森さん」

 

俺は森さんにお礼を言い、出されたお茶を飲み一息つく。

 

「拓哉様、そろそろお時間です」

 

拓哉「もうそんな時間か。なら、準備するか」

 

俺は部屋に戻り制服に着替える。上着の内側には拳銃を隠し、そして刀を3本横にさす。刀の名前は【霊剣荒鷹】【斬鉄剣】【三代鬼徹】である。準備が出来たので出発する。えっ?刀なんか持ってたら捕まるって?悪いがそれはない。俺の家・・・ま~、じいちゃんとばあちゃんは、日本の総理大臣や天皇陛下よりも上の存在なんだ。けど・・・噂に聞けば、あのアメリカの大頭領より上ってリーラが言ってた気が・・・ま~、そんな訳で、俺は堂々と持ち歩けるって訳だ。もし仮に警察などが来ても安心だ。すると、部屋の扉がノックされる。

 

「拓哉様、お車の準備が出来ました」

 

拓哉「すぐに行くよ」

 

そして俺は、ロベルタが用意してくれた車に乗って、学校に行くのであった。到着すると、ロベルタが話し掛けてきた。

 

ロベルタ「それでは、拓哉様の授業が終わり次第、お迎えに参りますので」

 

拓哉「分かった。いつも悪いな」

 

ロベルタ「いえ・・・私は拓哉様に命を救われました。しかも、私の事情を知ってまでここに置いていただく事を許されました。そのご恩は、一生をかけて償うつもりでございます」

 

深々と頭を下げながら言うロベルタに、俺はデコピンをする。

 

拓哉「それは気にするなっていつも言ってるだろ?俺が好きでお前を迎えたんだ。その事については、あいつらと一緒だ」

 

ロベルタ「拓哉様・・・」

 

拓哉「だから、いつまでもその事を気にするな♪」

 

笑顔でロベルタにそう伝える拓哉であった。教室に行くと、いつも通りの反応をするクラスの連中。俺があの家の出身である事を知ってる為である。

 

拓哉(相変わらず居心地が悪いったらありゃしない)

 

俺はそう思いながら、自分の席に座るのであった。しかし、そんな中でも俺に声をかけてくる奴がいた。

 

「よ~拓哉!」

 

拓哉「朝から元気だな。一誠」

 

彼の名は兵藤一誠。学校ではエロ三兄弟と言われている。けど、こんな俺にも話し掛けてくるいい奴である。

 

一誠「拓哉、今日元浜の家でAV観賞するけど、お前も来るか?」

 

拓哉「いや・・・遠慮しとくよ」

 

一誠「そっか。けど、見たくなったらいつでも言えよな♪」

 

そして一誠は行ってしまった。そして放課後、いつもの様にロベルタが迎えに来る。

 

ロベルタ「お待ちしておりました」

 

拓哉「ありがとうロベルタ」

 

車に乗り込み走っていると、後ろに二台ついてきてる車がいた。

 

ロベルタ「拓哉様・・・」

 

拓哉「あぁ。恐らく加藤家の連中だろう」

 

ロベルタ「撒きますか?」

 

拓哉「できるならそうするが・・・向こうは既に殺る気満々だぞ?」

 

指で後ろを指しながら言っていると、こちら目掛けて撃ってきた。

 

拓哉「さて、どうしたものか」

 

ロベルタ「私がお相手します。アンジェラ、ハンドルをお願いします」

 

アンジェラ「任された」

 

運転を交代すると、ロベルタは屋根に上がる。

 

ロベルタ「拓哉様の敵は、私にとっても敵です」

 

次の瞬間、メイド服の中からガトリングを取り出した。

 

拓哉「なぁ」

 

アンジェラ「はい?」

 

拓哉「あんなデカイの、何処に仕舞ってたと思う?」

 

アンジェラ「さすがの私も、そればかりは・・・」

 

俺達は二人して、そんな会話をするのであった。すると、後方で爆発音が聞こえロベルタが戻ってきた。

 

ロベルタ「終わりました拓哉様。アンジェラ、ありがとうございます」

 

アンジェラ「ああ」

 

運転も代わり、そのまま家に帰るのであった。因みに、俺が今住んでいる家は、じいちゃんとばあちゃんが俺の為に用意してくれた家である。




リーラ・シャルンホルスト(まぶらほ)


森園生(涼宮ハルヒの憂鬱)


ロベルタ(BLACK LAGOON)


アンジェラ・ジョンソン(聖剣使いの禁呪詠唱)
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