この世界   作:シャト6

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第6話

拓哉「さていつ呼ばれるのやら」

 

リーラ「そうですね」

 

拓哉達は、屋上で日向ぼっこを楽しんでいる。未だに俺とリーラは呼ばれない。

 

拓哉「けど、リーラに膝枕してもらうのも久し振りだな」

 

リーラ「そうですね」

 

しかし、リーラは顔を少しだけ暗くする。

 

拓哉「・・・何かあったのか?」

 

拓哉は気になってリーラに聞く。

 

リーラ「・・・何でも御座いません」

 

拓哉「何でもないことはないだろ?何年一緒にいると思ってるんだ?」

 

リーラ「・・・・・・」

 

拓哉「・・・花嫁候補のことか?」

 

そう言うと、リーラは微かにだかピクッと震えた。

 

拓哉「・・・確かに多くの花嫁候補がいる。けどな、リーラ達も大切に思ってるんだぞ?」

 

リーラ「拓哉様」

 

拓哉「もしリーラやロベルタ達に何かあれば、何がなんでも助け出す。お前達は誰にも渡さない」

 

そう言いながら、リーラを抱き締める。

 

リーラ「絶対に・・・離さないで下さい」

 

拓哉「当たり前だ」

 

二人の空間は、甘い雰囲気が流れていた。すると、フィーナから念話が入る。

 

フィーナ『拓哉様、リーラ様、今から呼び出しますが宜しいですか?』

 

拓哉『了解』

 

フィーナ『それではいきます』

 

拓哉達の足下に、グレモリー家の魔方陣が現れた。そのまま俺達は、旧校舎にいるオカルト研究部に転送された。

 

フィーナ「お待ちしておりました」

 

拓哉「いえいえ」

 

「だ、誰よあなたは!?」

 

「何で人間がここにいるんだ」

 

フィーナ「彼らは、サーゼクス様から依頼されてこちらにおられます」

 

「お、お兄様が」

 

リアスは驚きを隠せなかった。

 

拓哉(何人かは知ってる顔がいるな)

 

部室にいる連中を見渡しながらそう思う。

 

フィーナ「拓哉様、リーラ様、サーゼクス様の妹のリアスお嬢様です。そして、フェニックス家のライザー様です」

 

フィーナさんが、二人の事を説明してくれる。すると、ライザーがリーラの前に立つ。

 

ライザー「ほう・・・いい女だな。気に入った!お前も俺の嫁にしてやる」

 

リーラ「お断り致します。私は、死ぬまで拓哉様の為に生きます」

 

あっさりと断られて、ライザーは怒りだす。

 

ライザー「たかが人間が!!この俺が嫁にしてやると言ってるんだ!!黙って来ればいいんだよ!!」

 

リーラを掴もうとするライザーの手を拓哉が掴む。

 

拓哉「ウチの大切なメイドに手を出すな」

 

ライザー「人間が悪魔に逆らうな」

 

すると、ブチッという音が部室に響き渡る。

 

一誠「ブチッ?」

 

拓哉「今何て言った?人間が悪魔に逆らうな?面白いこと言うな♪」

 

すると、部室の空気が重たくなる。

 

拓哉「あんまり舐めた事を言うなよ?殺すぞ?」

 

更に空気が重たくなり、部室に亀裂が入り窓ガラスが割れる。

 

フィーナ「拓哉様、落ち着いて下さい」

 

すると、フィーナが拓哉の前に立ちはだかる。

 

拓哉「どけフィーナ。いくらお前でも、手加減しないぞ」

 

フィーナ「・・・・・・」

 

拓哉の威圧に、フィーナも黙ってしまう。他の連中は、拓哉が発する気圧に脅えており、一誠に限っては既に気絶していた。すると、グレモリー家の魔方陣が現れる。

 

リアス「これは・・・グレモリー家の紋章!?一体誰が?」

 

その中から出てきたのは、フィーナそっくりの銀髪メイドだった。

 

「サーゼクス様の勘が当たりましたね。拓哉様、落ち着いて下さい」

 

フィーナ「グレイフィア!?」

 

リアス「どうして貴方が?」

 

グレイフィア「はい。サーゼクス様が、『嫌な予感がする』と仰られましたので、来てみれば拓哉様がお怒りになっています。どなたが原因ですか?」

 

すると、ライザーの眷属を含む全員がライザーを見る。

 

グレイフィア「ライザー様が原因ですか。今回は此方で落ち着かせますので、2度と拓哉様達を馬鹿にしないで下さい」

 

そして、グレイフィアとリーラが怒ってる拓哉を連れて部室を出ていったのであった。そのまま車に乗り込ませたが、拓哉は未だに機嫌が悪い。

 

拓哉「・・・何で邪魔をした」

 

リーラ「拓哉様、私の為に怒ってくださるのは嬉しいですが、リアス様達には辛すぎますよ」

 

グレイフィア「そうです。手加減したとはいえ、あの空間に耐えれるのは姉さんや私達しかいません」

 

拓哉「けどよ・・・」

 

グレイフィア「気持ちが分かりますが・・・」

 

リーラ「それと、先程フィーナ様から連絡があり、レーティングゲームは10日後に行うそうです」

 

拓哉「・・・分かった。今から使い魔を探しに行く」

 

グレイフィア「仕方ありませんね。私もお付き合い致します」

 

こうして、気晴らしに使い魔を探しに行く事になったのであった。グレイフィアのお陰で、簡単に使い魔を捕まえる森にやって来た。

 

拓哉「やって来ました!」

 

リーラ「拓哉様、どなたに説明をされてるのですか?」

 

拓哉「ん?これを読んでる読者の皆様に」

 

グレイフィア「メタ発言は止めてください」

 

拓哉「すみません。さて、気を取り直して何を捕まえようかな♪」

 

森の中を三人で歩きながら、捕まえる使い魔を考える。すると、奥から物凄い気配を感じる。

 

拓哉「すげ~気配だな」

 

リーラ「そうですね」

 

グレイフィア「この気配・・・」

 

すると、洞窟を発見する。

 

拓哉「気配はこの奥からだな」

 

すると、洞窟内から足音が聞こえてきた。

 

グレイフィア「まさか!?」

 

グレイフィアは、この気配の正体に気が付いたのか、かなり警戒している。洞窟から出てきたのは、ドラゴンだった。

 

拓哉「デケ~!!」

 

リーラ「物凄く大きいですね」

 

拓哉達はそんな反応をする。

 

グレイフィア「何をそんなに落ち着いてるんですか!!このドラゴンは《五大龍》の一匹の《ティアマット》ですよ!!」

 

ティアマット『私の眠りを邪魔するのは誰だ!!』

 

ティアマットがそう言い放つ。

 

拓哉「五大龍の一匹か~。いいな!こいつを仲間にしよう!!」

 

飛びっきりの笑顔で拓哉はそう答えた。

 

グレイフィア「ほ、本気で言ってるんですか!?」

 

拓哉「当たり前だろ」

 

ティアマット『クククッ。本気で私を使い魔にするつもりか?』

 

拓哉「使い魔っていうより、仲間だな」

 

ティアマット『仲間だと?・・・よかろう』

 

拓哉「なってくれるのか?」

 

ティアマット『ただし!!私より強ければだがな』

 

拓哉「ですよね~。危ないから、二人は離れてて」

 

リーラとグレイフィアは、その場から離れる。

 

拓哉「んじゃやりますか!」

 

ティアマット『いくぞ!!』

 

開始早々、ティアマットは炎を吐く。

 

拓哉「おわっ!?いきなり全力だな。なら・・・アイスBALL!!」

 

するとティアマットが吐いた炎が凍っていく。

 

ティアマット『なっ!?私の炎を凍らせるとは!!』

 

拓哉「どうだ?」

 

ティアマット『ハハハハッ!!面白い・・・面白いぞ!!お前、名は何という?』

 

拓哉「加藤拓哉だ」

 

ティアマット『そうか。なら拓哉!次の攻撃を防げばお前の勝ちだ!!』

 

するとティアマットは、空高く飛び上がり拓哉目掛けて急降下してきた。

 

拓哉「マジかよ!?風花・風障壁&鉄塊&音壁&フォークシールド!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴーン!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな音が辺りに響き渡った。

 

リーラ「拓哉様!!」

 

グレイフィア「砂埃で何も見えません!!」

 

二人は、拓哉の安否は気になっていた。徐々に砂埃が晴れていく。すると、ティアマットの攻撃に耐えた拓哉がいた。

 

ティアマット『・・・見事だ拓哉』

 

拓哉「ったく、少しは手加減しろ!!」

 

拓哉はどこからか取り出したハリセンで、ティアマットを叩く。

 

ティアマット『イタッ!何をする!!』

 

拓哉「加減を考えろ加減を!!どう考えても…」

 

そこから暫く、拓哉の説教は続いたのであった。因みにティアマットは、人間の姿になり正座をさせている。

 

リーラ「・・・拓哉様、そろそろ」

 

拓哉「ん?そうだな」

 

1時間の説教は、リーラのお陰で終わりを迎えた。

 

拓哉「じゃあティアマット」

 

ティアマット「約束だからな。拓哉の使い魔になる」

 

拓哉「なら契約だ。グレイフィア、頼む」

 

グレイフィア「それはいいのですが・・・お二人の後ろにいる方は?」

 

拓哉とティアマットは、後ろを振り向く。するとそこには、二人の女性が立っていた。

 

拓哉「えっと・・・どちら様?」

 

「私の名はセイバー。貴方のサーヴァントになりたいが為に、ここに来ました」

 

「私はライダーです。セイバーと同じく、貴方のサーヴァントになりに来ました」

 

拓哉「えっと・・・セイバーとライダーだね?」

 

セイバー「はい。真名も教えます。名はアルトリア・ペンドラゴンです」

 

ライダー「私の名はメデューサです」

 

『・・・ええええええええええええええええええっっっっっっっっっっ!!!!!!!!????????』

 

名前を聞いた拓哉達は、心の底から叫ぶのであった。

 

リーラ「あのアーサー王が貴方なのですか!?」

 

グレイフィア「それにメデューサと!?」

 

セイバー「はい」

 

ライダー「その通りです」

 

拓哉「もしかして、ライダーの目を見ると石になるから、目を隠してるのか?」

 

ライダー「その通りです」

 

ティアマット「これは驚いたな。けど、こいつらも一緒に仲間にしてやれ。後々役に立つぞ?」

 

拓哉「別にいいけどさ・・・」

 

セイバー「よろしくお願いします。我がマスター」

 

ライダー「此方もお願いします。マスター」

 

ティアマット「私もよろしく頼む」

 

こうして、新たに三人の家族が増えましたとさ。




アルトリア・ペンドラゴン(Fate)


メデューサ(Fate)


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