この世界   作:シャト6

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第7話

あっという間に10日が経った。今日は、リアスとライザーのレーティングゲームだ。俺は、サーゼクスに呼ばれて、俺とリーラは観覧席に来ていた。

 

フィーナ「それではただ今より、リアス・グレモリー様とライザー・フェニックス様とのレーティングゲームを開始致します」

 

そしてレーティングゲームが始まる。最初は俺も出る予定だったが、リアスが反対したのでここにいる。ゲームを見るとリアス達が順調に、ライザーの眷属を倒していく。しかし、兵藤の技を見て、俺は頭を抱えた。

 

拓哉「あいつは何処までも自分に真っ直ぐなんだよ」

 

リーラ「仕方ありません。兵藤様ですから」

 

リーラですら、兵藤の技に呆れていた。だって、女性を裸にするんだぞ?流石にそれはな・・・

 

サーゼクス「ハハハッ。中々面白いね、彼は」

 

そんな事を言ってるサーゼクスであった。ゲームも終盤になると、リアスの眷属が次々倒されていく。残ったのは、ライザーと女王、そして妹である。一方リアスは、兵藤とアーシアだけである。しかし、俺は少し違和感を覚えた。

 

拓哉「リーラ、リアス達にはフェニックスの涙は支給されてないのか?」

 

リーラ「どうやらそうみたいですね」

 

『タクヤ、フェニックスの涙とは何ですか?』

 

俺の中にいるセイバーが話しかける。

 

拓哉『フェニックスの涙・・・大抵の怪我などを一瞬で治療できる物だ。確かレーティングゲームは、互いに2つずつ支給されるはずだが・・・』

 

そして画面を見ると、かなり傷付いてる兵藤の姿があった。

 

拓哉(やっぱりおかしい。木場や他の連中は、あれだけ傷を負えば転送されていたはずだ)

 

俺の考えは、嫌な予感がした。

 

リアス『私の負けよライザー。投了するわ』

 

フィーナ「リアス・グレモリー様の投了を確認。よってライザー・フェニックス様の勝利です」

 

フィーナさんがそう宣言した瞬間、リーラの足下が光だした。

 

拓哉「リーラ!?」

 

そしてリーラは消えてしまった。

 

拓哉「サーゼクス!!どういうことだ!!!」

 

俺はサーゼクスの胸ぐらを掴む。

 

サーゼクス「おそらく、ライザーに加担してる悪魔の仕業だろうね」

 

拓哉「ふざけるなよ!!人の女に手を出すなんて・・・俺は1度戻る!!!」

 

俺は急いで自分の自宅に戻った。

 

ロベルタ「お帰りなさいませ。・・・いかがなさいました?」

 

拓哉「リーラが、アホ鳥がに無理矢理連れていかれた。サーゼクスから連絡があり次第、冥界に乗り込むぞ!!」

 

ロベルタ「かしこまりました」

 

ティアマット「拓哉、冥界には私が連れていこう」

 

拓哉「頼んだぞ。焼き鳥野郎・・・誰の女に手を出したか、キッチリと教えてやる」

 

その日の夜、グレイフィアがやって来た。

 

グレイフィア「拓哉様、この度は私共悪魔が申し訳御座いません」

 

拓哉「・・・さっさと行くぞ」

 

ティアマット「なら私に乗れ」

 

俺達はティアマットに乗り、冥界に向かうのであった。魔方陣を使って冥界に到着する。

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冥界では、ライザーがリアスとリーラを悪魔達に紹介していた。

 

サーゼクス(マズイ・・・非常にマズイな)

 

フォーベシィ(タクちゃんを怒らせると、豪昌達が黙っていない)

 

二人の魔王は、冷や汗が止まらなかった。サーゼクスの横にいるフィーナも同じである。

 

ライダー「それでは紹介しましょう!我が嫁のリアスとリーラです!!」

 

すると、外から物凄い叫び声が聞こえてきた。

 

「ガアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」

 

『!?』

 

「い、今のは!?」

 

「ド、ドラゴン!?」

 

「報告します!!上空にドラゴンが現れました!!」

 

「な、何だと!?」

 

「そ、そし・・・グアッ!!」

 

すると、扉が爆発する。

 

拓哉「ガタガタうるせ~な!!俺の女は無事なんだろうな?」

 

煙の中から出てきたのは拓哉であった。他にもメイド等を引き連れている。

 

一誠「拓哉!!」

 

小猫「・・・遅いです」

 

ライダー「貴様・・・ここがどこか分かってるのか!!」

 

拓哉「人の女に手を出す奴に言われたくね~な」

 

俺はライザーを無視して、リーラの所に行く。しかし、リーラの目には光がなかった。

 

拓哉「・・・つくづく糞だな。ロベルタ、アンジェラ、森さん、セイバー、ライダー、ティア!!やってしまえ!!」

 

俺がそう言うと、ティアとセイバーは、俺が殺したくない関係者を守り、それ以外は悪魔達を殺し始める。

 

サーゼクス「拓哉君!止めてくれ!!」

 

拓哉「サーゼクス・・・答えは否!!先に手を出したのはそっちだ。加藤家に…いや、俺の家族に喧嘩を売った事を後悔しろ!!」

 

他の悪魔は、皆に任せて俺はライザーの所に行く。

 

拓哉「さて・・・覚悟は出来てるんだろうな?焼き鳥」

 

俺は、今までにない位に殺気を放つ。

 

ライザー「た・・・たかが人間が!!」

 

ライザーは、炎を纏い襲い掛かってくる。

 

拓哉「やれやれ・・・謝ってリーラを元に戻せば許してやるつもりだったのによぉ…ふん!!!」

 

そう言うと、俺の周りにヒビが入る。

 

『はっ?』

 

そんな現象に、リーラ達メイドを除いた全員がそんな声を出す。

 

拓哉「グラララララ!!俺の家族に手ぇ出したんだ。どういうことか分かってんだろうな?」

 

ライザー「な、なんだと…ぐぅ!!」

 

俺はライザーを捕まえ、床に叩き付ける。それと同時に振動も一緒にプレゼントした。

 

ライザー「ぐあああああああっっっっっ!!!!!!!!!!」

 

その攻撃をモロに喰らったライザー。顔からは血が大量に流血する。

 

「き、貴様~!!!」

 

すると、ライザーの眷属の1人が俺に襲い掛かる。

 

拓哉「鬱陶しいな…おい」

 

そう言うと俺は、空間を掴む。するとその場所が大きく揺れ始める。

 

拓哉「むん!!天地鳴動!!!」

 

そう言うと、周囲が大きく揺れライザーの眷属は上空に落下する。そして元に戻ると、上空から落ちてきた。

 

サーゼクス「い、今のは…」

 

拓哉「やれやれ、手加減してもこれかよ」

 

フォーベシィ「こ、これで手加減!!?」

 

その言葉に2人は驚いた。

 

一誠「じょ、冗談だろ?」

 

拓哉「ほんとだぞ?」

 

木場「いくらなんでも…」

 

俺の言葉が信じられないみたいだな。なら、これで信じるか?

 

拓哉「グレイフィア、ティア、皆の周りに結界を張ってくれ」

 

グレイフィア「えっ?」

 

アンジェラ「ま、まさか拓哉様…」

 

拓哉「死にたくなきゃ早くしな。サーゼクス達もだ」

 

そう言われ、グレイフィア達は急いで自分達の周りに結界を張る。

 

拓哉「大分揺れるから、しっかりと踏ん張っとけよ」

 

そう言うよ、拳を地面に向ける。そして…

 

拓哉「ふん!!!」

 

すると会場は大きく揺れ始め、建物が崩壊し始めた。

 

「きゃあああああああ!!!!」

 

「に、逃げろおおおおおおおおお!!!!」

 

結界を張っていない悪魔たちは、我先にと逃げて行った。そしてようやく揺れが収まった。

 

拓哉「グララララ!震度10ってとこか?」

 

『死んでしまうわ!!!』

 

俺の本気を知った一同から怒られたのであった。

 

ライザー「・・・・・・」

 

ライザーは、あまりの出来事に腰を抜かして惚けていた。

 

拓哉「今回はこれで許してやる。けど・・・次はないと思え」

 

そして俺はリーラの所に戻る。

 

拓哉「リーラ!リーラ!!」

 

リーラ「・・・・・・」

 

拓哉「戻らないか。なら・・・」

 

リーラ「!!」

 

俺は、リーラにキスをする。周りは驚くが拓哉は気にしない。

 

リーラ「・・・拓哉・・・様?」

 

拓哉「気が付いたか」

 

リーラ「私は・・・」

 

拓哉「何も気にするな。悪い夢を見てたんだよ」

 

リーラ「夢・・・」

 

拓哉「そうだ。さて、帰るぞ皆!!」

 

俺はリーラをお姫様抱っこする。

 

リーラ「キャッ!?」

 

拓哉「少し我慢してくれ。それじゃあサーゼクス、フォーベシィ、俺達は戻るぞ」

 

サーゼクス「・・・私達からは何も言えないからね」

 

フォーベシィ「今回は、完全に此方が悪いからね。けど、あまり殺さないでくれて助かったよ」

 

拓哉「フェニックスの涙やそっちの治療技術なら、助けられるだろ」

 

そう言い残して、俺達は人間界に戻るのであった。その日の晩、リーラや他の連中に襲われたのは言うまでもない・・・

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