あっという間に10日が経った。今日は、リアスとライザーのレーティングゲームだ。俺は、サーゼクスに呼ばれて、俺とリーラは観覧席に来ていた。
フィーナ「それではただ今より、リアス・グレモリー様とライザー・フェニックス様とのレーティングゲームを開始致します」
そしてレーティングゲームが始まる。最初は俺も出る予定だったが、リアスが反対したのでここにいる。ゲームを見るとリアス達が順調に、ライザーの眷属を倒していく。しかし、兵藤の技を見て、俺は頭を抱えた。
拓哉「あいつは何処までも自分に真っ直ぐなんだよ」
リーラ「仕方ありません。兵藤様ですから」
リーラですら、兵藤の技に呆れていた。だって、女性を裸にするんだぞ?流石にそれはな・・・
サーゼクス「ハハハッ。中々面白いね、彼は」
そんな事を言ってるサーゼクスであった。ゲームも終盤になると、リアスの眷属が次々倒されていく。残ったのは、ライザーと女王、そして妹である。一方リアスは、兵藤とアーシアだけである。しかし、俺は少し違和感を覚えた。
拓哉「リーラ、リアス達にはフェニックスの涙は支給されてないのか?」
リーラ「どうやらそうみたいですね」
『タクヤ、フェニックスの涙とは何ですか?』
俺の中にいるセイバーが話しかける。
拓哉『フェニックスの涙・・・大抵の怪我などを一瞬で治療できる物だ。確かレーティングゲームは、互いに2つずつ支給されるはずだが・・・』
そして画面を見ると、かなり傷付いてる兵藤の姿があった。
拓哉(やっぱりおかしい。木場や他の連中は、あれだけ傷を負えば転送されていたはずだ)
俺の考えは、嫌な予感がした。
リアス『私の負けよライザー。投了するわ』
フィーナ「リアス・グレモリー様の投了を確認。よってライザー・フェニックス様の勝利です」
フィーナさんがそう宣言した瞬間、リーラの足下が光だした。
拓哉「リーラ!?」
そしてリーラは消えてしまった。
拓哉「サーゼクス!!どういうことだ!!!」
俺はサーゼクスの胸ぐらを掴む。
サーゼクス「おそらく、ライザーに加担してる悪魔の仕業だろうね」
拓哉「ふざけるなよ!!人の女に手を出すなんて・・・俺は1度戻る!!!」
俺は急いで自分の自宅に戻った。
ロベルタ「お帰りなさいませ。・・・いかがなさいました?」
拓哉「リーラが、アホ鳥がに無理矢理連れていかれた。サーゼクスから連絡があり次第、冥界に乗り込むぞ!!」
ロベルタ「かしこまりました」
ティアマット「拓哉、冥界には私が連れていこう」
拓哉「頼んだぞ。焼き鳥野郎・・・誰の女に手を出したか、キッチリと教えてやる」
その日の夜、グレイフィアがやって来た。
グレイフィア「拓哉様、この度は私共悪魔が申し訳御座いません」
拓哉「・・・さっさと行くぞ」
ティアマット「なら私に乗れ」
俺達はティアマットに乗り、冥界に向かうのであった。魔方陣を使って冥界に到着する。
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冥界では、ライザーがリアスとリーラを悪魔達に紹介していた。
サーゼクス(マズイ・・・非常にマズイな)
フォーベシィ(タクちゃんを怒らせると、豪昌達が黙っていない)
二人の魔王は、冷や汗が止まらなかった。サーゼクスの横にいるフィーナも同じである。
ライダー「それでは紹介しましょう!我が嫁のリアスとリーラです!!」
すると、外から物凄い叫び声が聞こえてきた。
「ガアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」
『!?』
「い、今のは!?」
「ド、ドラゴン!?」
「報告します!!上空にドラゴンが現れました!!」
「な、何だと!?」
「そ、そし・・・グアッ!!」
すると、扉が爆発する。
拓哉「ガタガタうるせ~な!!俺の女は無事なんだろうな?」
煙の中から出てきたのは拓哉であった。他にもメイド等を引き連れている。
一誠「拓哉!!」
小猫「・・・遅いです」
ライダー「貴様・・・ここがどこか分かってるのか!!」
拓哉「人の女に手を出す奴に言われたくね~な」
俺はライザーを無視して、リーラの所に行く。しかし、リーラの目には光がなかった。
拓哉「・・・つくづく糞だな。ロベルタ、アンジェラ、森さん、セイバー、ライダー、ティア!!やってしまえ!!」
俺がそう言うと、ティアとセイバーは、俺が殺したくない関係者を守り、それ以外は悪魔達を殺し始める。
サーゼクス「拓哉君!止めてくれ!!」
拓哉「サーゼクス・・・答えは否!!先に手を出したのはそっちだ。加藤家に…いや、俺の家族に喧嘩を売った事を後悔しろ!!」
他の悪魔は、皆に任せて俺はライザーの所に行く。
拓哉「さて・・・覚悟は出来てるんだろうな?焼き鳥」
俺は、今までにない位に殺気を放つ。
ライザー「た・・・たかが人間が!!」
ライザーは、炎を纏い襲い掛かってくる。
拓哉「やれやれ・・・謝ってリーラを元に戻せば許してやるつもりだったのによぉ…ふん!!!」
そう言うと、俺の周りにヒビが入る。
『はっ?』
そんな現象に、リーラ達メイドを除いた全員がそんな声を出す。
拓哉「グラララララ!!俺の家族に手ぇ出したんだ。どういうことか分かってんだろうな?」
ライザー「な、なんだと…ぐぅ!!」
俺はライザーを捕まえ、床に叩き付ける。それと同時に振動も一緒にプレゼントした。
ライザー「ぐあああああああっっっっっ!!!!!!!!!!」
その攻撃をモロに喰らったライザー。顔からは血が大量に流血する。
「き、貴様~!!!」
すると、ライザーの眷属の1人が俺に襲い掛かる。
拓哉「鬱陶しいな…おい」
そう言うと俺は、空間を掴む。するとその場所が大きく揺れ始める。
拓哉「むん!!天地鳴動!!!」
そう言うと、周囲が大きく揺れライザーの眷属は上空に落下する。そして元に戻ると、上空から落ちてきた。
サーゼクス「い、今のは…」
拓哉「やれやれ、手加減してもこれかよ」
フォーベシィ「こ、これで手加減!!?」
その言葉に2人は驚いた。
一誠「じょ、冗談だろ?」
拓哉「ほんとだぞ?」
木場「いくらなんでも…」
俺の言葉が信じられないみたいだな。なら、これで信じるか?
拓哉「グレイフィア、ティア、皆の周りに結界を張ってくれ」
グレイフィア「えっ?」
アンジェラ「ま、まさか拓哉様…」
拓哉「死にたくなきゃ早くしな。サーゼクス達もだ」
そう言われ、グレイフィア達は急いで自分達の周りに結界を張る。
拓哉「大分揺れるから、しっかりと踏ん張っとけよ」
そう言うよ、拳を地面に向ける。そして…
拓哉「ふん!!!」
すると会場は大きく揺れ始め、建物が崩壊し始めた。
「きゃあああああああ!!!!」
「に、逃げろおおおおおおおおお!!!!」
結界を張っていない悪魔たちは、我先にと逃げて行った。そしてようやく揺れが収まった。
拓哉「グララララ!震度10ってとこか?」
『死んでしまうわ!!!』
俺の本気を知った一同から怒られたのであった。
ライザー「・・・・・・」
ライザーは、あまりの出来事に腰を抜かして惚けていた。
拓哉「今回はこれで許してやる。けど・・・次はないと思え」
そして俺はリーラの所に戻る。
拓哉「リーラ!リーラ!!」
リーラ「・・・・・・」
拓哉「戻らないか。なら・・・」
リーラ「!!」
俺は、リーラにキスをする。周りは驚くが拓哉は気にしない。
リーラ「・・・拓哉・・・様?」
拓哉「気が付いたか」
リーラ「私は・・・」
拓哉「何も気にするな。悪い夢を見てたんだよ」
リーラ「夢・・・」
拓哉「そうだ。さて、帰るぞ皆!!」
俺はリーラをお姫様抱っこする。
リーラ「キャッ!?」
拓哉「少し我慢してくれ。それじゃあサーゼクス、フォーベシィ、俺達は戻るぞ」
サーゼクス「・・・私達からは何も言えないからね」
フォーベシィ「今回は、完全に此方が悪いからね。けど、あまり殺さないでくれて助かったよ」
拓哉「フェニックスの涙やそっちの治療技術なら、助けられるだろ」
そう言い残して、俺達は人間界に戻るのであった。その日の晩、リーラや他の連中に襲われたのは言うまでもない・・・