『この女神にメイドが祝福を!「ずっと目覚めなければよかったのに」「やめてよね!?」』 作:ひきがやもとまち
今作の設定で原作尊重とか無理だと思い知らされましたので、次からはもう少し割り切って早めに仕上げて出したいです。
『駆け出し冒険者の街アクセル』から西に少しだけ進んだ場所にある、開けた平地。
ーーそこで今、女神アクアと仲間たちは強敵相手に死闘を繰り広げていた。
ガギィィィッン!!!
「くっ! 鎧が・・・っ。限界以上まで酷使しすぎたか・・・!!!」
パーティーを守る鉄壁の盾、民草を守護する聖騎士として敵の攻撃から仲間たちを守るため、その身と共に使い捨てる覚悟はできていた頑丈な甲冑が遂に負担に耐えかねて弾け飛び、上半身が黒い革製ボディースーツ一枚だけとなってしまった美しい金髪の女性騎士ダクネスが苦悩に満ちた表情を浮かべて独白する。
長い間苦楽を共にしてきた鎧に愛着はある。未練もある。
だが今は戦闘中であり、ここは戦場だ。感傷な思いで話回想に浸らせてくれるほど柔な状況ではない以上、すぐにも敵の次撃に対処する必要性の方が優先されるべきなのは言うまでもない。
その一方で彼女自身は『皆を守る盾』としての機能に特化したビルドを施してある、元々から防御力重視のクルセイダーだ。
護りきるならともかくとして、攻めに回るには些か以上に心許ない能力しか有していないことを彼女自身も知り抜いており、仲間の一人が自分とは真逆に攻撃能力特化であるアーク・ウィザードの職に就いた最強アタッカーであることを事実と合わせ鑑みた結果、この場は後少しだけ我が身の犠牲を代価とした敵の足止めこそが最上策であると判断した彼女は、もう一人の仲間でもあるリーダーのアーク・プリーストに支援を要請する。
「すまないアクア! もう一度私にヒーリングを!」
「ああ、もう! 女神だって精神力無限大ってわけじゃないんだから、ちょっとは節約させなさいよね! 《キュア・オール・ヒーリング》!!」
青い髪の美少女女神が唱えた上位回復呪文が効果を発揮し、金髪の美女騎士の身体を淡く青く光る粒子に包まれたと思うとダクネスの傷が全て塞がり全回復する。
無論のこと、壊れた鎧を癒しの力で直すことは出来ないために防御力自体は鎧装着時よりも大幅にダウンしていると見て間違いはないのだろうが、それでも彼女には鍛え抜かれた己の肉体がある。
これを以て後わずかな時間さえ稼いでしまえさえすれば、私たちの・・・勝ちだ!
「ダクネス! めぐみんが最後の一小節の詠唱に入ったわ! ここが踏ん張りどころよ! 私が攻撃で援護するからタイミングあわせて!」
「ああ、わかった! 了解だ! 梅雨払いなら私に任せろっ!」
戦いが最終段階に入り、互いに「やるか、やられるか」の様相を呈してきたことで回復魔法による支援よりも、杖を投げ出し自らも前線参加する方が確実であると判断した女神にしてアーク・プリーストでもあるアクアが前に出てきたことで防御側にも選べる選択肢が増えた。
「ゴォォォッド・ブロォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
アクアはそのまま敵一体に突っ込んでいき、重くて熱い炎を纏った拳を叩きつける!
強力無比な突貫は必然的に背後が無防備化してしまい、ガラ空きの隙だらけになってしまう弊害を機能として伴ってしまう。
ならば自分の役目はアクアの背中を護ることだと、背後から彼女に迫ってきていた敵の前に飛び出して進路を阻み、最後の決戦を挑んだ。
「・・・待たせましたね二人とも・・・真打ち登場です」
やがて、二人の仲間たちの力戦奮闘に呼応するかのようにユラリと、古めかしくも神秘的なねじれた形状の杖を振り上げて、最高峰に位置して長い長い超絶魔法の呪文詠唱に当ててきていた黒髪紅瞳のアーク・ウィザードの少女が遂に禁断の呪文の詠唱を終え、究極の魔力を解き放つ準備を整え尽くした。
「これで終わりです! 覚悟してあの世に逝きなさい! エクス・プロージョン!」
どっごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっん!!!!!!
・・・大爆発が辺り一帯を破壊し尽くし、草木一本の凝らぬ焦土と化さしめながらも無事敵勢力を駆逐し終えたアクアたちのパーティーは「「「ふぅ・・・」」」と、ヘタリ込みながらも安堵のため息をつく。
当然だ。それほどの強敵であり、恐るべき好敵手でもあった敵を激闘の末にようやく屠れた直後なのだから気を抜くなという方が無理なのだから。
「あ~・・・、依頼期限ギリギリに近かったけど、なんとか依頼達成できたわ・・・」
うつ伏せになり倒れたまま動かないめぐみんの隣でアクアが呟く。
三週間ほど前のこと。苦労の末にようやく冒険者の資格を買うことが出来たアクアだったが、所持金0ではなく借金持ちと言うマイナスからのスタートだったために返済と収入の収支が成り立たず未だに貧乏暮らしを強いられている中で彼女に仕えているメイド長がコネを駆使して入手してきた依頼が《ジャイアント・トード》5匹を討伐してくると言うありふれた内容にも関わらず報酬は破格と言って良いものであり、彼女は大喜びで餌につられて飛びついて今に至る。
そこいらにいる雑魚モンスターに分類されているカエルを五匹だけなんて楽勝だと思っていた彼女であったが現実はそれほど甘くはない。すぐに女神は越えられない現実の壁、『パーティー編成の偏り』にぶちあたって途方に暮れさせられてしまう。
なにしろ魔法職×2に、戦士職×1の紙装甲・物理戦闘不向きすぎるパーティーなのである。打撃が効き難い上に巨大で、そこそこ体力もあるジャイアント・トードは刀剣類での戦いが出来るのが命中率低く過ぎなダクネスしかないアクアたちのパーティーにとっては鬼門中の鬼門と言えた。
結局、一匹で徘徊しているところを襲って袋叩きにしてめぐみんの魔法で吹っ飛ばしたら即撤収。唯一ダメージを与えうるめぐみんが魔法撃ち終わえて動けなくなってるときに二匹目が来たりしたら食われるしかない。
彼女たちは慎重に、臆病に、丁寧に確実に獲物を仕止めていったのだが、期日まで残り2日と迫ってきたところで出会った二匹組のジャイアント・トード。
正直、迷わなくもなかったが、最後はやっぱり目前に迫っていた人参(確実に手に入る報酬)に目が眩み、今の今まで全力を出し尽くして戦い抜いた。
そして勝った。大勝利だ。これで、多額の報酬は私一人の物なのだ! 性格悪いヤンデレメイド長には鐚一文与えたりなどするものか!
「さて・・・と。今すぐには無理でも、後少ししたら動ける程度には体力も回復してるはずでしょう? 少し休んだら帰るわよ~。カエル運んでもらって報酬受け取らないといけないんだし、私も久しぶりにお風呂入って、湯上がりの火照った身体にクリムゾンネロイドでキュ~っと・・・・・・・・・」
ーーボコン。
げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ。
「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」
気のせいだろうか?
今、大変よろしくない音と鳴き声が聞こえてきた気がした。
・・・いやいや、あり得ないあり得ない絶対にない。ある訳がない。
だって奴らはしょせん爬虫類。思考回路が人間とはまるで異なる未知の行動原理と生存本能に突き動かされているだけの単細胞生物に過ぎないのである。
疲れて疲労困憊になり、獲物が自分では身動きすらまともに出来ない状態になるまでヘトヘトに疲れさせてヤるためだけに仲間を生け贄に捧げるような真似するはずがないじゃないか、バカだな~♪ あは、あははは、アハハハハハハハハハハハ・・・・・・。
ぼこん。ぼこん。ぼこん。
ぼこんぼこんぼこんぼこんぼこんぼこん。
げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ、げぇこ・・・。
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
カエル、異常発生。
“ダンジョンの外だけど、モンスター・ハウスが発生しました。
がんばって生き延びてください”
注:パーティーリーダーを勤めているアクアの幸運値は、一緒に異世界に飛ばされてきたパートナーに吸い取られる形で激減しています。
メインヒロインポジションにいる子は、主人公を振り回すか振り回されるかの二択だけしか選べる道が存在していないものなのです。
「あ、あ、あ・・・め、めぐみん! いえ、めぐみん様! 是非もう一度だけでも至高にして崇高なる最強最大の超絶魔法《エクスプロージョン》を放つあなた様の勇姿を、この役立たずでダメダメな引きニート女神のアクアめにお見せして頂きたく平に! 平にお願いいたしまするぅぅぅぅっ!!!!」
世界を統べる女神、泣きながらも全力で土下座。
命の危機に晒された女神アクアは、女神としてのプライドを一時的に棚上げしました(後で戻すつもり気満々ですけれども)。
これに対するめぐみんの答えは。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(死んだフリ。効果あるかどうか分からないけど、生き残れるために出来る事がこれしかなかった)」
・・・パーティー内で唯一敵に有効打を与えられる攻撃魔法職が早々に降参したことにより、勝利の目は潰えてしまった。
ならば次は次善の策として生き残り戦略だ! 鎧を失っていようとも鋼の肉体は我が身を守る肉の壁足りうる。そう信じて彼女はもう一人の仲間に期待と信頼の目を向けた。
「ダクネス! 私、信じているの・・・、あなたならきっと私たちか弱い民草を命を削ってでも守り抜いてくれる騎士様になれるに違いないって・・・」
御目目をキラキラ輝かせながら少女マンガ風に、憧れの騎士様を上目目線で見上げる恋する乙女みたいなポーズを取ってみせるアクアに、ダクネスは鎧を失った後も敵の攻撃から味方を守り続けてボロボロになった服と身体で笑顔を浮かべながら応じてみせる。
「あ・・・アクファ~・・・しゅごいの・・・これシュゴしゅぎるのぉ~♪
今まで敗北する女騎士を演出するために付けてた鎧なしで受けたダメージが、思ってたより大きすぎててララティーナ、もう、おっ、ぱい・・・・・・」
・・・ダメらしい。如何にドM騎士とはいえ生身でカエルの攻撃を受け続けるままでは変な方向に覚醒してしまうものらしく、普段より多くアヘりながらイキまくっておりま~す♪
「だぁ!もう! モロいわよアンタは相変わらず!
盾役が突破されたら私しかめぐみんを守れる奴いなくなるから仕方なくダメージ受けるごとに回復してやってた結果、私まで精神力切れてんですけど! 魔法使えない状態にあるんですけども! どうするのよこの状況!? どうしてくれんのよこの窮状を!? ーー誰かお願い、どうにかしてーーっ!!
あのネバネバギトギト生臭い中に戻されるのは、もうイヤなのーーーっ(>o<)!!」
アクアは叫ぶ。自分たちを救う救世主の存在を信じて。
そして現在、この異世界には一人の勇者が実在している。
二柱いる神の片割れに選ばれし者。
最強であり、最恐とも呼びうる超越者。
人の身にして人を越えた存在。人類の盾。人類の剣。世界全てを救う者。
その名はーーーーーー
「ミユキーーーーーーっ!!! あなたのご主人様が困っているわよぉぉぉぉっ!!!
お願いだから早く助けに来てちょうだーーーーーーーーーっい!!!!!!」
彼女は叫ぶ。自らが選び出して望む特典を与えて異世界へと送り出した勇者の名を!
そうだ。そうともその通りだ! 勇者は人と世界を救ってくれる存在だ! ゲームでもラノベでも無条件で無報酬で貧乏農民どもの依頼を引き受けては助けてくれてたじゃないか! 今度もまた勇者は私たちを助けてくれるに違いない! 絶対だ!
「・・・・・・おや。どうやら定時になったようですので、先に上がらせていただきますね。また明日もよろしくお願いいたしますルナ様」
「はい、こちらこそ毎日ギルドの仕事を手伝っていただきまして、ありがとうございますミユキさん。正直なところスゴく助かってます。
なにしろ計算も帳簿も事務も何でもかんでも誰よりは早くこなしてくれて、定時以上にこき使ったりすると自分たちがどうしようもなく無能に思えてくる程スゴすぎる働きぶりなんですもの。・・・ほんと、心の底から妬ましくなるほどに・・・ね?」
「お褒めいただきまして恐縮でございます。今後も驕り高ぶることなく精進に励んで参りたく思いますので、何卒ご指導ご鞭撻の程をよろしくお願い申しあげます」
「いや、これ以上優秀になられると私たちが死ぬからね!? 主に胃痛で!
自分が凡人でしかないと思い知らされるのは、決して気分の良くなるものじゃないの! 相手が自分より遙かに年下の子供である場合には尚更ね!
お願いだからもう少しだけでも自分の年齢と能力の差を意識してくださいクジョウ・ミユキさん!」
「はぁ。承知いたしました。以後、心得ておきたいと存じます」
「まったくもう・・・この子はぁ・・・・・・」
「・・・・・・そう言えば、この前渡してあげた依頼募集用の紙なのですが、依頼の内容は書き終わりましたか? よければ後ほどギルドの掲示板に私の方から張っておきますけど・・・」
「お気遣いに感謝いたします、ルナ様。ですがご安心の程を。もう既に受注していただけましたので」
「あら、そうなの。それなら良かったわ。
クエストを達成し終えた際にはいつでも言ってくださいね? 既に提示された額の報酬はこちらの方で用意させて頂きましたから」
「いえ、これは私自身による個人的な依頼ですので、雇ってくださっているギルドの方にまでご迷惑をおかけするなんて・・・」
「ミユキさん。あなたはもっと自分を誇るべきだと私は思いますよ? あなたがこなす仕事の量も、成し遂げてきた複雑怪奇な人間関係によるゴタゴタも素人には決して解決し得ないものでした。
冒険者が達成した依頼難度に応じて評価と声望が高まるのと同じように、私たち事務方の仕事だって誇って良い成果と呼ぶべき難度があります。あなたはそれを成し遂げたなら、それは誇るのはギルド職員にとって義務でもあり責任でもあるのです」
「恐縮です。わたくしなどが・・・」
「ミユキさん・・・余計なお世話と承知の上で敢えてて言わせていただきますけど、あなたはもっと我が儘になるべきだと私は思います」
「・・・・・・・・・」
「やりたいことをやり、見たいものを見て、したいことをする。
そしてそれを大切な誰かと共有できるのだとしたら、人生最高の喜びだと感じられるようになるのが良き人間のあり方だと私は考えているからです。
すぐには難しいと思いますけど、少しずつでも実践して言っていただければ私はスゴく嬉しく思うんだろうなと今の時点で思ってますよ?」
「・・・心の内に留めておきます。お心遣いに感謝を。ありがとうございました・・・」
「ーー思ってたより長く話し込んじゃいましたね。引き留めてしまってごめんなさい。
今日もこれからアクアさんたちを迎えに行かれるのでしょう? 外は危ないですから気を付けてね?」
「はい。何から何まで色々としてくださってありがとうございました。
ーー今日からさっそく言われたことを実践してみるつもりでおります」
「それはアドバイスしてあげた甲斐があると言うものね。がんばって(にっこり)」
「はい。頑張らせていただきます(うっすらニコリ)」
「ぎゃーーーっ!? 埋まる! 埋まる! 埋められてしまう! 地中深くにまで連れ込まれちゃうーーーっ!?
カエルに! カエルに口の中に拉致られて自分たちの住んでる巣穴まで連れて行かれちゃうーーーっ!? たぁぁすけぇぇてぇぇぇぇっ(>ュ<。)ビェェン!!!!!」
「・・・すみません、誰でもいいので助けてください。動けない身体でカエルの舌に弄ばれるのはもうイヤなのです。
おねがいジマズ・・・ダズ、ゲ・・・デ・・・・・・ブバ・・・・・・ばい・・・・・・(ぶくぶくぶく・・・)」
「ああ・・・カエルに負けてカエルのお城に誘拐される女騎士・・・なんて斬新なシチュエーションなんだ!
この後に続く展開は何だ!? カエルの子供のお世話をさせられる捕虜待遇の女騎士か!? それともカエルの子供たちに玩具として弄ばれる猫に捕らわれたネズミ状態か!? それとも・・・・・・あ、埋まr(がぼがぼ・・・(注:胃の中に保護されてネバネバした液体の中に閉じこめられてます)」
ーーこの後、三時間ほど地下にあるカエルの巣空間で、生温くて生臭い以外の面では快適なクッション性と耐久性能に優れているカエルの胃の中での休憩を満喫できたアクアたちは、迎えにきたメイド長のミユキによる対地破壊キックによって地面ごと跡形もなく吹き飛ばされたカエルの胃袋から救出されてアクセルの街へと帰路に就くことになる。
ベトベトになってはしまったが経験値だけは大量に入手でき、ミユキがアクア名義で受注しておいたジャイアント・トードの巣討伐依頼を達成したことで報酬額は数倍増。
いきなり小金持ちに・・・とまではいかなかったが、冒険者としての生活基盤だけは確立することが出来た。
・・・ただし、その代償として営業時間を終えたテルマエを利用することは出来なかった。
補足:アクアたちはクエストで忙しくて見ようとしなかったせいで気づかなかったが、テルマエの壁に貼ってある張り紙に書いてあった内容として
『配管が古くなったので近日中に取り替え工事に入ります。工事は初めてから一ヶ月以内に終わらせる予定です』(アクアたちがクエスト終えて帰還した日=工事が始まった日)
つづく
企画段階では付け足されてたネタ。
みゆきに連れられてアクセルの街へと帰還してくるアクアたちのパーティー描写。
アクア=みゆきに片足掴まれて仰向けで引き摺られながら。
ダクネス=みゆきに片足首を掴まれて、俯せ状態で引き摺れながら。
めぐみん=みゆきに引き摺られてるダクネスにマントの端っこを掴まれて引き摺られながら。
こんな感じで帰ってくるのを門番とかに見られてギョッとされなが無表情に歩んでいくみゆきによってゴミの様に馬小屋へと放り投げ入れられながら眠りにつく展開を本来は書く予定でおりました。
場合によっては後ほど書き足すかもしれませんが、とりあえず今はこれで。