それでは本編をどうぞ。
「や、八意様やはり無謀なのでは・・・」
ああ、もうさっきから同じことばかり・・・何度言えばいいのかしら・・・
「無謀? どこが無謀なのか教えてほしいわね
ひょっとして、何も武器を持たずにこの森に入ったことかしら?
だとするなら、あなたは相当な臆病者ね
森の外には武装した兵士達が待っているでしょう?」
「で、ですが・・・」
「くどいわよ。そんなに嫌なら外で待ってる連中のところにもどってなさい」
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・・・なかなかはっきりと物をいう人だね・・・
まあ、おかげでどうやって森に来て、どうやって入ったかが分かったわけで、
「仕方ないでしょう、どこに何の薬草があるのかを知っておかないと薬を作るときに困るじゃない」
・・・その言い分もわかる。分かるけど、それでも―――
「この森で勝手なことをされるのは困るかな」
―――いや、だからこそ、帰ってもらわないといけない。
・・・この森を守らなければならない。 ・・・少しだけ興味を持った自分がいた。
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その声を聞いたときに感じた感情は何だったのだろうか。驚き、恐れ、感嘆・・・どれも違っていた気がする。あれは・・・その時私が抱いたものは純粋な“興味”だった。
この森で勝手なことをされるのは困る・・・その言葉から感じたのは、警戒心とわずかな敵意、そしてそれらをはるかにこえる好奇心・・・
(妖怪が人間に好奇心を抱く、ねえ・・・)
「や、八意様・・・」
周りのとやかく言う兵士をいったん認識の外にたたきだして思考にふける
(言葉を間違えさえしなければ、危害を加えられることはないはず・・・よし)
考えがまとまるのと、おそらく声をかけてきたであろう妖怪が姿を見せるのは、ほとんど同時だった。
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(なるべく穏便にことを済ませたいな・・・)
森の中でやりあう訳にはいかないもんね・・・
少し考えをまとめながら歩を進めて、森に入ってきた人間の集団が視界に入ったところで―――
「この森から、出て行ってくれないかな。」
こんなことを言ってみたもののおとなしく出て行ってくれるとは思えない・・・おそらくはなんとかしてこの森を調べようとするだろう。だから、その時のための答えも用意した・・・
そこまで考えたところで、表情に出さぬように笑う。
(まあ、結局この人たちを利用させてもらうんだけどね・・・)
考えた“答え”も、合法的に都市に入れるようにするためのもの・・・
(都市の技術には、それなりに興味があるからね・・・)
主人公は調査団を利用して何をしたいんでしょうね~?
そんなに危ないことではないですよ?たぶん・・・
あ、あと、この話は、なくてもいいかな?って思いながら書いた話なので、いつもよりさらに駄文化していたかも知れません・・・
もっともっと頑張らなくては・・・
でわでわ、また次話で