遊戯王~伝説を受け継いだ兄妹~   作:龍南

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駆「お待たせしました、第21話です。」

留姫「前回に引き続き今回も私たち2人でお送りするわ。」

駆「と言っても、後書きではゲストがいるけどね。」

留姫「ってか、作者更新遅くない?」

駆「時間がなかったんだと。本当なら次話を書いてから更新するんだが、まだその次話が書けてないんだと。」

留姫「相当ねそれは・・・」

駆「で、久々の更新になったわけ・・なのに・・・今回デュエルなし・・・」

留姫「・・・ま、まぁ次話からデュエルのオンパレードだから・・・」

駆「遊戯王の小説ではそれが普通なんだよなぁ・・・」

留姫「・・・まぁ、そうね。」

駆「ということで行きましょう。」

留姫「第21話、スタートよ。」


第21話 再会と和解

遥side

 

「トビー!」

 

「姉さん!」

 

ここは病院。

 

アルカディアムーブメントの崩壊で大勢の人がこの病院に運ばれている。

 

お兄ちゃんと留姫お姉さん、アキお姉さんもここに。

 

留姫お姉さんが病院に運ばれたと知り、留姫お姉さんのお母さん、涼太お兄さん、美菜お姉さん、隆お兄さん、そして留姫お姉さんのお母さんと仲がいいミスティお姉さんが駆け付けた。

 

勿論私と一緒にいたトビー君を見逃すはずがなく、晴れて再会となったみたい。

 

いいよねこういうの。

 

「無事でよかったわトビー。」

 

「姉さん・・・」

 

ちなみに今いる部屋はお兄ちゃんと留姫お姉さんの入院部屋。

 

アキお姉さんの入院部屋は隣にあるよ。

 

「よかったわねミスティ。」

 

「えぇ。ありがとう文子。」

 

留姫お姉さんのお母さんの下の名前は文子っていうみたい。

 

「しかしまぁ・・・あいつがすでに元に戻ってたとはな・・・」

 

「それであの子を助けるために駆とのデュエルでは魔女の演技をしてたと。」

 

「駆もそれに気づいててその演技に付き合い、それに加えて留姫の手伝いをしてたと・・・」

 

「そうだよ。」

 

そう、これまで起こったことの説明もすでにしてるよ。

 

「遥ちゃん・・・だったわね。」

 

「は、はい。」

 

「・・・留姫を助けてくれて、ありがとう。」

 

「ど、どういたしまして。」

 

留姫お姉さんのお母さんが私の頭をなでる・・・お兄ちゃん以外にされるのは久しぶりだなぁ・・・

 

「留姫はいつ目を覚ますのかしら?」

 

「留姫お姉さんは今日中に目を覚ますと思うよ。お兄ちゃんが庇ってたから。」

 

「そうか・・・」

 

問題はお兄ちゃん。アキお姉さんと留姫お姉さんを庇ってたから、傷がその分ひどい・・・命に別状はなく、今日中に目を覚ますとは医師が言ってたけど・・・大丈夫かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう・・・ディヴァインにさらわれたのね・・・」

 

「うん・・・怖かった・・・」

 

しばらくして、トビー君がアルカディアムーブメントにいた経緯を説明し始めた。

 

トビー君もディヴァインに誘拐されてたみたい・・・あのおじさん、どこまでもひどい人だったんだね。

 

「でもよかったわ無事で。」

 

「うん。」

 

ドカーン!

 

な、何!?

 

「なんだ今の音は!」

 

「隣の部屋からよ!」

 

隣・・・まさか!

 

「アキお姉さんに何かあったのかも!」

 

「行ってみよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

留姫side

 

「ん・・・ここは?」

 

白い天井・・・何で私はここに?

 

「気づいたのね留姫。」

 

「え?その声・・・母さん?」

 

「そうよ。」

 

私の隣には母さんがいた・・・逆隣りには私と同じように駆が眠ってる。

 

「ごめん母さん・・・私・・・」

 

「いいのよ。辛かったでしょう。」

 

「・・・うん。」

 

「でも、1人で抱え込んじゃだめよ。母さんにもちゃんと相談してくれないと。留姫に何が起こってたかわからなかったもの。」

 

「・・・ごめんなさい。」

 

そう、私は1人で抱え込む癖がある。それがたまりにたまってしまって魔女になってしまった。

 

「でも、私も母親失格ね。娘が苦しんでるのに気づかなかったもの。」

 

「母さん・・・」

 

「でも、まだやり直せるわ。」

 

「・・・うん。」

 

「また、一緒に暮らしましょう。」

 

「えぇ。」

 

そう言って、母さんは私を抱きしめてくれた。

 

母さん・・・迷惑かけてごめんなさいね。

 

でも、私はもう大丈夫。

 

私には・・・信じられる最高の仲間がいるから

 

と思いながら駆を見てると、

 

「・・・ん・・・あれ?ここは?」

 

駆も目を覚ました。

 

「起きたのね駆。」

 

「留姫・・・そっか・・・俺たち、アルカディアムーブメントで・・・」

 

「えぇ。」

 

「で、そこにいるのは留姫のお母さん?」

 

「そうよ。」

 

「留姫の母親の文子よ。留姫を助けてくれてありがとう。」

 

「どういたしまして。」

 

ドカーン!

 

「な、何!?」

 

「今のは一体・・・」

 

この音はただ事ではないわね

 

「駆、行こう。」

 

「うん。」

 

「ダメよ2人とも。まだ寝てなきゃ。」

 

母さんに止められた・・・

 

「2人とも怪我人なんだから今日は絶対安静よ。」

 

「でも何かあったら・・・」

 

「大丈夫よ・・・駆君、あなたの妹が何とかしてくれるわ。」

 

「遥ちゃんが?」

 

母さん・・・どうやら遥ちゃんを気に入ったみたいね・・・表情からしてわかる・・・確かに私を魔女状態から救ってくれたのは遥ちゃんだけど・・・

 

まぁ、でも母さんがいるからには私たちは何もできないわね。

 

にしても・・・嬉しかった・・・駆が私を庇ってくれて・・・

 

でも・・・まだ気づいてないわよね・・・私の正体には・・・まぁいっか今は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥side

 

「やめて!パパを傷付けたくない!」

 

そう言ってアキお姉さんが念を込めると・・・サイコパワーが止まった。

 

私達が駆け付けた時にはアキお姉さんと遊星お兄さんのデュエルが始まってた。

 

「・・・力を・・初めてコントロールできた。」

 

その途中でアキお姉さんのお父さんがアキお姉さんを止めようと動き出した。でもアキお姉さんはサイコパワーで撃退しようとする。遊星お兄さんが罠で防ぎ、また私も前に立って防いできた。そしてアキお姉さんのお父さんや遊星お兄さん、それから私の声が届いたのか、アキお姉さんは魔女状態が解除された。そして今この状況。

 

「遊星、終わらせて。この戦いを。」

 

遊星お兄さんはコクリとうなずくと残ってた伏せカードを発動させた。

 

「罠カードオープン!シンクロ・ヘイロー!シンクロモンスター1体が戦闘で相手モンスターを破壊できなかった時、そのシンクロモンスターは攻撃力を2倍にし続けてバトルすることができる。」

 

凄いカード・・・でもシンクロモンスターを使わない私には使えないカードだね。

 

「今こそ魔女の呪縛を打ち破れ!スターダスト・ドラゴンでブラック・ローズ・ドラゴンに攻撃!シューティング・ソニック!」

 

スターダストの攻撃でブラック・ローズは破壊され、アキさんのライフは0となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後アキお姉さんさんは両親と和解した。

 

「やっぱりあの印は仲間の絆なんだよ。えへへ俺にはないけど。」

 

な~んて呑気なことを言ってる龍亞君。

 

「みんなこの痣に引き寄せられていく。そして仲間になっていく。忌むべき印じゃない。」

 

そしてその仲間の中心は遊星お兄さんってことだね。みんな遊星お兄さんによって仲間になったもんだし。

 

「でも・・・でも私にはかつて信じた仲間がいた。その思いはまだ私の心の中にある。」

 

まだディヴァインを仲間と思ってるんだ。お兄ちゃんがあんな真実を暴露したのにね。あの真実を受け止めきれてないのかな・・・。

 

「俺にもかつてそんな仲間がいた。やつの思いと俺の思いがすれ違い心を削っていく。」

 

・・・遊星お兄さんにもいるんだ・・・

 

「今は分からない。その思いがどんな決着を突き付けるのかは。だがかつて仲間と呼んだ同志ならその覚悟を背負い俺は進んでいく。」

 

「・・・遊星。」

 

その人と何があったのかは私にはわからない。遊星お兄さん、頑張って。

 

「後は駆と留姫だね。」

 

「まだ目を覚ましてないんですかね?」

 

で、皆で行くと、

 

「あら、皆で来たのね。」

 

「はい・・・でも、まだ目を覚ましてないんですね。」

 

「いいえ、1度目を覚ましたわ。私が絶対安静って言って寝かしたけどね。」

 

あのお兄ちゃんを・・・留姫お姉さんのお母さん、恐るべし。

 

その後2人は目を覚まし、留姫お姉さんは涼太お兄さんたちと再会、和解しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駆side

 

「ラリー!!!!!」

 

数日後、俺たちはサテライトにいる。あれからゴドウィンから赤き龍についての話がありそれからサテライトに行った。原作と違うのは俺と遥ちゃん、それから留姫がメンバーに加わってること。

 

涼太たちは来てないがなぜ留姫が来てるかというと、留姫の役目はアキを守ること。

 

シグナーの件については留姫も一緒に聞いてる。それでもなおついてきた。だからもう止めなかった。

 

そしてサテライトに着いてすぐ遊星とルドガーのデュエルが始まった。

 

しかし、その途中で遊星が世話になっていたマーサが地縛神に吸収され、ルドガーと思っていた対戦相手はルドガーに操られていた遊星の親友のラリーだった。

 

闇のゲームであるため、どちらか1人は消える。ラリーは遊星に思いを託し、自らのライフを0にし、消えたところ・・・

 

「「「「「遊星!」」」」」

 

遊星は下を向いたまま。

 

「面白い見せ物だったな。」

 

そこにダークシグナーが勢ぞろいで登場・・・ミスティの代わりのダークシグナーもいるな・・・一体誰なんだ?

 

「だがこれからが、ダークシグナーとシグナーの戦いの本番だ。」

 

「それぞれの戦いは、粛清によって決められる。」

 

「粛清?」

 

「地縛神の恐怖を克服したなんて思うなよ遊星。まだまだたっぷり恐怖は残ってるはずだろ、俺への恐怖がよ!」

 

あれが・・・鬼柳・・・

 

「あぁ、俺は恐ろしい・・・・・貴様たちを倒すことを、こんなに欲している俺自身の怒りが!ダークシグナー、俺はお前たちを絶対に許さない!」

 

その通りだよ遊星。俺も許せない。

 

「・・・お兄ちゃん」

 

「ん?どうした遥ちゃん?」

 

「デュエルって、皆が楽しむためにあるものだよね。」

 

「・・・うん。」

 

「じゃあ、なんで遊星お兄さんは泣いたり怒ったりしてるの?」

 

「・・・・・」

 

「なんで遊星お兄さんの仲間があんな目に遭わなきゃいけないの!」

 

「遥ちゃん・・・」

 

「許せない・・・私はこんなデュエルをさせた人たちを許さない!」

 

「・・・同感だよ遥ちゃん。俺も許せない。」

 

「ほぅ・・・どう許さないのか見ものだな。」

 

「ダークシグナー、お前たちにこの世界を壊させはしない!俺たちがこの世界を守って見せる!」

 

シグナーとダークシグナーの戦いが、今、ここに始まる。




駆「以上、第21話でした。」

留姫「そして今日のゲスト、トビーよ。」

トビー「トビー・ローラです。よろしくお願いします。」

駆「よろしくトビー君。ミスティと再会できてよかったね。」

トビー「はい!」

留姫「ずっと探してたからねミスティは。」

駆「そして留姫も母親と再会だね。」

留姫「えぇ・・・」

トビー「アキさんも再会して和解して、めでたしですね。」

駆「で、終わればよかったんだけどね・・・」

留姫「ダークシグナー・・・」

トビー「僕たち死んじゃうんですか?」

駆「死なせないよ。絶対にこの世界を守ってみせる。」

留姫「暗い話は少し置いといて、初登場のトビーの話でもしましょう。」

トビー「僕の・・・ですか。」

駆「そう・トビー君はこの小説では小学5年生ということになってます。」

留姫「遥ちゃんや龍可ちゃん、龍亞君と同い年ね。」

トビー「一緒にいたあの人たちですか。」

駆「そうそう。」

トビー「楽しくなりそうですね。」

留姫「すぐ仲良くなれると思うわよ。」

駆「ついでに言うと、予定では俺からトビー君にデッキプレゼントする予定だから。」

トビー「ほんとですか!?」

駆「うん。」

トビー「ありがとうございます!うれしいです!」

留姫「どういうデッキ?」

駆「それはそれまでのお楽しみ。」

トビー「楽しみです。」

駆「さて、次話はダークシグナー戦開幕!」

留姫「トップバッターは・・・え?遥ちゃん!?」

トビー「遥さんが!?」

駆「題名は、『怒りの遥 黒魔術の三銃士降臨!』・・・の予定です。」

留姫「予定?」

駆「前書きで言ったじゃん。まだ次話書いてないって。」

留姫「だったわね。」

駆「だからあくまでも予定。変わるかもしれないからそこはご了承ください。」

トビー「黒魔術の三銃士・・ってまさか!」

留姫「えぇ、そのまさかよ。」

駆「それでは次話もお楽しみに。」
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