Q艦娘が少ない場合はどうすればいい?Aじゃあ提督が戦おう!   作:宗也

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Q提督って何者?A人間を超越した人間です。

「ったく、説教するだけして、その後は寝るのかい。」

 

金剛、比叡、愛宕は俺に説教した後は執務室のソファーの上で寝やがった。まあ当然か。深夜に襲撃があった後、俺に二時間も説教したからな。

 

「全く、布団掛けないと風邪引くぞ?」

 

「うーん、提督~、大好きネ~。」

 

「お姉様ぁぁぁぁ……。」

 

「すぅ、すぅ。」

 

何だ、この可愛い生物は?こいつらの寝顔は女神ですか?

 

「取り敢えず、起こさないように静かに執務室から出るか。」

 

さて、何するかな。何もする事がないし釣りでもしますか。

 

「しかし、釣りしかしてねえな。まあ、ここの島に娯楽なんてないし。」

 

嫌いじゃないんだけどな。今日は何が釣れるのかねぇ。また戦艦とか釣れたりして。

 

「はぁ、朝日が眩しい。ってか、このシーン前にもあったな。」

 

まさか、まさかな。

 

「釣りは止めよう。そうしよう。」

 

寝よう、こんな朝日が照っている中で寝るのも悪くない。

 

「というわけでおやす。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筋肉モリモリマッチョマン睡眠中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Zzz・・・」

 

「うわぁぁぁぁ!!!」

 

ゴチーーーン!!

 

「痛ってぇ!!何だ何だ敵襲か!?」

 

気持ちよく寝てたら頭に何か激突したぞ!!

 

「きゅ~……。」

 

……また艦娘か。しかも金剛型。眼鏡をかけていないから榛名の方か。

 

「おーい、大丈夫か?」

 

「貴方は、誰、ですか?」

 

「ここの島の提督だ。大破してるじゃねえか!!何があった!?」

 

「お願い、わ、私達を、助け、て。」

 

そう言い榛名は気絶した。助けて?嫌な予感がして沖の方を見れば駆逐艦と正規空母が戦艦ル級三体と戦っていた。いや、逃げていると言った方がいいな。

 

「駆逐艦は響、正規空母は加賀か。そしてどちらも大破している。」

 

対して戦艦ル級はほぼ無傷、あれ?やばくね?

 

「駆逐艦……ッ!!」

 

くそっ、あの時の嫌な思い出が出てくる。

 

「あの時、俺は何も出来なかった。ただ艦娘が轟沈していく様子を見ることしか出来なかった。」

 

特に駆逐艦、轟沈したあいつらの表情は忘れられねぇ。

 

「もう2度と起こさない。そのために俺は3年間死物狂いで鍛えたんだ!!」

 

もう見捨てない、俺の目の前や管理している地域で轟沈なんかさせはしない!!

 

「榛名、お前は先に入渠してろ!!」

 

気絶している榛名をぶん投げて入渠施設に入れる。よし、これであと二人!!やり方が荒いって?気にすんな!!

 

「戦艦だろうがなぁ、俺の管理している地域で好き勝手やっている奴はボコボコにしてやるだけだ!!」

 

そう言い俺は艦装を装着して沖に出る。むっ!響に砲弾が行きやがった、響は諦めて身を屈めた、それを加賀は身を挺して守ろうとしている。

 

「艦娘を守るのは、俺の役目だぁぁぁ!!」

 

スピードを最大にして響と加賀の前に立ち塞がる。

 

ドゴーーーーン!!

 

「オワッタナ、大破シテイル時点デワレラニイドムカラダ。」

 

「おいおい、何処を撃ってるんだよ。」

 

「ナニッ!?」

 

俺は響に当たる砲弾を自分が当たりに行った。意外と痛てえな!!

 

「ちゃんと俺を狙ってくれなきゃ困るだろ。」

 

「「あ、貴方は?」」

 

「そんなのは後で説明してやる。そこにいろ。」

 

そう加賀と響に言い、戦艦ル級三体の前に立つ。

 

「何故イキテイル!?艦娘デモナイオマエガ!?」

 

「不思議か?だったらありったけの砲撃をぶちこんでみるといい。」

 

「ツヨキノシセイモソコマデダ!!」

 

そう言い戦艦ル級は一斉に俺に砲弾を当ててくる。ふっ、まだまだ温いな!!

 

「その程度の火力か?そんなんじゃ俺は沈まねえぞ!!もっとぶちこんでみな!!」

 

これだけ聞くとドM発言に捉えられるな。まあ、こんな島でトレーニングをしている時点でドMなんだろうけど。

 

「ハァ、ハァ。」

 

「どうやら全弾使いきったようだな。さてどうする?全弾俺にぶつけても俺は小破だぞ?まだ抗うか?」

 

流石に物理で戦艦三体に勝てるほど鍛え上げてない。だったらどうするか?弾薬を使い切らせればいいんだよ。

 

「ツヨガルナ!!オマエノステータスヲミレバ!?」

 

「ステータスを見ればなんだって?見てもこの状況は変わらねえぞ?」

 

俺のステータス、生命力400/600だぞ。何を驚いているんだか。

 

「オボエテロヨ!!イツカカリヲカエスカラナ!!」

 

そう言い戦艦ル級は去っていった。なんとかなったか。

 

「おいお前ら、大丈夫、じゃねえな!!」

 

加賀と響が沈みそうになっていたから慌てて引き上げる。限界を越えてまで逃げていたんだな。

 

「さて、もう一踏ん張りだ!!」

 

そう言い俺は砂浜まで全力疾走し、砂浜に上がる直前にジャンプして入渠施設の浴槽にダイブする。

 

「名付けて、ダイナミック入渠!!」

 

ザブーーーーン!!

 

あっ、予想より大きな音が鳴ったな。まあいい、加賀と響を浴槽に入れてと。よし、浴槽からジャンプしてと。

 

「アーンドふーふー!!」

 

着地地点に入渠施設のお湯を沸かす所にし、空中で竹筒を取り出し、着地と同時に火を付けてふーふーする。

 

「ふーふー……傷口が染みるぅぅぅ!!!」

 

あれだ、体中火傷していて出血もしている状態で水の中に入るべきじゃねえな!!

 

「ふーふー!!」

 

「て~い~と~く~?」

 

やべっ!!愛宕に見付かった!!どうする、どう切り抜ける!?

 

「私は提督ではありません。ただの筋肉モリモリマッチョメンのふーふーマンです。」

 

「あら、私はそのふーふーマンに用があってきたのよぉ。」

 

あっ、詰んだ。

 

「さぁて、こっちに来なさい♪」

 

「俺の傍に近寄るなぁぁぁぁ!!!」

 

「ダァメ♪さぁ金剛や比叡も待ってるわよぉ。」

 

襟を引っ張るなぁ!!俺のタンクトップが伸びる!!

 

「離してくれー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筋肉モリモリマッチョマン連行中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、これはどういう状況ネ?」

 

「色々あったんだよ、色々とな。」

 

愛宕に執務室に連行されて、リンゴ箱の上に座ってるよ。

 

「1つ1つ整理しましょう。まず入渠施設で爆音が鳴りましたけど、その原因は提督ですか?」

 

比叡から睨まれるような目で質問される。そんなに睨むなよ。

 

「ああそうだ、ちなみに何をしたかと言うと砂浜で寝ていた俺の頭にぶつかってきた艦娘を入渠施設目掛けてぶん投げた。」

 

少し頭にきてたからやった。反省も後悔もしていない!!

 

「ぶん投げたって、ぶん投げられた人を確認したら榛名だったネ。何があったんですカ?」

 

「戦艦ル級三体から逃げていた。その内の一体の砲撃に当たって吹き飛ばされたんじゃない。」

 

寝てたから詳しいことは知らんけどな。

 

「その後の状況は?」

 

「榛名だけでなく、正規空母の加賀、駆逐艦の響が戦艦ル級に狙われてたから助けた。」

 

「戦艦三体と戦ったんですか!?無茶し過ぎです!!」

 

おいおい、真正面から戦艦三体とやり合う程、俺はバカじゃねえよ比叡。

 

「戦ってねえよ。その時大破していた響を戦艦三体が砲撃を喰らわせようとしたから俺が代わりに受けた。」

 

「だからボロボロなのねぇ。」

 

「その後、戦艦三体に挑発して向こうの弾薬が無くなるまで俺が砲撃を浴び続けた。そして弾切れになったから向こうは帰っていった。」

 

戦艦だけで良かった。空母とかいたら終わってた。

 

「そして、響と加賀が轟沈しそうだったから引き上げて入渠施設に連れていったってこと。まあ、皆無事で良かっ「良くないネ!!っと、いきなり何すんだよ?」

 

俺が言葉を言い終わる前に金剛がビンタしてきた。まあ、避けたけどな。

 

「提督は人間デス!!そんなことしてたら命が危ないデスヨ!!」

 

「お姉様の言う通りです!!」

 

「命が危ないねぇ、はっ、そんなことは承知の上でやってんだよこちらは。」

 

そう俺が言うと金剛と比叡と愛宕が睨んできた。

 

「艦娘の為ならこの命、捨てる覚悟は3年前に出来てるんだよ。」

 

「じゃあ提督が死んだら誰が指揮を取るんですか!?」

 

「次の後任に任せるさ。」

 

「……提督の覚悟は伝わったネ。でも1つだけ聞きたいネ!!」

 

そう言い金剛は執務室の扉を開ける。開けた先には俺が救出した三人が立っていた。

 

「提督、助けてくれてありがとうございます!!」

 

「助けてくれてありがとう、スパスィーバ。」

 

「助けてくれたのはありがたいのですが、助け方がどうかと思います。」

 

顔を真っ赤にしながら頭を下げた榛名、榛名程ではないが顔を赤くしながら頭を下げた響、頭は下げなかったがお礼の言葉を言った加賀がいた。

 

「提督、話してくれるかしら?提督が何故身を挺してまで私達を守ろうとするのかを。そして、自分の身を犠牲にしてまでも私達に尽くしてくれるのかを。」

 

「特に私を見た時に悲しそうな顔をしていた。」

 

はぁ、愛宕は俺が昨日話そびれた話を聞きたいのか。周りを見れば全員聞きたそうにしてるし。そして響は見ている所は見ているのな。

 

「わかった、話してやるよ。3年前の出来事を。ただ、生半可な気持ちでは聞くんじゃねえぞ?」

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