Q艦娘が少ない場合はどうすればいい?Aじゃあ提督が戦おう!   作:宗也

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Q提督の師匠ってどんな人?A提督よりも筋肉モリモリです。

「とは言ったものの、何も情報無しで乗り込むのは流石にまずいな。」

 

仕方無い、ある部屋に行きますか。

 

「よっと、うーん、狭いなここは。」

 

ある部屋ってのは執務室で俺がいつも机の代わりにしている段ボール箱の下に隠し階段を設置している。要するに地下室だ。

 

「まあ、俺一人しか入らないから別にいいんだけどな。」

 

その地下室には、発電機やパソコンなど、電子機器が置いてある。これは師匠が置いていってくれたものだ。本当にあの師匠何者だよ。

 

「さて、ハッキングでもしますか。」

 

近くにあったパソコンからハッキングする。響と加賀が連れていかれた鎮守府の情報が知りたいからな。ハッキングのやり方も師匠が教えてくれた。

 

「……よし、浸入成功っと。しかしセキュリティが全然だな。」

 

ハッキングして3分で内部に浸入出来るなんてな。

 

「えっと、何々。艦娘の数は30人、そこそこだな。主に使っている艦娘は長門、大和、陸奥、武蔵、霧島、扶桑か。ってか戦艦多すぎだろ。」

 

火力で押すタイプだな。

 

「それと、やっぱりな。性的暴行が多いな。そいつの艦娘はその暴行に耐えているのか。しかも中破しても入渠させて貰えず、そこの提督に奉公してくれたら入渠させているのか。」

 

くそったれだな。これじゃ艦娘の精神が崩壊するのも時間の問題だ。身体的な傷は高速修復材を使えば回復するが、精神は回復しねえからな。

 

「けど、海域はそこそこ開放している。演習に至っては勝率ほぼ100%か。ってよく見たら主に使っている艦娘の練度がほぼ99じゃねえか!!」

 

主に火力で押し切っているんだろうけど。

 

「もっと調べるか。ほぅ、前にも俺と似たような事をされた提督が演習で勝負したが、詳しい事は書かれていないな。」

 

恐らく、何かしたんだろう。

 

「そして、加賀と響を手に入れたい理由が……、表向きは正規空母と駆逐艦が足りないから分けてくれか。でも本当の目的は、クールな人の泣き面を見てみたいからだと?」

 

私欲の為に艦娘を使うんじゃねえよ!!こいつは痛い目を見てもらうか。

 

「とは言ってもなぁ、性的暴行の事を憲兵に報告してもうやむやにされそうだな。」

 

成績を残しているからな。有能な提督は悪事をしていてもうやむやにされるケースが多いからな。しかも俺は海軍のほとんどの人に嫌われてるし。

 

「ここは、誰にも文句を言われない方法で行きますか。っと、その前に師匠に電話してと。」

 

今は、午前0時。電話に出るかな?

 

「おっ!電話をかけてきたということは作戦が決まったって事だな!!」

 

「まあそんなところだ。師匠の力を借りたい。」

 

「OKOK!!任しておきな!!それと、何時に行動するんだ?」

 

「明日の午後0時に向こうの鎮守府に着く予定。」

 

本当なら今すぐに行きたいが、俺が憲兵に通報されたらヤバイからな。

 

「OK、お前の所に午前の10時くらいに行くからな。準備しとけよ?」

 

「わかってるさ、じゃあ切るぜ。」

 

ふぅ、師匠が来てくれるならなんとかなるな。さて、装備の確認……って何も無かったな。

 

「念のため用意して起きたかったんだがなぁ。鋼材使うのは勿体無いし、原始的な物ならなんとかなるか。」

 

早速準備するか。何を作るかは後々教えるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

「やっべ、装備作りに夢中になって睡眠がほとんど取れなかった。」

 

作り終わったのが午前6時だったからな。約束の時間までに用意を済ませておくとなると三時間が最大だから三時間しか寝れなかった。

 

「まあ、慣れているけどさ。さて、そろそろ師匠が来る時間だ。海岸に行きますか。」

 

出迎えてやらないとな。

 

「その必要はない。ちゃんと浸入させて貰った。」

 

「……ノックぐらいしろよ。」

 

海岸に行こうとしたらソファーに師匠がいた。本当にいつ入ってきたんだ?

 

「その必要はねえだろ。俺とお前の仲なんだからな!」

 

そう言い師匠は軍帽を頭から外してくるくると回す。ノックをするのはマナーだと思うが。

 

「司令官!!ちゃんと断りを入れてから入るのですよ!!」

 

「おお、悪いな電。秋夜に会うのが久し振りだからな!ついテンションが上がっちまったよ。」

 

おい師匠、俺の名前をばらすな!!

 

「秋夜?誰の事です?」

 

「ぶどう箱に座っている人だ。ほら挨拶しな。」

 

全く師匠は……。ちなみに俺の名前は霧生秋夜だ。師匠の名は谷家剛志らしい。歳は35、階級は大将。

 

「初めましてなのです。電です。よろしくなのです!」

 

そう言い電はペコリとお辞儀をする。見た目は幼いのにしっかりとしているな。

 

「さて、積もる話はあるだろうが、それはくそな鎮守府に行きながら話すか。」

 

「そうだな、出発しないとな。」

 

そう言い俺と師匠と電は外に出てすぐ近くの海岸に行く。そこには艦娘が3人いた。

 

「おーいお前ら。俺の弟子に挨拶しな。」

 

そう師匠が言うと3人中2人の艦娘が師匠が殴ったり蹴ったりした後に俺の所に来た。いや!何で師匠殴られてんの!?

 

「いい攻撃だ。準備は万端みたいだな!!」

 

「し、師匠?何かしたのか?」

 

「秋夜、これは俺なりの挨拶の方法だ。こうすることによって艦娘の状態がわかる上に艦娘の仲も深まる!!」

 

いや、もっと違う方法があっただろ。バカなのか師匠は?

 

「もしかして、師匠はドMなのか?」

 

「ビンゴ!!よくわかったな!!」

 

艦娘に殴られてる時に笑顔だったそう予測するだろ普通。つまり、自分の欲求を満たしたいからだったのか。

 

「それより、俺の艦娘に挨拶しろよ。」

 

「わかってる。順番に挨拶してくれ。」

 

「最初はあたしからだ!!あたしは摩耶って言うんだ。よろしくな!!」

 

摩耶か、確か重巡だったな。にしても、スカートの丈が短すぎだろ。なんとかならなかったのかねぇ。

 

「よろしくな摩耶。」

 

「ところでよ、お前は何て呼べばいいんだ?提督だと二人いるからどっちかわからなくなるんだ。」

 

むっ、そう言えばそうだな。摩耶の提督は師匠だしなぁ。俺も提督ではあるけど……。

 

「秋夜でいい。あと敬語とかはいらねぇからな。」

 

「サンキュー!!堅苦しいのは苦手なんだ。提督の弟子と聞いてるから強いんだろうな!?」

 

「それは保証するぞ摩耶。俺と同じくらいの強さだ!!(ドヤァ!!)」

 

……師匠、どや顔しながら褒めてくれるのは嬉しいんだがな。

 

「なっ!!ど、何処触ってんだ提督!!この変態が!!」

 

摩耶の太股触りながら言うなよ。摩耶が顔を真っ赤にして師匠の顔面を蹴飛ばしたな。

 

「今日もいい蹴りだ摩耶!!俺は嬉しいぞ!!」

 

「ったく、秋夜!!あたしに変なことをするなよ?変なことしたら直ぐに砲撃を放つからな!!」

 

「しないから。摩耶の砲撃なんて喰らいたくないからな。特に対空砲撃。」

 

師匠の摩耶は改二にしているからな。対空番長の対空砲撃なんて喰らいたくない。

 

「まっ、よろしくな秋夜。」

 

「はいはい。次の人いいぞ。」

 

「俺の名は木曾だ。俺も摩耶と同じく変なことをしたら砲撃をぶちかますからな。」

 

いやしないから!!俺に警告してくるって事は師匠はどんだけ木曾や摩耶に変なことしてんだ!?しかも木曾も改二だから火力ヤバイじゃん!!

 

「俺を師匠と同じにすんなよ。ところで木曾ってどっかの舟幽霊に似ているな。」

 

「そ、それは……、気にすんなよ!!」

 

あまりにも似ていたからな。わからない人はggれば出てくるぞ。

 

「木曾ちゃん、ちょっと言葉が荒いですよ。」

 

「す、すまない鳳翔。つい熱くなりすぎたぜ。」

 

着物を来た人が木曾に注意したな。何だあれ、着物の人がら溢れ出る母性は。

 

「えっと、どちらさん?」

 

「申し遅れました。私、軽空母の鳳翔と申します。よろしくお願いします。」

 

鳳翔か、まるでお母さんみたいだな。料理とか作れそうだな。

 

「全員に挨拶したみたいだな!!」

 

「司令官!!もう変なことはしちゃ駄目なのです!!」

 

師匠、戻って来たんだ。そして戻ってきて早々電に怒られてるし。まるで子供に怒られてるお父さんみたいだな。見ていて微笑ましい。

 

「ついやっちゃうんだ!!」

 

「やめろ師匠、ところでいつここを出発するんだ?」

 

「もうすぐだ。鳳翔、秋夜にあれを渡して。」

 

あれってなんだ?鳳翔が袋を取り出したんだが。

 

「あれって何だ師匠?」

 

「これです。秋夜さん、遠慮なく召し上がってください。」

 

鳳翔から渡されたのは、おにぎりだった。やべっ、涙出そう!!

 

「秋夜さんはまともな物を食べていないと提督から聞きましたので、力を付けて頂く為に作ってきました。」

 

「どうもです。むっ!!旨い!!」

 

あ~懐かしい味だ~!!絶妙な塩加減、香ばしい海苔の香り。おにぎりの中に入ってるゴマ昆布の味。もう最高だ!!

 

「し、秋夜!!お前涙出てるぞ!!」

 

「旨ぇ、旨すぎる!!米を食ったのは3年ぶりだ!!」

 

「「ええええぇぇぇ!!?」」

 

摩耶と木曾が驚いているようだが、そんなものは気にしない。今はこの味を堪能せねば!!

 

「秋夜、そろそろ出発するぞ。さっさと食えよ。」

 

「わかってる。鳳翔、おにぎりありがとうございます。」

 

「いえいえ、あそこまで涙を流しながら嬉しそうに食べている姿を見れたので作った甲斐がありました。」

 

鳳翔、もうおかんと呼んでいいかな?

 

「さあ、くそな鎮守府をぶっ潰しに行くぞ!!」

 

「し、司令官。秋夜さんはどうやって海の上を渡るのですか?」

 

「そうだな、提督は海を走っていたけど、提督以外海を走れる人はあたしはいないと思うな。」

 

師匠、海の上を走ってきたのかよ。相変わらず滅茶苦茶な人だな。

 

「気にするな!!さっさと出発だ!!」

 

そう言い師匠は海の上を走り始める。って置いてくなよ!!

 

「師匠!!待ちやがれよ!!」

 

俺も海の上を走り始める。何で走れるかって?秘密だ!!

 

「まだまだ遅いな秋夜は!!修行が足らんぞ?」

 

「うっせ!!今に追い越してやんよ!!」

 

「……なあ摩耶。俺らいらないんじゃないか?」

 

「あの二人で充分落とせるとあたしは思うな。ったく、こき使わせやがって、クソが!!」

 

「まあまあお二人とも、そんなことは言わずに。何かあった時の為に私達が必要だと提督は言ってましたから。文句を言うのはやめましょう。」

 

「はわわっ!!秋夜さんも凄いのです!!」

 

付いてきた摩耶達がそれぞれ何か言ってるな。あと摩耶、お前口悪いな。

 

「さあ、俺達の旅はこれからだ!!」

 

「まだ始まってもねえから師匠!!ってかそれ最終回の台詞!!まだ終わらないから!!」

 

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