Q艦娘が少ない場合はどうすればいい?Aじゃあ提督が戦おう! 作:宗也
さぁ、人類最強の三人(あと一人は途中で来ます。)よ、出撃開始だ!!
三人称視点
「ふっ、へへへへ……。」
ここは秋夜の隣の鎮守府。加賀と響が連れていかれた所だ。
「遂に手に入れた、建造やドロップで出なかった二人が遂に手に入れた!!」
執務室にいる提督が気持ちの悪い笑い方をしながらコーヒーを飲む。
「ふへへ……、アッチ!!コーヒーが鼻にかかった!!熱い熱い!!」
「提督、例の艦娘を連れてきました。」
「タイミング悪いな!!まぁいい、入れ。」
提督がそう言い執務室の扉が開かれる。執務室の前にいたのは、提督の部下らしき人物と、加賀と響がいた。加賀と響手には手錠が付いていた。
「ようこそこの鎮守府へ!!歓迎するよ、ふへへ!」
「くっ!!この手錠を外しなさいよ!!」
加賀が必死に手錠を外そうとしている姿を提督は涎を垂らしながら見ていた。
「たまんねぇ、たまんねぇなあその姿!!」
「何で外れないのよ!?」
「何ででしょうね~?にしても最っ高だねぇ!!」
そう言い提督は加賀に近付き髪の毛を掴む。それを見た響は提督の手に頭突きをしようとしたが、提督の部下に服の襟元を掴まれる。
「離せ!!提督がこんなことをして許されると思っているのか!!」
「あぁ許されるさ。お子様の響にはまだわからない話だろうがなぁ!!でも、必死に抵抗している響もいいねぇ!!今すぐに襲いたいくらいだ!!」
「汚らわしい手を離しなさい!!」
加賀は提督に蹴りを放つが、加賀が提督に蹴りを放った瞬間に加賀の髪の毛ではなく首を掴んで壁に激突させる。
「ぐっ!!は、はなしな、さい!」
「言っておくがお前らに付けている手錠はなぁ、練度を強制的に1にする手錠なんだ。練度1のお前ら何かに負けねえよ。」
「加賀さん!!お前も離せ!!」
響は脱出しようとじたばたするが、提督の部下が響を床に押し当てる。
「うっ!!な、何するの!?」
「はぁ、はぁ、こんな幼女を待ってたんだ!!その今にも泣きそうな目、俺の物にしてやりてぇ!!」
提督の部下も息を荒くしながら響を見ていた。
「さて、お前らにはここでのルールを教えてやる。もし、従わなかったら即解体だ。なぁに、そんな難しい事は言わない。俺達の欲求を晴らして貰えればいいのさ!!」
「い、嫌よ!!」
加賀は提督の手を振りほどこうと首を動かすが、微動だにしなかった。
「抵抗していられるのも今のうちだ。今ここでじっくりと教育して俺無しじゃ生きられない体にしてやる。ふへへへへ!!」
「提督!!俺はこの幼女の教育をしていいですか!!」
「お前にはいつも助けられてるからな。いいぞぉ、響はお前に任せる。俺は加賀を貰う。どんな声で泣くのか楽しみだぜぇ!!」
そう言い提督と提督の部下は顔を歪ませながら響と加賀に触れようとする。
「嫌、助けて。」
「おっ!早速泣き始めたな!!いいねぇ、普段感情を表に出さない女が泣く姿を見ると気分が高揚するねぇ!」
「誰か、助けて!!助けてよーーー!!!」
「無駄だぜ響ちゃん、今ここにいる艦娘は提督が教育済みだ。誰も助けになんか来ねぇんだからな!!」
そう言い提督と提督の部下が高らかに笑う。だがその数秒後。
「もも申し上げます!!提督!!」
「何だぁ?折角いい気分だったのに。用件はなんだ?」
「と、隣の鎮守府の奴等が攻めこんで来ました!!艦娘が四人、提督が二人、訳のわからない野郎が一人です!!」
「迎撃しろぉ!!艦娘は使うな。うちにある兵器だけで沈めてしまえ!!」
提督はそう言い伝令を伝えに来た人を追い出そうとするが、伝令の人は困った表情をしていた。
「そ、それが、提督二人と、訳のわからない野郎の計三人に我が隊が圧倒されております!!」
「馬鹿な!!艦娘ではなく提督に圧倒されているだぁ?」
提督はそう言い窓を開けて海の方を見る。
「なっ!本当に提督だけで我が隊を圧倒しているだと!?舐めやがって!!」
「どうしますか提督?」
「ふん、いい考えがある。俺に付いてこい!!」
時間は少し遡り。
秋夜side
「ふんふん、お前もあの無人島に暮らして3年か、よく生きていたな。」
「師匠の教えのお陰だ。師匠に会ってなかったら俺はもうこの世には居なかったさ。」
「よせやい、照れるじゃねえか!!」
俺と師匠は水面を走りながら俺が過ごしてきた3年の内容を伝える。久しぶりに師匠と話すとなったから話が弾むな!!
「摩耶さん、司令官と秋夜さん、もう一時間以上走っているのにスピードが落ちないのです。どうやったらあんな風になれるのです?」
「あたしに聞くなよ……。大体艦装を付けないで水面を走れる事自体ありえねえのに、あの二人は簡単に水面を走ってるからな。」
「そこは血の滲むような努力をしたんですよきっと。」
「努力で水面を走れるなら誰でも走れるようになってるだろ……。」
後ろで摩耶達が話しているな。恐らく水面を走ってる事についてだろう。
「提督になるもの、これくらいの事は出来ないとな。」
「出来ないのが当たり前だぞ普通。」
「それは鍛練が足らん証拠だ。そう言えばもう一人助っ人を呼んでいたんだった。そろそろ合流するはずなんだが。」
師匠の知り合いか?どんな人が来るんだろう。俺以上に筋肉モリモリマッチョマンだったりして。
ブロロロロロ!!!
「この音は、来たみたいだな!!」
「来たって?えっ、マジか!!」
横から水上バイクに乗った人物がこっちに向かってくる。しかも大量のRPGを持っているし!!
「遅くなってすまない。」
「いや、いいってもんよ。急に呼び出してすまないな大佐。」
「師匠?この人ってまさか……。」
そんなはずはないよな!!もしそうだとしたらかなりまずくね?
「あぁ、この人は俺の部下のメイト大佐だ。コマン○ーのあの大佐に似ているからメイトという名前が付いた。」
「お前が大将の弟子か、いい筋肉してやがる。」
「おいおいおいおい!!!」
絶対本物だろ!?マシンガンの持ち方とかあの大佐にそっくりだぞ!!
「砲雷撃戦なら任せな、俺がドンパチ華やかにしてやる。」
「なんだろう、この負ける気がしない感じは。」
「念のためにメイトを呼んだんだけどな。むっ、俺達が話している内に敵が砲撃してきたぞ。」
師匠がそう言ったので、くそ野郎のいる鎮守府の方を見ると、駆逐艦、戦艦、重巡がこっちに向けて砲撃してきた。しかも艦娘ではなく本当の戦艦とかだな。
「はわわっ!!本物の戦艦なのです!!私達の攻撃が通るのでしょうか!?」
「多分通るだろう。よし、俺と秋夜とメイトで突っ込むから電達は後ろに付いてくれ。後ろから攻撃して構わない。鳳翔、艦載機を飛ばしてくれ!!」
「わかりました!!」
そう言い鳳翔は空に向けて矢を放つ。すると、矢が艦載機に変わり、駆逐艦に向けて砲撃し、撃沈していく。
「鳳翔、流石だな。」
「まだまだです。どんどん飛ばしていきますから、摩耶ちゃん、木曾ちゃん、電ちゃん、提督や秋夜さんに構わずに攻撃していってください。」
「だ、大丈夫なのです!?」
電は鳳翔の言葉を聞いておろおろするが、師匠が電にガッツポーズをする。
「心配要らねぇ、ガンガン撃ちまくれ。当たってもダメージにはならねぇ。寧ろ俺に当てろ!!」
「師匠、格好いいこと言ってるのに、最後の言葉で台無しだぞ?」
「大将の言う通りだ。俺らは激戦をくぐり抜けてきたんだ。これくらい屁でもねえだろ。」
いやまぁ、メイトの言う通りなんだけどさ。
「さて、砲雷撃戦開始だ!!」
そう言い師匠は戦闘に近付き、砲撃を喰らいながら戦艦の近くに行き。
「これを解体して資材にしたいが、くそ提督の兵器なんか見たくねぇんだ!!消え失せろ!!」
そう言い師匠は飛び蹴りをする。飛び蹴りを喰らった戦艦は横に倒され、沈んでいった。
「薄い装甲だ、もっと厚いのにしやがれ!!」
「流石は大将、俺も負けていられねえな。」
そう言いメイトは水上バイクを巧みに操り、重巡や駆逐艦の砲撃を掻い潜りながらRPGを構える。
「オラァ!!オラァ!!オラァ!!」
両手にRPGを持ち、重巡に当て、直ぐにリロードし駆逐艦にRPGを当てる。
「まだまだこんなもんじゃ足りねぇ!!」
「そうだメイト、やっちまえ!!」
「あたしの出番を無くす気か!!」
メイトが次の標的に攻撃しようとした時に摩耶が砲撃し、撃沈させる。
「やったな!!」
「摩耶!!危ねぇ!!」
「摩耶さん!!そこから逃げてください!!」
摩耶が砲撃し終わった後に遠くにいた戦艦が摩耶に向けて砲撃する。それに気付いた木曾と電が慌てて警告し、摩耶を移動させようとしたが、遅かった。
「くそっ!!間に合わねぇ!!」
摩耶は回避は不可能と考え、攻撃に備えるように身を屈めた。
ドガァーーーーン!!
「……あれ?あたしに攻撃が当たってない?」
「ったく、油断大敵だ摩耶。戦場では常に周囲に気を配れ。例え遠くに敵がいたとしてもな。」
俺が摩耶の前に立ち、砲撃を変わりに受けた。ふん、金剛や比叡の砲撃に比べたら全然だな。
「お、お礼は言わねえぞ!!わ、わかっていたんだからな!!」
「素直になれよ、まあいいや、次気を付けろ。」
俺は摩耶に砲撃してきた戦場に近付き戦場を殴る。すると、戦場に大きな穴が空き、そこから浸水していき、戦場は撃沈した。
「うん、やっぱりこの装備は用意しておいて良かった。」
「秋夜?何だそのグローブは?」
摩耶は俺が付けているグローブに興味津々だった。おい、前屈みになるな、見えるから。
「これは革のグローブだ。でもただのグローブじゃなくて植物の樹脂を一万回グローブに塗って耐久度を極限に高めたグローブだ。」
「いっ、一万回!?」
「そうでもしねえと意味ないからな。じゃ、俺は先に進んでる。摩耶も頑張れよ。」
そう摩耶に言い、師匠やメイトの元に急ぐ。二人だけに良いところは取らせねえよ!!
「くそがっ!!格好いいじゃねえかよ。」
「遅れてすまない師匠、メイト。」
「気にすんな、摩耶を助けたんだろ?俺も電を助けていて、最前線に戻ってきたのはさっきだったからな。」
「俺は木曾って奴を助けた。魚雷に当たりそうになっていたから魚雷を掴んで相手に送り返してやった。」
メイト、お前も人間を超越してるな。
「さて、ここからは俺のターンだ。巻き込まれたくなかったら俺の後ろに居な!!」
「メイト?その某ゲームに出てくるデス○シーンみたいな物を持って何する気だ?」
「行くぜ野郎ども!!オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
メイトが前方にいる敵艦に向けて発砲しやがった。しかも敵艦はメイトが持っている銃の弾に当たった所は穴が空いてるし、何なのその銃!?
「あの状態のメイトは無敵だ。間違っても助太刀しようとはするなよ秋夜?」
「しねえよ、助太刀したら俺が蜂の巣になりそうだ。」
「オラオラオラオラオラオラァ!!すっとしたぜ。」
メイトの無差別射撃により、敵艦は全滅していた。メイトが味方で助かった。
「あれ?鳳翔は?」
「鳳翔は向こうで暴れている。久しぶりに出したから体が疼いていたんだろう。」
わーお、鳳翔強ぇ。敵艦5体に一人で渡り合ってるし。
「さて、そろそろ島に着くぞ。」
俺らは島に着いた後、各々の状態を確かめる。うん、俺は異常無しだな。
「来たかね諸君、よくも私の戦艦達を沈めてくれたな!!」
「お出ましか、くそ提督、観念しやがれ。」
「そうはいかない。ほら、これを見て正気でいられるかなぁ?」
くそ提督は加賀の首元にナイフを突き付けた。脅しのつもりなんだろうか?
「このナイフはどんなものでも突き刺せる優れものだ。艦娘だろうが、首をナイフで切れるのさ!!さぁ、私に膝間付くといい!!」
「だとさ師匠、どうする?俺もう怒りが収まらねえからさっさと済ませていいか?」
「ちゃっちゃと済ませてくれ。俺も怒りが収まらねえ。」
「何を言ってる?私にはひと「黙れくそ提督。」そげぶっ!!」
あまりにも目障りだったからくそ提督に一瞬で近付き、ナイフへし折り、くそ提督を投げ飛ばす。
「貴様、よくもて「お前は最後に倒してやる。」は、はなせぇ!!」
くそ提督の部下の方はメイトが頭を掴み、拘束していた。メキメキと言ってるが、大丈夫だろう。
「くそっ!!私の計画が!!もう少しで達成出来るところだったのに!!」
「てめえら二人とも憲兵の所に送ってやる。観念しやがれ。」
「せ、せめて一矢報いてやる!!」
そう言いくそ提督の部下は師匠に向けて銃を発砲したが、師匠は人さし指と中指の間で銃の弾丸を受け止めた。
「そんなおもちゃは効かん。」
「そ、んな。」
「俺が連行してやる。後処理は任せる。」
メイトはそう言いくそ提督とその部下を水上バイクに縛り、何処かに行った。
「加賀、響、怪我はないか?」
「……(秋夜の体目掛けてダイブして抱き付く。」
うおっ、響強烈だな。加賀は抱き付きたそうにしているが我慢しているな。
「提督、助けにきてくれてありがとうございます。」
「ありがとう司令官。」
「いいってもんよ、さて、ちょっと休憩していいか?」
少し仮眠しよっと。ふわ~あ、砂浜にブルーシートを引いてと、お休み。
「これで一つ目は解決か。まだまだ先は長そうだ。」