他国のISがカチコミしてんのに何故IS学園だけに任せようと思ったんだろうね?
普通に考えればおかしいよね
そしてソラ戦では鬼斬コラボ開始ィィィィッ!
皆、酒は飲んでも呑まれるなよ
私は飲めませんが……
「さて、今日はこれ位にしておこうか」
『あ、ありがとう……ござい……まし……ガフッ』
「まったく、この程度で根を上げるとは情けない」
「最近の若者は軟弱過ぎるだろ」
「よし、シルビアにラスカー。後で
スキズブラズニルが惑星ハーヴァマールを出航してから早一週間。
首都惑星オーシアで連邦政府からの任務を受領し、地球まで半月の旅が始まった。
当初の予定通り、ヤミの団に拉致された(元)地球人の訓練も開始。
何の問題もなく、順調に地球への航海を遂行していた。
「あ、あのネモ兄様……あ、足が……」
「ウェ、ウェイライン卿……そろそろ許して……」
「お前らはもうちょっと自重というものを覚えろ」
「「いやぁ、つい騎士団(銃士隊)の訓練のノリでやっちゃって」」
「お前らは後三時間石載せて正座な」
「「うばーー!?」」
何の問題もない筈である……
一方地球では……
「日本・アメリカ・ロシアがアラスカ条約を破棄するなんて……」
来栖アキラは頭を抱えていた。
“この世界”が自分が知る未来からどんどん離れていってしまう事に。
臨海学校での『銀の福音』討伐失敗と国内侵入、撃墜……
これらを一纏めにして『福音事件』と呼ばれることになったのだが、これが日本の立ち位置を大きく変えてしまった。
簡単に説明すると、福音が日本列島に向かっている事が日本政府に伝わっていなかったのだ。
元々アメリカ政府は今回の一件を日本政府に報告し、奪還の指揮を執るつもりでいたのだ。
何せ、下手をすれば国際問題に発展しかねないから。
だが、そこに待ったをかけた存在がいた。
IS委員会である。
委員会は『我々が報告・対処を行う』とアメリカ側の介入をシャットアウトし、作戦指揮を採り始めたのだ。
これが、IS学園が福音奪還の任につくまでの経緯である。
元々委員会は一枚板ではない。
男女平等に戻そうとする一派。
女尊男卑を推し進めようとする一派。
男尊女卑にひっくり返そうとする一派。
今回の事件の元凶達に協力する一派。
危険度の高いミッション。
奪還に成功しようが失敗しようが、一部の人の思惑が外れるだけで『IS委員会』に害はない。
日本に報告しなかったのは、今回の作戦に残された唯一の男性ISパイロットの戦果に花を添える為に、襲撃者に男性ISパイロットを始末してもらう為に、邪魔をしてほしくなかったのだ。
そして、何かが起きれば全て日本のせいに出来る。
彼等は本気でそう考えていたのだ。
それが、間違いであると気付かずに……
結果として男性ISパイロットは生き残り、漁船捜索をしていた捜索部隊は拉致され、福音は漁船の乗員を殺戮した後、何者かに撃墜されて東京駅に墜落……
これが、日本政府の逆鱗に触れてしまったのだ。
日本「なんで米軍のISが襲い掛かってきたのか説明してほしいんですけどねぇ」
米国「報告しようとしたんだけどIS委員会がストップかけたんですよ」
日本「おう説明しろや」
IS委員会「何の事だが知らんなぁ」
IS学園「あ、今回の作戦、IS委員会の指揮で行いました」
IS委員会「俺達は何も知ら……」
米国「ここでIS委員会との会話を録音した物があります」
IS委員会「……」
米国「アンタ等は『自分達が全部うまくやるから関わるな』と言っておきながらこの体たらく。ちょっと説明してもらおうか」
日本「死人出てるし交通網にも影響出てんだよ。納得のいく説明してもらおうか」
IS学園「もしかしてアンタ等、今回の事件の首謀者達に情報流してないよね?」
ロシア「ちょっと失礼しますよ」
米国・日本「お前なんで来た、呼んでねぇ、帰れ!」
ロシア「いやいや、今回の件は我々も無関係ではいられないんですよ」
IS学園「聞かせてもらおうか」
ロシア「今回拉致された中にウチの代表の身内が含まれていると聞きましてねぇ。更に言うとIS学園にはウチの国の娘さん達も通っている訳でして……もし何かあったらIS委員会はどう責任を取ってくれるのかと」
IS委員会「我々は説明したが日本政府は信じな……」
日本「信じなかったと言うつもりだろうがそもそも説明していないだろアンタ等」
米国「責任逃れとは見苦しいぞ」
ロシア「ネタは上がってるんですよ」
IS学園「今回の件は改めて抗議させてもらいます」
と、まぁこんな感じのやり取りがあった結果……
日本「あ、俺らアラスカ条約破棄するから」
米国「ぶっちゃけ機能してないよね、コレ」
ロシア「だねー」
IS委員会「貴様等何考えてる!戦争をするつもりか!?」
日本「だって無駄じゃん、この条約」
米国「競技用だけど実質戦闘用じゃん、ISって」
ロシア「一体どれだけの国が守っているというのか」
日本「どうせどの国も守ってないし、何よりIS委員会が信用出来んから、お前らが作ったこの条約を破棄するのは当然だよなぁ」
米国「右に同じく」
ロシア「同じく」
EU「日米露が抜けるんだったら俺等も抜けるわ」
オーストラリア「私も抜ーけた」
中国「さて、我々も軍事用ISの開発に勤しむかな」
その他IS保有国『こうしちゃいられねぇ。俺達も抜けるぞ!』
IS委員会「あ、ちょ、お前ら……!」
ISの軍事利用禁止や運用等を定めた『アラスカ条約』はこうして終わりを告げたのだった。
そしてIS学園は来年度からの入学者の受け入れを停止、全生徒が卒業した後は日米露のIS開発の拠点として共同運営される事になった。
この背景には、日本政府はIS学園の維持は金をドカ食いする他、国産の次世代型IS開発の為の予算を確保したいetc…でIS関連予算が留まる様に足枷を嵌めたい。
IS学園は年々進化を続けるIS技術に教師陣への負荷が半端ないためである。
正史からどんどん逸れていく世界。
たった一つの異物が、世界を、ソラを破壊していった。
そして、その異物は自分が原因であることに気付いていなかった……
「今日から戦闘教導を担当するスコール・ミューゼルよ、よろしく」
「同じく戦闘教導を担当するコロナ・クーガーだ、よろしくな」
「教導補佐のステラ・カラカルです、よろしくお願いします」
「リンカー・リンクスよ、よろしく」
最期の日が決められたIS学園には、やがてやってくるソラからの使者達を導くべく、入り込む者達がいた……
ある意味地獄の始まり
そして、先に言っておきます
スコール、オータム、マドカの三人はCB世界の住人になりました
タイトルは……言うまでもないですね
Next Mission 『再起/RESURGENT』