この世界で…   作:フューチュラ

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久しぶりアニメを観て描きたくなりました。

続くように頑張ります。


崩壊した世界で…

いつもの日常が崩壊し…

 

日常が一瞬で非日常に変わった…

 

俺は……

 

「ウァ……アァ……」

 

「やっぱ…アイツだけじゃねえよな…」

 

全てを受け入れ…

 

「悪いな…俺はアンタを殺す……許してくれよ…」

 

全てを背負う覚悟で…

俺は……………

 

ドゴ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤美学園の制服を着た一人の少女が廊下を必死に走っていた。

 

「はぁはぁ‼︎来ないで‼︎」

 

少女は時折後ろを見ながらそう言って走り続けた。

 

「来ないで‼︎」

 

角に来て歩みを止め周りを見て息を上げながら叫ぶように言った。

 

少女は必死だった。

 

少女の周りには土気色の肌をした人間が6人。更にその後ろから同じように土気色の肌の人間が何人もいる。

 

「イヤ‼︎来ないで‼︎来ないで‼︎」

 

少女は必死に叫ぶが、

 

「アァ…」

 

人間達は女の声を聞いても止まらずに、呻き声のような声を小さく言いながら、少女に向かって歩みを止めなかった。

 

「イヤァァ‼︎」

 

少女が叫び声を上げて頭を抱えるようにしゃがんだ瞬間、

 

「シッ‼︎」

 

ドゴ‼︎ドゴ‼︎ドゴ‼︎ガッ!

 

鈍い音が何度か鳴り、最後に聞こえた音と同時に、

 

ドン‼︎ドン‼︎ドン‼︎ドン…………

 

何かが下に落ちていく音が聞こえた。

 

「…………」

 

少女は何が起こったか分からず、何も言わずにゆっくりと顔を上げると、そこには、同じ藤美学園の制服を着た男がいた。

 

男の肩にはスポーツ用のショルダーバッグがあり、手には体育祭や学園祭とかで使う杭を打つためのハンマーが握られていて、ハンマーの先には血がついて床に垂れていた。

 

「ごめんな……」

 

男は軽く頭を下げて言うと、近くにいる人の頭に向かってハンマーを振るった。

 

ドゴ‼︎

 

鈍い音が響いたの同時に殴られた人はその場で膝をついて倒れていき、

 

ドゴ‼︎ドゴ‼︎ドゴ‼︎

 

その後も周りにいた人達を幾人かをハンマーで殴った。その間、少女は殴られる人達よりも、ハンマーで殴る男を見ていた。

男は涙を流しなが周りにいる人達をハンマーで殴っていた。

 

 

ダ…!

 

男は泣きながら殴られた人達が倒れるのを見て、

 

「逃げるぞ‼︎」

 

男は膝をついている少女の腹に手を回して、左肩に乗せて抱え上げた。

 

「エッ⁉︎」

 

少女は男の急な行動に小さく悲鳴を上げようとするが、

 

「声を上げるな。こいつらは音に反応してみたいだからな。口を塞いで目を閉じてろ」

 

男の声を聞いて少女は口を塞ぐように手で口を覆い目を閉じた。

 

「いい子だ。しっかり掴まってろよ」

 

男は少女の動きを見て、

 

ダッ!

 

踊り場の手摺に手をかけて飛んで、手摺を超えて下に飛んだ。

 

ドッ‼︎

 

下の階に足をついた瞬間、着地の音が小さく鳴り、

 

ガラ…

 

ゆっくりと理科室の扉を開けて、入ったの同時に鍵を閉めた。

 

「ふぅ…」

 

扉を閉めたの同時に男は小さく息を吐いて、少女を近くにある机にゆっくりと降ろし、

 

「大丈夫か?」

 

少女に小さく言った。

 

「は、はい!大丈…」

 

少女は緊張感から解放され少し声を上げて、男に言おうとしたが、

 

グッ!

 

男は自分の手で少女の口を塞いだ。

 

「⁉︎」

 

少女は男の急な行動に驚き。表情を変えて叫び越えを上げようとしたが、

 

「大きな声を出すな。さっきも言ったが〈奴ら〉は音に反応してるみたいだ。君が大きな声を上げればココにアイツ等が雪崩れ込むぞ」

 

男は冷たい目をしながら言うと、

 

コクコク‼︎

 

少女は何も言わずに頭を縦に振って答えた。

 

「大丈夫そうだな…ふぅ…」

 

男は少女が首を振るのを見てゆっくりと息を吐きながら、口を塞いでいた手をどかして床に腰を下ろした。

 

「はぁ…疲れた……」

 

男は顔を上げて小さく深呼吸をしてから少女の方を見た。

 

「君名前は?」

 

「わ……私は1年の『新田加奈』です」

 

少女は男の質問に答えようとして、少し声を上げて答えようとしたが、男が言った言葉を思い出し小さく言い直した。

 

「1年の新田ね。次は俺だ。俺は」

 

「……知ってます。3年の『村田将吾』先輩ですよね…」

 

「?どうして俺の名前を知って…」

 

「その…先輩は学園で有名なので…」

 

「有……ああ…そうだよな…」

 

将吾は加奈が言った言葉で納得がいった。

 

「なら…自己紹介の必要は無えな。さて…俺はこれから学園から出るつもりでいるんだが…」

 

将吾は自己紹介の必要がないのを知り、ポケットからタバコを出して、ユックリ吸いながら聞いた。

 

「え?出るってどうやって…」

 

「とりあえず…職員室に行って車の鍵をパクって、車で逃げるつもりでいる。んで…学園から出た後のことは出てから考える」

 

「車って…先輩…運転出来るですか…?」

 

「出来るよ…一週間前に免許取ったからな」

 

「先輩免許持ってるんですか?」

 

「ああ…いつ退学になってもすぐに働けるように取ったんだよ」

 

「そうだったんですか…」

 

「……ま…今日で無駄になったけどな。!話はこれで終わりだ…どうやら〈奴ら〉が俺達を見つけたみたいだ」

 

将吾はユックリと立ち上がってハンマーを手に握り肩に担ぎ上げ扉の方を見た。

新田は将吾が見た扉の方にユックリと顔を向けると、

 

「!?」

 

ズゥゥ…

 

土気色の肌をした者達が扉の窓に顔を押し当てていた。

 

「新田…どうする?ここに残るか?」

 

「!?行きます!!私もここから出ます!!」

 

加奈は立ち上がって頷きながら答えると、

 

「分かった…なら、お前に仕事を託す」

 

将吾はそう言いながら肩に背負っていたバックを新田に向かって投げた。

 

「ちょ!先輩なに…」

 

新田は急に投げられたバックを慌てながらとり、将吾に何をすればいいか聞こうとしたが、

 

「そん中にこの教室で使えそうなもん可能な限り入れろ!」

 

それよりも先に将吾が答えた。

 

「使えそうなものって!?」

 

「生き残りてえならテメエで考えろ!!速くしねえとが入ってくるぞ!!」

 

「!?ハイ!!」

 

新田は将吾の声を聞いて直ぐに動き始めた。

 

『この部屋で使えそうなもの…』

 

加奈は冷静に教室を一旦見渡して、

 

『先ずは…武器になりそうな物から!!』

 

ガチャ!

 

新田は棚を開けて中から、可能な限り棚の中にあり者をバッグに入れた。

 

「新田!来るぞ!!」

 

将吾の声に加奈は扉の方を見ると、

 

ガンガン!

 

扉の前には数を増した〈奴ら〉が、扉を突破しようとしていた。

新田はそれを見て直ぐに教室の角にあったものを取り、バッグに入り切らなかった物を〈奴ら〉が入っくる扉の前に次々と投げた。

投げられた物は上手い具合に扉の前で落ちて、

 

パリン!パリン!

 

小さく音を立てて割れ、中の液体が大量に床に広がっていった。

 

「先輩!」

 

「!了解!」

 

将吾は新田が投げた物と手にあるものを見て、新田が自分に何をさせようかいうのが直ぐに分かり後ろに下がり、近くにあった椅子を掴んだ。

直後、

 

バァン!

 

〈奴ら〉が何体も入ってきた。

 

「フッ!」

 

将吾は小さく声を出して、一番最初に入ってきた〈奴ら〉の一体に向けて掴んでいた椅子を足元に向かって投げた。

 

ガツ!

 

先頭にいた〈奴ら〉の脚に当たったのと同時に、先頭に入ってきた〈奴ら〉が転び、後ろいたのも初めに転んだのに引っ掛って転んでいった。

 

奴らは手を使って何度も立ち上がろうとするが、

 

パリン!パリン!

 

立ち上がる前に新田は最初に投げた物と同じものを投げ、〈奴らに〉周りの床や壁にあたる度に割れて、中に入っていた液体が〈奴ら〉や床を濡らした。

 

将吾はそれを見て、

 

「フゥ…悪く思うなよ…」

 

そう言って咥えていたタバコを右手の親指と中指で摘み、口から離して床に広がった液体に向かって中指で弾いて飛ばした。

 

トン…

 

タバコが液体に着いたのと同時に、

 

ヒュ!

 

小さく音が鳴って床に火がつき〈奴ら〉にも火が付いた。

 

新田が投げたのはアルコールランプだった。

大量に投げたアルコールランプから出たアルコールは一瞬で火がつき〈奴ら〉を炎で包んだ。

 

「あああ…」

 

火が付いた〈奴ら〉は痛覚が無いせいか小さく声を上げながも動いていたが数分で動きを止まり始め、

 

ブシュゥゥ!

 

完全に動きが止まったところで将吾は加奈から渡され消火器を受け取って〈奴ら〉にかけた。

 

「消えたな…新田…行くぞ…」

 

「……はい」

 

二人は焼けた奴らの上を越えて理科室から出ていき職員室に向かって行った。




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