基本アニメの流れで行きますので、そのつもりでお願いします。
ではどうぞ。
「なのはちゃん、フェイトちゃん、私の作る部隊に入ってくれんかな?」
災害救助が一段落し、私・フェイトちゃん・はやてちゃんとベッドで横になっていた所、
はやてちゃんから突然誘いを受けた。
「災害救助とか、犯罪対策とか、ロストロギアの対応とか、何でも承認ばっかで対応が後手に回ってしまっとるやろ?せやから、何かあれば直ぐに動ける少数声援のエキスパート部隊を持ちたいんよ。」
いきなり真面目な話をされたからなのか、ちょっと驚いてしまった。
隣を見るとフェイトちゃんもそんな感じがした。あ、こっち見た。
「そんで、そんな部隊を作ったらなのはちゃん、フェイトちゃん、協力してくれんかな?」
はやてちゃんがそんな事考えてるなんて思ってなかったなぁ…
きっとフェイトちゃんも似たようなこと思ってそう。そんな顔してるし。
「あぁっ、勿論、2人に…都合があるんも分かっとるし…進路とかあるんもわかってるんやけど…えっと、その───」
見つめ合っていたら、はやてちゃんが急に慌て始めた。全く…
「はやてちゃん、何を水くさい。」
「小学校からの付き合いじゃない。」
2人で肩を竦める。はやてちゃんは昔から気を使い過ぎだよ。
「それに、そんな楽しそうな部隊に呼んでくれなかったら、逆に怒るよ〜?
ね、フェイトちゃん?」
フェイトちゃんも大きく頷いてる。どうやら同意見のようだ。
そしてフェイトちゃんと一緒に、はやてちゃんに笑いかける。
「おおきに!ありがとう、なのはちゃん、フェイトちゃん!」
物凄く喜んでいるようだ。親友の頼みなのに断るわけないじゃない。
「まぁこれは、部隊設立にあたっての表の理由なんやけどな?」
表?ってことは裏の目的もあるってことだよね。
そしてそれが、私達に話を持ちかけた最大の理由なんだろう。
「部隊設立の裏──それは、人探しや。」
人探しという言葉で、あの人を思い出す。
私やフェイトちゃん、はやてちゃんを救って、幻のように消えてしまった人。
「人探しって、もしかしなくてもあの人のことだよね?」
「そうや、私らに黙って消えてったあのド阿呆のことや。今頃何処で何してんのか…」
そう言ってはやてちゃんは寂しそうな顔をする。フェイトちゃんも辛そうな顔をしてるし、きっと私もそんな顔をしているんだろうな。
これまで、みんな仕事の合間を縫って行方を追ってた。
本局や地上本部、教会にも頼んで探して貰ってる。
それでも見つからない、あの人。
「執務官としてもあの人を探してるけど、本局とかが探しても見つからないのに、私達で見つけられるかな…」
フェイトちゃんがいつに無く弱気になってる…
「駄目だよフェイトちゃん。「見つけられるかな」じゃなくて見つけるんだよ!」
「せやでフェイトちゃん。それに本局とかが探すより、私らで探す方が案外すぐ見つかるかも知れへんし。」
「それもそうだね。それではやて、もしすぐに見つけた場合はどうするの?」
フェイトちゃん…それはちょっと高望みなんじゃないかな?
「決まっとるやろ。六課に入れて馬車馬のように働かすんや!」
はやてちゃんも中々鬼だなぁ。ま、今迄心配してきてるしそれぐらい仕方ないか。
「せやから早いとこ見つけて──」
「「「みんなで【お話】して!それから──」」」
そう、それから──
みんなでこの思いを伝えよう。
災厄と言われたあのあの最強に。
機動六課設立前のお話です。
因みにわかってると思いますが災厄は異名です。
名前はまだ出ませんw