魔法少女リリカルなのは 緋色の災厄【凍結】   作:朔月ふらの

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9話です。
各キャラ⇄マテリアルズの呼び方は俄か故おかしい所があるかもしれませんがご容赦下さい。
一応wikiとか見たんですけどねぇ…
それではどうぞ。


9話

「さくら、動かないで下さいよ?シャマル、ある程度まで治療を頼む。ああザフィーラはこっちだ。」

 

アインスが気絶しているメンバーをさくらを中心にして円を描く様に寝かせ、シャマルは簡単に回復魔法をかけていく。

 

「それはいいんだけどさ、何これ…」

 

そこにはなのは、はやて、フェイトがさくらの膝枕で眠っていた。

 

「ブレイカーを使った罰です。唯でさえ身体にかかる負担が大きい上、さくらの場合は──「アインス?」っ!?…すみません…」

 

「でもさくら君、無理だけは絶対にしないで。本当に…」

 

アインスとシャマルの表情が暗くなる。

 

「まぁあれ位なら大丈「「駄目(です)!」」…夫なんだけどなぁ…ま、気をつけるよ。」

 

「「「ん…う〜ん…」」」

 

膝枕をされていた3人が起きた様だ。

 

「おはよう。よく眠れた?」

 

「おはよ〜さくら君…じゃないよ!いきなりブレイカーなんて酷いよ!」

 

「おはようさくら、私にブレイカーは流石に酷くないかな!?」

 

「おはようさんさくら君。そんで?今の話を詳しく聞かせてくれん?」

 

「…はやてちゃん起きてたの?」

 

はやてが先程の話を聞いてた様で詰め寄ってきた。

 

「話を逸らさんでや!さくら君を前線で戦わせない理由とか、重すぎるリミッターの理由とか!ちゃんと…ちゃんと話してよ…家族、やんか…」

 

はやては肩を震わせ哀しそうに項垂れる。なのはとフェイトも同じ様な顔で見上げてくる。

 

「あ〜…みんな起きたらちゃんと話すからそんな顔しないでよ…」

 

〜〜〜

 

「さくら君は、幾ら身体が強靭でもそれ以上に魔力が大き過ぎるの。闇の書の闇と永遠結晶エグザミアの大部分を取り込んでるから、魔力の質も桁違いに凶悪。だから身体が壊れない様にクロムウェルで厳重に封印、六課のリミッターも折角だし付けてしまおうって事で、今のランクは大体C〜Dランクになってます。」

 

全員が目を覚ました所で、シャマルがさくら君の現状について話す。その表情から察するにまだとんでもない事を隠してそう様やけど、聞いても多分はぐらかされる…アインスも絶対知っとる顔しとる。

 

「それが、さくらを前線に出さないとか重度のリミッターの理由って事?」

 

「そうだ。これを知っているのは私とシャマル、ザフィーラ、シャーリーにクロノ、エイミィとリンディ統括にレティ提督、騎士カリムとシスターシャッハにアコース査察官とユーノ、後は3提督とマテリアルズだ。」

 

要は魔力を抑えんと身体が破裂するってことか。さくら君の能力諸々考えるとそこそこの機密、今までさくら君に仕事振ってたゆう人の名前もあるからこれ以上は…でもきっと、私達にも言えん”本当”の理由はそれやないはず。

 

「え、マテリアルズも知ってるの?」

 

なのはちゃん、突っ込むとこそこやないで…まぁマテ娘達が知ってて何で私達が知らんねんて話なんやけどな。

 

「ああ。そもそもエグザミアはユーリの物だ。さくらが取り込み、事後処理も済んだ後にユーリとディアーチェから警告をされた。」

 

「大体わかった。でもさくら、本当にそれだけ?」

 

「どう言う事、フェイトちゃん?」

 

流石、伊達に執務官やっとらんねフェイトちゃんは。なのはちゃんはもうちょい頭捻ろうや…考えたら直ぐ分かるで?

 

「忘れたのなのは?さくらは魔力が無くても魔法が使える(・・・・・・・・・・・・・・)んだよ?」

 

「「「あっ!!!」」」

 

「「「「えっ!?」」」」

 

その言葉でやっと気付いたかなのはちゃん、とゆうかシグナム達もかいな…アスト式を忘れとったな絶対。新人達はしゃあないか、アスト式ってよぉわからんし。

 

「アスト式の事言ってるんなら強ち間違いじゃないけど、まだ真実じゃない。」

 

「やっぱり…!ここで全部話して!」

 

「私達にも出来る事があるなら協力するから…お願い!」

 

「さくら君が話してくれんのなら、シャマルかアインスに──「ねえみんな?」っ!?」

 

さくら君の言葉に言葉が詰まる。だって…

 

「これ以上”俺”から話ことは何もないよ…?」

 

髪を緋色に染め上げた(・・・・・・・・・・)さくら君がそこに居るから…

 

「あと関係者に聞いても無駄だよ。クロムウェルで記憶を封印しているから。心配しなくとも了承は取ってある…不承不承だったけどね。」

 

「か、隠してる事は…話して、いいの?」

 

フェイトちゃんが震えながら聞く。〈普段怒らない人が怒ると怖い〉ってゆうけど、さくら君の場合洒落にならん。まぁ”この段階”ならまだ大丈夫やけど危ない。何処が地雷かわからんし踏んだら木っ端微塵になる…星が。

 

「どうせ調べようとするんだし、今の内に手を潰した方が楽でいいかなって。」

 

どうやら気が収まってきたのか、髪がいつもの綺麗な白銀に戻っとる。せやけど不味いな…聞き回って怒ったろ思うたけど、クロムウェルが封印しとるならもう完全に手詰まりや。

 

「わかった、もうこれ以上は聞かないよ…でも何時かは話して欲しいの。」

 

「話す気が起きたらね…ないけど。はいこの話はここでおしま〜い!」

 

無理矢理話を終わらされ、その日は訓練終了。明日に備えて寝る事に…

 

なる筈も無かったんや…

 

 

◇◇◇

 

 

「姫よ、我等に何か言う事があるのではないか?今なら我等は寛大な心で…」

 

「心で?」

 

「我を抱き締めさせてやろうではないか!」

 

「いやそれディアーチェちゃん達がされたいだけでしょ…」

 

と言いながらも抱き締めるさくら。ついでに頭も撫でている。

 

「や、やめんかバカ者め!///さ、寒気がするわっ!!///」

 

「顔真っ赤やで王様?ほんまは嬉しいんやろ〜、ん〜?」

 

「喧しいわ小鴉風情が!貴様等には言いたい事が山程あるぞ!!」

 

「し、シュテルちゃん?そんなに睨まないでよ〜!」

 

「無理ですなのは。理のマテリアルとして貴女を言葉責めしないと気が済みません。」

 

「あははははっ!!…ハァ、ハァ…れ、レヴィ…い!?ぎ、ギブっ…んんっ」

 

「だーめだよふぇーと!お仕置きなんだからさっ!ほれほれ〜ここがよいのか〜!」

 

「みんな楽しそうですね〜。私も何だか楽しくなってきました♪」

 

((((止めなくていいんだろうか))))

 

隊舎に戻ってきたらカラフルな3人娘がそこに居た。

因みにフェイトはくすぐりの刑→セクハラのループ中である。FW陣は展開について行けずに立ち尽くしている。

 

「ってか何で王様達がここにおんねん?」

 

「だから貴様は何時までも小鴉なのだ…姫が居る所に我等有りだ!」

 

「提督達からの辞令でして。前からですが今回は正式にさくらのお付きになったので挨拶に来た次第です。」

 

「さくらってばすぐどっか行っちゃうからさぁ〜。あちこち探してる間に大体任務終わってるんだよ!僕のカッコいいとこ全然見せられないんだ…」

 

「ハァ…ハァ…、って事はマテリアルズは六課所属になる──やめっ…あはははっ!」

 

「正確にはさくらさん直属なんですが、まぁ大差ないですね。」

 

「「「「あ、あの〜…」」」」

 

「なんだ塵芥共?」

 

FW陣が恐る恐る手を挙げそれを威圧するディアーチェ。

 

「ち、塵…!?えっと、そろそろどなたか紹介して頂ければ〜と…」

 

「あと、ある程度予想出来るんですが姫って誰ですか?」

 

「「あとフェイトさんを如何にか…」」

 

スバルとティアナが意を決して質問する。エリオとキャロは、セクハラによってあられもない姿になって行くフェイトを顔を真っ赤にしながら見ない様にしている。

 

「よかろう!塵芥共の要望を聞いてやる…レヴィ!そんな乳に嫉妬せずとも、姫ならどんな乳も愛でるであろう!あと姫とは勿論さくらの事だ!」

 

「ほんとさくら!?」

 

「いや、男はどんな乳でも結局好きでしょうよ…」

 

「じゃあこの後いくらでも触っていいからね!ふぇーとのより触ってくれなきゃ駄目だからね?」

 

「何でフェイトちゃんの乳触った前提なの?うんフェイトちゃん、恥ずかしいんだったら無理しないでね?恥ずかしく無くてもしなくていいからね?」

 

「…えっ?///」

 

((((と言うか何で姫…!?))))

 

フェイトは顔を真っ赤+涙目でさくらの手を取り自分の胸にあてがおうとしていた。FW陣はレヴィが流れをぶった切った所為で謎が深まった。そしてディアーチェが咳払いをし、

 

「マテリアルS、シュテル・ザ・ディストラクターです。見ての通りなのはを基に作り出されました。」

 

「マテリアルL、レヴィ・ザ・スラッシャー!オリジナルよりカッコいいだろー!」

 

「マテリアルD、ロード・ディアーチェである!そこの小鴉が基になっておる。」

 

「紫天の盟主、そして元砕け得ぬ闇のユーリ・エーベルヴァインです。」

 

ユーリの挨拶が終わると揃ってお辞儀をする。ディアーチェ以外。

 

「王様はあんな態度やけど実はめっちゃ優しい子なんよ〜?」

 

「やめんか小鴉!今ここで焼き鳥にしてやってもよいのだぞ!?」

 

「そんな真っ赤な顔で言われてもな〜んもこわくあらへんよ〜♪」

 

と言って戯れ出すはやてと王様は、端から見れば双子の様で微笑ましい。

 

「えっと、聞いても良いのか「良いですよ?」えっ!?」

 

エリオの質問に被せる様にシュテルが答える。

 

「大方、私達がなのは達のクローンか如何かを聞きたいのでしょう?それは半分正解で半分外れです。私達マテリアルは、闇の書の残滓がなのは達を基に作り出したものです。能力等も大体同じですが細部は違います。故にクローンと言うのは半分正解となります。」

 

「私はアインスさんの様な存在と思って頂ければ。元と言ったのは、さくらさんが私の力の核を吸収したからです。」

 

「私達について、哀れんだりする必要はありません。さくらが私達を1人の”人間”として接しているので。」

 

「なので、同じ部隊の仲間としてこれから仲良くして下さいね?」

 

エリオ達のバツが悪そうな顔に気付いたシュテルがピシャリと言う。そしてユーリの笑顔と言葉からFW陣は親睦を深め、夜は次第に更けていく。

 

 

((((結局何で姫なの!?))))

 

FW陣の謎も深まっていく。

 




これでまだ4000字行ってないんですけど長いですか?
このぐらいだと次の次位からアニメのファーストアラートに入りますので、
首を長くしてお待ち頂ければと思います。
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