魔法少女リリカルなのは 緋色の災厄【凍結】   作:朔月ふらの

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今回も短めです。アグスタのお話上手く纏まらないんご…
明日は休みだしまったりと構想練り直そうと思います。
それではどうぞ。


14話

 

 

「はやて…終わった。」

 

「そっち方面も相変わらず規格外やなさくら君…」

 

はやては感嘆の声を漏らす。隣に座るリインは目をキラキラさせながらそれを眺めている。早朝訓練が終わった後、FWメンバーも含め六課局員はオフィスワークに勤しんでいた。

 

「手伝い…いる?」

 

「…頼んでええか?」

 

そう言って目を逸らしながら書類の山を押し出したはやて。

 

「はやてちゃ〜ん、それ3つ目だよ?」

 

「あーあー!聞こえんなぁ〜?持つべきは頼れるお兄ちゃんや♪」

 

なのはの苦言にはやては聞こえないフリをする。

 

「調子…良い。」

 

「さくら、あんまりはやてを甘やかしたらダメだよ?」

 

「…本音は?」

 

「執務官のよしみでお願いします…」

 

頬を軽く染めつつフェイトも目を逸らしながら書類の山を押し出した。

 

「フェイトちゃん!?」

 

「ほら、えっと…合同捜査って事で?」

 

「ズルいよフェイトちゃんもはやてちゃんも!」

 

そんななのはの前にも壁と見紛う程の書類が積まれている。書類の隙間から覗く先にはさくらが見えた。

 

「…なのも?」

 

「その…できればこれとこれを…」

 

涙目のなのはは恥ずかしそうに切り崩した山を2つ押し出した。

 

「ちょ、なのは!?それは流石に看過できないよ!」

 

「流石魔砲少女、やる事が私らとちゃうなぁ…」

 

なのはの暴挙にフェイトとはやてが待ったを掛ける。

 

「なのの山…2人より、低い。」

 

「「うっ…」」

 

書類の側面を指で撫でながら言うさくらに撃墜されたはやてとフェイト。なのはは何故かドヤ顔を晒していた。そんな3人を横目に、それぞれの書類を自分のデスクに運んださくらは両脇にユーリとアインスを配し作業に入る。

 

「…姫よ、作業中にすまんのだが、どれ程マルチタスクを展開しておるのだ?」

 

圧倒的な処理速度で山を削っていくさくらにディアーチェが質問を投げる。

 

「強いて言えば…2つ。」

 

その発言に、既知のなのは・フェイト・はやて以外の面々は開いた口が塞がらなかった。そんなさくらは両手にペンやマジックを数本ずつ持ち、それぞれ別々の生き物の様に複数の書類を捌く。作業開始から5分程経過した段階で既に1/3は処理されていた。

 

「さ、さくらさん!私のもお願あだっ!?」

 

「あんたはこれっぽちなんだから自分でしなさい!」

 

スバルの発言に拳骨を落とすティアナ。ティアナは自身の分を既に終わらせた様である。

 

「ティアナ、偉い。」

 

「い、いえそんな…ひゃっ!?///」

 

さくらは穴を作り、ティアナを撫でる。もう片方の手は引き続き書類を捌いており最早書類を見てもいなかった。ティアナは撫でられる事に照れつつも嬉しそうに目を細める。

 

「それに比べて…」

 

ジト目で周囲を見遣ったさくらから目を逸らしたなのは・フェイト・はやてに溜息を吐きつつ作業を進める。

 

 

 

 

「マスター、例のアレできた。」

 

軽い準備体操をしていたさくらにクロムウェルが話し掛ける。

昼までになんとか書類仕事を終えた前線メンバーは、午後の訓練に向けて準備をしていた。

 

「それじゃ、早速…シャマル、アインス、シュテル、よろ。」

 

さくらがそう言うと、クロムウェルはセットアップしピアス型に、アインスはユニゾン、シャマルとシュテルはコンソールを出し鍵盤を叩く。

 

「さくやちゃん、さくら君は何やってるの?」

 

「ん?あぁあれか…」

 

なのはの問いにさくやは視線を移すが何事も無かったかのように戻す。

 

「俺が外に出た事で色々弊害が発生してるんだと…アレはその最終調整で所謂アップデートだな。」

 

「言い方はちょっと気になるけど、それで何が変わるの?」

 

「まず会話が楽になるよ、主にこっち側がだけど。後はリミッターの再調整と掛け直し、これは魔力側で今回は肉体側にも特殊な制限をかける事にした。」

 

「それ…大丈夫なの?さくら君が窮屈なんじゃ…」

 

「あいつは力加減が下手くそだからしゃあなしだ。それに何も制限かけなかったら…」

 

その場合を想定したさくやは身震いし、察したなのはも軽く頭を抱えた。

 

「さくら、完了しました。これで幾分かは戦い易くなると思います。」

 

そう言ってアインスがユニゾンを解く。どうやらなのは達が話し込んでいる間に終わった様だ。

 

「できればちゃんとパンドラを使って戦闘してね?そうじゃないと身体に掛かる負荷がとんでもない事になるんだから。そもそもデバイスを装備して戦闘してれば必要ない項目だったんだけど…」

 

「それが無理でもせめてクロムウェルは装備してください。付けてると付けてないでは効力が段違いなのですから。」

 

シャマルとシュテルが注意をするがさくらは何処吹く風か、身体を伸ばし喉の調子をチェックしている。

 

「さくら君、準備オッケー?」

 

「いつでもいいよ。FW達には期待してる。」

 

「おぉ…?普通に喋ってるけど…何だこの違和感。」

 

なのはの問いに頷き答えるさくら、その返答に一同驚くがヴィータが違和感を訴える。

 

「さくら、何か喋って。」

 

「急に何か喋れと言われても話題がないよ。せめて何か話題を振ってくれると有り難いかな…って感想だけど、これでいい?」

 

「サンキュー。違和感の正体は抑揚がないからだな。」

 

「何か小学生の音読聞いてる気分だった…」

 

さくやが違和感の正体を指摘し、なのはが感想を述べた。

 

「まぁ一先ずそれは置いといて、早速訓練始めるよ♪」

 

なのはの言葉に一同は訓練スペースへと移動し午後の訓練に明け暮れた。

 




今一つ弱体化仕切れてないんですけどどうしたらいいですかね?
何か良い案ある方募集しますのでお気軽にどうぞ←

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