魔法少女リリカルなのは 緋色の災厄【凍結】   作:朔月ふらの

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遅くなりましたが今回も短いです…
それではどうぞ。


16話

 

「部隊長とさくらさんが食事の準備!?」

 

「そんなの私達がやりますよっ!?」

 

なのは達が拠点に戻るとそこには夕食の準備に勤しむはやて・さくら・リイン姉妹がいた。部隊長とそのお目付役の様な人に食事の準備をさせてしまっている状況に慌てふためくも柔らかく一蹴される。

 

「気にせんでえぇよ〜、これは私らの趣味みたいなもんやから♪」

 

「はやてと久し振りの料理勝負だから楽しみ」

 

「棒読みやと調子狂うなぁ…まぁ、今日こそは負けへんからね?」

 

「今日も僕の勝ちは揺るがないよ。期待してるけど」

 

「お前ら、はやてとさくらの料理はギガうまだからな…有難く頂け」

 

「「は、はい…」」

 

新人としては上司に囲まれる中で手持ち無沙汰な状況は頂けないものがあったがそこはそれ、はやて達隊長陣の人柄に甘える事にした。

 

「さくら君それ作り過ぎとちゃう?」

 

「スバルとエリオがいっぱい食べるから大丈夫。そっちの鍋もういいと思う」

 

「おっと、ありがとな?でもさくら君、えらい余裕みたいやな?」

 

「まだまだはやてには負けないよ。アインス、そこの胡椒取って」

 

「ぐぬ〜!その余裕、今日までやからなぁ!」

 

料理の鉄人達の熱は上がる。

 

「…フェイトちゃん、どうしよう…?」

 

「なのはも…?最近は結構良い感じだったんだけどなぁ…」

 

「でもフェイトちゃんはそもそもスタイル良いし結構動くから言う程苦労しな「なのは?」…ごめんフェイトちゃん、謝るから…肩が…」

 

部屋の隅では深刻な顔でなのはとフェイトが向かい合って、暗い笑みでなのはの肩をギリギリと掴む。

 

「隊長達どうかしたんですか?」

 

「あぁみんな…ちょっと深刻な問題がね?」

 

なのは達の暗い陰に気付いたFW陣が心配そうに駆け寄る。

 

「深刻?何かあったんですか?」

 

「何かあったって言うか、これから起こるって言うか…」

 

「これからって…出動準備とかしなくて良いんですか!?」

 

「そっちは大丈夫、部隊と言うよりは個人の深刻な問題だから…」

 

ますます分からないFW陣は首を傾げる。その時調理場から漂う匂いにFW陣は(主にスバルが)テンションを上げるも、なのはとフェイトの様子がおかしくなった。

 

「ど、どうしたんですか!?」

 

「放って置け、どうせ抗えん」

 

「シグナム副隊長!?どう言う事ですか?」

 

「暫くすればお前達もわかる…そろそろ席に着くと良い」

 

その一言を残しシグナムはテーブルに着く。訳がわからないままFW陣もなのは達を引き摺りながらテーブルへ向かう。

 

 

※ここからは音声のみになります

 

 

「こんなに美味しい御飯初めて!幸せ〜♪」

 

「スバルあんた取り過ぎよ!でも本当美味しい…」

 

「どれも食べた事がない美味しさです!」

 

「とっても美味しいね、フリード♪」

 

「あ、おいヴィータ!それは私のだぞ!」

 

「甘いなシグナム、さくら達の料理は戦争だぞ!」

 

「はいはいシグナム、これあげるから怒らないの♪」

 

「沢山食べなさいリイン。あ、シャマル!何故私の皿から料理を取る!?」

 

「とーさまとはやてちゃんの料理美味しいですぅ〜♪」

 

「あ〜ん、手が止まらないよー!でも美味しい!!」

 

「ううう、あれも食べたいけどあっちも…はやて、リミッターをあいたっ!?」

 

「フェイトちゃん後でO☆HA☆NA☆SHIな?しっかしさくら君、また腕上げとるやん…」

 

「やっぱり美味いわね…でも女としてこれは…」

 

「うん、もう完全に負けてるね…」

 

「…お代わり」

 

「アリサ様もすずか様も気にし過ぎでは…ウェル、自分で取りなさいな」

 

「はやての料理、また美味しくなった…」

 

「こりゃ次のさくらの料理が楽しみだな」

 

 

〜〜〜

 

 

「投票の結果…さくら君の勝ちです〜!」

 

「また負けたぁあ!」

 

「約束された勝利」

 

シャマルの声に崩れ落ちるはやてにフンと鼻を鳴らすさくら。

 

「で、でも部隊長の料理も美味しかったですよ!また食べたいです!」

 

「ありがとうなスバル…でもスバルが食べとった料理の大半、さくら君のやけどな?」

 

「い、いやあれは!その…私食べる量が多いので…えと…」

 

「何焦ってんのよあんた…」

 

「はやて、負け惜しみはみっともない」

 

「見てみぃこの無表情に見えるドヤ顔…腹立つわぁ〜」

 

「ドヤ…顔?」

 

スバル達がさくらの顔を見るとそれは普段見る無表情な顔だった。

 

「よぅ見てみ?口角が普段より少し釣り上がって目尻もちょっぴり細なっとる。その顔しとる時は大抵ドヤっとるんよ」

 

「言われて見ると、普段より少しだけニヤッとしてる様な…よくこんなの気付けますね」

 

「伊達に同居しとらんで。あとわかるんはなのはちゃんとフェイトちゃんぐらいかな?」

 

「「「「へぇ〜…」」」」

 

そんななのはとフェイトは食べ過ぎによる体重増加を憂いさめざめ泣いていた。

 

その後は温泉にてさくら(低身長)とエリオを女湯に引き込もうとしたり、リインの「とーさま」発言が物議を醸し呼び方が「にーさま」に変わったり、湯上り直後にロストロギアの反応があり急行、増殖するスライムを処理し封印処置をキャロが行い任務完了。

六課の出張任務はこうして幕を閉じた。

 




筆が乗らない〜(白目
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