魔法少女リリカルなのは 緋色の災厄【凍結】   作:朔月ふらの

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UA1000超えました。目に留めて頂きますありがとうございます。
この話で漸く戦闘終わりです。相変わらず勢いで書いてますが楽しんで頂けると幸いです。
それではどうぞ。


4話

爆発→大量の土煙→魔力切れ寸前。

よくわからない式だがとりあえず、これ以上の戦闘は難しそうだ。

あれ程の絨毯爆撃だったにも関わらず、彼の射砲撃は1つも当たっていなかった。

精々、巻き上がった砂埃で少し汚れた程度で擦り傷1つない。

 

「よく考えたらこれ、あいつの訓練プログラムじゃねーか?」

 

ヴィータが思い出した様に言う。

 

「言われてみれば…しかし襲撃についてはどう説明する。」

 

「そんなの私が知るかよ。本人居るんだから直接聞けよ。」

 

それもそうだ。それに、数年間探し続けた人がやっと見つかったのだ。

聞きたい事は山程ある。勿論此処にいる全員が。

 

「「なのは(フェイト)さん!」」

 

待機させてた筈のFW陣が駆け寄ってきた。

 

「おめーら、待機だって言っただろうが!」

 

「す、すみません。映像見てたら心配になっちゃって…」

 

「まぁまぁヴィータちゃん、怒らない怒らない。」

 

「だから言ったじゃない、なのはさん達なら大丈夫だって。」

 

「フェイトさん、大丈夫ですか?」

 

「怪我とかしてませんか?」

 

「大丈夫だよエリオ、キャロ。でもまだ危ないから下がっててね?」

 

スターズは副隊長のお説教、ライトニングは隊長の心配をしていた。

 

「もしかして、まだ終わりじゃないんですか?」

 

「そうだね…正直終わってて欲しいんだけど、あの人が相手だから──」

 

砂煙が晴れて見えたのは、ニーズヘッグを咥えた深紅のシャツの男性だった。

熾天使はどうやら解除したらしい。

 

「フゥ〜、強くなったね。まさか一撃入れられるとは思ってなかったよ。」

 

どうやら一撃が入った様だが、なのは達は納得出来ないのかムスッとしている。何が不満なのだろうか。

 

「えっとね、一撃入れるときにさくら君がかなり手を抜いたんだよ…」

 

「「「「えぇっ!?」」」」

 

なのはの発言にFW陣は驚く。映像を見る限り、なのは達はリミッターが付いてたとは言え本気だっただろう。

それをあそこ迄立ち回るだけでも驚愕なのに、あれで手を抜いていると言われるともう訳がわからない。

そしてFW陣に1つの疑問が浮かぶ。

 

((((あの人、本当に人間かなぁ…))))

 

 

◇◇◇

 

 

「そんでさくら君、今迄何処で何しとったん?」

 

所変わって、六課内にある食堂でさくらが取り囲まれていた。

FWには自主練という名の待機命令が下された。

あの後ヴィータの言った通り訓練だったと言う事、ついでに自分が今日配属される人物と言う事を伝えた。

それはそれとして現在、懸念していた【お話】の時間である。

みんなの笑顔が漏れ無く怖い。あのシグナムとアインスまでもニコニコしている。

特にはやて・なのは・フェイトの目が恐ろしい程に笑ってない。顔は笑ってるのに。

 

「面倒臭いから内──」

 

「「「は?」」」

 

「──嘘です御免なさい。」

 

今なら視線だけで人を殺せると思うんだ…

 

〜〜〜説明中〜〜〜

 

「要するに、教会と局の上層部からの任務にあの希少技能を何とかする為に今迄隠れて生活しとったってこと?」

 

「そんな感じ。カリムちゃんが「ごめんね☆」ってテヘペロしてたよ。」

 

真っ赤な嘘だけど。

 

「カリム今度シバく。さくら君は今迄心配させた罰として馬車馬の如く働いてもらうからな?拒否権は無いで。」

 

「さいですか。内容は?」

 

「取り敢えずは、私達の教導のお手伝いかな。さくら君も教導資格持ってるみたいだし。」

 

「出撃の時は遊撃隊として一緒に出てもらうからね?」

 

「因みに遊撃隊はさくら君だけやで?正直さくら君1人で出動させたいぐらいや。」

 

とんでもない事を言う。ミッドを火の海にした挙句人が住めない土地にさせるつもりなのか。

 

「まぁそれは置いといて。さくら君に言わないかん事があるんよ。」

 

何それ怖い。というか置くな。ジリジリと寄ってくる3人から逃げる様に退がる。

しかし壁によって阻止、目が笑ってないアルカイックスマイルの3人に肩を掴まれる。

助けは無い。救いもない。脱出は不可。

 

嗚呼──

これが詰みか。

 

現実逃避していると不意に衝撃が身体を襲う。

見ると3人が抱き付いていた。それに泣いているのか、身体が小刻みに震えてる。

まさか泣かれるとは思って無かった。

 

「「「さくら(君)」」」

 

「はいっ。」

 

流石に巫山戯ていられる空気でもない。

取り敢えず顔だけ真面目にしておく。

 

「もう何処にも行かないよね?」

 

「もう何も言わずに消えないよね?」

 

「ずっと私らと一緒におってくれるよね?」

 

3人が目に涙を溜めながら上目遣いでこちらを見るので思わずドキッとする。

はやてちゃんの意図はよくわからないんだけど…

 

「もう何処にも行かないし、黙って消えない。ずっと一緒に居るよ。」

 

3人の頭を順番に撫でながら言うと、感極まったのか泣き出した。

その後数十分泣き続け、何とか落ち着かせた頃。

 

「忘れてた、さくら君。」

 

「な、何?」

 

「あの日からずーっと言えてなかった事があるんよ。」

 

まだ何かあるのか。

 

「まぁいいから、そこに座って目を閉じて。」

 

なのはちゃんに促され座って目を閉じる。

これから何をされるのかと戦慄していると…

 

左右の頬と額に柔らかい感触を感じた。

思わず目を開くと、そこには頬を赤らめた3人。そして、

 

「「「おかえりなさいっ。」」」

 

弾けるような、眩しくも優しい笑顔をした3人に目を奪われた。

 

「た、ただい──」

 

言い終わる前に3人とヴォルケンリッターに抱き着かれた。

 

 

 

その夜、謎の爆発に見舞われた。

 

 




書いてて、文才が足りないんじゃなくて語彙力が足りなかったという事に気付きました。
いいんですよどうせ日常会話なんてやべぇだけで伝わるんですから(

オリ主とデバイス紹介入れておきます。
これまた長いので時間ある時に流し読みして下さい。

逆月 さくら アストレイア(♂たまに♀)
・主人公。常に半笑いの一応人間だが人外で、チートの塊だが結構寂しがり屋。
・なのはとは5歳からの付き合いで八神家の居候。
・ミッド式・ベルカ式どちらも使えるが、魔法に出会った当初はなのはに劣るレベルだった為、自分で新しい魔法体系アストレイア式を生み出すも実験中に住んでた家を吹き飛ばしてしまい、彷徨っていた所をはやてに拾われる。
・その頃からはやてとは互いに姉であり妹であり、兄であり弟の関係である。
・闇の書事件で闇の書の闇を取り込んだ為、魔力面も人外の域に達する。(肉体面は元から人外レベル)
・ヴォルケンリッターからはもう1人の主として敬われているが、本人はヴィータとリイン以外勘弁して欲しいと思っている。(当時はシグナム達が自分より大きかった為)

【能力】
・肉体面は、暇潰しでインターミドルを魔法無し(しかも手抜き)で3年連続優勝したぐらい
・リミッター(六課の物とは別)を解除すると速度が音速を超える。
・魔力面は、ナハト・ヴァールを取り込んだのでほぼ無限(便宜上SSS+扱い)
・周囲の空気を使った体技と近接格闘術が得意(むしろ大好き)
・リミッターで魔力ランクをC〜D辺り迄落としている。(それでも1対1ではなのは達に勝てる)

【デバイス】
パンドラ(♀)略称:無し
・とある特殊技能で作られたデバイスで、形態変化が666種類ある(自称)
・ユニゾンデバイスの様に人型になったり、食事を摂ることもできる。(睡眠は不要)
・さくらのお酌をする事が多い
・おっとりしており、世話好き。そして巫女服を好んで着る

クロムウェル(♀時々♂)略称:ウェル
・とある特殊技能で作られたデバイスで、さくらのリミッター役
・パンドラの妹機で基本はパンドラと同じ
・とある希少技能をクロムウェル自体に封印している為、さくら並の戦闘力がある
・リミッターを兼ねているが離れても問題無い為、時々パンドラを使って戦闘する
・無表情でよくボーッとしているが仕事は良く出来る。そして燕尾服がお気に入り

以上です!
むっちゃなげぇえええ!!!
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