歩「でも技の威力が上がったので・・・」
亜近田「それがお前の技の本来の威力だ、お前は今まで力で剣を振っていたが、剣の重さで、技で剣を振った、お前の本来あるべき型で剣を降ったからな、本当の形で、最も自分に適した形で振ったからお前の本当の力を出す事が出来たんだ」
なるほど、しかし、一つ気になる事がある
さっきの銃声はどこから来たのか
兄さんと先生は剣を
李君は弓を持っているだけだ
いや待てよ
歩「珍しい剣を持っていますね、亜近田先生」
よく見ると亜近田先生の持っている剣、暗い所にいるという事も有るのかも知れない、一見普通の剣に見えるがよく見ると銃がついた剣だった
亜近田「フリントロックソードと言って銃がついた剣だ、18世紀のイタリアで作られたものだ、一発撃てばお終いでそれが怖いから剣を付けたっていう感じだな」
フリントロック式の銃の知識ならある程度は知っている
確か大まかな仕掛けは火縄銃と大差がない銃と言う事位だが
進「行くぞ」
兄さんの言葉を聞き私と李君は気合を入れ直して進む
学園地下の迷宮
進「ここはこの迷宮の中間地点だ、少しここで休もう」
この言葉は有難かった
ここは私も李君も場違いだ
はっきり言って兄さんと亜近田先生がいなかったら死んでいた
足で纏いになる
そんなことはわかり切っていた
だけど待つ事なんて出来なかった
自分足で少しでも早く迎えに行きたかった
海音がどんなに大切な存在かやった気が付いた
海音、大丈夫かな
李「アユムさん、アユムさん」
歩「李君、どうしたの?」
李「さっきからよんでいるのにはんのうがなくて、それでしんぱいしてました」
歩「ごめん、ごめん、少し考え事してた」
李「あとすこししたらしゅっぱつするそうなので、じゅんびをしてください」
李君はどうやら私を呼んでいたが反応が無い為心配していたようだ
李「あまりむりをしないでください、からだをこわしたらもともこもないですから」
学園地下の迷宮 後半
進「もうすぐに外から中に入る時は最後で最大の難関、中から外に出る時は最初で最大の難関、ガーディアン・ゴーレムとの戦いが始まる、気を抜くな!」
こう言う状況になると、迷宮の探索は常に隣り合わせ、いつもはそういう感じの迷宮を探索していたから気が抜けたけど、本当は油断をしてはいけない、それが迷宮だ
兄さんがその部屋の扉を開けると
中には3メートルを超える巨大な石像が居た
亜近田「死神の弾丸(デスサイズ・バレット)!!」
バン!
早速部屋に銃声が響く
すると石像の左腕が切り落とされていた