船の中にある倉庫の中にある木箱の中
歩「潜入成功」
声を潜めて喜んだ風に言う
海音「なんでうまくいくんだろ」
と海音が焦った風に言えば
李「なんで巻き込まれたんだろ?」
李君があきれた感じに言う
明志「いいじゃん俺達友達なんだし」
明志はいつも通り能天気だ
菊「どうしよ、見つかったら」
怒られるのかと思っている菊さんでした
全員が三者三様ならぬ五者五様に自分の意見を言う
船の中にある倉庫
???「しかっし、かったるいよなぁ、備品の点検」
???「それをやるのが私達『サポーター』の仕事でしょ」
倉庫の中に男女のペアが入って来た
ちなみにサポーターとは戦闘員10人以上のチームの事をキャラバンと言い
そのキャラバンのサポートをする非戦闘員の事をサポーターと言う
数分後
???「これで一通り終わったな」
???「ちょっと待って、この大きな箱がまだ終わって無いわ」
???「リストには載っていない、会長はこういう細かい仕事でミスはしないからな」
???「私、会長に聞いてくる、ちょっと見張って」
???「リョーカイ」
船の中にある倉庫の中にある木箱の中
海音「どうしよう」
中にいる皆が不安になっている
ばれるのも時間の問題だ
こうなったら
歩「最後の手段!」
船の中にある倉庫
ぱか
???「ふたが開いた、まさか!!密航者か!!?」
歩「その通り」
私は箱の中から飛び出し
歩「火炎斬」
???「アブネ!!」
そういいながら身軽にかわす
が
海音「光砲弾」
???「うわ!!」
油断大敵
今回の作戦は私が派手な登場をして囮になり
こっそりこのサポーターさんの後ろに行った海音が不意討ちをしかける
李君、明志、菊さんがロープで体を縛り、布で口を縛ったり目隠しをしたりする
歩「ふっ、これで後に引けなくなったゼ」
海音「カッコつけんな!!!」
李「お前のせいだろ!!!」
歩「長居は無用、他の場所に隠れるぞ」
海音&李「話を聞けぇぇ!!!」
船の通路
歩「どこに隠れようかな」
海音「どうしよう」
李「後戻り出来なくなってしまった」
菊「船も出航してしまいましたし」
明志「気にする事は無いって」
歩「そうそう」
直後、背後から強烈な怒気を感じた
進「チュウボウども」
ここまで強烈な怒気はいつ振りだろう
進「遊ぶ場所を」
この、何というか、静かな怒りを、放つ事が出来る人物は、ただ一人
進「考えろ」
私の兄、神雷進である
甲板
その後、兄さんからお説教を食らい
歩「生きた心地がしなかった(泣)」
海音「歩のせいでしょ」
サポーターとしてキャラバンに参加するになった
私は現在進行形で甲板掃除をしている
他の皆は自由行動なのに
歩「ありがとう(泣)手伝ってくれて(泣)」
そう言って、私は海音に抱きついた
海音「ここを一人でやるのは大変だからね」
歩「興奮してるの?」
海音「そ、そんなことない」
女子部屋
みずき「ねえ、アユちゃん」
歩「何?姉さん?」
私とみずき姉さんは海音と亜近田先生と同じくらい、付き合いが長い
兄さんが中2の時に家に来た
みずき「なんで、この一件に参加、したかったの?」
歩「兄さんだけが、楽しそうにしているのが許せなかったんだもん」
自分で言うのもあれだが結構子供っぽい理由だと思う
みずき「そう、でもね、ススムだって、犬死とかさせたくなかったんだよ」
歩「分かってるけどさ」
みずき「ススムはさ、口ではああ行っているけど、アユちゃんの事心配してるんだよ、気持ちは分かるけど、ススムに心配させたらいけないよ」
歩「次からは心配させないように頑張ります」
そう私が言った後、私を後ろから抱き、頭を撫でた
みずき「アユちゃんは偉いね、ちゃんと反省出来て」
みずき姉さんは私の事を子ども扱いする(高3から見れば中1は確かに子供だが)、何故か反感が起きない
少し眠くなっちゃった
みずき「寝ちゃったか、お休み、アユちゃん」