冒険者の学園モノ   作:atikat

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21th story

キャメロット城 城門

進「パーティーは組めたか?それじゃあ」

そう言って、兄さんは真剣な顔をして

進「俺がお前らに言う事はただ一つ、全員、生きて帰ろう」

 

 

 

キャメロット城 城内 一階廊下

これと言ってモンスターは出て来なかった

キャラバンの後をつける際に、モンスターと戦闘を行ったが今の私たちの実力じゃあ、チームワークで1体倒すのが精一杯だった(キャラバンの人達は簡単そうに(少なくとも私の視点から見れば)見事なチームワークと個人技で敵を倒した)

しばらく進むと、中庭との壁がない廊下(正式な名前は不明)

進「?」

兄さんが、不思議そうな顔をした

みずき「どうしたの?ススム」

進「変だ、何でこんな所に、こんな家具が有る?」

確かに、あり得ない、ここは廊下なのに、食器棚がある

もしかして

進「この後ろに、何かあるのか?」

兄さんも同じ事を考えているらしい

すぐさま、家具をどかした

その裏には、扉があった

 

 

 

キャメロット城 城内 隠し部屋

その部屋のベットには、年齢推定5~6歳の女の子が眠っていた

進「とりあえず、一度城下町に戻るぞ」

 

 

 

キャメロット城城下町宿屋

内地「唯単に眠っているだけ、明日の朝には目を覚ますわ」

同行している非戦闘員で医者(一様、生徒です)の内地さん(女・水魔術師)がそう言った

みずき「そう、良かった」

姉さんは安心したようだ

その後皆が帰って来るまで自由行動になった

 

 

 

キャメロット城城下町付近の森

仔犬が血を出して倒れていた

歩「これで良し」

止血をした

歩「よしよし」

抱きかかえた、仔犬は私の頬をなめた

歩「くすぐったいよ」

とりあえず、宿屋に戻ることにした

 

 

 

キャメロット城城下町街道

歩「こんにちわ」

菊菜「こんにち、はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

菊菜さん(男・風魔術師)が私の方を見た瞬間に叫び声をあげた

犬が苦手なのだろうか?

菊菜「お前!それ!」

そう言って、私の首根っこを掴んで宿屋の方へ走った

 

 

 

キャメロット城城下町宿屋

菊菜「大変だ!!!進は居るか!!!!??」

この人、宿屋に着くなり、大声でそう叫んだ

進「何の騒ぎだ?」

上の階から、兄さんが降りて来た

菊菜「これを見てくれよ!!!」

私を前に出す

進「お前、人の妹に何してんの?」

菊菜「こいつが抱えている、このワンコ、ロォォオオ!!

ワンコロのロの辺りで、仔犬が菊菜さんに噛み付いた

そして、少なくとも、この場にいる全員が驚いた

進「それ、もしかして、ニホンオオカミ!!!」

絶滅したはずの、ニホンオオカミが見つかったのだから

歩「へぇ、ニホンオオカミって、こんな毛並みなんだ」

私の、ずれた考えに全員がずっこけた

 

 

 

翌日

歩「オホ、おいで、包帯変えるよ」

オホ「ワン」

私はニホンオオカミを飼う事にした

ちなみに、名前の由来は『オオカミ』の語源の『オホカミ』から

海音「大丈夫なのかな?」

明志「何が?」

海音「絶滅したはずの生き物を飼う事」

李「あいつは責任感が強いから大丈夫だろ」

菊「そういう問題じゃあない気が」

 

 

 

キャメロット城 城下町 宿屋 食堂

???「パパとおなじのがいい」

進「ダメ」

昨日見つけた、5~6歳の女の子が兄さんの事をそう言っていた

歩「何でだろ、違和感が全くない」

みずき「強制している訳じゃないから」

姉さんが何時の間にか隣に立っていた

手にハニー・トーストを持っている

きっとあの子の朝ご飯なんだろう

どうでもいい事だが、私も兄さんも、朝はご飯派だ

歩「姉さん、何で、兄さんの事をパパって呼んでるの?」

今の最大の疑問の答えを聞いて見ることにした

みずき「あの子記憶を無くしているみたいなの、内地も記憶喪失と言語障害だろうって、それを聞いたススムは『言いやすい呼び方で呼んでくれ』って言ったら、あの子、私達の事を『パパとママ』って呼んでくれて、好きな人との間に子供が出来る喜びってこういう感じなのかな?」

前半は悲しそうだが、後半は嬉しそうだな

歩「あの子の名前は?」

みずき「エリよ」

明志「ちょっとくらい食べさせてもいいじゃないすか、減るもんですけど少しだけですし、」

そう言って、明志は紅いソースのかかったコロッケをエリちゃんに食べさせようとしたが

間一髪で防がれた

進「これは子供に食わせちゃダメ!!」

明志のアホは拳骨を食らった

ちなみにこのソース、10000000万スコヴィル(辛さの単位)の辛さで(タバスコの4000倍の辛さ)「皮膚についたらすぐに水で洗い、医師の診断を受けること」という注意書きがある

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