東学 高等部練2年T組教室
亜近田「それでは、全員足元を見てくれ」
亜近田先生の指示に従い僕達は机の下を見た
この学校の机は4方向中3方が塞がっているため足元を見ろと言う先生の指示があるまで気付か無かったが………何も無かった
海音「もしかしてこれですか?」
海音は机のしたからトランクを出した
他のメンバーも机の下にあったトランクを出した
歩「すみません」
僕は手を上げた
亜近田「どうした?」
歩「何で僕のが無いのでしょうか?」
亜近田「それではこのクラスについて…」
歩「無視ですか!?」
亜近田「…説明する前に全員トランクを開けろ!!」
僕を除く『T』クラス生徒がトランクを開けた
海音「これは?」
残天「武器?」
菊「??」
ざわざわ
亜近田「これが『T』クラスの意味、ギア搭載式の最新兵器、君達はその武器のテスターに選ばれた」
歩「質問です。」
亜近田「何だ?」
歩「何故僕達なのでしょうか?」
亜近田「質問の答えは、ここにいるメンバーは武器の扱いだけなら最高の実力者だ、お前も知っての通り、ギア搭載型兵器は『ストーム・キッド』が偶然発見した代物を彼ら自身の手で再現した物だ、その為、メーカーを問われればトレジャーハンターギルド『ストーム・キッド』になる」
メーカーはどうでもいいんじゃ
探偵部部室
歩「と言う事が有りまして」
亜尾崎「『T』クラスねぇ~」
彩夏「そもそも、何でこの学校何だろ?」
亜尾崎「だよね、そう言うのは自分たちでやると思んだけど」
二人とも少し考え、そして亜尾崎先輩がふと何かに気が付いた様なリアクションをして
亜尾崎「そう言えば、海音君は?」
歩「海音は実家の手伝いを」
海音の実家は古い四階建ての寮で(何でも思い出が有るとか)部屋は僕と亜近田先生の二人しか泊まってなかったが寮の方が一杯なのと、親睦を深める為『T』クラスのメンバーが泊まる事になった
???(語部・作者)
ここは何処か
亜近田は携帯電話でアハトとある密談をしていた
亜近田「何の用だ?鍵屋」
アハト『あいつの事を覚えているか?』
亜近田「あいつ?ミュータントのあいつか?」
アハト『そのあいつだ』
亜近田「あいつがどうした?」
アハト『脱獄した』
亜近田「…ジョークはやめてくれ、ブラックにも程がある」
アハト『それを誰よりも俺自身がそう思いたいよ』
亜近田「嘘…だろ、あの刑務所は脱獄不可能だ」
アハト『人間ならな』
亜近田「まさか…あいつ…」
アハト『ああ、人間をやめたらしい、いや、『ミュータント・レボリューション』を習得した時点で人間扱いしてはいけなかった』
亜近田「被害は?」
アハト『警備員が18人、囚人が59人、清掃等の作業員が5人が死亡。警備員23人、囚人75人、作業員7人が瀕死の重症。残りの警備員、囚人、作業員全員が軽症。負傷していない人間は出張や有休、仮出所した人間を除けば0』
亜近田「…表向きにはどうする」
アハト『…ガス管の爆発事故で済ますらしい』
ガス管の爆発でも誤魔化せ切れない規模の被害だ
彼らも相当焦っているのかもしれない
アハト『もう切るぞ』
ピッ、ツーツー
亜近田「やばくなってきたな、俺達(大人)の戦いにあいつら(子供)を巻き込む事だけはあって欲しくない、俺は大人としてあいつらを守りたい」
この時、亜近田は思いもしなかっただろう
生徒たちの信念の強さを絆の固さを
すぐに大人になる事を
音恩家 2階娯楽室
先程話した様に『T』クラス全員がこの学生寮に泊まる
その日の晩
歩「お休み、恋」
再風「お休み、歩」
僕と恋はお互い名前で呼ぶ仲になった