冒険者の学園モノ   作:atikat

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山の中で 中編

蒼東山 ワードック採掘場

ゴーレムがこっちに気が付いた。

不意打ちしようとしたけど失敗した、

海音も李君も同じことを考えていたらしく舌打ちをした、

ゴーレムは右ストレートを放ってきたが、

海音「『光陣壁』!!」

光陣壁は光属性の魔法陣を作り盾にする魔法、

属性の魔法としては凡用性の高い魔法で、強度は使用魔力次第で決まる。

更に魔力を追加する事で、攻撃を反射したり、魔法陣を光らせ目眩ましする事も出来る。

海音の光陣壁がゴレームの攻撃を止めた、

歩「はあぁ!『紅蓮斬』!!」

その間に僕はゴーレムの足元に行き、ゴーレムの左膝を『紅蓮斬』で斬り落とした。

この『紅蓮斬』は『火炎斬』の上位技、

効果範囲は狭い、『火炎斬』の効果範囲を『ロング』としたら、『紅蓮斬』の効果範囲は『ショート』だけど、それを補える程の威力を持つ、

使用者に害は無くとも、敵に大ダメージを与えることが出来る、

実際にこの技を受けた岩石の身体のゴーレムの左脚は液状化し、熱さのあまり沸騰している

左脚を斬り落とされたゴーレムはバランスを取る事が出来ず、

倒れた、いや、『尻餅をついた』と言うべきかな?

とにかく体制を崩した、これで相手は動く事が出来くなった…

と思ったけど甘かった、

ゴーレムは下半身を離し、上半身だけの状態になった、

それだけなら問題は無かったんだけど、

離れた下半身がバラバラになり、再度下半身を構築した(僕が斬り落とした左脚はそのまま)、

また上半身とくっ付いた

李「前言撤回、矢を使った方がいいな」

僕達が今戦っているゴーレムの外見特徴は無数の石で出来た全長2mから3mの大きさ、

身体がバラバラになり新たに下半身を構築した所から見ると、

この何処かにそれらの動きを制御する人間で言う所の脳に当たる部分があるかもしれない。

それなら、剣でジワジワと外部から攻撃するよりも貫通力のある弓術で内部を攻撃した方がいい、

早速、李君は剣を鞘にしまい弩を取り出した、

これは弓としても、銃としても扱える武器、

李「『スキャン』!!ターゲットの傾向と対策をサーチ!!」

敵を徹底的に分析して、弱点を探す魔法、『スキャン』が発動、

海音「歩!」

歩「うん、わかってる!」

『スキャン』発動中は術者は動けなくなってしまう、

それを補う為に、僕達は敵を撹乱したり、術者を守ったりしなければならない、

撹乱役は僕が、術者の守り手は海音が担当する。

いや、役割分担は必要無い、

どうやらゴーレムは、僕を狙っているらしい。

ゴーレムは物凄い攻撃を僕にしてくる、

例えるなら、脳まで筋肉で出来た男が知恵の輪を解けなくて癇癪起こしてるみたいに、

歩「危なっ!!」

ゴーレムの攻撃が来た、

やはり、左足を溶かしたからだろうか、

ゴーレムは僕を危険視しているようだ、

だけど、考え無しに行動しているみたい、

その証拠に、頭部を天井にある、段差にぶつけた、

この採掘場はドーム型と言う訳じゃ無く、天井や床も段差が激しい、

地形を利用して時間を稼ぐ、

李「『スキャン』完了!さっさと終わらせる!奥義!『古代中世欧州巨大弩砲』!」

李君の後ろに巨大な弩を持つ右腕が現れ、

自然エネルギーで出来た矢が放出された、

ゴーレムは核を壊されあっけなく倒れた、

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