書いて行くうちに、こういう結果になってしまったんです‼ 許してください‼(土下座)
もう少し掛かるかも………早く終わらせて本編に移りてぇ………
傭兵たちはなぜ、海軍が海賊の味方に付くのかが判らなかった。本来、海軍は海賊を全滅するのが目的で、商船に対しての攻撃は行われない筈であった。しかし、蓋を開けて無れば、海軍が海賊に味方し、商船を護衛ししているだけの傭兵に攻撃をしてきたのだ。
「海軍に発光信号を送れ‼ 『なぜ、貴艦等は我々を攻撃するのか?』」
「了解‼」
傭兵艦艇の旗艦である龍皇の艦長は、素早く攻撃を中止してほしかった。海賊との戦闘ではこちらには不利は無く戦えるが、海軍相手では話は別個になる。
傭兵と言えど、艦艇の修理等は傭兵が所属している重工によって行われる。だが、海軍等は国が修理費用などを出すが、海賊や傭兵に至っては自腹を切らねばならなかった。それも多額の費用が掛かる。護衛で稼いだ金でも、海賊と遭遇した場合、海賊を殲滅あるいは撤退させれば、上金が積まれる事になっていた。しかし、海軍相手になると、上金どころか、逆に報酬金を海軍に取り上げられる事になってしまう。
それを防ぎたかったので、こちらに攻撃をしてくる海軍に停戦の申し出を行ったのだ。
「艦長‼ 海軍からの返答です‼」
「読め‼」
見張り員からの報告に傭兵艦艇の旗艦龍皇の艦長は、海軍の返答を聞く。
「『我、日本海軍所属艦超弩級戦艦播磨型戦艦一番艦播磨、艦長福本大介なり。貴艦等を攻撃する目的はただ一つ。貴艦等が護衛している商船には密輸品が入っているからである。また、内容を知らされていない事は無い為、今回、違法な商船として認識した為、攻撃を行った。直ちに武装を解除し、こちらの指示に従え』です‼」
この報告に艦長は驚きを隠せなかった。なぜなら、事前に聞いていた内容とは違うからである。商船が所属する会社からは、既製品の食料、燃料、弾薬等を搭載している。海賊から護って欲しいと言う内容であった。
だが、海軍からの通達では、違法商船であると言う事は知っているから護衛に就いているんだろ? と言う何用であった。
「すぐに海軍に発光信号を送れ‼ 『我、傭兵艦艇旗艦龍皇。こちらの情報と食い違っている』と送れ‼」
「りょ、了解‼」
艦長の指示で再度、発光信号で艦長が言った言葉を播磨に送る。しかし、すぐに返答が帰ってくる。
「艦長、播磨からの返信です‼ 『それは無い、傭兵であれば内容を知らずに護衛に就く事は無い。よって、貴艦等を拿捕する』です‼」
「ッ⁉ ………」
「艦長、このままでは埒が開きません。ここは仕方が無く海軍と戦いましょう‼」
「だが………」
艦長はまだ渋っていた。海軍と戦うと言う事は、何かあっても保証がされないのだ。拿捕された場合、物によっては、殺されてしまう可能性もあるのだ。
「艦長‼ あなたは何のために傭兵をしているのですか‼」
「ッ⁉ そうだったな………砲塔を回転させろ‼ 目標、海軍播磨‼」
《了解‼》
艦長の指示で龍皇、龍星、龍鬼の傭兵艦艇が砲塔を回し、播磨に照準を合わせる。
「撃ぇぇぇっ‼」
艦長の声が艦橋内に響く。それと同時に三隻の主砲が火を噴いた。砲弾はまっすぐに播磨に向かって行った。だが、播磨も細かな操舵により、砲弾を回避していく。
「敵海軍播磨他に一隻の巡洋艦一隻あり‼ 砲撃を開始しました‼ それと同時に海賊も砲撃を開始しました‼」
「回避‼ 副砲も撃て‼」
龍皇、龍星、龍鬼の三隻の副砲も火を噴く。だが、当たるのは海賊のみで、海軍の艦艇には当たらなかった。
「次弾装填急げ‼」
艦長は主砲の装填を急がせた。だが、傭兵部隊は知らなかった。誰を相手にしているのかを……。
「敵艦艇からの一斉砲撃来ます‼」
「回避‼」
「ムリです、当たります‼」
海賊、海軍の艦艇八隻からの砲撃は傭兵艦艇にしてみれば、堪った物では無かった。そして、回避指示をだすが、既に時は遅く、旗艦である龍皇の機関部がどの艦艇から放たれた砲弾かは判らないが、被弾する。そして、二隻も被弾していく。
「機関部に被弾‼ 航行維持できません‼」
「龍星、第一主砲、第四主砲破損‼」
「龍鬼、艦橋に被弾‼ 艦長以下のものが亡くなりました……」
「これではm………」
龍皇艦長も諦めた瞬間、播磨から放たれた砲弾により艦橋が撃ち抜れ、艦長や副長等が犠牲になった。旗艦を失った傭兵艦艇は、白旗を振るのであった。
一方、シュヴァルツェ・カッツェが商船に向かい、乗っ取ろうとしていた。だが、誰も知りえなかった物が存在していた。
商船の内、一隻から何かが射出された。それは海賊が見た事も無かったものであった。
「お頭‼ 商船から何か出て来ました‼」
「調べさせろ‼」
「了解‼」
シュヴァルツェ・カッツェの艦長は的確に指示を出していく。だが、次の瞬間、彼の表情は強張るのであった。
「確認しました‼ ッ⁉ あれは鉄の鳥の様な物です‼」
「どう言う事だ‼」
シュヴァルツェ・カッツェの旗艦ブラウンシェヴァイクの艦長は、報告の意味が判らなかった。だが、思い知らされる事になる。航空機の恐ろしさを……
「鉄の鳥、こちらに向かってk……」
見張り員からの報告が突如として途絶えた。
「オイ、オイ‼ 報告をしろ‼ クソッ‼ 誰か見てこい‼」
「りょ、了解‼」
艦橋内にいた一人の手下に指示を出した。そして、指示を受けた手下は艦橋に出た瞬間、何かに貫かれ絶命し、艦橋内に墜ちて来る。
「ヒィ⁉」
誰が叫んだか判らないが、艦橋内はパニックに陥る。
「落ち着け‼ 落ち着けぇぇぇぇぇぇぇぇ‼」
お頭の言葉に艦橋内が鎮まった。
「あの鉄の鳥を落とせⅠ」
「ムリです‼ 早すぎて狙えません‼」
「何としてでも、落とせ‼ 出ないと死んでいった者達に示しg」
いきなり艦長のお頭の声が途絶えたので全員がお頭の方を見ると、其処には顔が無いお頭の亡骸が艦長席に座っていたのだった。
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