ハイスクール・フリート~海鳥の戦い~   作:武御雷参型

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ネタの方は見て下さいましたか? なんとなく書いてしまいましたが、後悔も反省もしていません‼


第二十三話~戦闘終了と補給

出雲艦橋ではアリシアが指示を出していく。

 

「航空機発艦準備して‼」

 

「姉さん、いや、アリシア艦長。既に発艦準備完了しているよ」

 

アリシアの言葉に妹であるフェイトが準備が完了している事を伝えると、アリシアは驚いた表情になる。

 

「いつの間に⁉」

 

「姉さんが言う前に既に私が出してたの、ごめんね?」

 

「さすが、我が妹‼ 航空機、発艦‼」

 

アリシアの指示により、出雲の甲板に試作型ステルス戦闘機十機が発艦していく。この試作型ステルス戦闘機には、対潜、対艦装備がされており、対海賊戦を想定して製造された戦闘機であった。

今回の任務は、潜水艦を相手に執ると言う事であった為、対潜装備をしていた。

 

「多目的垂直噴進砲、用意‼ 撃ぇぇ‼」

 

出雲の船体と甲板の間に設置されている場所より、噴進砲が飛び出していく。噴進砲は、一度、上空に上がると海面に向かって一直線に行き、着水すると同時にソナーを頼りに潜水艦に向かって行く。

 

「攻撃隊、爆雷の投下を確認‼ 潜水艦、浮上してきます‼」

 

「魚雷を爆発させて‼」

 

潜水艦が浮上している事を知ったアリシアは、潜水艦に向かっていた魚雷を自爆させた。浮上すると言う事は、降参を意味している事なので、追加攻撃は不要と思いアリシアは魚雷を自爆させたのだった。

 

「浮上確認‼ 白旗を確認しました‼」

 

「敵潜水艦に向かうよ‼ 機関最大‼」

 

アリシアは潜水艦の状況を確認したい為に、近づいて行く。その後方にいる信濃もゆっくりではあるが、潜水艦に向かっていた。

 

そして、潜水艦の近くに出雲と信濃は停泊する。アリシアと俊輔はそれぞれの艦首に立ち、潜水艦から出て来るのを待った。すると、ハッチが開くと二人の女性が現れた。

 

「初めまして、私はこの潜水艦“U-551”の副長のスコール・ミューゼルよ」

 

「俺は艦長のオータムだ」

 

潜水艦“U-551”の艦長と副長が現れ、名乗り出したので自然と二人も名乗り出す。

 

「私の名前はアリシア・テスタロッサ。この超弩級航空戦艦“出雲”の艦長をしています」

 

「俺の名前は山城俊輔だ。超弩級信濃型航空母艦一番艦“信濃”の艦長を務めている。

 

お互いの自己紹介が済むと、スコールが二人に尋ね始めた。

 

「私達はどうなるのかしら? 空母を攻撃したと言う事で拘束されて、本土に向かうのかしら?」

 

スコールの質問にアリシアは誰もが思いもしなかった回答をだした。

 

「いえ、私達は貴方達に用事がありますので、拘束だけはしますが本土では無く、山本重工に来て頂く事になります。既に、この事については艦隊司令長官である福本伊吹長官からの命令でもあります」

 

アリシアは、伊吹からの命令の内容をスコール達に伝えた。俊輔は最初は驚き反論しようとしたが、伊吹の名前が挙がると、何も言えなくなるのだった。

 

「………良いわ。私達は貴方達の指示に従いましょう。ただ、この潜水艦は持って行く事は譲れないけど?」

 

「それについても承知の上です。逆に伊吹長官からはその潜水艦の鹵獲も命令の中に入っていましたので、問題は無いです」

 

「そう」

 

スコールはアリシアから伝えられた内容に不満が無かった。また、オータム自身も不満が無いので、何も言う事は無かった。

 

すると、アリシアが信濃の方に向くと、俊輔に声を掛けた。

 

「山城艦長。この内容で問題は無い?」

 

「はい、俺としても最初は驚きましたが、福本さんの名前が出た時点で何も言えません。それに、我々の艦が攻撃を受けましたが、損傷に関しては航空機五機と機関部のみの損傷なので、あまり問題は無いです。まぁ、さすがに空母戦は出来ませんが………」

 

俊輔は信濃が受けた損害の内容をアリシアに伝えるとアリシアはいきなり声を張り上げた。

 

「そんな、信濃になんと‼ びっくりな報告だよ‼ 我々、山本重工が建造した工作艦“村正”がこの海域に向かって来ているの。燃料、弾薬、物資諸々搭載しているから、時間もかからないよ‼」

 

アリシアは自信有り気に腕を高く上げた。

 

「かんちょー‼ 艦影四隻視認しました‼」

 

「来たね………村正‼」

 

アリシアが言う通り、護衛の重巡洋艦三隻を連れて工作艦“村正”が信濃の元に来るのであった。

 

「あれが村正………明石より大きいな………」

 

信濃の横に停泊する村正は子と親並の大きさであった。

村正の艦首に一人の少女が立っていた。

 

「お待たせ」

 

「遅いよ~」

 

「これでも急いできた」

 

物静かに言う少女と天真爛漫のアリシア。二人は性格が反対ではあるが、仲は良い方であった。

 

「持って来てくれた?」

 

「もちろん。信濃専用に製造しておいた戦闘機を持って来ている」

 

「さっすが~島田家の長女の愛里寿ね?」

 

「それって褒めているのかしら?」

 

「当たり前じゃん‼」

 

愛里寿は呆れたような表情をする。

 

「まぁ、良い。これから信濃に対しての補給を行う」

 

「お、お願いします」

 

愛里寿の纏うオーラに俊輔もおいそれといつもの風陰気で話す事が出来なかった。




誤字脱字、感想、指摘、アドバイス等ありましたらよろしくお願いします‼
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