ハイスクール・フリート~海鳥の戦い~   作:武御雷参型

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タイトル通りと思います(すっ呆け)

結構、頑張ったんだよ⁉ ほんとだよ‼ 艦これとかプラモとか‼

あっ(察し)


第二十七話~航空機を使わない空母の戦い

山本重工の工作艦“村正”率いる艦隊は、一隻の戦艦と出会った。

 

「艦長、前方に一隻の戦艦です‼」

 

「艦種は何処の物だ?」

 

村正の艦橋内では愛里寿は報告を受け、どこの所属なのかを調べさせた。

 

「艦種、判明‼ 所属は傭兵会社“アンブレラ”‼ 艦種は新造戦艦“レインヴォーク”です‼」

 

「アンブレラ………厄介な会社だな。向こうから連絡は来ていないか?」

 

「はい、まだ来ていません‼」

 

報告を受けた愛里寿はアンブレラ社所属の戦艦がどう言う目的で接触して来たのかが判らなかった。と言うのも、アンブレラ社と山本重工は犬猿の仲であり、小競り合いが絶えないのだった。

 

「もしかしたら、向こうはこちらの戦力を削ぐ為に来たのかもな」

 

「ど、どうするんですか⁉」

 

愛里寿は決断を迫られる。

 

「致し方が無い。向こうに連絡を行い、横須賀に向かっている事を伝えよう」

 

「でも、艦長‼ 向こうはこちらに攻撃してくる可能性だってあるんですよ⁉」

 

「判っている。だが、今はこうする他無いだろ?」

 

「………」

 

愛里寿は副長に納得させる言葉を述べる。

 

「判りました。ですが、三隻には戦闘準備をさせます」

 

「そうしてくれ。直ちにレインヴォークに通信を送れ」

 

「了解‼」

 

愛里寿は最悪の場合の事を想定していた。だが、既に副長が前方にいる三隻に戦闘準備する様に指示を出していた。

 

「通信が繋がりません‼」

 

「どう言う事だ‼」

 

「判りません。ですが、明らかにこちらと違った周波数を使っている模様です‼」

 

「チッ」

 

愛里寿は舌打ちをする。まさか、ここまで露骨な事をしてくるとは想定外であった。

 

「レインヴォーク、主砲回転‼ 予想目標地点は……信濃です‼」

 

「回避させろ‼」

 

「レインヴォーク、主砲発射しました‼」

 

この言葉を受け、愛里寿は艦長席から落ちそうになる。

 

「艦長‼」

 

副長が咄嗟で愛里寿を地面に落ちない様に支えた。

 

「す、すまない」

 

「着弾します‼」

 

「ッ⁉」

 

愛里寿が窓から覗くと同時に信濃の横っ腹に水柱が立つのであった。

 

 

 

 

 

 

 

一方、信濃でもレインヴォークの存在を目視していた。

 

「艦長。なんか戦艦が一隻こっちに向かって来ているけど……」

 

「なに⁉」

 

穂乃果の言葉に俊輔は驚いて艦橋の窓を覗く。

 

「所属は何処の物だ‼」

 

「先ほど、村正からの通信でアンブレラ社と言う事です‼」

 

「アンブレラ社………厄介だな」

 

「どう言う会社何ですか?」

 

俊輔の言葉に明日菜が尋ねた。

 

「傭兵会社だ。山本重工と仲の悪いな」

 

「じゃぁ、もしかして私達って狙われていると言う事なんですか⁉」

 

「まぁ、そう言う事になるな」

 

優希の言葉に俊輔は頷いた。

 

「アンブレラ社所属戦艦、主砲がこちらを向ているよ⁉」

 

「なに⁉」

 

「撃ってきた‼」

 

「総員、衝撃に備えろ‼」

 

俊輔が言葉を発すると同時に信濃の左舷部近くに着弾した。

 

「ダメージは‼」

 

《左舷部より浸水‼ 現在、修復中‼》

 

《機関部、大丈夫‼》

 

《格納庫も無事です‼》

 

「機関部と格納庫は無事だった事が幸いだな。利根からの報告は‼」

 

「………来ました‼ 我、三隻は貴艦を曳航の為、発砲不可! です‼」

 

「チッ…対艦戦闘用意‼ 航空機の発艦は出来ないが、搭載武装での戦闘なら可能だ‼ 村正と利根、筑摩、利築に連絡‼ 我、搭載武装にて戦闘を行う‼ と送れ!」

 

「りょ、了解‼」

 

俊輔は続け様に指示を出していく。

 

「すべての武装のロック解除‼ 準備に取り掛かれ‼」

 

《了解‼》

 

「艦長‼ 村正から通信です‼」

 

「繋いでくれ」

 

俊輔はモニターに目を移した。そこには村正の艦長である愛里寿が写っていた。

 

『どう言う事だ、山城艦長?』

 

「どう言う事だって、見たまんまの事ですが?」

 

愛里寿の低い声に俊輔は怯える事無く普通に話す。

 

『戦闘はこちらで引き受けると言う話になっているのではないのか‼』

 

「ああ、そう言う事もありましたね。でもね? 考えてみて下さい。俺達だってブルーシーバードの端くれです。ただ、味方に護られているばかりじゃ、嫌なんです」

 

『だが‼ 「判っているでしょう? 島田艦長」 ッ⁉』

 

俊輔の言葉に愛里寿は戸惑った。俊輔の表情が母親の決断した時の表情に似ているからであった。

 

『………判った。だが、くれぐれも無茶はしないでくれ』

 

「判っていますよ。では」

 

俊輔はそう言うとモニターを消した。だが、俊輔は忘れられなかった。モニターから消えるときの愛里寿の悲痛な表情をしていた事に。

 

「砲撃始め‼ なのは‼ 外すなよ‼」

 

「誰に言っているのかな? 全武装、撃て‼」

 

なのはの指示により、信濃に搭載されている武装全てが火を噴いた。

一方のレインヴォークも主砲、副砲等で応戦してくる。

 

《機関部、第三壁に浸水‼》

 

《高角砲、被弾‼ 発射不可能‼》

 

《敵砲弾、後方に着弾‼ 至近弾により、浸水発生‼》

 

戦闘が続くにつれて、信濃が傷ついて行く。

 

「クソッ‼ やはり、航空機が必要だったか……」

 

「利根、筑摩、利築、発砲‼」

 

「えっ?」

 

「敵戦艦、機関部に損傷を確認‼ 速力低下‼」

 

穂乃果の報告に全員が呆気にとられた。利根をはじめとする三隻は村正の艦長である愛里寿からの指示が無い限り、攻撃は出来ない筈であった。

 

『やぁ、勝手に始めちゃったわ』

 

『こちらとしても、見ているだけではつまらないからな』

 

『なんとか凌げたわね』

 

モニターには利根、筑摩、利築三隻の艦長たちが映し出されてた。

 

「どうして………」

 

『愛里寿艦長の指示だもの。まぁ、来たのが私達が撃ってからすぐにだけどね?』

 

俊輔は、何も言えなくなった。悔しさと感謝の気持ちで何も言えなかったのだった。

 

『さぁ、行くぞ』

 

「はい‼」

 

村正の艦長の愛里寿の言葉に俊輔は強く頷くのであった。




じ、次回をお楽しみに………(ガクッ


じ~か~い~は~、よ~こ~す~か~の~、こ~と~を~、は~な~す~よ~~~(霊体)
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