結構、2000文字はしんどいな………あれ? 他の作品って3000文字は書いていたような……
まっ、いっか。
と言う事で新話です‼ 新話に向けよ~そろ~‼
信濃の甲板には、艦上攻撃機である流星と天山が出撃準備をしていた。
天山と流星の腹には九一式魚雷が装備されていた。
「攻撃隊長‼ すべての雷撃隊が準備完了しました‼」
「判った‼ 各自、乗機‼ 発進許可が出たら随時、出撃しろ‼」
『了解‼』
凛の言葉に艦載機の搭乗員は返事をする。
すると、発進許可のベルが鳴り響く。
「発進‼」
凛は先頭にいる為、先に出撃する。それに続き、他の機体も出撃し信濃からは総数16機の攻撃隊が出撃した。しかし、信濃自身に異変が起きる。
「艦長‼ 通信機器ダウン‼ 他の艦艇と通信が途絶、レーダーも何も反応しなくなりました⁉」
「どう言う事だ⁉ すぐに調べろ‼」
『了解‼』
俊輔の指示で艦内は、原因追及に走り出す。
「艦長」
「どうした、紺野さん?」
「教導艦の桜井教官の言葉が気になったんですけど……」
「教官の言葉……? ハッ⁉ 桜井教官の通信は残っているか‼」
優希の言葉を受け俊輔はすぐに思い出すと、通信士である麗に言葉を掛ける。
「残ってるわ‼ 今すぐに出せるけど?」
「出してくれ‼」
俊輔の言葉で、先ほどの教官からの通信が流される。
『ならん‼ 我が艦は、制御が不能な状態だ。何とか通信は出来るが、それがいつまで続くか判らん。また、俺以外のクルーは何者かに操られている可能性が高い。すまない。君たちに酷な事を頼んでいる事は十分承知の事だ。だが、今すぐに天城に攻撃をして欲しい。それと、最後に、ネズミ…はき……つけ…』
「……最後の所って何て言ってる?」
「ネズミ…にき……つけ…。この言葉の意味として考えられるのは〈ネズミに気を付けろ〉と言う事ですよね?」
「…………この艦には猫はいなかったよな?」
「あれ? 艦長は知りませんか? この艦にも猫はいますよ? まぁマスコットキャラと言う位置にいますけど」
「は?」
火器統括長の高町なのはの言葉で俊輔は猫がどこにいるのか、連れて行ってもらう事になった。
一方、攻撃隊にも信濃同様に異変が起きる。
「隊長‼ 信濃からの電波をロスト‼」
「なに⁉ すぐに調べろ‼ 他の機体との通信は‼」
「できます‼」
クロトの言葉に凛はすぐに指示を出していく。
「各機に通達。信濃からの通信が途絶した。だが、心配はするな。今はこのまま進んでいく。なに、信濃がそう簡単に沈むはずが無いだろ? 各機、もう少しで目標が見えるぞ‼ 攻撃準備を行え‼」
『了解‼』
凛の指示で天山、流星は高度を落とし、魚雷の攻撃準備を整える。しかし、天城もどう言う事か、対空火器が火を噴く。
「隊長‼」
「恐れるな‼ 我々はブルーシーバードになる人間だぞ‼ これ位の対空火器に恐れてはどうにもならんぞ‼ 魚雷投下用意‼ …………投下‼」
凛が駆る天山は九一式魚雷を切り離すと、高度を一気に上げる。それに続き他の天山、流星も同様に魚雷を投下後、高度を上げる。
数秒後、全弾命中し天城は傾斜が酷くなる。
「隊長‼」
「攻撃隊、戻るぞ‼」
そう言って天山、流星は信濃に戻って行くのであった。
信濃では俊輔がなのはの後に続き、猫を見に行く。
「高町さん?」
「何? 艦長。あっそれと私はなのはって呼んで?」
「いやぁ高まt「なのは」…高m「なのは」…たk「なのは(ニコ)(ブルッ⁉)なのはさん」
「はい‼」
俊輔はなのはのニコヤカな笑顔に折れ、最終的に下の名前で呼ぶ。
「それで、猫は?」
「ここです」
なのはの前には一匹の猫がいた。ゲージの上に名前が書かれたプレートが掲げられていた。
「リニス………」
俊輔が名前を呼ぶとリニスと呼ばれた猫は顔を上げ俊輔を見つめる。
「なのはさん。リニスを出して」
「判った」
なのはは俊輔に言われた通り、リニスをゲージから出す。すると、リニスはすぐにどこかに行ってしまう。
「あっ‼ リニス‼」
「いや、これで良い」
俊輔はリニスの顔を見て確信した。このリニスはネズミ捕獲用に乗せられた猫だと言う事に。
「すぐに艦橋に戻るぞ」
「了解」
俊輔とリニスは信濃の艦橋に戻る。それと同時に攻撃隊が戻ってくるのであった。
それと同時刻。横須賀女子海洋学校所属艦『晴風』は、東舞鶴男子海洋学校所属潜水艦『伊201』から魚雷攻撃を受けていた。
しかし、ドイツと合同演習の為に航行していた『アドミラル・グラーフ・シュペー』から救助したヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクの知恵により、伊201から逃れる事が出来たのだった。
しかし、この時。誰も気付く事は無かった。武蔵も同様の事が起きていると言う事を……
そして、リニスの口には一匹のネズミらしきものが銜えられていた。
「やはりか………こいつを厳重に管理しろ。もしかしたら、今回の事件の重要物かも知れん」
「了解です」
なのははそう言うとリニスを連れて救護室に向かうのであった。
「桜井教官の言う通りだったな。まさかと思うが……」
「艦長。今回の晴風と猿島との戦闘にも?」
「そう言う事だろうな………厄介だな」
俊輔と優希はそう言って、なのはが去った場所を見つめるのであった。
誤字脱字、感想、指摘、アドバイス等ありましたらどしどし送ってください‼
文字数が2000文字行って無かったので、最後の所を追加しました。