緋弾のアリア×IS 緋と蒼の協奏曲   作:竜羽

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時に西暦2199年。
地球は突如現れたなぞの異星人艦隊との戦いに敗れ、滅びの道を歩もうとしていた。
はるかな宇宙より降り注ぐ遊星爆弾により、海は干上がり、大地は赤く荒れ果て、人類は地下に逃げ込んだが、徐々に滅びの道を歩んでいた。

そんな地球に救いの手が差し伸べられた。

銀河系のはるかかなた、大マゼラン銀河に存在する星イスカンダルから技術指南を受け、恒星間宇宙船を建造。

イスカンダルに存在する地球環境再生システム、通称コスモリバースシステムを受け取りにいくことになった。

希望を求め、イスカンダルへの大航海が始まる。

そして、イスカンダルに向けて、星の大海原を行く船の名前は――









武藤「抜錨!宇宙潜水戦艦ボストーク号発進!!」





宇 宙 潜 水 戦 艦 ボ ス ト ー ク 2199





地球を救うために発進したボストーク号。艦長武藤剛気の指揮の下、戦闘班長遠山金次、航海長不知火亮、他優秀なクルーたちは地球を後にする。
そして、イスカンダルへの大航海が始まった。

「これより、ワープに入る。衝撃に備えろ!」

「ワープ!」

ボストークに降りかかるあまたの試練

「エンジンが融解している!ワープの影響だ!」

「機関室、びびってんじゃねえぞ!」

なぞの敵、ガミラスの襲撃

「反射衛星砲、発射!」

前人未到の外宇宙

「あれが赤色恒星」

航海を続けるボストークにガミラスの総統、タバネーの魔の手が襲い掛かる。

「後方よりガミラス艦隊!」

「迎撃用意、隼をおろせ!」

「コスモタイガー隊、全機出撃!頼んだぞ、和麻」

「コスモタイガー隊、俺に続け」

ガミラス人、チフユとの邂逅。

「先に仕掛けてきたのはテロン人のほうだろう?」

「そんな馬鹿な!?」

チフユの言葉に動揺を隠せない、キンジたちボストーククルー

疑問を抱えたまま、ボストークは航海を続ける。

しかし、その前にガミラスの名将、ラウラが立ちはだかる。

「全砲門開け!ボストークをしとめる」

「足を止めるな!ぶつける覚悟で突き進め!」

「ふ、面白い。われらラウラーズは一歩も退かん!」

航海日程に遅れをきたし始めたボストークは、大マゼラン銀河まで一気に跳躍できる亜空間ゲートの存在を突き止める。
しかし、ゲートのハブステーションの役割を果たすバラン星には一万ものガミラス艦隊が集結していた。

死中に活を見出すため、ボストークは突き進む。

「火力を前方に集中。食い破れ!」

「これが武藤戦法」

そして亜空間ゲートの先、大マゼランに到達する。

「これより、ボストークは七色星団を抜ける」

宇宙の難所、七色星団を突き進むボストークに再びラウラが立ちふさがる。

「ひるむな!撃てー!!」

「ミサイルで波動砲の発射口がふさがれた!」

「好き勝手してくれちゃって!」

「われわれガミラスと、貴様たちテロンに、栄光と祝福あれ!!」

そして、ついにボストークはイスカンダルへと到達する。しかし、そこは目的地でもあり敵地でもあった。

イスカンダルとガミラス星は二連星だったのだ。

「これよりボストークは最後のワープに入る。総員第一種戦闘配備のまま、ワープに備えろ」

ボストークは最後のワープに入る。
その先に待ち受ける大ガミラス艦隊。
多くのガミラス兵(主にISキャラたち)が待ち構えるなか、ボストークはイスカンダルまで辿り着けるのか?

「波動砲発射用意」

「波動砲、発射用意。電影クロスゲージオープン零度二十!」

「機関上昇。タキオン粒子内圧力上げ」

「エネルギー充電120%。波動砲発射用意完了」

今、地球の未来をかけた戦いが始まる

「波動砲、発射ー!!」



宇 宙 潜 水 戦 艦 ボ ス ト ー ク 2199。



東京武偵高校、映画同好会とアニメーション同好会により現在製作中。

見に来てくれた人には特製クリアファイルをプレゼント。

今年の文化祭にて上映







流無「以上、CMでした。引き続き、料理対決をお楽しみくださいね♪」


番外編 料理対決その2

「ももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまんももまん……ぶつぶつ」

 

うつろな目でぶつぶつつぶやき続けるキンジ。

そんなキンジを心配そうに介抱する白雪、理子、カナの三人と気まずそうにするアリア。それが今の会場の光景であった。

 

「何が起こったのかわからないだろう。正直言って俺もわからない。キンジがアリアの持ってきたピンク色のなぞの料理を食べたらこうなってしまった」

 

和麻が静まり返る会場の中で、一応解説でもあるので解説をする。

キンジがこうなってしまったのはアリアの料理を食べたからである。

その料理というのが、もうなんといっていいのかわからない。

ピンク色の液体の中に、ピンク色の無数の物体が浮いていたなぞのルーをかけられた、ピンク色のご飯を食べさせられた瞬間こうなったのだ。

 

「たぶんあれはももまんでカレーを作ったのでしょうね。おいしい料理とおいしい料理をあわせたらむちゃくちゃおいしい料理になるとでも思ったのでしょうか?」

 

流無の言葉にびくりと肩を震わせるアリア。

どうやら図星のようだ。

ちなみに、他の審査員たちは一口も食べていませんよ?もしも食べたらキンジみたいにももまんの幻覚におぼれて、延々と「ももまん」と呟き続ける羽目になるかもしれないのだから。

 

「とりあえず、キンジを連れて行け。ついでに後片付けも頼む」

 

和麻の言葉に、アリアたち四人によってキンジが運ばれていき、武偵高の一年生が料理の後片付けをする。

 

「片づけをしている間に”暇つぶし”といきましょうか」

 

「そうだな。全員画面に注目だ」

 

和麻がそう言うと、二人の後ろにセッティングされていた画面が映像を映し出す。

そして、そこには――

 

『くそ、どこなんだここは?』

 

肩まで伸ばした長い黒髪を持つIS学園の制服を着た男子と。

 

『ふむ。刀奈に呼び出されて眠っていたらいつの間にこんなところで縛られていたのだ?』

 

こちらは白髪を伸ばし、後ろで一つに束ねたサファイアブルーの瞳をした大男が会場の一夏やキンジのように縛り付けられていすに固定されている映像だった。

 

「狂戦士さんと復活したライール乗りさんの協力により特別にご招待しました、<IS<インフィニット・ストラトス> ~白き騎士と黒き暴君~>の主人公《黒崎仭》君と、<IS 白狼の咆哮>の主人公《仙堂永臣》君です!」

 

『その声は楯無か!?またてめぇの悪ふざけか!?』

 

『貴様、刀奈に向かってそんな口を利くとわ!覚悟はできているのだろうな?ぶうるああああああああああああ!!!?』

 

仭が映像の中で怒鳴り、その内容に永臣が反応して暴れる。

しかし、平賀印の鎖は人外といっても過言ではない永臣の力でもびくともしないのだ。ドミナントである永臣ですら拘束するものを開発するとは、恐るべし平賀文。将来は篠ノ之束に匹敵する大天才になるかもしれない。いや、もうこの時点で十分天才だが。

いつか、二人による発明大戦争でも起きそうだ。

 

「あらぶっていますね~。とりあえず、私は君たちの知っている楯無じゃありませんからしっりませ~ん♪」

 

笑顔で言い放つ流無と違い、画面の中では縛られたままの永臣が体を激しく動かし、仭に迫る。顔はかなり怖い。そんな永臣に対し、仭も必死で目をそらす。だって縛られているから逃げられないのだもの。

そして、そんな二人の様子など完全無視してガンガン進めるのが流無さんクオリティ。

 

「この二人にもとある人物の料理を食べてもらいましょう。ではまずは仭君へ」

 

流無がそういうと仭の目の前に一人の少女が現れる。仭と同じ黒い髪を腰の辺りまで伸ばして縛っているのが特徴的だ。

彼女の名前はアリシア・マーフェウス。

狂戦士さん曰く、仭のヒロインであるとのことだ。愛称はアリィである。

 

『アリィ!?』

 

『はい。とりあえず面白そうなんで来ちゃいました。さっそくですがこの私の作ったカレーをどうぞ』

 

アリシアはアリアたちがキンジにしたように縛られている仭の目の前にカレーを乗せたスプーンを持っていく。見た目は日本のごく普通の家庭絵見られるようなカレーだ。アリアのももまんカレーのようなピンク色という衝撃的なものではない。

 

『……』

 

しかし、それでも仭は食べない。思いっきり怪しんでいた。

 

『食べないのですか?』

 

『どうにも怪しい』

 

『そんな楯無会長じゃないんですから、私が何かするとでも?』

 

『むっ、確かにそうだな』

 

アリィの言葉に少し納得する仭。

 

『さあ、どうぞ。早くしないと帰れませんよ』

 

『はあ、わかったよ』

 

そして、仭はカレーを食べる。

 

 

 

 

 

 

『お、結構うまいnぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!???????』

 

 

 

 

 

 

「おおっといきなり仭君がもだえ苦しみ始めました!」

 

「顔が赤い、というかあれ青くないか?」

 

突然の事態に会場中が混乱する中、アリシアがポツリともらす。

 

『あ、でも作っているときに楯無会長が何かを入れていましたね。面白そうだったんで放置したのですが』

 

『たああああああてええええええええなああああああしいいいいいいいいい!!!!???』

 

「えーちなみに、仭君たちの世界の私が入れたのは『ザ・ソース』ですね。タバスコの約100倍の辛さを持つといわれる香辛料です。警察官が使うトウガラシスプレーよりも辛いといわれるやつです。もはや軽い化学兵器ですね」

 

ちなみに、このソースは皮膚についたりしたらよく洗ってくださいね。危険です。もはや食べ物の説明じゃないな。

仭はあまりの辛さにひっくり返っていた。よく見ればピクピク痙攣している。

 

「とりあえず仭君はもういろいろだめそうなのでご退場でーす。またね~」

 

流無の言葉とともに仭はアリシアに引きずられて部屋から退席していった。

 

『ふ、その程度で値を上げるとは軟弱なやつだ。というか私も楯無の、刀奈の料理が、あのデスカレーが食べたい!刀奈の愛の香辛料で悶えたいぞおおおおっ!!!!』

 

一人残された部屋で永臣がシャウトしていた。

 

「続いては永臣君への料理です」

 

『ああ、刀奈。君の料理が食べられる』

 

『おにいちゃ~ん!』

 

『ふぁ!?楓!!?』

 

自分の恋人が登場すると思い込んでいた永臣は、まさかの妹登場に驚く。

そう、妹だ。

現れたのは永臣の妹、仙堂楓だった。

 

『今日はおにいちゃんのためにがんばって作ってきたんだ。いっぱい食べてね』

 

『そ、そうか』

 

恋人ではなかったことに少し落ち込んでいたが、それでも楓の好意はなんだかんだうれしいので素直に受け取る永臣。

 

「シスコンか」

 

『和麻ああああ!!?』

 

ぼそりと呟かれた和麻の言葉に反応する永臣。

 

『後で覚えていろおお!!』

 

「お前は食い終わったらさっさと自分の世界(作品)に強制送還されるからすぐに忘れてやるよ」

 

『貴様ああああ』

 

そんな漫才をしているうちに楓が料理を持ってきた。

 

『ふにゅう、少し焦げちゃったけど卵焼きだよ。いっぱい食べてね、おにいちゃん』

 

そういって持ってきた大皿の上に載っていたのは……青い何かだった。

 

『え?卵焼き?』

 

『うん。そうだよ』

 

皆さんは卵焼きと言われると、あの黄色い料理を想像するだろう。しかし、皿の上に載っていたのはそんな常識を真っ向からぶち殺すような青い何かだった。

 

「アーメン」

 

「「「「「アーメン」」」」」

 

会場の全員が十字をきった。

 

『私は帰ったら刀奈と住むための家と白い犬を飼うんだ』

 

この日、異世界にて白い狼が散った。

 

 

 

 

 

「いろいろありましたが、片付けも終了したようです」

 

「ここからがある意味一番の山場だな」

 

キンジに関してはお流れになってしまった。後日、四人の美少女に買い物に付き合わされているキンジの姿が目撃されることになるのだが、今は些細なことだろう。

 

「織斑一夏君の胃袋をつかむため、今ここに六人の女たちによる仁義なき戦いが始まります!」

 

「六人?確かあいつに付きまとっているのは五人じゃなかったか?」

 

「ふっふっふ、六人目は特別なのですよ。とりあえず、紹介していきます。まずは篠ノ之箒!」

 

現れるポニーテールの侍少女。白雪と同じ割烹着姿だ。

 

「残りの四人はは以下略で」

 

「「「「おい!?」」」」

 

まさかの事態にスタンバイしていた四人、セシリア・オルコット、凰鈴音、シャルロット・デュノア、ラウラ・ボーデヴィッヒが各々エプロン姿で現れて突っ込む。

しかし、それでも流無は動じない。だって反応が面白いから。

 

「そして、最後に登場するのは……織斑千冬さんです!」

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

まさかの名前に全員が振り向くとそこには――!

 

「な、なんだ、そのへんなものを見るような目は」

 

ピンク色のかわいらしい花柄の刺繍が施されたエプロンを着た織斑千冬、一夏の姉がいたのだった。しかも、恥ずかしいのか少し照れている。

その、普段の姿からはあまりにも想像できない様子に彼女を知る者全員がフリーズする。

 

「それでは料理スタート♪」

 

さあ、果たしてどうなる?

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