萌子「凄い人!はぐれないようにね!」
若葉「は、はい!」
萌子「行くよ!」
一緒に一気に行こうとするが。
萌子「すみませーん!」
智流「ぎゃあああ!!」
結果的に若葉と智流とはぐれてしまった。その後校舎内で縮こまる若葉と、若葉を撫でる智流。
放送「1年藤組小橋若葉さん、朝香智流君。お連れ様がお待ちです。繰り返します。」
智流「初日から大変だな。」
OP「初めてガールズ!」
歌・1年藤組(小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣)
その後なんとか萌子と合流した2人。喫茶店の教室に訪れた。
萌子「酷い目に遭ったね。たこ焼きでも食べて落ち着こう。」
テーブルにたこ焼きが入った容器を置く。
若葉「ぽーーー。」
萌子「私、ちょっとお手洗い行ってくるから、食べてて良いよ。」
智流「OK。」
お手洗いへ向かう萌子。智流は自分が買ったたこ焼きを取り出す。
若葉「これが、たこ焼き!」
智流「たこ焼き美味し!どうだ若葉?美味いだろ?って、え!?」
時間が経過してやっと萌子が戻って来た。
萌子「お待たせー。」
戻って来てびっくりした。若葉がたこ焼きの中のタコだけを食べていた。
萌子「え!?もしかしてタコだけ食べたの!?外側も食べられるんだよ!?」
智流「若葉・・・」
その後智流が1個若葉に食べさせると美味しいと喜んだ。その後お化け屋敷に向かった。
幽霊「うらめし〜。」
萌子「きゃー!」
若葉「ごきげんよう。」
智流「昔ながらのお化け屋敷も良いな。」
怯える萌子と普通に挨拶する若葉と感想を呟く智流。次は体育館で軽音部のライブ。
バンドマン「盛り上がって行くよー!」
萌子「いえーい!」
智流「イヤッホー!」
萌子「ほら若葉ちゃんも!」
若葉「何と言えば良いのでしょう?」
智流「簡単だ!好きな言葉を叫ぶんだ!」
若葉「えっと、では!ギャルーーー!!!」
次はアート作品が展示されてる教室。すると宇宙人のおしりと言う作品を見た。
萌子「何だろうこれ?」
智流「宇宙人のおしりって、宇宙人のおしりはこんな形か?」
するとおしりに突っつく若葉。
若葉「たこ焼きと同じ感触ですわ!」
興奮した若葉は萌子を引っ張る。
若葉「次はこっちですわ!」
萌子「若葉ちゃん凄いタフ・・・」
すると途中で真魚と光明と合流した。
真魚「あ!いた!ちょいと3人方!」
萌子「まおちゃん!光明君!」
綿あめに喜んでる若葉。
光明「柴さん知らないか?柴さん?」
智流「いや、見てないけど。」
真魚「やっぱり・・・」
若葉「何かあったのですか?」
光明「実は、彼奴学校の何処にもいないんだ!」
萌子「え!?高校入って一度も休んだこと無いのに!?」
真魚「そうなんっすけど・・・」
すると3人は昨日水を被った直の事を思い出した。
3人「は!あれのせいかー!」
するとそこに、マスクを付けてどてらを制服の上に着た直が到着した。顔は真っ赤になって熱も出してた。
直「遅くなりました・・・」
真魚「柴さん大丈夫!?」
直「ああ・・・ミスコンはまだだよな・・・?」
真魚「まさか出るつもりっすか!?」
智流「おいやめとけ!熱のまま出たら偉い事になるぞ!」
直「平気・・・マスクしててるし・・・顔も隠れてて丁度良いしな・・・」
萌子・光明「ダメだこの人。」
真魚「そうっすよー、高校の文化祭は後2回もあるし、今年は諦めましょう。」
直「でも商品もあるし・・・」
真魚「商品?」
智「商品は確か、最新型のデジタルカメラだったな。まおが欲しがってた新しい機種。」
真魚「!!」
直「だったんだが・・・確かにこれで出てもしょうがないな・・・無念だけど・・・」
残念がる直の両肩を掴む真魚。
真魚「せっかくエントリーしたのに辞退するのは勿体ないと思う!」
直「えー!?いやしかし・・・」
光明「急に気持ちが転換したな。」
直「ゴホッ!ゴホッ!」
咳き込んで壁側に座り込んだ直。
智流「もう良いから安静にしてろ。」
直「どの道私は無理だ・・・誰か代理で出てくれ・・・!」
真魚「代理?まお達の誰かが?モエちゃん?」
萌子「いや、無理!」
若葉「あの〜、もし良かったら私が。」
真魚「本当!?」
喜んで若葉に飛び込んだ真魚。
真魚「やったー!柴さんが出るより優勝する可能性が高いっすー!」
光明「ホウ!やったー!若葉ちゃんバンザーイ!」
テンション高めの2人を直と智流が1発喰らわした。
直「控え室はこっちだ・・・」
智流「お前ら言葉遣いは気を付けろ。」
光明「すみません・・・じゃあ俺達控え室に行くか。」
智流「バカ野郎!俺達が入ったら迷惑どころか騒ぎになる!」
控え室では、ミスコンに出場する生徒達が衣装に着替えていた。智流と光明は会場で待機。
直「この日の為に夜なべして作ったドレス、無駄にならなくて良かったよ。」
萌子「手作りの人なんて周りにいないけど。」
若葉「お待たせしましたー。」
そこに衣装に着替えた若葉が来た。白いドレスにティアラ、更にはミスコンと書かれたタスキを掛けてた。
萌子「ダメだよそれ!」
真魚「やる前から優勝しちゃってるじゃないっすか!?」
直「ダメか?」
真魚「でも、代わりと言っても制服じゃ見栄えしないし・・・」
萌子「そうだ!隣のクラスカフェやってるんだけど、メイド服とかどうかなー?」
真魚「それっすー!」
と言う訳で隣のクラスのカフェで使ってるメイド服を借りる事となった。メイド服の色は可愛らしいピンク色だった。
若葉「どうでしょう?」
3人「おおー!」
真魚「これは!」
萌子「可愛いー!」
若葉「おかえりなさいませご主人様!」
メイド服を着て興奮度が上昇した。
若葉「一度言ってみたかったのですわー!」
直「ミスコンの趣旨が変わってる気がするな・・・」
会場となる体育館のステージ裏では若葉達が待機していた。
若葉「随分人がいるのですねー。」
光明「メイド服の若葉ちゃん・・・これはこれで・・・!」
メイド服姿の若葉を見て鼻血を出してる光明がいた。
智流「興奮し過ぎて己を忘れ去られてるアホがここにいる。鼻血出てんぞ?」
直「大丈夫!若葉は喋らなければちゃんとお嬢様だ!良い線行ってるよ!」
若葉「ありがとう、ございます?」
直「そうだ!緊張を解くには手のひらに里と書いて飲むんだ!」
真魚「人っすよ?」
直「そう!それだ!」
智流「お前が落ち着けよ。」
放送「参加者の皆さん、集まって下さい。」
直「あー!!」
若葉「はーい。」
直「若葉!平常心だ!お前は出来る!大丈夫だ!」
智流「お前が平常心保てよ!」
萌子「この人・・・」
真魚「参加しなくて良かったね・・・」
呆れた目で見る萌子と真魚の2人。外では若葉の姉の柚葉と母の乙葉が訪れてた。
柚葉「ここですわ。お母様。」
乙葉「沢山の人ー。若葉は何処かしら?」
柚葉「これは?」
するとミスコンの出場リストを見つけた。そこに若葉の写真を見付けて、2人は会場へ向かう。会場では既に結果発表の時だった。
柚葉「ここですわ。」
乙葉「若葉は?」
司会者「栄えある優勝は・・・・・・・・・・小橋若葉さん!」
ミスコンの優勝者は若葉に決定した。
2人「え?」
萌子「わーい!若葉ちゃんやったー!」
真魚「デジカメー!」
智流「若葉やったな!」
光明「ヤッホーイ!若葉ちゃん最っ高!!」
司会者「おめでとうございます。この喜びを1番に伝えたい人は?」
若葉「そ、それは・・・」
直「若葉・・・」
若葉「死んだおばあちゃんです!!」
直「私じゃないのかよ!」
柚葉「若葉さん・・・」
乙葉「今晩はご馳走にしましょう・・・」
若葉の言葉で涙を流してる柚葉と乙葉。その2人を智流は笑顔で見ていた。
ステージ裏。
萌子「おかえりー。」
若葉「ただいまですー。」
トロフィーを持って直の方へ駆け寄った。
直「ありがとう、若葉。」
若葉「いいえ、此方こそこんな貴重な体験させて貰って。これ、トロフィーだけですが。カメラはまおちゃんが持って行っちゃったので。」
トロフィーを直に差し出す。
直「若葉、それは若葉のだよ。貰えない。」
若葉「でも・・・」
直「自分で手に入れるよ。もっと自信付けて、それで、もし勝ち取る事が出来なかったら・・・その時は・・・」
若葉「その時は?」
直「そのトロフィーを粉々にさせてくれ!」
萌子「八つ当たり!?」
智流・光明「良い感動が台無しだなおい!」
ミスコンの噂は他校まで広がり、それからしばらくの間。
女子生徒「小橋さーん!」
校門前で生徒や他校の生徒達が若葉ちゃんを見て喜ぶ。
女子生徒達「キャーーー♡」
若葉ちゃんフィーバーが起こりましたとさ。
若葉「人類皆兄弟ですわー。」
真魚「お嬢様って凄いんだなー!」
直「やっぱ何か悔しい・・・!」
光明「良いよなー俺もあんな風に囲まれたらなー。」
智流「俺は別にどっちでも良いが。」
「END」
朝香智流:八代拓
古橋光明:村田太志
小橋若葉:小澤亜李
時田萌子:井澤美香子
黒川真魚:M・A・O
真柴直:村川梨衣
小橋柚葉:木村珠莉
小橋乙葉:浅倉杏美
幽霊:山村響
バンドマン:Ray
声1:石上静香
声2:千本木彩花