真魚「駅前にアイスクリーム屋出来たの知ってる?」
直「ああ知ってる!美味しいの?」
萌子「らしいよ?」
若葉「アイス、クリーム?」
本を読みながらそわそわする若葉。
真魚「美味しいらしいから皆で今日皆で行ってみない?」
直「別に良いけど。」
萌子「私も良いよ。」
智流「俺も行ってみたいな。」
光明「勿論俺も同行だ。」
若葉「そ、そ、その皆の中に、私は含まれますか?」
萌子「当たり前だよ。若葉ちゃんも一緒に行こう?」
真魚「うん!」
若葉「嬉しいですとってもー!!」
直「わあ!泣いちゃった!?」
嬉しすぎて泣いてしまった。
若葉「皆で学校帰りにアイスクリーム、はぁ。」
直「そんなに嬉しいのか?」
萌子「買い食いしたこと無いなんて、本当にお嬢様なんだね。」
若葉「はい、小中の頃は転校が多くて、車で送り迎えだった事もありまして、殆どお友達もいなかったので、だから買い食いは私の夢でした。こんなに早く夢が叶うなんて。」
智流「案外可愛い夢だな。」
光明「そうだな、それと智流。」
智流「なんだ?」
光明「若葉ちゃんの家に引っ越しとは羨まし過ぎるにも程があるはずでは?」
じりじり智流に寄り詰める光明。
智流「俺に言うなよ、文句なら俺の母さんに言え。」
若葉「はっ!!」
真魚「どうしたんっす?」
若葉「これは良く無い事が起きる前兆かもしれません!例えば、午後から天気が急変して行けなくなるとか!」
萌子「天気予報晴れだって言ってたよ?」
若葉「お店が突然移転するとか!」
真魚「出来たばっかりっすよ?」
若葉「宇宙人が攻めて来るとか!」
直「いや無いだろ。」
若葉「放課後まで待てません!今日は皆で早退きすべきですわ!!」
早退きしようとするが直に止められる。
直「落ち着け。」
真魚「ん?柴さんって何気に胸でかいよね?」
直「い、いきなり変なこと言うな!!」
光明「ほほう?その大きさだとDまでありそうだな。」
智流「光明やめろ。俺調子狂うわ。」
真魚「若葉ちゃんはどう思う?」
若葉「はい!コーンも良いですが、カップもありだと思います!」
真魚「へ?」
若葉「コーンを食べずに捨ててしまう人がいますが、そういう人にこそカップをオススメします。」
智流「頭の中アイスだらけでセーフだな。」
数学の授業中、何故かそわそわする若葉。キョロキョロしたり、その場を立ったりなどする。
先生「小橋さんなんですか?」
若葉「い、いいえなんでもありません、授業を続けて下さい。」
先生「そ、そう?」
だが若葉のそわそわは止まらないままだった。
先生「えー、では今日は。」
すると若葉が教科書とノートをおさめようとする。
先生「こ、小橋さん!まだ終わってませんよ?」
若葉「し、失礼致しましたわ。」
またもそわそわする若葉。
直「そわそわし過ぎだ。」
そして授業が終わった。
先生「では今日はここまで。」
若葉「終わりましたわー!」
智流「ふぅーやっと終わったなー。」
直「終わった終わったー!」
萌子「じゃあ帰ろっか。あ、アイス食べに行くんだっけ?」
急いで帰宅準備する若葉。
直「なんか今日疲れたなー。」
真魚「じゃあ明日にするっすか?」
この言葉を聞いた若葉は、ピタッと止まり、真っ白になり想像してたアイスが溶けた為泣いてしまった。
智流「お、おい若葉大丈夫か!?」
光明「今のはジョークだ!早く行こうぜ!」
そして6人は、新しく出来たアイスクリーム屋へ足を運ぶ。
若葉「こ、この先にアイスクリーム屋さんがあるのですね。買い食いが待ってるのですね!」
車道を横切って走りだそうとするが、直に止められた。
萌子「若葉ちゃん、車に気を付けて。」
真魚「アイスは良いけどさ、まお今日財布忘れちゃって。」
直「ダメじゃん!奢らないぞ!」
光明「智流奢ってくれ。俺の財布の中もうロストしてしまった。」
智流「この野郎!お前は無駄遣いし過ぎなんだよ!」
真魚「じゃあ光明君も無いからしょうがないから明日に。」
若葉「任せて下さい!大丈夫です!100個でも200個でもお好きなだけ私が奢りますわ!10段でも20段でも!」
真魚「そんなにいらないっす。」
光明「俺もいらないな。腹壊すし。」
直「やっぱり若葉の家金持ちなのかな?どうなんだ智流?」
智流「ああ、れっきとしたのお嬢様だ。」
気を取り直して再びアイスクリーム屋へ向かう。到着した時、多くのお客達が混んでいた。
直「けっこう混んでる。」
真魚「流石新規開店!」
萌子「他校の子もいっぱいいるね。」
若葉「ここがギャルの聖地なのですね!」
萌子「え?」
若葉「皆さーん!集まって下さーい!記念に1枚写真を撮りましょー!」
周りの客達を集めて記念写真を撮ろうとする若葉。
直「おいやめろ!」
智流「若葉やめろ、皆さんごめんなさいね。こっちだ。」
若葉を連れて行く智流。
店内に入った6人。メニューは山程ある。
若葉「わぁーー!!」
萌子「どれにしよう、迷っちゃうねー。」
若葉「モエちゃんはコーンですか?」
萌子「うん!若葉ちゃんは?」
若葉「私はカップのチョコチップで。お願い致しますわー。」
店員にオーダーを頼む。
店員「いらっしゃいませ、ご注文ですか?」
若葉「はい!えーっと、チョコチップを、柴さんと同じDカップでお願いします。」
直「何か間違ってるよあの子!」
その頃智流と光明。
智流「なんか女子ばっかりでちょい気不味いな。この中で男俺らだけだぞ?」
光明「だが俺はそんなの気にしないタイプだ。早速オーダー開始!」
智流「あ、おい!まあ男俺だけじゃなくても救いだけど良いか。」
2人もアイスを注文する。
店員「お待たせしました。」
チョコチップを受け取った若葉、テーブルに置き、写真を何枚か撮る。
若葉「さぁモエちゃんも一緒に!」
萌子「早く食べないと溶けるよ?」
若葉「モエちゃんのもとっても美味しそう!」
バニラアイスを注文した萌子。
萌子「じゃあ一口食べる?」
若葉「え?でも。」
萌子「遠慮しないで良いよ?」
若葉「じ、じゃあ、一口だけ・・・ガブ!」
萌子「キャーーーーー!!」
一口で半分食べてしまった若葉。
萌子「ほとんど・・・」
若葉「美味しい!凄く美味しいです!」
萌子「一口・・・?」
真魚「やばいうまいな〜。」
直「人の金で高い奴注文すんなよ。」
真魚「でもうまいけど飽きるね。」
直「お前な・・・」
スプーンで一口掬って直に差し出す。
真魚「柴さんいる?」
直「いらん。」
真魚「はいあーーん!」
直「いらねえって言ってんだろ!」
智流「アイス久々に食うな。抹茶甘いな。」
光明「お前抹茶食うのかよ。」
智流「そう言えばお前抹茶苦手だったな。克服するため食うか?」
光明「いらねえよ。」
智流「食べろよ美味いぞー?」
光明「智流が珍しくSになってるな。」
アイスを食べ終わった一行。
真魚「たまにはこういうのも良いよねー。」
萌子「うん。」
直「まあ良いんだけど、今度は金曜日にしようぜ?明日に響く。」
智流「女子高生が放つセリフじゃねえなその言葉。」
若葉「いいえ!毎日にしましょう!」
5人「ええ!?」
若葉「毎日歯磨きするのと同じ習慣化してしまえば良いのです!」
直「セレブか!」
真魚「こういうのはたまに行くくらいが良いんっすよー、毎日なんて飽きちゃうっすよ。」
光明「それに毎日アイス食べると下痢が活発するしな。」
若葉「そういうものですか。良いアイデアだと思ってたのですが。」
萌子「じゃあこうしたらどう?今度は若葉ちゃんが行きたい所を考えてきて、皆で行くの!」
直「ああそれが良いな!」
若葉「私が?良いんですか?」
真魚「もっちろん!何所か良い所調べてよ。」
若葉「はい!」
夜、若葉が良い所を探す為資料を見てる。この時智流はテーブルを拭いていた。何もする事無いとの理由で何か手伝いを申し込んだ結果、食事や掃除の時に頼まれる事となった。
柚葉「若葉さん、何を調べていらっしゃるの?」
若葉「お友達と一緒に、美味しいものを食べに行こうと思ってまして。お姉様、何処かご存知ありませんか?」
柚葉「そうですねー、お母様ご存知?」
乙葉「そうねー、印象に残ってるお店と言うと。」
智流「っ!?」
乙葉が言った店をを聞いた智流はビックリした。
智流(そこかなり距離あるていうか行けねえだろ?)
翌日。若葉が机の上に大量の資料を置く。
真魚「何これ?」
若葉「お菓子屋さんの資料ですわ。北は北海道、南は沖縄、海外のお店まで揃ってます。」
5人「・・・」
若葉「母のオススメはフランスです。」
直「行けるか!」
萌子「でも行ってみたいなー。」
真魚「若葉ちゃん連れてってくれる?」
智流「頼るな!」
光明「若葉ちゃん俺も行きたい。」
若葉「では次の連休に!」
智流・直「決めるなー!!」
「END」
CAST
朝香智流:八代拓
古橋光明:村田太志
小橋若葉:小澤亜李
時田萌子:井澤美香子
黒川真魚:M・A・O
真柴直:村川梨衣
小橋柚葉:木村珠莉
小橋乙葉:浅倉杏美
先生:能登麻美子
店員:石上静香