夏休み1日目。若葉の場合、部屋で髪を整える。
若葉「何をしましょうか。」
夏休み2日目。智流の場合、部屋で宿題。
智流「宿題を早めに終わらせたら後が楽だな。」
夏休み3日目。若葉の場合、部屋で宿題。
若葉「宿題、ちゃんとやらなきゃですわ。」
夏休み4日目。智流の場合、部屋で運動。
智流「退屈な休みがいやだから体を動かそう。」
夏休み5日目。若葉の場合、テレビで映画を観る。
若葉「ぼ〜〜〜〜。」
夏休み6日目。智流の場合、外でジョギング。
智流「夏は良いな、良い汗かく。」
夏休み7日目。若葉の部屋に智流がいた。
若葉「暇・・・」
部屋のソファーで横になる若葉。
智流「若葉どうした?」
若葉「夏休みがこんなに長く辛いものだとは。」
智流「確かにそうだな。と言ってもまだ始まって7日目だしな。」
若葉「皆さんに、会いたいです・・・」
リビング。家電の子機を持ってる若葉。
若葉「電話番号は聞いてます。思い切って、遊びに誘って!でも、いきなり掛けたらご迷惑でしょうか・・・もしもいやそうに断られたら・・・私は、どうすれば・・・いや、でも・・・」
興奮して深呼吸する若葉。
智流「落ち着け若葉、大丈夫だ。」
柚葉「若葉さん、どうかなさって?」
すると電話が鳴った。
若葉「うわあああああああ!!!」
智流「うお!?」
すかさず電話に出る。
若葉「あ、はい!小橋でございます!!」
萌子『もしもし?あ、若葉ちゃん?』
若葉「も、もしかして、その声はモエちゃん?」
電話してきた相手は萌子だった。
萌子『うん。あのね、皆でプールに行こうって話になってるんだけど、良かったら若葉ちゃんも一緒に行かないかな?って。あ、もちろん智流君も一緒に。』
若葉「うわああああああ!!」
興奮した結果、泣いてしまった。
萌子『若葉ちゃん大丈夫!?』
子機を取って、智流が代わりに出る。
智流「もしもし萌子か?」
萌子「あ、智流君。若葉ちゃんどうしかしたの?」
智流「若葉は今嬉しすぎて泣いてしまってるんだけど。若葉、プール行きたいか?」
若葉「はい!行きたいです!プールなんて小学校以来ですし!」
智流「そうか。若葉も行きたいって。小学校以来だって。」
萌子『そうなんだー、水着はある?』
智流「俺はこの前買ったからある。若葉、水着はあるか?」
若葉「小学生の時のは、大事に取ってありますわ。」
智流「え?なんか小学校時代の水着ならあるって。」
萌子『えー!?それじゃあ着られないよ?』
智流「だろうな、若葉、新しい水着買いに行こうか?」
若葉「大丈夫です!気合でなんとかなるので!」
智流・萌子「ならないよ!」
萌子『あ!そういえば、去年買って着れなかった水着があるんだけど、それで良かったらどう?』
智流「え?良いのか?」
萌子『良いよ。捨てようかなって思ってたところだし。』
智流「そうか。若葉、萌子が着れなかった水着があるって言ってたから貸して貰えばどうだ?」
若葉「いいえ!そんな図々しい真似は出来ません!こうなったら昆布を持って行って身体に巻き付けます!きっと良い出汁が取れますわ!」
智流「ぶはっ!!何だそれ超迷惑だろ!やらないでくれ!」
こうして電車でプールへ行く事になった。
直「それで結局モエのを借りることにしたんだ。」
若葉「なんとしても、同じ形の水着を取り寄せて、お返ししますわ。」
萌子「着れないから寧ろ困るよー。」
真魚「でもサイズ合うんすか?身長差結構あるんすけど。」
萌子「見栄はって大きめのを買ったから、ピッタリ合うと思う。」
直「胸か。」
萌子「うっ。」
なんだかんだあってプールに着いた一行。女子更衣室で水着に着替える4人。
真魚「じゃーん!ビキニー!」
ビキニに着替えた真魚。
萌子「まおちゃんの水着可愛いー!」
真魚「でしょでしょ?モエちゃんの水着もらしくて似合うっすねー!」
萌子「どうも、なんか照れるなー。」
直「泳ぐのにそんなフリフリ必要ないな?」
真魚「競泳水着!?」
直の水着は競泳水着。
真魚「本当は可愛いの着たいクセにー。」
直「そんなものは、似合わない・・・」
真魚「えぇー?勿体無ーい。」
胸を見てそう呟く。
直「どこを見て言ってんだよー!」
萌子「若葉ちゃん遅いねー。」
真魚「着方が分からないんじゃない?」
直「浴衣かよ。」
萌子「若葉ちゃーん大丈夫ー?・・・え!?若葉ちゃん!着方が違ーう!」
若葉「え?違うのですか?」
直「どうやったら間違えるんだ?」
そして若葉も水着に着替えた。
真魚「おー!似合うっすねー!」
若葉「はぁ、布の面積が小さすぎます・・・」
萌子「良かったらそれ、若葉ちゃんにあげるよ。」
若葉「えー!?申し訳ないですー!」
萌子「どうせ私は着れないし、若葉ちゃんの方が似合ってるよ。」
若葉「そんな、そんなに親切にしてくれるなんて・・・まさか呪われた水着なのでは・・・?」
萌子「そんなんじゃありません!」
その頃智流と光明は、外で4人を待っていた。
光明「さぁーて、4人の水着がどんなんか楽しみだなぁー。」
智流「お前それが目的かよ。ん?」
周りを見ると、女性達が智流を見ていた。
智流「あれ?なんで女性の方々皆、俺を見てんだ?」
光明「それは簡単、お前がクールな顔立ちだからだよ!」
智流「いや俺、あんま嬉しくないな。」
真魚「おっ待たせー!」
智流「来た来た。」
やっと若葉達4人が合流してきた。
萌子「2人の水着格好良いねー。」
光明「サンキューサンキュー!」
智流「さて行くか!」
6人はプールに向かった。
若葉・萌子・真魚・直「うわぁーーー!!」
真魚「広ーい!おーっし!柴さんウォータースライダー行くっすー!」
直「いきなりだなー!」
光明「俺もー!」
真魚は直を連れてウォータースライダーへダッシュした。光明もダッシュして2人を追い掛ける。
智流「萌子はどうする?」
萌子「私は、あれ?若葉ちゃんは?」
若葉「あぷ、あぷあわわわわ!」
プールに溺れていた。
萌子「若葉ちゃんカナヅチだったんだね。」
若葉「モエちゃんは泳げるのですか?」
萌子「じゅ、15メートルぐらいなら!智流君は?」
智流「普通に50は行くぞ?」
若葉「そうですか、私、今日は10秒水に顔を付けることを目標にしますわ。」
智流「そうだな、初心者に最適だな。」
萌子「頑張ってー!」
若葉「では!」
息を大きく吸って止めて、水に潜って10秒数えるが、直に直撃して沈んだ。
智流・萌子・直「若葉ーーーーー(ちゃーーーん)!!」
その後、ウォータースライダーで滑ったり、ジュースを飲んだり、濡れた身体で地面に付けて、クローバーの形を作ったりもした。
そしてあっという間に夕方になった。
若葉「わーーーい!」
智流「おい若葉、走るなよ。」
子供みたいに無邪気に走る若葉を追い掛ける智流。
直「元気だなぁ・・・」
真魚「初めて大きなプールに来た小学生みたいっすねー。」
萌子「良いなー、若葉ちゃんは。」
若葉「モエちゃん波が!波ですわー!」
波のプールではしゃぐ若葉。
萌子「何をやってても、楽しそうで。」
そして着替えて、駅に向かう。
光明「あー楽しかったなー!」
若葉「明日も行きましょー!明後日も明々後日もー!」
直「毎日は流石に・・・」
萌子「じゃあ来週、皆で夏祭り行かない?」
若葉「夏、祭り?」
真魚「良いっすねー!花火大会もあるし!」
直「そうだな!じゃあ夜の6時くらいに集合するか!」
若葉「あっ!」
智流「ん?どうした若葉?」
若葉「6時・・・」
萌子「若葉ちゃんどうしたの?」
若葉「残念ですが、私、幼稚園の頃夜外に出掛けて迷子になった事がありまして・・・」
智流「そんな過去が。」
目的の駅に着いて若葉と智流は先に帰る。
若葉「ごきげんよう・・・」
智流「じゃあな皆。」
萌子「門限が6時か・・・」
真魚「どうするっすか?4人だけで、行くっすかー?」
直「それもなんか、気が引けるな・・・」
萌子「あのね!私、思うんだけど!」
光明「お安い御用だぜ!」
萌子「まだ何も言ってないよー。」
直「言わなくても分かるよ。な?」
真魚「うんっすー!」
萌子「そっかー!そうだね!」
若葉を誘う作戦に同意した4人。
「END」
CAST
朝香智流:八代拓
古橋光明:村田太志
小橋若葉:小澤亜李
時田萌子:井澤美香子
黒川真魚:M・A・O
真柴直:村川梨衣
小橋柚葉:木村珠莉