爆音と豪熱が爆ぜた。
「死ね、邪魔するならおまえから殺す!!!」
それがただ一人の少女の拳によって引き起こされたと誰が信じられようか。少なくともその暴威を間近で感じたほむらですら信じられないほどだ。
巴マミと一人の魔法少女の戦いが始まったのと同時刻、こちらでもまた同じく戦いが繰り広げられていた。
綺羅綺羅とした魔法少女の衣装を身にまとう少女と、さながらダークヒーローのような衣装の魔法少女が戦いを繰り広げている。
それはあまりにも一方的に見えた。
「ま、どか」
「大丈夫だよ」
心配した声は、なんとか出てくれた。そんな声を掛けられた少女、鹿目まどかは大丈夫だと笑って見せる。
「よそ見してんじゃねえぞ!!!」
そんな隙を相手は見逃さない。緑を基調とした魔法少女の衣装を身にまとった少女はその両の手にあるガントレットを振るう。
生じる業炎とともに振るわれる拳。真に恐ろしいのは炎ではない。彼女が炎を出しているというのは副次的な効果でしかないということだ。
彼女が使っている魔法は一種類。単純な強化魔法でしかないという事実に鹿目まどかは戦慄する。
ただの強化魔法は普通、拳を振るって炎を出すなんて芸当はできない。炎が出るということは熱が発生しているということ。
原理は簡単だ。摩擦熱。大気との間にある摩擦熱によって熱が生じ、それが焔にまで昇華しているだけなのだ。
なんのことはない。彼女の拳が炎が出るほどに速く力強いということなのだ。
その速度、音速を優に超えている。人間が出せる限界を超えさせるのが曰く強化魔法ではある。しかし、これほどまでに常識を振り切った強化魔法など見たことがなかった。
この降り注ぐ大嵐による大雨が吹き飛び、空に青空が浮かんでいるのがその証拠だ。その光景を作り出したのが彼女の拳一つというのだから戦慄はさらに深まっていく。
きれいだとか思う暇などありはしない。彼女の拳はもはや大砲、いや、ここは最上級で示そう。核兵器と言っても何ら変わりがない。
彼女が拳を振るえばそこが爆心地となる。衝撃波とともに生じた莫大な熱量が全てを焼き尽くして消し飛ばしてしまう。
その光景は、まさにこの日本に落とされた二発の原子爆弾が引き起こした光景と類似している。逃げ遅れた人間が炭化したままそこに立っている光景など、現代で見ることなどないだろう。
そんなものが目の前で彼女が拳を振るえば、地面をければ視界いっぱいに広がるのだ。
まどかはそんな拳の連撃から逃げ回っていた。逃げるといっても簡単ではないが、巴マミと積み上げてきた戦歴が与えた心眼がまどかに相手の動きを先読みさせる。
それだけではない。鹿目まどかは迫る彼女と相対するために技術の全てを用いている。まずは全身の身体機能の強化。
相手と同じ土俵に上がらずとも、少しでも近づくためにこちらも身体強化は必須だ。音速を超えなくとも重力を振り切るために身体強化魔法を行使する。
それだけでなく重力を完全に振り切る飛翔魔法。継続的に使用する為に魔力の消費が多きものの、出し惜しみなどできるはずがない。それで機動力を確保する。
相手の妨害も忘れない。各地に罠を設置する。それは拘束魔法。踏めば相手を拘束する魔法だ。それで時間を稼ぐ。
むろん逃げ回るだけではない。攻撃は弓。魔力で編み上げた矢を引き絞り放つ。それは上空で分裂し雨のように相対する魔法少女へと降り注ぐ。
それは相手に対する妨害だ。そうして常に距離を取りながら鹿目まどかは戦っている。それでかろうじて戦況を互角へと持って行っていた。
だが、相手はそんなもの歯牙にもかけない。そんな小細工が通用するかとでも言わんばかりに、全てを力づくで真正面から打ち破っていく。
技術や小細工といったものは敵と戦う際に重要ではあるが、忘れてはならないことがある。それが通用するのは実力が拮抗しているか、少しだけ上か劣る相手のみだということだ。
どんなに技術を用いて差を埋めようと地上を這う人間が天をつかめないのと同じように、隔絶した差を覆すことは不可能。
曰く、技術? 気合いや根性? そんなもの圧倒的な力の前には無意味だということだ。
「――――」
だからこそ、鹿目まどかの目の前に少女はいた。相手がただ歩いただけで、鹿目まどかは致命傷を負う。超常の身体強化によって相手の力はどこまでも高められている。
現在進行形で身体強化の深度が上がっているというのが信じられないほどだった。
そんな相手が目の前で拳を振り上げていた。そんな動作で大気が動き、まどかの体を引き裂いていく。
「ぶっつぶれろよ。私は魔女を殺すためだけに魔法少女になったんだ――」
――それは荒々しい暴風。
では、こちらはなんというべきか。そうパズルだ。荒々しい他方の戦いと違って、巴マミと相対する少女の戦いは綺羅綺羅しさなどない。
そこにあるのは冷徹なまでに自らの能力を計算に入れて、演算を繰り返す女二人だった。己にできることを正確に把握し、相手の手札すらも把握しようと互いに駆け引きを切り返している。
鹿目まどかの戦場と比べてもそん色ないほど激しい戦闘ではあるが、その激しさの中には冷徹なまでの寒々しさが同居していた。
全てが壮絶、全てが隔絶した技量と能力のぶつかり合いであり、そこには確かに超常をそのまま体現したような熱量が存在している。
だが、言った通り芯にあるのは氷だ。冷たく冷徹に、激しい熱量の中で自らを俯瞰し、相手を捉えて勝利への道筋を組み立てていく。
これはなんといったか。糜爛した熱量の中粛々と進んでいく歯車の名前はいったいなんだったか。
「ああ――」
暁美ほむらは気が付いた。そう地獄の歯車だ。
絶望をくべれば加速度的に速度を増す蒸気機関の歯車。ほかのありとあらゆる可能性をすりつぶし、ただ一つアクマが得するという結果にだけ持っていく脚本。
「だ、め」
魔法少女は戦えば戦うほどにソウルジェムは濁っていく。このままではすべてが終わってしまう。アクマが描いた筋書き通りに。
魔法少女大戦などというバカげた筋道による特大の絶望を与え、魔法少女を魔女として莫大なエネルギーを得る。
そんなこと認められるはずがないだろう。
だが、どうしろというのか。
「――――」
爆音が爆ぜる。銀の二輪車が空中を駆けていく。それを巴マミがうち落とせば、そこから現れるのはお菓子の兵隊。
チーズを運ぶだけの役割のそれは爆弾を運んでいる。巴マミはそれを最小の動作で躱していく。
マスケットで殴りつけ、蹴り飛ばし誘爆させてみずからへのダメージを最小限にして戦場に自らの手足であるリボンを張り巡らせていく。
戦場を支配すれば相手の動きを止められる。魔法を同化することはできないのは確認できている。また、リボンを足場に縦横無尽に動き回ることで、相手に狙いをつけさせないようにするのだ。
「ねえ、笑ってよ」
笑えないなら笑えるようにしてあげるとでも言わんばかりに少女が次なる能力を行使する。
死の曲を演奏する。流れる戦慄は優麗であるように思えて、何よりも空々しく寒々しい。それは死の舞踏。死の演奏。死、死、死。
ただ聞くだけで首をかきむしりそうになる。そういう魔女の能力。
「ふざ、け、ないで!!」
マミはそれを一蹴する。
巨大マスケットの轟音にて演奏をかき消すと同時に本体を狙う。
しかし、その一撃が届くことはない。
創形された蒸気機関。巨大な機関は、誰かの夢の残骸だった。轟音を立てて駆動する蒸気機関の刃がマミへと殺到する。
「そう、そっちがその気なら」
受けて立とう。
顕現するマスケットの軍勢。
主の指示とともに勝利をもたらさんと弾丸が放たれた――。
着弾した剛腕が鹿目まどかの腹を突き破る。
「――――」
「まどか――!」
ほむらの悲痛な叫びで腹から骨が飛び出したが、そんなの知ったことかとまどかの名を叫ぶ。
「だい、じょうぶだ、よ、ほむら、ちゃん――」
だって、自分は魔法少女だから。
魔法少女の魂はソウルジェム。これが壊されない限り、魔法少女は永劫死ぬことはない。祝福であり呪い。人間の身で魔女を倒せぬからとインキュベーターが施した呪縛。
「つか、まえたよ」
そして、ついに捕まえた。右腕を深くまで突っ込まれたその腕をつかみ取る。痛覚はすべてカットしている。痛みはない。
あるのはただ不快感だけだ。
中空に浮かべる弓と矢。創形した己の得物で相手を狙う。
「この、はな、せ!!」
剛腕が振るわれる。ただそれだけで、まどかの首から上が消し飛ぶ。だが、死なない。ソウルジェムが砕かれない限り魔法少女はしなない。
だが、忘れてはいけない。それは相手も同じなのだ。
放たれる矢。突き刺さっても相手は行動不能にはならない。なおも激しく連打をまどかに叩き込む。
砕ける肉体と、元に戻る肉体。
互いに魔力の全てを使ってでも相手を倒そうという強い意志があった。
全身が砕かれようともまだだ。あきらめない。みんなを助けるために魔法少女になった。その祈りは誰よりも強く。誰よりも優しく。何よりも尊いものだと信じている。
たとえ化け物になるのだとしても、こんな結末は認めない。だからこそ、鹿目まどかは戦うのだ。
突き刺さった矢が、爆ぜる。植物の種が成長するかのように相手の体内で爆発的に成長し、体内を破壊してそのまま地面へと深く深く根を伸ばす。
「が――」
その間に治癒魔法で再生を終えたまどかは、矢をつがえる。
「少しだけ、眠ってて」
「ふざ、けるなあああああ!!」
力任せに体内にある魔力の根事全てを引きちぎり、拳を握る。あきらめるかよ、諦めるものか。魔女を殺す。そのために邪魔をするならそれも殺す。
暴虐のままに力を振るう。
それに向かって矢を放った――。
――放たれたマスケットによる整列射撃。
精密な統制射撃が捉えないものなどない。相手の手を全て叩き落す。
「――――」
その間隙に、滑り込むように砂煙を突き破って現れる少女。その右腕にいやな光がともっていた。
「――――」
マミは下がる。
追従する少女。その右腕は触れるもの全てを消滅させている。
マスケットの弾丸も全てだ。
「――――」
空間すら削りとる。振るえば、巴マミは彼女の前に引きずりだされてしまう。
幸運なのは連続使用ができないことだ。何とか相手の攻撃をいなして距離をとることに成功してるが、すぐに引き寄せられる。
そこに新たな能力でも重ねられたら厄介だ。
「まずいわね」
そろそろ限界だった。
体は動く、頭は冴えている。過去最高、相手の手を読み切って善戦しているが、それでも届かないのはソウルジェムに溜まった穢れの差。
相手が無理がきくというのに、こちらはきかないというのは大きな差だ。
「けどね――」
最強の名を背負う以上、負けるわけにはいかない。巴マミは少なくともそう期待されている。
「なら、応えてあげないとね」
強がりかもしれないが、少なくともここが頑張りどころだった。
「――――」
そんな巴マミの前に広がったのは自らの過去だった。地獄のような事故の記憶。その頭上には燦々と輝く太陽があった。
灼熱だ。
この太陽はすべてを焼く。影が深ければ深いほど、強く強く焼くのだ。
その中心に少女はいた。
「そっちが、それなら」
そういかに地獄を見せられようとも。自分の背には、彼女がいるのだと言い聞かせて、大砲を創形する。
「ティロ・フィナーレ!!」
自らにできる最高の砲撃を放つ。これで終わらせるのだと信じて――。
暁美ほむらは二つの戦いの結末を見届けることになった。
それがまるで彼女の使命だとでも言わんばかりに。
「あーあー、君が何もしなかったから相打ちだよ。まったく、理解できないな。友達だったんじゃないのかい?」
「――――」
鹿目まどかが、巴マミが、戦った結果は互いに互いの敵を撃った。鹿目まどかが背後からマミが戦っていた相手を、マミはその逆を。
最後の一撃が、貫いたのは自分が戦っていた相手ではなく仲間が戦っていた相手。
その結果、二人の魔法少女の運命もここに決した。
全ての力を使いつくした魔法少女の運命は決まっている。魔女化。二体の強大な魔女が、数日のうちに世界を滅ぼすという結末を迎えたのだ。
「――――」
暁美ほむらは、全てが終わったのだと悟った。諦観する。もはやどうにもならない。どうしようもない。じゃあ、どうればいいんだ。
魔法少女は死に絶え、特大の魔女が二体も残った。もう終わりだ。至極自然な道理としてここで死ぬし人類は滅ぶのだと理解する。いや、そもそもこんなものからどうして守り切れると思っていたのかとすら思う。
あがく気力はもとよりない。訪れる死をただひたすらに待つ。もはやそれだけしか彼女に残されたものはない。
「何を諦めているんだい暁美ほむら。君がいるじゃないか。さあ、願いを言うんだ。僕がその願いを叶えてあげる。もしかしたら、君なら世界を救えるかもしれないよ?」
甘言を吐くアクマ。
もはやそれしか手はないのか。友が魔女となった。滅びの運命からは逃れられない。
願うは救済。恥も外聞もなく懇願する。心臓を抉り出しても構わない。この状況が好転するのであれば神でも悪魔でもいい。ただ一心不乱に奇跡を乞う。
だってこのままだともう終わりだ。すべてが滅ぶ。
根性や勇気でどうこうできる領域など、とうの昔に超えている。
悲劇の幕は上がったままだ。
出てしまった結果を覆したいというのなら、あとはもう奇跡に縋るしかない。
「キュゥ、べぇ――」
声が震えた。その先が出てこない。身体が冷えている。もうすぐ死ぬ。その前に願いを言わなくちゃと思っているのに、言葉が、どうしても出てこない。
友達の言葉は確かに残っているから。そうすれば最後、生き地獄。人間ではなくなる。魔法少女としてインキュベーターのいいようになる。
それは駄目だと親友は言った。それはだめだと先輩は言った。それは駄目だと友達がいった。
なら、どうすれば良いんだ。どうすればいい。
自らの身体を抱きかかえて彼女は震えながら天を仰いだ。
ただ一心に、哀切を込めて慈悲を乞う。
もはや正気を失っている。一心不乱に祈る。
光よ降り注げ。
よってそれは、純粋であるがゆえに呼び寄せた。
「――夢を描け」
「――――」
声が響いた。インキュベーターの声ではない。それは知らない男の声だった。
「どうしたんだい? さあ、早くしないよ」
「夢を描け」
「声――」
「声? なんのことだい?」
インキュベーターには聞こえていない。自分にだけ聞こえる声。自分は狂ったのか。狂ったのかもしれない。
でも、もしこの声が救いなのであれば、
――お願い、みんなを助けて、こんな現実は、いやだ。
理想を願う。理想を願う。理想を願う。
やり直しを願う。こんな現実を覆してみんなで笑える世界を、願う――。
「愛いな、愛い愛い。好きに夢を描けばいい」
その変化は如実だった。傷が消えた、痛みが消えた。目の前にいたはずのインキュベーターも消えて、がれきの山も何もかもがなくなっていた。
「な、に、これ」
何が起きているのかわからない。魔女の結界? 魔法少女の力? いいや、違う。魔女を、魔法少女を間近で見てきたほむらにはわかる。これはそういう力ではない。
「笑ってくれよ。我が父のように、母のように――おまえたちは幸せになるべきだ」
そこにいたのは男だった。白髪の男。中国の仙人のような恰好をした男がいた。
「だれ……」
「救ってやろう。おまえたちすべて。俺はそのためにここに来たのだから」
「すく、う」
つまり彼は救いの手と考えていいのか。
幻想ではなく、幻覚ではなく。
「黄錦龍という阿頼耶である。願う通りに、思う通りに夢を描け。眷属の許可を与える。おまえの夢を描けばいい。そして、笑ってくれ。おまえたちみな笑ってくれ。幸せになってくれ」
感じるのは誰よりも強い慈悲の心だった。誰よりも深く、誰よりも強く他者の救済を男は願っていた。
「やり、直したい。今度は、私も、みんなと一緒に。違う、インキュベーターなんかに頼らなくてみんなも、みんなで」
その理想に黄錦龍と名乗った男は笑った。
「
紡がれるは己を示す号。
かつて冠された名を再び顕象させるべく解き放っていく。
かつてはそのやり方が間違っていた。阿片で酔わせて夢を見せる。だが、それではだめだと教えられた。
だがそれでも黄錦龍という男はこれ以外にやり方をしらないのだ。
――好きに夢を思い描け。そのときおまえは、おまえの中で世界の勝者だ。
――俺はおまえの幸せを、いつ如何なるときも祈っている。
変わったのは、その内容だ。
「太極より両儀に別れ、四象に広がれ万仙の陣――」
広がる黄錦龍に冠された号、截教の仙人たちが闡教を倒すため布いた最強の陣にして最優の盧生が紡ぐ夢の陣――万仙陣。
夢に落とし、視たいものを見せて異形へと変える。それはまるでインキュベーターのやり方に似ている。
だが、それでは人類は滅ぶ。幸せのうちに滅ぶ。
それでは駄目だと殴りつけられた。娘にも封神台で叱られた。
仙人が出した答えは、方向の転換と言えた。
可能な範囲で現実を変容させる。夢に落として完全に叶えるのではなく、不完全でもよい方向に行くように現実を変える。
協力強制で相手の力を使うからこそ、最優の盧生である黄錦龍だからこそ可能となる技だった。
誰もが嵌るが、願いの深度によって効能はまちまちだ。多く変わることもあればまったく変わらないこともある。
それでも、少しでも良い方向に行くように変えてやるのだ。人は苦界で生きる。それでも夢があるからこそ、この苦界で少しでも頑張れるのだ。
だから、その夢を少しでもいいから叶える。それが黄錦龍の夢となった。
絶望の中で泣き顔で願われた彼女の願いの深度は深い。超深度で願われるやり直し。
良いだろう。好きに夢を描くといい。
黄錦龍はそれを肯定する。
もとより人の夢を彼は否定しない。
協力強制は常に成立している。夢を見て、現実を変えたいと願えば、誰にでも黄錦龍は手を差し伸べるのだ。
よって巻き起こる時空間の反転。時は後ろ向きに刻み、始まりの時へと回帰する。
「――――」
「俺が救ってやろうおまえたちすべて――」
眷属の許可を与える。
おまえたち五人の願いを聞き届けて、理想を叶えるために、今再び万仙陣は回るのだ。
この構成はわざとです。
さて、次回から本番。万仙陣よ回れ回れ。
キュウべぇ率いる魔法少女集団と黄錦龍の眷属五人による魔法少女大戦の開始です。