実況パワフルプロ野球-Once Again,Chase The Dream You Gave Up- 作:kyon99
「ところで、そんな後ろの方でコソコソしてなんか居ないで、そろそろ出てきたらどうなんだい?」
「えっ!?」
猪狩守が後ろを振り向くこと無く、その後ろにいるで在ろう人物に向かって声をかけた。
弟である猪狩進は、驚きながらクルッと体を後ろに向ける。
観客席に繋がる階段を登りきった所に、その人物は立っていた。
身長は、およそ百八十センチに届きそうな程の高さであり、猪狩守とほぼ変わらない高さだった。
ニヤリと不敵な笑みを浮かべる男は、空を見上げて口を開いた。
「いい天気だな。まさにこれが野球日和ってやつか? そうは思わないか、猪狩守に猪狩進」
「あ、貴方は!?」
「ふっ……。一体何処の誰かと思ったら、君は西強中学に居た
と、猪狩守がその名前を呼んだ。
太郎丸龍聖と。
そして、西強中学とはあかつき大附属中学同様、関西地方で唯一の全国大会の出場の常連校でもある。
全国大会では、何度も熾烈な戦いが繰り広げられ対戦成績はほぼ五分五分と言った両校とも勝るとも劣らない強さを誇るチームなのである。
また、太郎丸龍聖には呼び名があった。
猪狩守を凌ぐとも言われているその実力から中学野球の間では二人の事を『西は太郎丸龍聖』、『東は猪狩守』と区別される程の実力の持ち主なのである。
「何故、君がこんな所に居るのか聞きたい所だね。噂だと君は西強高校に進学したと聞いているが?」
「ま、噂通りに西強には進学したよ。でも、甲子園出場がほぼ決まってる常連校に進学しても、やり甲斐なんかねえもんでな。去年の大会前に俺達は、この頑張地方の山の宮高校に編入したんだ」
「山の宮だと?」
「どうせなら、猪狩。甲子園を目指すなら、何度も戦ってきた厄介者であるお前たち好敵手がいる強い相手と戦った方が燃えるってもんだ。そうだろ?」
「なるほど。わざわざ、この僕を相手に甲子園を目指そうと言うのかい? はははっ! 太郎丸、君にしてはなかなか面白いことを言うじゃないか!!」
「後は、小波球太だ。お前は勿論、あいつにもどうしても勝っておきたいからな。なんせ。『三種のストレート』なんて、馬鹿げた球を投げるピッチャーなんて普通は、居ないからな」
太郎丸龍聖は、視線をグラウンドに居る小波に向けながら言う。
「太郎丸さん。すいません、ちょっと良いですか? 今、貴方は『俺達』と言いませんでしたか? もしかして、貴方一人だけが山の宮に編入した訳じゃないんですよね?」
「ん? ああ、俺だけじゃあねぇよ。最高の相棒である
「――ッ!?」
守と進の二人は、同時に驚いた。
太郎丸龍聖の実力は本物であり、何度もあかつき大附属中学時代に苦戦を強いられてきたのだが、その相棒を務める名島一誠にも太郎丸龍聖以上に苦しめられたからである。
一言で言えば、高校一の捕手と呼んでも過言では無い人物だ。
巧妙な頭脳的リードに、強肩の光るディフェンスは、既にプロレベルに達している。プロスカウトの一部では、太郎丸龍聖と名島一誠のバッテリーを一緒に取りたいと明言しているスカウトもいる程だ。
名島一誠のその実力は「足元にも及ばない」と猪狩進自身も認めている。
「まぁ、お前達と順調に勝ち進んで当たるとなれば、決勝戦に成るだろう。俺と一誠は、ベストコンディションで挑んで甲子園の切符を掴むつもりだ」
「ふふふ。実際、この地区のレベルは底が知れていてウンザリして居た所だったんだ。君みたいな人物が居てくれた方が、僕のモチベーションが上がるって事だよ」
「へへ、言うじゃあねえか、上等だ! 俺はあかつき大附属を倒して甲子園に行くぜ!」
ニヤリ顔を浮かべ「またな、猪狩」と太郎丸が言葉を口にするとその場から去って行った。
そして、階段を降って行き姿を消した時、猪狩守は、視線をグラウンドへと再び戻した。
「……兄さん」
「太郎丸龍聖に名島一誠か。面白いじゃないか。何者で在ろうと邪魔はさせない。この猪狩守が、完膚なきまでねじ伏せてやる。そして、甲子園に行くのは僕たちあかつき大附属だ!!」
「そうですね!」
すると、猪狩守はグラウンドから目を逸らしながら、太郎丸龍聖が降りて行った階段の方へと歩き出す。
「どうしたんですか? まだ、小波さん達の試合は終わってませんよ?」
「小波達が上がって来ようと、恐らく今のレベルなら山の宮高校には負けるだろう。なら、僕たちは山の宮を迎える為の『準備』をしなくては行けない。それに丁度いい。そろそろ僕の『アレ』が、完成しそうだからな」
「兄さんの新しい切り札……。はい、そうですね。では戻って特訓しましょう!」
続きながら、猪狩進も兄の後を追うように足を進めた。
日照りが続いてグラウンドを眺め、猪狩守はボソッと呟きながら球場を後にした。
「小波、負けるなよ。僕たちは、お前のまだ見ていない景色を見てくる。そして・・・・・・、いつかはお前は僕の前に立ちはだって、戦う時が来るだろう。だが、その時に勝って笑うのは、もちろん、この僕たちの方だ!」
二回の表の攻撃。
六番、七番、八番打者と青葉の好投で三者凡退に終わってしまった。
点差は三点差のまま、二回裏のときめき青春高校の攻撃へと移り、七番センターの赤羽六が早川の投球練習が終わるのをネクストバッターズサークルの中で眺めていた。
「赤羽くん。どう思う? あの早川あおいさんのアンダースロー」
八番打者である小山雅がマスコットバットを持ちながら訪ねる。
「ん? まぁ、女にしちゃあ良くやってるだろうよ。ストレートのキレやノビはそこそこ良いだろうけどさ、ウチの青葉と比べたらバッティングピッチャー同様だろうぜ?」
「そ、そうなんだ……」
「だが、相手が男だろうと女だろうが容赦はしねえよ!! それじゃ早速、一発ぶちかましてやるとするかな!!」
そして、小山雅は、赤羽六がそのまま左打席のバッターボックスに入ったのを見送り、早川との戦いを待つ。
——キィィィィン!!
その初球。
低めのインコースのカーブを、強めに引っ張った鋭く低飛行の打球が、一塁線ギリギリを破りそうな勢いで飛んでいく。
だが、ファースト小波が食らい付くかのように横っ飛びでミットに収めるファインプレーを見せてワンナウトとなってしまった。
「……ふぅ」
「小波ィ!! ナイスプレーだぜ!!」
「小波くん! ありがとう!」
早川と星が賞賛の声を上げる。
土を払いながら、小波はグローブを軽く上げて返事を返した。
続く八番打者の小山雅が右の打席に入る。
乱れの無い早川あおいのアンダースローから繰り出すボールで三球ほど粘られたものの、簡単にツーストライクへと追い込んだ。
そして、ワザとインローへと、一球外して様子を伺った五球目。
アウトローへ逃げる様に落ちていく変化球のカーブを放り投げた。ギリギリボールカウントを取られるボールだった。
その球に思わず手を出してしまった小山。
「よしっ! これでテメェは、三振だぜ!」
そう心の中で呟いた星ではあったが、なんと体勢を崩した不安定なフォームからバットを強く振り抜いた。
「な、なにィ!?」
快音を鳴らし、打球は早川の足元を鋭く抜けて行って、センター矢部の前に転がるクリーンヒットとなった。
「あの体勢からセンター前ヒットとは、恐れいるぜ。小山、お前、なかなかのバットコントロールをしてるじゃあねえか」
「えへへ、どうも。これでも僕らは、このチームになって試合経験は無いからまだまだだよ?」
「それじゃあ、今以上に強くなるって事だよな?」
「そういう事になるね!」
「それは楽しみだな」
「うん」
ニコッと笑みを返した小山は、そのままジッと小波の事を見つめていた。
早川は、小山に打たれた打球の軌跡を眺めながら無言でマウンドの足場を慣らす。
決して調子が悪いとかでは無い。球も走っている。ただ一つ原因がある。それは、チームの力不足なのだ。ときめき青春高校と恋恋高校の各自の差が圧倒的に違うのである。
「タイムッ!!」
心配になった星が、慌てる様に球審にタイムを告げ、マウンドへと足早で向かう。
すると、一塁ランナーの小山が小波に声をかけた。
「ねえ、小波くん?」
「なんだ?」
「あの……ピッチャーの早川あおいさんは、その……『女の子』だよね?」
「ああ、見れば分かるだろ」
小波はピクリと眉を少し寄せる。
「珍しいね。女の子が高校野球なんかしてるなんて……」
「そうか? まあ、珍しいって思うヤツもいるのかもしれねえよな。でも、早川が野球を好きな気持ちは俺たち以上に熱意があるって思うんだ。野球が好きなら男も女も関係ないだろ。確かに周りの連中は早川の事を色眼鏡で見ちゃうかもしれねえし、規則がどうとか違反してるとかどうとか言うヤツも居るのかもしれねえ。それでも俺はそれを絶対に覆してやりたいんだ」
「ど、どうして?」
「どうして? 不思議な事を聞くな。それは今も言ったろ? 野球好きなら誰でもやっていいんだって。なあ、小山。考えてみろよ。プロ野球でも女性選手が出て来たらさ、それはきっともっと野球が面白くなると思うんだよ。俺はもしかしたら早川が実証してくれる。そんな気がしてんだ」
「……」
ハニカミながら、小波が言った。
その眼には決して嘘は無い。心の底から本気で思っている。そんな鋭くて真っ直ぐした強い意志を持った瞳をしていた。
同時に小波を見つめながら、小山雅はこんな事を思っていた。
この人ともっと前から出会っていれば、きっと自分自身が、女の子である事を隠すような変な真似をせずに済んだのでは無いのかと。
今、目の前で同じ女性である早川あおいの様に堂々と楽しく野球が出来ていたのだろう。……と。
しかし、そんな想いは他所に試合は進んでいく。
タイムを解き、九番打者の青葉春人が打席に立った。
青葉に対する一球目。百二十キロのストレートを見送った。
「ストライク——ッ!」
球審のコールが響いた。
二球目。カーブを投げたが、甘い高めに入ってしまい、青葉はすかさずバットを振り抜く。
金属音の快音を残し、打球はレフトに上がる大飛球となるが、風に救われたのか、ポールのやや左にずれて行く、あわやホームランとなるファールとなって、恋恋ナインはホッと心を撫でた。
そして、三球目だ。
星は、インコース低めのカーブを要求する。
それに、頷いて早川が体を沈める投球モーションに移った瞬間の事だった。
一塁に居た小山は、急に走り出したのだ。
「と、盗塁!? 走ったぞ!!」
セカンドに立つ海野が、驚いた様子で声を上げ、すかさず二塁のカバーへと駆け込んだ。
その時だ。
バッターの青葉は、ニヤリと口元を緩め流打ちをするかのようにバットを振り抜く。
「しまった! これは一回の攻撃と同じヒットエンドランだ!!」
思惑に気付き、思わず海野が声を上げる。
すると打球は、ベースカバーへと走ってしまった海野が本来の定位置に居るべきだった、セカンド方面に巧く打球を転がした。
「赤坂ッ!! ベースに着けッ!!」
と、小波の声が響く。
「――えっ!? どうして!? どうして、君が……君がそこに居るの!? 小波くん!?」
一塁ランナーの小山は目を見開いて驚いた。
何故ならば、ファーストを守っている筈の小波は小山雅の直ぐ後ろに居たのだった。
青葉春人が転がしたセカンドを狙った強い打球に飛びついて、難しいショートバウンドをした所をファーストミットで捕球をしていたのだ。
そして。
ぐるりと、身体を一回転させながは巧妙な送球で二塁のベースに付いていた、ショートを守る一年生の赤坂紡にボールを送った。
「流石、小波先輩!! ナイスボールっス!!」
「よし、赤坂!! そのままファーストだ!! すぐにファーストに投げろ!! 早川!! ファーストのカバーに入れ!!
と、土塗れになった小波は叫んだ。
唖然としていた早川は、ハッと我に返りファーストのカバーへと走り出す。
「赤坂くん!! ボールを!!」
「早川先輩!! 行くっスよ!!」
勢い良く、ファーストに向けて送球をし、早川がキャッチをして一塁のベースを踏むが、打者の青葉も同時にベースを踏んでいた。
判定はどうだ・・・・・・?
一塁の塁審が、張り上げた声と、右腕を軽く上げて叫んだ。
「――アウトッ!」
怒号の様な歓声が沸き上がった。
三-六-一のダブルプレーの完成だ。
「う、嘘でしょ……。今の打球でダブルプレーだなんて……」
小山雅は、ただただ唖然としていた。
まるで小波球太は、青葉春人が狙ってセカンドのいた所に正確、且つ、鋭い速度の打球を巧く打ち運んで来る。と言う作戦を恰も読んでいたかのように、飛びついて追い付いては、転がったまま正確な送球をして見せたのだ。
そんなプレーなどプロ野球の試合の中でも、中々見ることが出来ないプレーなのだから、唖然としてしまうのは当然の事だった。
「助かったぜ、ナイスプレー!! 小波!!」
海野が嬉しそうに叫ぶのを筆頭に、恋恋ナインからも再び賛美の声が上がった。
小波が定位置に戻る時、打者の青葉は一塁ベースを踏んだまま立っていた。
「おい!! 小波!!」
ダブルプレーに倒れた青葉春人が声を上げて、小波は脚を止めた。
「何故、今の打球を取れた? こっちとしては、完全に裏をかいたと確信していたのに!!」
青葉春人は、悔しそうに小波球太を見つめていた。
「まあ。一回の攻撃に、三森のヤツに一発喰らわれていただろ? 小山がスタートを切った時に、もしかしてと思ったんだ。だから、小山がスタートした瞬間と同時に俺はセカンド寄りにポジションを瞬時に変えたんだ」
「……本当にそれだけか?」
「後は、目線だよ」
「目線だと……?」
「小山がスタートを切った時のお前の目線が、ちょうど海野の居たセカンドの定位置に目が動いていたからな。オマケに口元が緩まってるもんだからある程度の予想は出来たぜ」
「――くっ。どうやら俺は、お前たちを甘く見ていたようだな」
ギリっと歯を喰いしばり、そのままベンチへと引き返す青葉春人だった。
そして、スリーアウトとなり、二回裏のときめき青春高校の攻撃は零点に終わり、試合は三回の表へと進んでいく。
ベンチに引き下がり、ヘルメットをベンチの上に置き、とんがった青い髪を覗かせ、垂れ落ちる汗が床に落ちる。小山がタオルを渡し、汗を拭きながら、青葉春人は視線を小波を捉えたままでいた。
「青葉くん……。ゴメン、僕のスタートが甘かったみたいだったよ」
「いいや、小山。それは違う。どうやら俺の考えが甘かったみたいだ。最初から全力で潰すに値する良いチームだった様だ、全く恐れ入ったよ。恋恋高校、いや、小波球太」
「……」
「鬼力!! 次の回から俺は徹底的に奴らに対して全力で投げるぞ!! 決め球は勿論、『
「――ッ!?」
その場に居るときめき青春高校ナイン全員が驚きの表情を見せる。
「本気……なんだね」
「ああ、マジだぜ、小山。このチームになってから初めての試合だ。俺たちは負ける訳には行かねえんだ」
「……よし。なら、勝とうよ!! この試合!! 僕たちの今までの時間は決して無駄じゃないって事を証明して、勝ち進んで行こう!!」
三回の表。
九番の早川が右のバッターボックスに入る。
実際問題、早川は決してバッティングが良い方では無い。
その事は、ときめき青春高校ベンチにも感じ取れた様で、青葉春人の百四十三キロの真っ直ぐのストレートを、三球続けて空振りし、簡単に三振に仕留められてしまった。
「むぅ〜……」
ぷくっと両頬を膨らませた早川は足早にベンチへと引き返して来ては、小波球太の隣に座っていて間抜けな表情を浮かべている星に向かって「どいて!」と半ば無理矢理押し出す形で座り「はぁ〜」と星を睨みつけて、露骨に小さなため息を一つ吐いた。
「オイオイ、なんだよ!? いきなり人を追い出すなっつーの!! それに人の顔を見てため息なんから漏らすんじゃねェよ!!」
「だって、今の星くんの顔なんだかムカついたんだもん!! それより次のバッターはキミでしょ? ほら、早くネクストバッターズサークルに行きなよ!!」
「ああん? テメェ!! この俺の顔を見て、面と向かってムカついたとか言うんじゃねェよ!! 普通に傷付くだろォ!! こう見えて、俺は意外とガラスのハートなんだからよォ!!」」
星と早川が互いに互いを睨み合う中、小波は静かに、青葉のピッチングを見ていた。
「どうかした? 小波くん?」
「ん? いや・・・・・・、今の早川の打席で投げた青葉のストレート。さっきより速くなっていた様な気がするんだ」
「・・・・・・?」
「きっと、あの青髪ツンツン野郎はよぉ。尻上がりに調子を上げて来てるタイプなんじゃあねえのか?」
「・・・・・・尻上がりにしては早すぎる。まだ、三回の表の序盤だ。もしかして、あいつは、今までセーブして球を投げていたんじゃあないのか? それに、さっきの打席で俺達を甘く見ていたって言っていたからな・・・・・・」
「・・・・・・って事は! あの野郎は、この回から本気で投げて来るつもりかって訳か!!」
二巡目の矢部に対し、強気なピッチングで攻め続けた。百四十五キロのストレート、緩急を突いたナックルカーブでツーストライクに追い込んで見せる。
続く三球目、青葉のオーバースローのフォームから繰り出される変化球に誰もが度肝を抜かれる事になる。
右の打席で構える矢部の胸元に放り込まれた球は、鋭い切れ味のあるスライダーが、カクッと水平にアウトコースへと曲がって行ったのであった。
全く手が出せずに見送った矢部は、三振に斬って取られてしまった。そのまま、信じられない様な顔をして呟く。
「――ッ!? なんでやんすか!? 今の変化球は!!」
「矢部、とか言ったな。仕方がないから教えてやろう。今の球は真魔球と言って、俺の得意球であるHスライダーをベースにしたオリジナル変化球だ」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、青葉春人は矢部に向かって口を開いた。
「真魔球・・・・・・。オリジナル変化球・・・・・・」
「ベンチに向かって仲間に伝えろ! 俺たち、ときめき青春高校野球部を切り開いてくれる! この真魔球で!! お前達を敗北させてやるとな!」