“直”は素早いんだぜ。パワー全開だ!
兄貴ィッ!やっぱり兄貴はスゲェーやッ!
オメーは“ママッ子(マンモーニ)”なんだよペッシ!ビビったんだ。甘ったれてんだ!分かるか?え?オレの言ってる事。
“ブッ殺す”と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
《任務は遂行する》《部下も守る》。“両方”やらなくっちゃあならないってのが“幹部”の辛いところだな。覚悟はいいか?オレはできてる
うおおおおおお、死ぬ気か!?ブチャラティ!貴様ーッ!
分かったよプロシュート兄ィ!!兄貴の覚悟が!“言葉”でなく“心”で理解できた!
『栄光は…お前に…ある…ぞ…やるんだ…ペッシ…オレは…お前を…見守って…いるぜ…』
◆◆◆◆◆◆
2001年 イタリア
あの日、あの列車での死闘で
オレは死んだ
別にそれに関してどうこう言おうって気はさらさらねぇ…あのときオレと奴は覚悟をもって戦っていた
オレは奴を殺し、ボスへの手がかりを手にいれるという覚悟を
そして奴は部下も守り、幹部としての責務も全うするという覚悟を
あの戦いに悔いはない…間違いなくそう言える
はずだった
生き返って二度目の人生を送るなんて馬鹿げたことが起きさえしていなければ
暗殺チームにいたとき、こんなところは糞の掃き溜め以下だと思っていた
いつ死ぬかもわからねぇ、消耗品のように使い潰されて捨てられるオレたちは本当に人間なのかとさえ思った
何人も殺して、何人も殺された
明らかな異常、普通とはかけ離れた世界
オレはそんな世界に浸かりすぎた
いまオレが生きている世界は、それは《学園都市》とよばれる世界だ
あそことは違う、“覚悟“なき世界だ
世界の先を常に進む科学と技術、そして脳の開発による能力の発現
そりゃそれをはじめて聞いたとき胸踊ったさ、ワオ!アニメの世界にでも入っちまったのか?と
だがその興奮は長くは続かなかった
此処にあるあらゆるものが普通の延長線にあった
カリキュラムに沿った能力の開発?
先端技術が生み出す驚くほど便利な品々やサービス?
学校での友達や恋人?
そんなもんは“覚悟“を持って命を懸けて生きていたオレにとってはあまりにも薄っぺらでくだらないものだった
こんなものではオレは生きられないんだ
ブチャラティよ、オレはお前とお前に殺された自分自身を心底恨むぜ
そして神がもしもいて、オレをこんなところに生き返らせたというのなら
その慈悲深さでもって、死んだように生きているオレに、“偉大なる死”を
いつも4000文字とか書いてる人すごすぎ
あんなん無理だからぐだぐだやっていきます