生徒用に振り分けられた観客席に戻ってみると、今控え室にいるか舞台に立っている人間以外の全員がここに座っていた。
トーナメントに出る人間は緊張したような面持ちで会場を見ているが、他の人間は案外緩く、飲み物を好きに飲んだり、駄菓子を摘んでいる人間もいる。
……皆、悔しさを誤魔化すためにそうしているのか、単純に自由なのかは分からない。
「よっ、お疲れ、動島」
近くに座っていた尾白が話しかけて来る。
彼もまたストローのささった紙コップを持っているが……彼の場合は、前者だろう。そう結論づけ、ちょうど空いている隣の席に腰掛ける。
「おう。いやー、マジでヒヤッとしたわ。正直倒されるかと思った」
「いや動島、全然そんな様子はなかったけど?」
尾白は苦笑いを浮かべる。
他人から見ればそうだったろう。
「相澤先生も言ってただろう。あれは情報戦と手札勝負みたいなところがあった。
俺があの技を持ってなかったら……いや、そもそも1秒でも早く泡吹が攻撃してくれば……それだけで俺は負けてた可能性はある」
確かに直接的戦闘能力では振武が優っていたが、手数の多さと作戦の正確さで泡吹はカバー出来ていた。
ほんの少しでもボタンがかけ違えば、勝っていたのは向こうだった。
「どうかな? 俺はそうは感じなかったけど。そうなったとしても、動島だったら多少の無茶をしてでもあの壁を抜けたと思う。
――出来なくはないだろう?」
それは、――
「確かに、それはあるかもしれないな」
多少の怪我を度外視しても治せる。リカバリーガールがいるのだから当然だが。
「でも、それじゃダメだろ。ヒーロー志望として」
いつでも怪我を治してもらえる状況がある。
狭い範囲での限定的戦闘。
敵が殺さないように手加減してくれる。
試合終了と言えば本当に終了する。
そんな事が、現実であり得るはずがない。
目指すのは、自分も相手も傷つけ過ぎない、超短期決戦。
「――何となく、見えてきた」
自分の目指すべき戦いの形。
臨機応変に戦うというのは大事な事だが、自分の中でのパターンやゴールは明確に設定しておかないといけない。多分、振武が目指すべきものはそういうものだ。
「凄いよな、動島も、……塚井も」
どこか悲しそうな顔をしている尾白の横顔を見る。
「……やっぱ、怒ってるか?」
――どんなに言い繕ったってあれは卑怯な行動だった。
協力を持ちかけた本人が、協力相手を騙し討ちして決勝進出。よっぽどの聖人君子でもない限り、憤りを感じて当然だった。
「怒ってる……うん、怒ってるかな」
悲しそうな顔を、どこか困ったような苦笑いに変える。
「――不甲斐ない自分に」
――意外な言葉が返ってきた。
視線で先を促すと、尾白は会場をじっと見ながら話を続ける。
「まず、簡単に騙されちゃった自分に、腹が立つよ。
皆が敵、皆がライバルだったあの状況で、僕は塚井さんを完全に信じきっていた。出し抜かれていた可能性を1%だって考えちゃいなかった。
そりゃ、カモにも見えるさ。騙してくださいと言わんばかりだ」
振武は、何も言わずに話を聞いた。
否定出来ないからだ。
誰もがあそこで1番を狙っていた。勿論、魔女子のやった事を褒めるわけではない。だが圧倒的に効率的で、ルールに触れず、ポイントを稼ごうとすればそうなる。
善い方法ではなかったが、良い方法ではあった。
「別に、誰も彼もを疑ってかかる、なんて言うつもりは無いけど。
それでも改めて、よく考えて行動しないとって自覚させられた。そういう意味じゃ、塚井さんに感謝してるくらい」
「……お前、聖人君子かなんかか?」
物分かりが良すぎる。
その言葉に、尾白は声を上げて笑う。
「アハハ、んなわけ無いじゃん。自分を納得させる為にはそう思わないと、やってられないし……それに、塚井さんがただ1位になりたいだけで、あの方法を取ると思えない」
USJの折には自分の誘導までしていた。
他の人のフォローをして、自分自身も危険な状況にいたはずなのに、周りを助け、少しでも状況を良くする為に奮闘していた。
彼女が、何の理由もなしにそんな事をする、それこそ理由がない。
「……あいつは、驚くほどアホなんだよ」
振武は、少し呆れ顔で話し始める。
今魔女子はここにはいない。控え室にでもいるのだろう。それはある意味で好都合だった。
「あいつには圧倒的に自分がない。いやあるにはあるが、計算に入らない。
何かを天秤にかけた時、自分自身の感情や心が受けるダメージ……はたまた自分の命も、何もその皿には乗せないのさ」
自分という重りは、適当にそこら辺に置いておく。
無くさなければ良いだけで。
形を保っていれば良いだけで。
天秤にかける必要性はない。何故なら、それは余計な重みだから。
「頭良いのに、アホだよな。もっと自分に都合良く出来るのに、それを気にする気がねぇんだもんよ。しかも、1番利口なやり方はしないんだもん」
自分を悪者に落とし込んでも、結果を取る。
実は頭が悪いやり方だ。
恨む相手を自分に向けず、他人を使い、汚い所に自分の身を置かないようにする事だってもしかしたら出来るかもしれないのに、それは選択肢の範囲外だ。
いつも自分が貧乏くじを引く役に置く。
「……それ、大丈夫なの?」
「――全然、大丈夫じゃない」
尾白の言葉に断言する。
そんなもんで、大丈夫な訳がない。それを塚井魔女子は分かっていない。
自分がたった1人でいた時の事を、最悪の形で引きずっている。
その歪んだ固定概念が彼女の中で、癌のように膨れ上がっている。本当はそうではないのに、そうであると信じきっている。
「――ああ、やだやだ。面倒な友達を持つと、こっちは大変だよ」
憎まれ口を叩く振武の顔は、その言葉に相反する表情を浮かべていた。
◇
長い通路を歩く。
道は一本道。誰もいない道を、会場に向かって歩き続ける。
――なんなんだ、これは。
――なんなんだ、この状況は。
――なんなんだ、俺は。
疑問ばかりが、轟焦凍の頭の中を駆け巡り続けている。まるで目の前にくるくると飛び回る蠅のようにうざったい思考。
塚井魔女子も。
動島振武も。
自分の目的のためには必要がないことだ。自分たちは友達ごっこをしにこの学校へ、この舞台へ上がるわけではない。全ては最高のヒーローになる為。
それ以外のものは邪魔だ。
何度も。
何度も、何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
それを自分自身に言い続ける。
だが不思議なことに思考は全く消えない。
むしろより強く光る。
『――、凄いや、ヒーローに――ても、』
頭の中で、知らないはずの誰かの声が呟かれる。
知らないはずの記憶が脳裏をチラチラと陽炎のように過ぎていく。
「……なんなんだ、これは、」
騎馬戦で、動島振武に出し抜かれてからずっとこの状態だ。あの笑みを見てからずっとこんな調子だ。
『どこかで見た事がある気がする』あの笑みを見てから、自分の頭の中はずっと混乱している。
何かを思い出しそうな、しかし出てこないもどかしさ。
心当たりも見当も付かない状況でのこれは、下手な精神攻撃より焦凍を動揺させていた。
考えている間に、会場に出る。
『お待たせしました!!! 続きましては〜〜〜〜こいつらだ!!
優秀!! 優秀なのに拭いきれぬその地味さはなんだ! ヒーロー科、瀬呂範太!
プレゼントマイクの実況も、目の前で柔軟している瀬呂も遠くに感じる。
邪魔すんな。
俺は今考えているんだ。
『そっか、――――みたいになりたいんだ。じゃあ、いっぱい――――』
頭の中でリフレインし続ける知らない誰かの声が頭を離れない。
誰だ、どこのどいつだ。
そう頭の中で聞き返しても、記憶は雑音混じりに話すだけで、答えてはもらえない。
何かを言っていて、
それが大事な事だと、漠然と分かっているのに。
『START!!!』
その声が聞こえた瞬間、焦凍の体を何かが拘束する。
瀬呂のテープ。
それが勢いよく自分を引っ張り、場外に向かわせる。
何をしている。
邪魔をしないでくれ。
俺は考えているんだ。
時間はまるでギリギリまで閉められた蛇口から流れる水のようにゆっくりと流れる。
観客席に視線が行った。
自分がそうしようと思ってそうなった訳ではない。
単純に勢いにつられて顔をあげただけだ。
ちょうど目の前には、生徒達の席がある。
A組の席はすぐ目の前。
そこに――動島振武が、こちらを見て、
『――ねぇ、じゃあ、約束しよっか』
「っ――あ、ああぁあぁあぁあああぁ!!」
絶叫とともに、焦凍の個性が発動し、
その場に、会場の一角を埋め尽くさんばかりの氷山が生まれた。
「や、やり過ぎだろ……」
氷山の一角に埋め込まれるように立っている瀬呂の言葉を聞きながら、焦凍は動島振武を睨みつける。
一瞬だけ、ノイズが消えた。誰かの声が頭の中に響いた。
誰なのか、何なのか、分からない。
分からないはずなのに、
「――
動島振武に向かって、そう呟いていた。
◇
塚井魔女子の自己評価は、そう高いものではない。
能力の話ではない。
才能の話ではない。
人間として、塚井魔女子はそれほど良い人間だと思っていない。
性格上、同年代の女の子のように笑顔を振りまける訳でもない。他人の話を理解出来ても共感することはない。大きな欲求は、見て識る事くらいでそれ以外はとるに足らないものだと思っていた。自分では普通に話していると思っても「変わっている」と言われる。
ようは、人間としては落第点だ。
特別、という人もいたが、そんな評価は必要ない。
他者と、ある程度のコミュニティに馴染めなければ才能があろうと何であろうと関係なく、円滑な社会作りには邪魔と認識してしまう。
人は皆オンリーワン、社会の中での突出した自分を欲しがるが、それは本当の所幻想でしかない。
皆と普通に話して、
皆と同じものを好きになり、
普通の学校生活、普通の友人関係、普通の――恋をしてみたい。
基本的な価値観が他の者と違う塚井魔女子にとって、1番欲しいものは周りに溶け込める凡庸さだった。
だが、三つ子の魂百までという諺が示す通り。人はそう簡単に変わる事が出来ない。
いくら自分自身を普通にしたいと思っても持って生まれた価値基準を変えるのは難しい。
だったら簡単だ。
最低限、周囲の笑顔さえ守れれば良いのだ。
それが自分に向けられたものでなかったとしても、笑顔は見ているだけで嬉しいものだ。
異質な自分が、普通の世界を守る。
良いじゃないか、とても良い。
――それが、魔女子の
――もっとも、人の感情がそう簡単に消え去らない事を、魔女子は知らなかった。
「全く……何を思ったのか、随分派手でしたね」
控え室に備え付けられているテレビを見ながら、魔女子は小さく溜息をついた。
会場を映しているそこには、強大な氷山のような氷の塊。出力が自由自在だとは知っていたが、まさかここまで強力な攻撃が出来る個性だったとは知らなかった。
「軌道修正する必要性がありそうですね……」
頭の中で策略を練る。
そもそも、焦凍のあの火力(字としては凍力だが)のデメリットは把握出来ている。
上限がどれほどあるのか分からないが、あのような大火力は何発も連発出来るはずもない。必ず限界はあるはずだ。
だがそれを力技で突破するのは難しい。
魔女子は身体能力がなく、紙装甲。
大きく動きが鈍い動物では的にされる。
しかし小さな動物では倒す事が出来ない。
狼あたりが1番条件に合いそうだが、本体の自分を攻撃されればそれで終わりだ。それは避けなければいけない。
「だとすれば出来る事は……参りました、まだ試作段階でしかないものを引っ張り出さないと」
方法はある。
だが1番確実性があるものでも、それほど確実ではない。
当然勝つ事が目的ではない。だが必要最低限の強さがないとこちらを見てもらえないだろう。最悪苦戦するくらいでないと、
「――って、いけませんね、私とした事が」
一度思考を切り替えて立ち上がる。
まだここで考える必要性はない。時間はもう少しある。
その前に、片付けなければいけない事があるのだから。
焦凍と瀬呂の戦いで文字通り冷めてしまっていた会場も、今ではすっかり元どおりの賑わいを見せている。
『地味! 瞬殺! 瞬殺! なかなか予想外な事が起こっている今大会!!! 次のバトルはこれだ!!
表情も頭もクール!! 正直俺はこの子何考えてっか分かんねぇや!――ヒーロー科、塚井魔女子!!!』
「大きなお世話です……否定出来ない所ですけど」
プレゼントマイクのマイペースな実況に呆れ顔をしながら、会場に一礼する。
……微かにブーイングの声が聞こえるのは気のせいではないだろう。当然だ、騎馬戦でのあの戦い方はヘイトを稼いでしまう事請け合い。プレゼントマイクが積極的に文句を言ってこなかっただけありがたい。
『対!! スパーキングキリングボーイ! 上鳴電気!!!』
目の前には、何度か話をした上鳴が、普段のヘラヘラとした顔ではなく真剣な表情で立っていた。
彼とはUSJ以外でも数回話した(1回目はナンパだった)が、あんなに真剣な表情をするタイプだったとは、意外だった。
「……なぁ、塚井ちゃん。一個いいかな?」
「? はい、私にお答え出来ることでしたら」
じゃあ、と上鳴の表情が変わる。
真剣なものから――少し怒りを感じさせるものに。
「なんであんなやり方して、尾白のポイント取ったんだよ。卑怯だぜ、あれ」
……ああ、なるほど。
魔女子は納得する。
いくら緩い所があるとはいえ上鳴もヒーロー志望の少年だ。
あんな卑怯なやり方では怒りを買ってしまうのは無理はない。極めて当たり前のことだった。
だから魔女子は、
「――
敢えてその怒りを煽る。
「なっ、そんな事って、」
「そんな事なんですよ。あの場はチームメンバー以外の誰もが敵のバトルロワイヤルです。ルールに抵触していないものを、当人でもない上鳴さんがこうして糾弾するような形で言ってくるのは、御門違いです」
自分に集中してくれるのはありがたい。こういうタイプが義憤に駆られれば駆られるほど、周囲の事を気にかけられなくなるのだから。
そのまま魔女子は話を続ける。
「でも、ヒーローとして、」
「――貴方には、関係ないと言ったんですよ? 分かりませんか?」
罪悪感を押さえ込んで相手を小馬鹿にしたような眼をする。
「この程度の理不尽で冷静さを失う程度であれば、上鳴さんはヒーローに向いていません。
先生の言う所の――そう、〝見込みなし〟です」
『START!!!』という掛け声を気にかけられないほど、上鳴の顔は怒りに染まっていた。
「……俺、塚井ちゃんは本当は優しい子だと思ってた」
怒り、落胆。
見慣れてきた、1番嫌いな表情を向けられる。
「買いかぶりです。優しくありません。相澤先生と同じく合理主義なだけです」
ゆっくりと手をかざす。
「だから、こういうやり方もするんです」
上鳴の頭上に、巨大な影が落ちる。
「はぁ!?」
上を見上げれば、空中を舞う――否、落下してくる象がいた。
……魔女子は使い魔の出現場所をある程度操作出来る。勿論、自分の影響範囲内に現出させることは出来ないが、その代わり前後左右、そして上下の区別すらない。
アフリカゾウであるこの象の重さは7t。
落ちてくるだけで、十分な〝攻撃〟になり得る。
「チッ!!!」
上鳴は、全力で自分の個性である雷を放つ。
彼の個性は、指向性はないものの攻撃力は高い。何より視認して回避する事が難しいのも厄介だ。その代わりに、攻撃自体は単調で、しかも彼はあまり頭のいい方ではない。
象は確かに重くて大きな存在だが、すぐに落ちてくる訳ではない。実際少し高く設定したのだ。回避する事だって難しくはない。
だが急にやってきた攻撃に対応出来るような性格ではない。
「あぁ、言い忘れましたが――私出すのも一瞬ですけど、消すのも一瞬なんですよ」
魔女子の言葉と同時に、象は一瞬で砂のように消え去る。
「えっ――」
そこに、一瞬の隙。
何故消したのか、その疑問が一瞬だけ上鳴の動きを阻害する。
時間は、――それだけで良い。
「――ロボ、ブランカ、
魔女子の影に隠れるように生み出されていた二頭の狼が、上鳴のがら空きになった胴に体当たりを加え、場外にまで吹き飛ばす。
――時速50kmで走れる30kg後半の動物二体が、無防備な同じくらいの体重の人間に体当たりをする。
しかも、体を飛ばされる方向は、場外までの最短距離。
体全体を出さなければいけないならば、微妙に足りなくても、足の先でも出れば場外判定なのだ。
つまり、
「上鳴くん場外! 塚井魔女子、2回戦進出!!!!」
塚井魔女子の勝ちだった。
『おいおい、また場外、しかも瞬殺!!!!
実況の張り合いねぇぜ!!』
『お前の為にやってる試合じゃねぇんだよ……ったく、上鳴は冷静さを欠いた。そこが無ければ、普通に勝ってたのは上鳴だったろうさ』
上鳴の個性は強い。自分では防御も難しい。
だから全力を出す前に倒した。
「――っ」
その代償は、上鳴を吹き飛ばした狼達が受けたダメージ。
個性で発生した電気を纏っていたのだ。その体には火傷を受けた時のような熱っぽい痛みと、電気により痺れた感覚。
……少し休まないと、次の本番で十全に動くことが出来なさそうだ。
「っ、塚井ちゃん!!」
体を引きずるようにして歩くと、上鳴が声をかけてくる。
憤りを抑えている顔。
(……思えば、私が見ている顔って、こんなのばかりですね)
誰かの笑顔が周りにあって欲しいと思ってこういうやり方をしてきたのに。
気付けば自分の周りに笑顔があまり見当たらない。
自分はもしかしたら……なんて悩んでいる暇も余裕もなかった。
「ごめんなさい――今は、やりたい事があるので」
それでも、自分にはこういう方法しかないのだ。
そう自分をごまかしながら。
ハイライトみたいな形になってしまったのが口惜しい……。
というわけで轟くんと魔女子さんの第1回戦の模様でした。
瞬殺祭りでなんも考えていないように見えますが、それでも結構複雑でスレスレ。轟くんに関してはまたちょっと違いますが。
第1回戦よりも2回戦からがむしろ自分の中では本番なので、早めに進めたいと思います。
次回! ヤオモモフラッシュ!!! 乞うご期待!!!
感想・評価お待ちしております。