plus ultraを胸に抱き   作:鎌太郎EX

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episode2 共闘契約

 

 

 

 

 

 

「これは……何があったんだ?」

 

 用事をさっと済ませて帰ってきてみれば。

 何故か自分の弟子は道場の床で仰向けに寝転がっており、娘はいつも通りの無表情でお茶を出して座っている。

 どういう状況なのか皆目分からない。

 

「諸々の事情があって……殴られました」

 

「その事情が聞きたいんだがな……覚、どういう事だ」

 

 外出用の羽織を脱ぎながら聞くと、覚は少しの罪悪感もない顔で説明を始める。

 

「昨日喧嘩を売ってきたヒーローがこいつだったからぶん殴った」

 

 端的かつデンジャラスな答えだった。

 

「あぁ、昼に言っていた気に入らない男とは彼だったか。

 現場で鉢合わせとはな。担当する区分が違うように思えるが?」

 

 覚は鉄火場メイン。

 倒れているブレイカー……いや、本名触合瀬(ふれあわせ)壊は、どちらかと言えば諜報活動がメイン。

 滅多な事では被らないと思っていたのだが。

 

「ちょっと事情がありまして……すいませんもうちょっと治るまで待ってください」

 

 説明しようと起き上がるが、腹部の痛みでそれも叶わなかった。

 壊からすれば「師匠のお宅に入ったら何故かその娘さんに殴られた」という意味不明な状況だ。相手がセンシティだとは知らないので、余計にややこしい。

 

「覚、流石にやりすぎだな」

 

 一応でも振一郎が鍛えたのだ。それなりに武の心得を持っている壊をここまでの状態にした娘を咎めるように見ると、娘は娘でどうどうと親指で首を切るジェスチャーをする。

 

「こんな奴を家に上げ、おまけに道場で休む事を許可し、茶まであげてるんだから、むしろ優しい部類よ」

 

「お腹痛過ぎて飲めないけどね……」

 

 殴られても懲りていないというよりも完全な癖で、余計な事を言い続ける壊を置いて、振一郎は覚の正面に座る。

 

「覚、良い加減にしなさい。どんなに憎い相手でも、不意を打つのはまずい。相手は同業者でもあるんだぞ。

 そういう時は、正々堂々果たし状を送り、衆人環視の下ボコボコにしないと意味がないだろう」

 

「そうね、お父さん。じゃあ、まずは筆と硯を用意するわ」

 

「あんたら鬼か!!」

 

 痛いのも構わず起き上がった。

 時代錯誤も甚だしい。

 

「というか、僕は殴られる謂れはない! 君は何度かここで見かけた事はあるけど、話したことなんて一度もないだろう!?」

 

「……覚、名乗りも上げずに殴ったのか」

 

「……わ、忘れてたわけじゃないわよ」

 

 忘れていた。

 目の前に昨日のイライラの根元が出現し、体が勝手に動いた。

 

「こ、こほん、それじゃあ、改めまして。

 私の名前は動島覚。またの名を、――武闘派ヒーロー《センシティ》よ」

 

 その名前に、壊も動きを止め、一瞬顔を真っ青にして口を押さえる。

 

「ちくしょう、動きから同門だとは思っていたけど……まさか君だったとは」

 

「私はヘルメット被ってたし、プライベートプロフィールは公開してないから。

 というより、他に謝るべきところあるでしょう。まずは昨日私を散々コケにしてくれた事を謝りなさいよ」

「――謝るわけないだろうが。あれは僕の本心だ。そもそもマトモにヒーローやってないような人間に下げる頭はない」

「ハァ? 何それ、人の悪口言った事を正当化? あれは完全に批評じゃなくてただの悪口だったでしょう。

 しかもなに、「僕」って。昨日は「俺」だったじゃない。猫? 猫被ってるの?」

「公私混同はしない主義なんだよ。君と違って」

「――お望みならもう一発。今度は一生流動食しか食べれない体にしてあげるわよ」

「――望むところだ。バラバラにされるのを覚悟の上で言っているのか?」

 

「2人ともよさないか、

 マトモな大人の話し合いとは思えん」

 

 振一郎がそう制すると、壊は素直に、覚は何か言いたげに口の中でブツブツ文句を言いながらも引く。

 まだ怒ってはいないが、父は怒ると怖いのだ。

 

「とにかく、今は壊くんの事情の方が優先だ。

 その後で殴り合いだろうが殺し合いだろうが、本人の意思で好きにすれば良い」

 

 ――良いのかよ、殺し合い。

 聞いていた壊も覚も同時にそう思ったのだが、お互い振一郎が怖くて何も言い返せなかった。

 

「――で? 壊くんはどんな用事できたのかな?

 何やら頼み事があると聞いていたのだが」

 

「ああ、はい、その事なんですが……良かった。どこかの乱暴な女性に壊されてはいないようです」

 

「へぇ、誰かしらその乱暴な女性って。きっと乱暴されてもしょうがない事を貴方がしたんでしょうね」

 

 壊の方を見ずに言った皮肉も無視して、壊は懐から小さなガラス瓶――確か、アンプルという薬の入れ物だったはずだ、と覚は思い出していた――を取り出した。

 中には、薄いピンク色の液体が入っている。

 

「……これは?」

 

 壊から受け取ってアンプルを見ながら、振一郎が聞く。

 

「――正式名称かどうかは知りませんが、名前は《エヴォリミット》。

 調べ上げた情報に依れば、大変信じられない事に、個性を強化する薬のようです」

 

「――あり得ないわ」

 

 振一郎が口を開く前に、覚が否定の言葉を放つ。

 だが、それはこの場の全員が思っている事だ。

 ――個性は文字通り、十人十色だ。

 例えば増強型個性でも大きく違いが出る。

 筋力、俊敏性、耐久力、持久力、様々な部分のどこが強化されているかも分からない。筋肉そのものを増やす人間もいれば、電気信号を変換し強化している者もいる。

 つまり、個性そのものが千差万別。それを軒並み強化出来る薬は存在しない。

 だがそれでも、壊は首を振る。

 

「信じたくないが、事実だろう。

 実際この薬を持っている敵が、個性などの事前情報などとは比べ物にならないほど力を強化していた……いや、強くなりすぎてそもそも原型を失っている人間もいたな、色んな意味で(・・・・・・)

 

 個性を単純に強化されただけならば良いが、その薬の所為で強制的に個性を扱いやすい肉体に作り変えられる……つまり後天的、強制的に異形型にさせられた(・・・・・)者も、壊は調査の過程で何人も見てきた。

 

「うち専属のラボで調べてもらったんですが、全く分からない。どうしてこのようなものが出来たのかも、どうしてこれで個性を強化出来るかも分からない。未知の薬だよ」

 

 成分などを調べて見ても、確かに内容成分などは独特だが、その割に何も機能しない。人間の個性を強化するどころか、本当に何もしない。有害でもないが無害でもない代物だという事が分かっただけ。

 それで様々な個性の持ち主を強化しているのだから、本当に謎の薬だ。

 

「プラシーボ効果を狙った偽薬という事も考えられますが、それにしたって特殊だ。まぁ、それは正直問題じゃない。弱い敵がいくら個性を強化したところで多寡が知れています。

 問題なのは、これが様々な組織や敵の手に渡っている……流通しているという事なんです」

 

 今までいくつかの組織、敵に接触し、倒し、時には懐柔し、時には拷問して手に入れた情報はそう多くない。

 1つ、今の裏社会でこの薬のことを全く知らないなんて人間はいない。

 噂程度にしか情報を知らない者から、真実どころかそれを持っている人間まで様々だが、エヴォリミットの名前を聞いた事がない人間はいなかった。

 つまり、そこまで十分「宣伝」はされているという事だ。

 2つ、誰が作ったか謎という事だ。

 エヴォリミットを仕入れ、売り捌いている組織や敵は多いが、どこで、誰が、どの様に作っているかは分からない。壊が様々な情報網を探っても出てこないというのは、自分で言うのも自慢の様に聞こえるかも知れないが、ちょっと異常だ。何せ仕入れている人間でさえ、受け渡しを直接行なっているわけではない。

 取引は全てネット、メールアドレスも使い捨て、どこから発信したかも追えない、入金は架空口座、しかも電子的操作で様々な口座を経由しているため足取りを追う事も難しい。

 そして3つ目――その作って売っている何者かは、ヒーローの情報を恐ろしいほど、正確に掴んでいると言う点だ。

 ブレイカーも含めた他のヒーロー達の情報まで把握し、自分達の形跡を全て消し、薬の実物を掴ませる事も今までなかった。

 ――目の前にある、このアンプル以外は。

 

「その薬は、昨日潜入した倉庫にありました。運んでいる最中に落としたのか、それともわざとだったのか……それともう一本だけ部屋に落ちていました。

 一本は検査に回してしまっったので、手元にある最後の一本です」

 

 ――なるほど、彼があの場から持って行ったものはこれだったのか。

 少し癪に触りながらも、何と無く納得する。

 もし薬を覚が見つけていたならば、今回の件とは関係ないと判断して警察にそう言って渡していたが……あるいは無視していただろう。

 ある大きな事件の証拠品ならば、頑なに手放さなかった理由も解る。

 

「……あの時、そう言えば良かったじゃない」

 

「ヒーローの内部情報が向こうに伝わっているんだぞ? もしかしたらあの場で話を聞いている敵がいたかも知れない。そう考えれば、迂闊なことは言えない。

 向こうはそもそも、この薬を目当てで動いている人間がいるとは思ってもらいたくはないんだ……もっとも、バレたらバレたでやりようがあるんだけどね。

 それに――俺は、お前を信用していないよ」

 

 冷徹な顔――ブレイカーとしての顔で、壊は覚を睨む。

 

「――どういう意味?」

 

 覚も、壊を睨みつける。

 

「言っただろう? ヒーローの行動や警察の動きが筒抜けなんだ。

 内部情報を得る上で1番簡単なのは、内部への潜入やスパイの派遣、もしくはヒーローや警察を懐柔する事だ。

 君が懐柔されていない保証が、果たしてどこにあるのやら」

 

「私が、犯罪に手を染めていると?

 アンタが獲物にしている様な連中と一緒にしないで。私はそんな事しないわ」

 

 いくらヒーローという職業の現実に嫌気がさしていたとしても、犯罪者になる程愚かではない。

 だが、そんな覚の言葉も、壊の心には全く響かない。

 

「――俺の潰したヒーローは、だいたい君みたいな人だよ。

 ヒーローという夢の職業に就いたものの、結局現実的な側面で絶望する。分からないでもない、現実はいつも非情だ。その非情さに悲しさを覚え、その中で名を残して行こうと足掻こうとすると、選択肢として登場するのがヤラセや犯罪だ。

 つまり……君みたいな奴が1番危ないんだよ」

 

「――いい加減、馬鹿にしないでくれる?

 私はヒーローであると同時に武術家よ。自分を律する事くらい出来る」

 

「さて、どうかな。正直君にはまるで興味が湧かなくてねぇ、調べる事もしてないんだけど」

 

 一触即発。

 お互い強者であるが故に、既に気配だけは戦い始めている様に、空気は冷たく、鋭くなって行く。

 それを止めたのは――振一郎の一声だった。

 

「やめなさい。愚かな。

 こんな事でけんかをしてもしようがない。問題は、この薬がどう出回っているか。真の犯人を捕まえないと話にならない」

 

 アンプルを目の前に置くと、振一郎は小さく溜息を吐く。

 

「話は大体わかった。

 ようは壊くん、君は私に協力して欲しいんだな?」

 

「はい、そうです。

 師匠の、いえ、正しくは動島流の情報網と伝手を頼りに来ました」

 

 動島流の門下生の多くがヒーローや警察との繋がりだ。そこから生まれる情報網は広く、同門という共通点で繋がっている故に情があり、情があるからこそ引き出せる情報もあるだろう。

 それを使えば、警察が独自で隠し持っている情報も引き出す事が出来、他のヒーローが握っている情報や、もし上手くいけば協力だって取り付ける事が出来るかもしれない。

 

「ふむ、随分珍しいやり方だな。

 君は基本少数精鋭主義だろう? 人海戦術と来るか」

 

「今回は、エヴォリミットそのものや情報が、裏社会全体に広がっています。自分の事務所だけではどうしても無理がある。

 勿論、行動や情報交換などは出来るだけ極秘でないと敵に勘付かれ、完全に闇の奥に潜んでしまう可能性があります」

 

「では、協力出来る人間も多過ぎると困るわけだ」

 

「はい。出来るだけ最小限で」

 

「ふむ……」

 

 振一郎は少し考え込む様に顎に手を当てる。

 ……壊は、とてもややこしい人間だ。

 彼は彼なりのルールや手法で捜査を行う訳だが、そもそもそういう事に難色を示すヒーローも多い。そういうのは警察の領分だと考えているからだ。

 さらに壊のやっている事はある意味正当性があるが、噂と実際にやっている事の所為で、同業者から好かれていない。警察も、彼の行動が利益になっているから目を瞑っているが、そうでなければ捜査されるのは壊本人だろう。

 ……そういう経緯の中で、自分のコネクションで彼と他の人間を引き合わせるのは、難しい。

 

「……誰でも良いのかい?」

 

「ええ。師匠ほどの人格者が懇意にしている人間であれば、どの相手でも信用出来ます」

 

 そこで、信頼という言葉を使わない辺り、壊らしいだろう。

 その言葉を聞くと、振一郎は微笑む。

 

「なら、丁度良い相手がいる。

 

 

 

 覚、壊くんに協力してあげなさい」

 

 

 

「………………………………………………………………ハァ!?」

 

 私には関係のない話。

 そう思って呑気にお茶を啜り、お茶請けに出した水羊羹を堪能していた覚は、素っ頓狂な声を上げる。

 

「ちょっと待って、何で私!?」

 

「お前以外に適任がいなくてね。良いじゃないか、お前と関わりが全くない訳でもない」

 

 振一郎の言葉に動揺しているのか、壊も目を見開いている。

 

「だとしても、私彼に協力するなんて嫌。

 相性が悪いの、見て分からない?」

 

「ああ、だからこそだ」

 

 振一郎はそう言うと一度姿勢を正し、覚を見る。

 

「覚。お前はここ最近あまり、ヒーローという仕事にちゃんと打ち込めていないのではないか?」

 

「…………っ」

 

 その言葉に、覚はなにも言い返せない。

 ブレイカーに言われた言葉も、振一郎に言われた言葉も事実だからだ

 こんな風にヒーローをやっていたい訳じゃない。どんな仕事でも、どんな人でも、笑顔で救えるヒーローになりたいと思ったからなったのに、最近は愚痴しか言っていない。

 これじゃあ、何の為に人を救えるような立場になったのか、分からないじゃないか。

 

「お前は、少々視野が狭いと言うか、1つに向けて走れば周りが見えなくなるという事もある……壊くんは、ある意味お前と真逆の人物だ。

 そう言うのを見て、刺激を受ける部分があるだろう」

 

 ……覚はゆっくりとした動作で、隣に座っている壊を見る。

 

「アンタは、良いの?」

 

「……協力を頼んだのはこちらだ。それを無下に断れるほど、僕はわがままじゃない。

 君がどうしたいかは知らないけどね」

 

 どこか不承不承でありながらも納得している雰囲気の壊。

 昨日初めて会ったが、こう言う事に関してはクールに対応するタイプの人間のようだ。

 

「……私は、アンタの下に付くつもりはない。

 協力というからには対等。情報交換と同じ戦線で戦うだけで、どっちが命令する側にもならない。それで良い?」

 

 自分より実績やヒーロー歴が長いからと言って、誰の下に付く気もない

 何より――今ここにいるこの男に、自分への命令権を持たせるのはまずい。そう覚の本能が告げているのだ。

 当の本人は、一瞬だけ悩むように視線を泳がせるが、すぐに先ほどと同じような笑みを浮かべる。

 

「……良いだろう。

 ただし、必要な事は君に〝お願い〟するけど、それは構わないね?」

 

「……仕方ないわね」

 

 覚は自分で言うのも何だが、戦闘に関わるくらいしか取り柄がない。

 正直推理が出来るほど思考力は高くないし、作戦を立てるなど以ての外。「全員殴って止める」ぐらいしか思い浮かばない。

 そう言う意味でも、彼の言葉は聞いておく方が利口だろう。

 

「じゃあ、」

 

 そう言って、壊は手を差し出してきた。

 覚は、その手と壊の顔を何度か見比べてから……チョキを出した。

 

「私の勝ちね」

 

 フフンッと自慢げにドヤ顔している覚。

 ポカンとする壊。

 呆れ顔で眉間を指の腹で揉む振一郎。

 ……後に、このシーンを思い返す度に恥ずかしさにのたうち回る事を、覚は知らない。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「……で? 上手くいっているのかい?」

 

「はい〝先生〟。今のところ出回っているエヴォリミットは、上手くいってるみたいです」

 

「それは重畳。やっぱり、臨床試験はやらないと、薬は大変だからね」

 

「はい……ですけど、その分問題点も多いです。副作用はどんな個性の人間にも現れるようです。抑える方法は、まだ見つかってないのでしょうか?」

 

「難しいね……ドクターはよく頑張ってくれているが、どうしてあのような(・・・・・)作用をもたらすのか、原因が掴め切れていないからね」

 

「ドクターにもですか? 作った本人も分からない何て事、あるんでしょうか?」

 

「エヴォリミットそのものが偶発的に生まれてしまったものだからねぇ……その分、使えなくなれば廃棄処分にもなるだろうけど」

 

「ですが、自分や彼女(・・)のような存在もいます。一概に副作用を懸念しなくても良いのでは?」

 

「君らは特殊だ。副作用が上手く働いた……もしくは、副作用が気にならない性格だったからだ」

 

「……お褒めの言葉と受け取っておきます」

 

「褒めているんだがね……まあ良い。報告は以上かい?

 ならば、これまでと何も変わらない。エヴォリミットを広め、データを揃えてくれ」

 

「分かりました……死歌姫(ローレライ)にはなんと?」

 

「特に言う事はないが……ああ、そうだ。

 今度、彼女をこちらに連れてきなさい。一緒にディナーを楽しもうと」

 

「承知いたしました。伝えておきます」

 

 

 

「……やれやれ、彼らにはあまり羽目を外してもらいたくはないのものだ。

 実験をしてくれるのはありがたいが……さぁ、どうなるかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 闇は、暗躍を続ける。

 表の世界の人間には気付かれないように、ゆっくりと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっと短くなりましたが、第2話です。
楽しんでいただければ幸いです。


次回! 蒔良さんが微笑むぞ! お楽しみに!!


感想・評価心よりお待ちしております。

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